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2010年1月 6日 (水)

CD聴盤日記(1/6):Dave Alvin 紹介その4 プロデュースワークの後半。

今日は Dave Alvin プロデュースワーク紹介の後半5枚です。

The Derailers -Jackpot-(96年)
 E86666d9ma2  
 ベイカーズ・フィールドスタイルのホンキートンク・カントリー。
 ジャケット写真ではリーゼントで固めたロカビリー野郎三人組に見えるが、
 演奏はコテコテと言えるほどのど・カントリー。
 ここまで伝統的スタイルで直球で迫られると、返って何も抵抗出来ず、押し
 倒されてしまう。 
 まさか Dave Alvin がここまでカントリースタイルをプロデュースするとは
 思っていなかった。しかし、Dwight Yoakam が親友であることを考えると、
 このスタイルもありだなと納得。

Red Meat -13-(98年)
 D407627vv1u  
 トゥワンギースタイルのオルタナ・カントリーバンド。  
 97年のデビュー以来これまでに4枚のアルバムをリリース。
 2nd以降は Dave Alvin がずっとプロデュースを手掛けている。
 一聴、伝統的スタイルのカントリーにも聴こえるが、ギター・ポップな要素
 を持った演奏も披露。楽曲の幅が広い。
 メンバーの Jill Olson と Steve Cornell そして Michael Montalto の3人
 は、90年代初頭に The Moovie Stars という無国籍な味わいのあるルーツ・
 ポップバンドで活動。
 アコーディオンやマンドリンを使用した明るく陽気でドライブ感タップリの
 アコースティック・ロックを聴かせてくれた。わずか2枚のアルバムを残し
 て解散したようである。Jill Olson はソロアルバムのリリースがあり、
 Steve Cornell は、Buckets 等いくつかのオルタナ・カントリー系のバン
 ドで客演を行なっている。
 行なっていた。この3人が、Movie Stars 解散後の7年後に揃って参加した
 バンドがこの "Red Meat"。
 トラッド風味も持ったバンドかと思ったが、アメリカーナ一筋であった。
 でも、カントリーとは異なったメロディアスさを持ち、まるでギター・ポッ
 プ用の楽曲をカントリースタイルで聴いているような気持ち良さを感じる。
 尚、
Movie Stars の2枚のアルバムは次の通り。いずれも90年作。
  "0Heck-Ola!"(左)、 "Head On A Platter"(右) 
  014_2   
 
KATY MOFFAT - LOOSE DIAMOND-(99年)
 Katyloose  
 70年代から活動するフォーク系の女性SSW。
 90年にリリースされたアルバム"Child Bride"を Blasters~Los lobos
 の Steve Berlin がプロデュースし、ここにDave Alvin がゲスト参加して
 いた。
 逆にDave のアルバムに Katy がゲスト参加したりしていたが、遂に Dave
  Alvin がプロデュースしたのがこの99年のアルバム。
 Tom Russell がライナーを書き、ドラムに Bobby Lloyd Hicks、ギターで
 Rick SheaやGreg Liesz 等、Dave 人脈が参加。
 パワフルながら味わい深いフォーク・ロック~ルーツ・ロックに仕上がっ
 ている。ちょうど、Dave Alvin の "Blackjack David"や"Public Domain"
 に近い音作りである。
 このアルバムのハイライトは間違いなくラストの一曲前。
 何と、Blasters の豪快なノリノリの"So Long Baby Goodbye"を、アコー
 スティックでメロウなフォークに仕立て上げた。
 なんともメロディアスで優しい曲に大変身で驚き。元々の曲自体が良けれ
 ば、どんなバージョンへのアレンジにも耐えられるという良い見本かも知
 れない。

Christy McWilson -The Lucky One-(00年)
 E20021ipsb2  
 Picketts というオルタナ・カントリーバンドのメンバーであったが、バ
 ンドは96年以降活動を停止している。
 そこで、ソロデビューを飾ったのかこのアルバム。Picketts はパンク~
 ガレージ系のレーベル Pop LLama からで、その後は Rounder に移籍した
 ので、彼女のソロが Hightone Records というのは Dave Alvin の影響か
  もしれない。
 演奏は、骨太なオルタナ・カントリー。
 伝統的カントリースタイルとは違ったルーツ・ロッキンな演奏である。
 R.E.M. の Peter Buck、Mike Mills、Old 97's の Rhett Miller 等が
 ゲスト参加。勿論、Dave 人脈からも Rick Shea、Greg Leisz、Chris
  Gaffney、Syd Straw 等が参加している。
 フォーク、カントリー、テックス・メックス等、アメリカーナの香りプ
 ンプン。
 USインディーズの良心的アルバムである。

Jill Olson -My Best Yesterday-02年)
 F25433kyoc1  
 Movie Stars~Red Meat の女性メンバーのソロ第二弾。
 1stソロは、オルタナ系のギター・ポップ~パワー・ポップのレーベル
 Eggbert からリリースされていた。
 この2ndソロは全く聞いたことのないインディーズからのリリース。
 やはり、オルタナ・ギター・ポップの雰囲気があり、カントリーっぽさ
 はあまり感じられない演奏となっている。
 Dave Alvin よりは、Don Dixon や Mitch Easter がプロデュースして
 いそうな爽やかなフォーク・ロック~ギター・ポップに仕上がっている。
 あの Red Meat で聴かれたようなカントリーがウソのよう。
 まるで Movie Stars 時代に戻ったかのような爽やかさとアコースティ
 ック感である。

以上で、Dave Alvin 紹介は終了です。

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