« CD聴盤日記(1/4):Dave Alvin 紹介 その2です。 | トップページ | CD聴盤日記(1/6):Dave Alvin 紹介その4 プロデュースワークの後半。 »

2010年1月 5日 (火)

CD聴盤日記(1/5):Dave Alvin紹介その3。プロデュースワークです。

今日は昨日に引き続き、Dave Alvin のプロデュースワークの紹介です。
数多くありますが、ベスト10!!ということで、10枚の紹介です。
今日は半分の5枚です。
私が知る限り、最も古い他人のプロデュース作は、93年の"Midnight To Six"
というスウェーデンのルーツ・ロックバンドです。
先ずはこのバンドから。

MIDNIGHT TO SIX - HI LO MUSIC(93年)
 20091014105929hilomusic  
 スウェーデンのアメリカーナ~ルーツ・ロックバンド。
 アコデーィオンとマンドリンのフィーチャーが特徴のテキサススタイル。
 この93年のアルバムは私が知る限り3枚目のアルバムで、Dave Alvin
 関連のアーティスト達がゲスト参加している。
 Greg Leisz、David Hidalgo、Secar Rosasである。
 このメンバー達から想像できる、骨太でダンサブルなルーツ・ロックを
 楽しめる。とにかくアコーディオンの陽気な演奏が、まるで運動会での
 バックミュージックのような楽しさを演出している。
 このバンドのディスコグラフィは次の通り。ネットで調べても詳細は不
 明なので、私の所有CDのみ。 
  The Clash On The Jukebox(And You On My Mind)(90年)
 015  
 Trains Carwrecks And Heartaches(92年)
  016  
 Down At The Midnight Cafe(EP)(92年)
  020  
 Round & Round Lost Again(EP)(93年)
  018  
 Tighten Up(94年):このアルバムには Dave Alvin がゲスト参加。 
  017

 
Big Sandy & His Fly-Rite Boys -Jumping from 6 to 6-(94年)

 D66508irrhj  
 Big Sandy は、50年代スタイルのウェスタン・スィング~ロカビリーを
 演奏するルーツ・ロッカー。
 90年にデビューして以来、これまでに10枚以上アルバムをリリースし
 ている。
 この Dave Alvin プロデュース作は3枚目で、この次のアルバムも Dave
 がプロデュースしている。
 コテコテとも思える50年代のオーセンティックスタイルは Dave のプロ
 デュースによってどのように変るのか非常に期待したのであるが、結果は
 さほど変らず。
 やはり50年代のオーセンティックスタイルである。
 しかし、ノリノリで実に気持ちの良い演奏のオンパレード。
 さすがに、デブのルーツ・ロッカーは信頼出来る!! 
 ところで、Big Sandy であるが、イギリスのカリスマ的ギターバンド、The
  Smith のリーダーMorrisseyのソロ作でバックバンドをつとめたことで有名
  になったという記憶があるのであるが、これは思い違いなのか、ネットで
 調べてもそのようなエピソードを発見することは出来なかった。

Billy Bacon & Forbidden Pigs -Other White Meat-(95年)
 D15620b6v1e  
 Billy Bacon はサンディエゴのテキサンルーツ・ロッカー。
 91年に The Beat Farmers の ギタリスト/ボーカルの Buddy Blue の
 プロデュースで1stアルバムをリリスしている。
 このアルバムは3rdアルバムで、実はこの前の2ndアルバムも Dave Alvin
 のプロデュースである。
 ロカビリーをベースにした、テックス・メックス、ブルースをミックスし
 た演奏スタイル。ふざけたジャケット通りの陽気さを失わない明るい演奏
 である。
 時々スペイン語で歌われるのはテキサススタイルであるが故。
 ラテンフレイバー溢れるノスタルジックな曲がアコーディオンの演奏と溶
 け合って、陽気なランチェーラや、ラテンポップスまで聴かせる。
 ノリノリ且つ、ブルージーな泥臭さ一杯の演奏である。

Chris Gaffney -Loser's Paradise-(95年)
 D372679flf3  
 80年代から活躍している、これまたテキサンスタイルのルーツ・ロッカ
 ー。残念ながら、一昨年死亡してしまい、昨年、Dave が中心になってトリ
 ビュート・アルバムをリリースしている。
 このアルバムは5枚目のアルバム。これ以前のアルバムには Dave は客演
 はしているが、プロデュースはこれが初めてになる。
 又、Chris は Dave Alvin のバックバンドである The Guilty Men のメン
 バも勤めていた。
 Chris のトレードマークはアコーディオン。テックス・メックススタイルの
 明るくノリの良い演奏を聴かせてくれる。
 ラテン~テキサス特有の哀愁味のあるメロディーを陽気な演奏で聴かせる。
 実は非常に日本人好みの音楽のはずであるが、日本で話題になったことは
 勿論なく、日本盤も勿論ない。唯一、彼が Paladins の Dave Gonzares と
 組んだ "Hacienda Brothers"のアルバムが日本盤で出ているのみ。残念。

TOM RUSSELL - ROSE OF THE SAN JOAQUIN(95年)
 Tomrusselrose  
 Tom Russell は70年代から活動しており、テキサスの地味なフォーク系
 SSWであった。
 80年代に Tom Russell Band の活動を初めてからは、ロックバンドスタ
 イルで、テキサス・カントリーベースのルーツ・ロックを披露。
 Dave Alvin をはじめ、黒人ガレージロッカー Barrence Whitfield との
 コラボなど、ロックへのアプローチが見事なほど。
 Dave Alvin との共作曲も多く、二人の親交の深さをうかがうことが出来る。
 この Dave プロデュースのアルバムは、ゆるさが心地良い、テキサンロック。
 正にテキサン三部作(たまたまですが)のトリを飾るに相応しいアルバム
 である。
 Billy Bacon も、Chris Gaffney も、アコーディオンは陽気且つダンサブル
 であったが、このアルバムで聴けるアコーディオンは優しさと癒しと哀愁。
 Tom Russell のボーカルも優しく語り掛けるような歌い方となっている。
 フォーク・ロック的な味わいが、カントリーよりも勝っており、70年代
 のフォーク・シンガー Tom Russell の復活を見事に演出している。

本日はここまで。
残り5枚は又、別途。

|

« CD聴盤日記(1/4):Dave Alvin 紹介 その2です。 | トップページ | CD聴盤日記(1/6):Dave Alvin 紹介その4 プロデュースワークの後半。 »

音楽」カテゴリの記事

聴盤日記」カテゴリの記事

CD」カテゴリの記事

ルーツ・ロック/オルタナ・カントリー」カテゴリの記事

Blasters~Dave Alvin」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: CD聴盤日記(1/5):Dave Alvin紹介その3。プロデュースワークです。:

« CD聴盤日記(1/4):Dave Alvin 紹介 その2です。 | トップページ | CD聴盤日記(1/6):Dave Alvin 紹介その4 プロデュースワークの後半。 »