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2009年10月15日 (木)

CD聴盤日記(10/15):Mitch Easter プロデュース物の紹介その2

Mitch Easter プロデュース作品紹介(個人的ベスト物)のその2です。
昨日の3枚に続いて3枚と、最後に Let's Active へのトリビュート盤の
紹介です。

Bobby Sutliff -Only Ghosts Remain-
Sutliffbobby  

Windbreakers という80年代に活動したギター・ポップデュオの一人。
Windbreakers は82年~91年まで活動し、Don Dixon,Mitch Easter,
Russ Tolman 等のプロデューサーがアルバム製作を手掛けた。
手作り感一杯のアコースティックだけど、ザックリとした粗さのあるエ
レキギターサウンドで、ガレージ風味を持ったギター・ポップを聴かせ
てくれてた。dB's や R.E.M.、Smitherenns などと並ぶカレッジ・ミュ
ージック・シーンの重要バンドの一つである。
解散後もレア音源集とかベスト盤がリリースされたり、人気の高さが分
かる。又、メンバー二人は各々ソロ活動で活躍しており、現役ギター・ポ
ッパーとしてアルバムもリリースしている。
Bobby は5枚のCDをリリースしており、今回紹介のアルバムは、最初の
CD。1stソロのミニアルバムに6曲を追加した11曲入りのフルアル
バムとしてリリースされたもので87作。
Windbreakers が持っていた粗さが抑えられ、綺麗なギターサウンドのピ
ュア・ギター・ポップに仕上がっている。
メロディーはフォーキーさとポップさを併せ持った耳馴染みの良いもの。
何度も聴きかえしたくなるアルバムである。
実はこのCD、存在を知ったのはリリースから何年も後のこと。
少なくとも店頭に出回った気配はなし。Windbreakers のCDさえ店頭で
見ることはほとんどなかった。
95年頃にネット購入をし始め、購入先のアメリカのショップに、アメリ
カなら簡単に入手出来るんじゃないかと思い、相談を持ちかけた。
そしたら、期待通りの答えで、「既に廃盤だけと中古ではよく見るから、
直ぐに入手出来ると思うよ」という答え。
しかし、その返事から待つこと数年。たまに状況を確認したりすると、「ま
だ見つからない。見つけたら直ぐに送るよ」と言われ続けた。そして遂に
入手出来たのは確か今世紀に入ってからだったと思う。
LPでは既に持っていたけど、やはりCDの存在を知ったからにはCDで
入手したかったのである。
そんな思い出も込みでのベスト物への選出である。

Two Pound Planet -Songs from the Hydrogen Jukebox-
M67941qdmhe  

CDのライナーによれば、バンド自体は86年に活動を開始し、カセット
を Urban Edge というバンド名でリリースしたとのこと。このカセットも
Mitch Easter のプロデュース。
今回紹介のこのCDは、93年のリリースで、最初のカセットリリースの
曲も採録されているとのこと。
演奏は、Mitch Easter が手掛けたことが納得の、ギター・ロック。
力強いギター・サウンドとポップなメロディー、時にアメリカーナなルー
ツ感を持ったフォーク・ロックも楽しめる。
このCD以外にはもう一枚だけ、6曲入りのEPがリースされている。
尚、既に解散していて、主要人物のJerry Chapman は Life In General と
というバンドで活動中。更にソロアルバムも3枚リリースしている。
他のメンバーもソロ活動を行なっている。

The Connells -Boylan Heights-
D60482g29lc  

85年にデビューし、01年までに8枚のアルバムをリリースしており、
全てがCD化されている。
デビューアルバムは Don Dixon が手掛け、この2ndアルバムは Mitch
Easter という、インディーズ界のエリート街道を歩んできたバンド。
最後の方の数作では、ギター・ポップからルーツ・ロックへと演奏スタ
イルを変えているが、良い味のネオ・ルーツで、大歓迎。
リーダー格の George Huntley は96年にソロアルバムをリリースして
おり、ネオ・ルーツサウンドを聴かせてくれた。
この路線が以降の Connels の路線に近い感じである。
さて、ここで紹介する Connels の2ndアルバムであるが、ジャケットデ
ザシンはなんとなく暗く、ハードコア・パンクっぽい雰囲気を出している。
購入したのは20年以上前であるが、最初このジャケットを見た時には全く
購入意欲が沸かなかったが、裏を返して Produced by Mitch Easter  とい
う文字を見て手が震えたことを今でも覚えている。当時は、Mitch Easter プ
ロデュースのCDがを追いかけ始めたばかりで、彼の名前がクレジットされ
たCDを見つけると、それだけで幸福感に包まれた。(大げさではない)
当時はネット購入など存在しないので、ひたすら店頭で一枚一枚丹念にCD
を裏返してクレジットを確かめ、場合によっては、ジャケットを取り出して
中を見て確認したり、シールドされている現在では考えられないようなこと
を平気で行なっていたのである。
さて、思い出話はここまでで、アルバムの内容である。
出だしはやはり、ジャケットイメージ通り、暗い。重々しいのである。
デビュー1、2枚目までの R.E.M と同じ雰囲気の暗さ。
しかし、綺麗なギター・サウンドが絡み、早いテンポに転調すると、これ
がメロディアスなギター・ポップに変身。
1曲目が終わった段階で、完全にジャケットから受けた印象は払拭された。
ポップでノリの良いギター・ポップで、インディー特有の無国籍感が心地
良い。
2曲目以降は最初からギター・ポップでアコースティク感が心地良く、爽や
かな感じすら抱く演奏。メロディーは暗さというよりは、秋を感じさせる哀
愁味。優しさがあって、脱力系の鼻声ボーカルと良くマッチしている。

最後に、ベスト物番外編として、Let's Active へのトリビュート盤を紹介。
V.A. -Every World:A Tribute To Let's Active-
G00122da3pb

Bill Lloyd,Don Dixon,Jamie Hoover など、荘々たるメンバーが集まっての
カバー集。Let's Active とは違った演奏スタイルで聴くと、楽曲自体のポッ
プさとメロディーの良さを改めて認識することができる。
ここで取り上げたアーティスト、Jerry Chapman,Bobby Sutriff も参加して
いる。全20曲!!

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