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2010年3月12日 (金)

CD聴盤日記(3/12):今日は2枚聴盤。Horst-Peter Schmidt、John Hiatt。

CD Baby購入CDの聴盤は今日で完了。
先週末に到着したアマゾン到着物に着手です。

先ずはCD Baby購入CDの最後です。
Horst-Peter Schmidt: Phoenix
Horstpeter_schmidt  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:初期 Byrds のフォーク・ロックサウンドをそのまま模したかのような、12弦
    リッケンバッカーの独特響きの「リン・リンサウンド」で爽やかでメロディア
    スなフォーク・ロックを聴かせてくれる。
    このアルバムは完全自主制作の今年の最新作。
    手作り感一杯のチープ感漂う録音ながら、12弦リッケンサウンドの響きは
    文句なし。
    録音の質の低さが、あたかも Byrds の未発表音源のような錯覚すら覚え
    させる。
    これを狙っての演出効果か、という疑問すら抱くほど。
    10枚以上のアルバムをリリースしているようであるが、ネット検索でも全く
    掛からず。是非全アルバムを聴いてみたいものである。

次がアマゾン購入CDです。
John Hiatt "Open Road"
John_hiat  好度:4
 ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:70年代から活躍しているルーツ・ロッカーの今年の新作。
    今回作は、John Hiatt も含めて4人のバンドだけの録音。
    ゲストのクレジットはなし。
    更に使用楽器もシンプルそのもの。
    John 本人がボーカルとアコギとエレキ・ギターを担当。
    他の3人は、エレキ・ギター、エレキ・ベース、ドラム。これだけ。
    ここまでシンプルなバンドアンサンブルオンリーでの録音は初めてでは
    ないだろうか。
    逆にこの4人のバンドだけでの録音ということに、John のこだわりと意気
    込みを感じる。
    緊張感とリラックス感を併せ持った演奏で、ブルージーさとポップさの
    両方を感じさせるアメリカン・ロックである。
    楽曲のメロディーラインは Nick Lowe を思わせる。
    アメリカの田舎臭さをまとった Nick Lowe という例えは、ほめているのか
    けなしたことになるのか不明であるが、本当にそんな雰囲気の楽曲と演奏
    なのである。
    サウンド的には、オルタナ・カントリーのようなザラツキ感を持たせている。
    しかし、カントリーっぽさは無い。乾いたアメリカン・ロックである

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コメント

エル・テッチさんの「サイトあらし」的登場は大歓迎。いつも熱いコメントを頂き本当に嬉しがっています。
今回はネオ・ロカということで、少し私もコメントを。
先ず Stray Cats ですが、このバンド全く興味がありませんでした。ファッション優先のアイドル物という認識でした。
しかし、Dave Edmunds がプロデュースしたことが分かり、直ぐにマスト・バンドに昇格。
でもやっぱり正直、演奏自体を良いと思って聴き返すということはあまり無いのです。
Brian Setzer のソロや、Lee Rocker のソロの方が好きです。
理由は、ソロの方がアメリカンな雰囲気の演奏なんですよね。
私は欧産ネオ・ロカよりは、Blasters タイプの米産が好みです。あるいはパブ・ロック風のブルージー物です。
欧産ネオ・ロカに求めるのは、Shakin' Stevens のようなオールディーズ風味の効いたものか、Good Rockin' Tonight や Fire Birds のような爽やか系です。なので、Stary Cats や Pole Cats は正直今ひとつなのでした。
テッズ系は、パブ・ロック系として大好きなのです。Rocky Sharp も毛色はちょっと違いますが、オールディーズ系で大好きです。
Shakin' Pyramids は爽やか系で好きです。Pole Ctas は Dave Edmunds プロデュース物だけ買ってます。
Buzz & Flyers は Sylvain Sylvain プロデュースなんですよね。
他にバンドは今一だけどメンバーのソロは好きというのが Rockats です。このバンド、中途半端にニューウェーブが入っていてダメなのですが、Levy Dexter のソロや、Tim Scott のソロは大好きです。特に Tim は ソロ以外でも Havalinas というワイルドなルーツ・ロッキンバンドも組んでいましたね。今はスウェーデンが活動拠点なので、CD購入が非常に面倒なのが困っていることです。

で、密かに不思議に思っていること。それは、ネオ・ロカのバンド名には "Cats" がついて、ルーツ・ロックのバンド名には "Dog" がつくのが多いということです。
Stray Cats、Pole Cats、Blue Cats、Rumble Cats、Ace Cats、13 Cats、Swing Cats、Found Cats、Bop Cats、Tin Roof Cats、
ああ~きりが無い。
一方、Dogsは、Blue Dogs、Diamond Dogs、Farm Dogs、Old Dogs、Dogs Eye's View、Lost Dogs、Dogs & Pony Show、Street Dogs 等々。
戯言でした。
70年代のテッズ系ロカビリーの中で、Match Box の名前が出ましたが、そうです。Wild Bob Burgos はこのドラマーで、文句なしのテッズです。結局、テッズは音楽ジャンルそのものというよりはファッションから出た言葉のようなので、音楽性だけだと普通にロカビリーなんですよね。ネオ・ロカとの違いはエレキ・ベースであることかなと思うくらいです。

Bottle Rockets ですが、そうでした。Doug Sahm カバー集がありました。
エル・テッチさんが Doug Sahm 関連を深く追求されていること、よく分かりました。
私が知る Doug 客演物だと、Jesse Dayto(Road Kingsメンバー)、Ed Burleson(テキサスカントリー)、Jake Andrews(ブルース・ロック)辺りがマイナー物にありますね。
You Am Iはオーストラリアのパワー・ポップバンドですね。一通り購入しているバンドです。
でも、まさか Doug Sahm をタイトルにした曲があったとは気付きませんでした。見たらありました。どんな曲かなと思って聴いてみましたが、やはり予想通り、テキサスっぽさは全く感じられない、You Am I の音でした。面白いものですね。

Google Alert は知りませんでした。そんな優れ機能があったんですね。是非活用したいです。
あと、ご紹介の Nobody 、聴きました。いやあ~、ビックリです。
ここまで、まんまコピーだと嬉しくなりますね。本家の演奏と言われてもちょい聴きじゃ、疑いませんね。
彼らのベスト盤CDをアマゾンの試聴で聴きました。こりゃダメですね。いかにも80年代のロック歌謡。聴けません。
でも、なぜか11曲目以降の曲は普通に英米ロックで楽しめそう。
実は今日の店頭購入で Nobody の「ノーボディー・ソングス」というジャケットにギターが一杯出てくるやつを中古盤ですが見つけたので購入して来ました。オマケのCDシングル「ザ・マージー・ビート・メドレー」付きです。
これが中古の新入荷コーナーにあったんですよね。今週エル・テッチさんから紹介を受け、今日これが中古の新入荷コーナーにあったなんてあまりに偶然過ぎます。運命を感じて購入しました。まだ聴いていませんが、聴いたら聴盤日記にアップします。

非常に長くなりましたが、以上です。ではでは。

投稿: CDバカ | 2010年3月20日 (土) 21時58分

CDバカさん、どーもエル・テッチです。「サイトあらし」のように登場してすみません。
この前は、ジャンルについて丁寧に教えていただき、ありがとうごさいました。何となく自身では分かったような気分になった部分もありますが、実際には本物の音を聴かないと見当はずれの理解をしている可能性はあります。

カウント・ビショップスに関するエピソードはいいですね。読んでいてうらやましかったです。CDバカさんは、アマゾンも日本だけでなく、外国にも発注されているようですし、すごいですね。

さて、テッズですが、CDバカさんの「ネオロカとどう違うのかと言われたら答えられない」という文章で、実は何となく想像している部分があります。

80年代初頭当時、私が思うネオ・ロカビリーとは、スラッピン・ベースを強調したサウンドでトリオ編成というのがイメージでした。ストレイ・キャッツは、正にそうですが、私の感覚では、既にストレイ・キャッツは別格で、ネオ・ロカビリーとかのカテゴリーからは抜きんでた存在と捉えていました。

ストレイ・キヤッツ以外で、当時よく聴いていたのは、ドラムレスでハープ入りという変わった編成のシェイキン・ピラミッズとか、ブルー・キャッツ(フロントマンの何とか言う人はジーン・ヴィンセント信者で、後にジーン・ヴィンセントのアルバム・ジャケットのデザインを真似たアルバムを作ったりしてました。)や、ポール・キャッツ、バズ&フライヤーズなどです。この中では、フロントマンが黒人という珍しさだけでなく、音もパワフルでかっこ良かったバズ&フライヤーズがお気に入りでした。

同じ時期に聴いていたのが、シェイキン・スティーブンスやロバート・ゴードンでしたが、テッズについて書かれたCDバカさんの文章中、クレイジー・キャバンというのは、ジャケットを見たような記憶があります。ネオ・ロカビリーより一世代上のおじさん達が頑張ってやってるロカビリーというイメージです。当時、私が実際に聴いていたバンドでいいますと、マッチボックスというバンドがかなり好きで聴いていたんですが、そういう感じなのかなとかって、思ったりしています。(確かチズウィックからも1枚出てたような記憶があります。)

前回のアメリカが自国の財産に無頓着という話とも繋がりますが、アメリカで芽が出なかったストレイ・キャッツが、イギリスに渡ってすぐにビル・ワイマンか誰かに絶賛されて、英ロック雑誌の表紙を飾り、アメリカへ逆輸入、見事凱旋した当時を懐かしく思い出します。

一方で、ビートバンド系では、パブ・ロック勢から一歩抜きんでて、メジャーで成功したプリテンダーズのデビューも同時期の記憶としてあります。(フーの1stのジャケットを模したデザインの「ラーニング・トゥ・クロール」は特にお気に入りでした。ビリー・ブレムナーの素晴らしいギターも聴けますし…。)
あと、B級っぽいですが、1発屋的メジャーヒットも出た、デトロイト出身の60年代英ビートバンド・フリークのロマンティックスなども懐かしいです。

すみません、どーも書いているうち、いつもながらどんどん脱線してしまいますが、CDバカさんの文章を読んでいますと、出てくるバンド名などに反応してしまうことが多々あります。
オルタナ・カントリーについて書かれていた文章にあったボトル・ロケッツというバンドのアルバムを、驚いたことに実は持っていました。しかも、今回は奇蹟的にRPGのダンジョンのようなCD棚の迷宮から無事発掘することができたのです。
タイトルはズバリ「Song of Doug Sahm」!! 02年ブルー・ローズ盤。
購入したのは、やっぱりダグ・サームつながりのせいでした。たとえ未知のジャンルのバンドでもこんなタイトルのアルバムだといつの間にか網に掛かってしまうんです。
収録13曲全てダグ・サームのカバーという恐ろしいもので、買うしかなかったです。

あと、これは今でもよく分かってないんですが、YOU AM I というオーストラリアのバンドをご存じでしょうか? このバンドの「Dress Me Slowly」というアルバムの5曲目に何と「Doug Sahm」というタイトルの曲が収録されているんです。日本盤を買って、歌詞対訳を読みましたが、歌詞の内容とダグ・サームとに何の関係があるのか良くわかりません。今でも謎です。一応歌詞の中では「昨日友達の一人が死んだ/長距離電話で知らせがあった/こんなとき俺はどうすればいいのか?(中略)俺を頼ってくれ、ワム・バム、ダグ・サーム/庭の植物から俺の脳を抽出してくれ」とあり、このアルパムが01年リリースのようなので、メンバーの誰かがダグをリスペクトしていて、99年に亡くなったダグのことを偲んで書いた曲と、強引に解釈することも可能ですが、推測の域をでません。日本盤ライナーノーツにはこの曲について、私が知りたい情報はありません。

突然ですが、CDバカさんは、Googleアラートというサービスをご存じでしょうか?
好きなキーワードを登録しておくと、Googleのロボット検索が世界中のサイトを巡回し、登録したキーワードが含まれるサイトをメールで知らせてくれるのです。
実は、CDバカさんのブログを知ったきっかけは、このアラートが、私が登録している「Doug Sahm」というキーワードから「ルイ&ラヴァーズ」の記事を抽出し知らせてくれたからなのです。私は、このほかに「ダグ・サーム」、「Sir Douglas Quintet」、「 John Fogerty」というキーワードを登録しています。毎日最低3、4通は届きますが、ヒットするのは、ほとんどCDショップやオークションのサイトなどで、タイトルだけ見てスルーすることが多いですが、たまに有益な情報を得ることもあります。ダグ・サームのトリビュート・アルバムの発売や、テキサス・トーネイドスの新譜の発売もこのアラートをきっかけに知りました。

ところで、前回のコメントで貼りつけたNobodyのサイトのURLはクリックされたでしょうか? 未だなら是非クリックしてみて下さい。ノーバディによるロックパイルやデイブ・エドマンズのカバーが聴けるページへ直接ジャンプします。FM愛媛に出演した際のアコギ一本をバックにビートルズをハモるノーバディのかっこいい演奏も聞けます。ノーバディをご存じなかったのは以外でしたが、とにかく是非聴いてほしいです。超推薦です。映像も少しだけですがあります。

投稿: エル・テッチ | 2010年3月19日 (金) 23時33分

エル・テッチさん、又々熱いコメントありがとうございます。
ご紹介頂いたブログを拝見させて頂きました。
ソウル系が中心ですね。その中に、半村良があったりして、嬉しくなりました。
半村良のSF伝奇物は最高に好きな小説で、私も一通りは読んでいます。

ベア・ファミリー、仰る通りですね。思わず笑ってしまいました。
私が素晴らしいと思ったのは、Sleepy LaBeef のボックスセットです。
SUN時代の音源をボックスセットで6枚組みで出すなんて何てマニアックな代物を、と思って、迷わず買ってしまいました。

エル・テッチさんも相当マニアックに輸入盤店や、レーベルを追っていたのですね。
私は80年代後半から90年代前半まで、未だインターネットが普及していない頃なので、ひたすら都内の輸入盤店を漁っていました。
今は当時の店の殆どが閉店。寂しい状況です。
私が追っていたレーベルはアメリカの80年代のインディーズばかり。ENIGMA,RESTLESS,COYOTE,DB 等々。
いまではこれらのレーベルも閉鎖状態です。

Count Bishops 大好きです!!
一昨年、初代ボーカリスト、Mike Spencer のバンド "The Cannibals"の音源が来日記念盤CDがリリースされ、購入しました。全22曲入りです。このバンドのCD自体は2枚目です。
面白いのが、「Made For Japan」となっていて、日本のファンへのメッセージが日本語で書かれていること。そして曲目に全てカナで読み仮名を振っていることです。さすが来日記念盤です。
演奏はガレージ色濃厚で、しかもトラッシュ系。かなり粗い音で、演奏もワイルド。
Count Bishops とは毛色が違いました。でもファンはマストでしょうね。この前にリリースされているCDの方が、よりCount Bishops っぽくて聴きやすかったです。
あと、06年にChiswickがレーベル30周年記念ということで、Count Bishops のセカンドEPをCDで発売。勿論、公式にはEPは1枚だけなので、このセカンドEPは06年発売のオリジナル盤。タイトルは"Rollin' With The Count Bishops"で、78年と79年の録音の2曲に、未発表で06年の表記のついた2曲の計4曲。
演奏はCount Bishops そのもので格好良いドスの効いたロックンロールです。
実はCount Bishops には面白い思い出話があります。
このバンドのCDが日本盤でしか出ていない頃のエピソードです。
スウェーデンのレーベルから直接CDを購入したことがあったのですが、そのオーナーがある日突然、新譜をリリースしたからということで、CDを私に送ってきました。
勿論私は未だそのCDのことを知らず、オーダーはしていません。
面白いのは付いてきた手紙で、そこには、気に言ったら20ドルか、Count BishopsのCDを送って欲しいという書かれていました。Count Bishops のCDは日本でしか発売されていないので、入手したいということでした。
私は迷わず Count Bichops のCDを購入して送ってあげました。
そしたら、それを大変喜んでくれて、御礼にと又別のCDを送ってきました。
私が大好きなバンドのレアなシングルCDでした。
そんなこともあり非常に思い出深いバンドなのです。思い出させて頂きありがとうございます。

Rockpile のライブは見たことがありません。見てみたいものです。
Rockpile のドラマー、Terry Williams は Dire Straits の84年の5作目"Alchemy"と6作目"Brother In Arms"で正式メンバーとしてドラムを叩いています。Mark のソロも含め Dire Straits は全作購入アーティストです。

エル・テチさん絶賛の Nobody ですが、全く知りません。
私も日本のロックは基本的に苦手としています。
でも、クールスを抵抗無く聴けた私ですから、このバンドも聴けそうですね。
探してみます。
真心ブラザースは時々テレビで見ますね。聴いていて特に抵抗感は無いです
が、CD買おうとまで思ったことはありませんでした。
色々試聴できそうなので聴いてみます。

最後にエル・テッチさんお尋ねのジャンルの件ですが、私の解釈では次の通りです。
先ずテッズですが、これは70年代のイギリスのファッションから起こった言葉です。音楽的には80年代のネオ・ロカ以前のロカビリーです。
シャナナとかボッパーズとは違いますね。
リーゼントと長ラン風のジャケットが特徴でしょうか。
Crazy Cavan とか、Wild Bob Burgos が代表ですね。オールディーズ風な感じはないです。
音楽だけ聴いて、ネオ・ロカと何が違う?と言われたら答えられません。
次にラスティックですが、これはカウ・パンクと似ています。
カントリーとロカビリーが融合したような演奏です。
マンドリン、バンジョー、フィドル、アコーディオンを使ってロカビリー風の演奏をします。ヨーロッパのバンドに対して使われるジャンルです。
そしてオルタナ・カントリーですが、これはエル・テッチさんが仰っていることがズバリです、Uncle Tupello が正に創始者的に言われています。
非常に大雑把に言えば、パンクやガレージを経過したカントリーです。
サウンド的な特徴は歪んだギター、ざらついたギター。
曲はあくまでカントリー。Uncle Tupello 解散後の Son Volt はまさにオルタナ・カントリーそのもの。
他、代表選手は、メジャー系では Steve Earle。但し、彼の88年"Copperhead Road"以降のアルバムです。
プロデューサーでは何と言っても、Eric Ambel。
Bottle Rockets、Go To Blazes等が代表バンド。

こんな感じです。

投稿: CDバカ | 2010年3月18日 (木) 19時13分

CDバカさん、どうもです。前回の私のコメントを読んで反省しました。この前、せっかくCDバカさんから良いパスを出していただいていたのに、自分が書きたいことばかり書いてしまいました。挙句の果ては、自分の閉鎖同然のブログまで紹介したりして、夕食時の酒の量が多かったのでしょうか、赤面ものです。どうも、思いつくままに書いてしまうようで困ったものです。

さて、ベア・ファミリーですが、東ドイツ時代からお世話になっていました。最近は少し進歩したようですが、昔からセンスのないジャケット・デザインが特徴で、背中の表記はアルバム・タイトルもアーチスト名もなく番号のみ(棚に収納すると誰のCDなのかわからない)、1枚のCDにごちゃごちゃと30曲とか平気で詰め込むし、そうかと思うと情報満載の分厚いブックレツト付けたり、などなど全く変なレーベルです。(前回お話しした「Sweet Soul Music」のシリーズも70~90ページ!のブックレット付き)
LP時代からルイ・ジョーダンやポブ・ウィルズのレーベル・コンブリート集10枚組とか、誰が買うんだというような無謀なものを出していました。CD時代になって、こんな変態性も価値がでてきましたね。
そういえば、レーベル別ロカビリー・コンピなんかもありましたね。私もいくつか買いました。

昔からアメリカの古いブラック・ミュージックやロカビリーなどは、日本やヨーロッパの方が本国アメリカより早くから価値を認めていて、40年代のロイ・ブラウンやワイノニー・ハリスなどのジャンプ・ブルースは、スウェーデンのリイシュー・レーベル「ルート66」で初めてまとまった音を聴くことができました(ブートですが…)。LP時代の米ライノは、私にとって、ありきたりのベスト盤ばかり出しているさえないレーベルで、私はライノをアメリカの学研と呼んでいました。(ナゲッツという素晴らしいコンピは出していましたが…)
マニアックな輸入盤屋さんで、レアなものばかり必死に探していたあのころは、定番曲をきっちりと良い音でリリースするという大切さが分かっていませんでした。
CD時代になって英ケント(エイス)は、いい仕事をしていますが、LP時代、英国では「チャーリー」がリイシューをリードしていました。(「チャーリー」はもともとサン・レコードのリイシューを目的に作られ、次第に膨大なカタログを持つことになり、一部では、レコードから起こしているという噂がありました。権利関係をしっかりクリアするライノの素晴らしさもそのころは理解していませんでした。)
ジーン・ヴィンセントやエディ・コクランのオリジナル・リイシューはフランスの「パテ・マルコーニ」がいち早く取り組んでいました。
アメリカでの評価も少し改善されてきましたが、やはり今でも日本やヨーロッパのほうが進んでいますね。アメリカはどうも自国の素晴らしい財産をないがしろにしがちです。
たのみの米ライノはアトランティックの傘下に入ってしまい、マニアックで高価な限定盤ボックスなどを中心にリリースするレーベルになってしまいました。(Hip-O-Selectというやつです。)

またまた脱線しそうなので軌道修正します。
前々回にCDバカさんが書いておられたKrayolasのオーギーがゲスト参加している盤はぜひ欲しいのでオーダーしようと思っています。
パブ・ロックですが、CDバカさんが名前を挙げておられたバンド以外では、カウント・ビショップスが好きです。1stはキンクスで始まり、オリジナルもいいですが、スタンデルズのカバーがかっこいいです。(インメイツも1stの1曲目でスタンデルズをやってました。)
リフレッシュメンツは、日本盤しか持っていませんが、いいですね。昔、ロックパイルのライブ・ビデオ(VHSブート)を見た時、ビリーが、俺が俺がという感じでデイブとリードボーカルを取り合っていて驚きました。ビリー・ブレムラーは歌いたい人なんです。デイブも負けじとギターソロを割り込んだりしてすごいです。全盛期のロックバイルの公式ライブDVDが見たいですね。

CDバカさんは、Nobodyというバンドをご存じですか?
私は邦楽をほとんど聴きませんが、柳ジョージとノーバディは例外です。(映画「タイヨウのうた」を見てからYUIも好き)
ノーバディの相沢と木原は、矢沢が「キャロル」の前にやっていた「ヤマト」というバンドのメンバーで、矢沢が元ドゥービーズのメンツをバックに入れる前、初期のソロ時代を支えた人たちです。歌謡曲の作曲をたくさんやっていて、吉川晃司の「モニカ」や「サヨナラは八月のララバイ」、ハウンドドックの「浮気なパレットキャッツ」、アン・ルイスの「六本木心中」、「ああ無情」、「LUV YA」、浅香唯の「Cガール」、「セシル」などなど、ヒット曲だけでも一杯あります。沢田研二のようなメジャーから、ブラック・キャッツのようなマイナー・バンドにまで書きまくっていました。(CDバカさんがジャンルのカテゴリーとして書かれていたテッズというのはブラックキャッツみたいなのですか?もっとオールディーズ系のシャナナやボッパーズみたいのですか?ラステックってなんですか?全くわかっていません。実はオルタナ・カントリーというのもよくわかっていません。ダグ・サームのGive back the key to my heartをカバーしていたアンクル・テュペロは、それが入ってるアルバムのみ持っていますが、こういうやつですか?仮にそうだとすると、これはカントリーのジャンルではなく、ロックのジャンルということですね?)

ノーバディは、マージー・ビート・メドレーという60年代ビートバンド好きにはたまらないレパートリーがあって、そのシングル盤は私の宝です。また、彼らのオフィシャル・サイトhttp://www.nobody.co.jp/gallery/index.html では、ロックパイルの「Play that fast thing」やデイブ・エドマンズの「I hear you knocking」を始め、かっこいいロックンロールのカバーが聴けます。(最高!)
ほかにも、ノーバディが全編英語詩で自演する「Monica~モニカ」や「Sweet baby sweet~サヨナラは八月のララバイ」がカッコよくて痺れます。
現在は、一部のベスト盤を除きCDが絶版状態で、再発の話もあるようですが、未だはっきりしていません。残念です。私もCDはベストしか持っていません。(しかも選曲に不満あり)

テリー・ウイリアムズがダイアー・ストレイツと関係があったとは知りませんでした。
ダイアー・ストレイツは、1stしか持っていません。あとマーク・ノップラーのソロを1枚もってる程度ですが、ノップラーのギターは好きです。
中でも、ディランのブートレッグ・シリーズで聴ける「スロー・トレイン・カミング」セッションのアウト・テイクでのプレイは最高です。正式テイクの100倍は素晴らしいです。
ディランは、テイクを重ねるごとに歌詞を変えたり、テンポを変えたりする人ですが、初期のテイクの方が生々しい感性がむき出しですごいです。

ディランといえば、真心ブラザースって、知ってますか?ディランがらみの映画のサントラの1曲目に彼らが演奏する「マイ・バック・ペイジ」が入ってるんですが、最高です。
日本語で歌っていて、演奏もいいですが、もう、歌詞が素晴らしくて胸に迫ってきます。
もし、未聴でしたら、YouTubeで検索すれば聴けます。

またまた長くなりました。今回はこれくらいで…。

投稿: エル・テッチ | 2010年3月17日 (水) 07時03分

エル・テッチさん、"Garrett,Sahm,Taylor Band"の件、大変失礼しました。
確かにスタジオ盤2枚って書いてありますね。
棚を確認しましたが、スタジオ盤は1枚だけで、明らかに誤りです。
キーボードの打鍵ミスか、何かを勘違いしたか、原因は不明です。申し訳ありませんでした。
早速訂正させて頂きました。ご指摘頂きありがとうございます。
私のブログも誤字脱字&文脈不明が盛り沢山で本当に汗顔の至りです。読み返すと恥ずかしくなります。
アップ前に精査することを改めて心に誓うのであります。

さて、エル・テッチさんの購入物は ドイツの好き者優良レーベルの Bear Family でしたか。
このレーベルは独特ですよね。本当に良い意味での好き者振りをいかんなく発揮していると思います。
私は、このレーベルでは、Ray Campi や、Sleepy Labeef、そして、ザ・ピーナッツを買ったりしてます。
エル・テッチはソウルもお好きなんですね。実は私、黒人物はブルースを含めて苦手としています。
一部例外はあるのですが、どうしても食指が動きません。どことなくおしゃれな雰囲気が漂うのが苦手なのかも知れません。
良く考えてみると、私が好んで聴くものは、下世話で上品さがなく、泥臭くて田舎臭い。今更ながら納得です。

エル・テッチさんもグログ書かれていたんですね。改めて拝見させて頂きます。

投稿: CDバカ | 2010年3月16日 (火) 23時20分

またまた登場させていただきます。エル・テッチです。

ご紹介いただいたCDバカさんの過去ブログのいくつかを拝見させていただきました。
いやー、改めてCDバカさんの収集歴(のほんの一部)をたどらせていただき、好きなものをただひたすら探求していく姿に心から感服するとともに、自らを省みて得心するところが多々ありました。
収集量では遥かに及びませんが、私も「小型CDバカさん」ともいうべきところが大いにあるため、たとえ経済的な打撃を被ろうとも(そうですよね)、探求を続けずにはいられない衝動と共生しながら、なお突き進んでいく姿勢に共感することしきりです。

さて、前回のコメントでは、マーティン・ベルモントの09年盤も、Krayolas(クレイオラス?)の件も、得意げに紹介文を書いてしまって赤面です。
Krayolasは、昨日聴きました。1曲目から飛び出してくるポップでキャッチーなメロディ、ハンドクラッピングにドライブするドラムス、リード・ボーカルにからんでくる哀愁漂うクローズド・ハーモニーの感じなど、まさに初期ビートルズを想起させるサウンドに顔がほころびずにはいられませんでした。いいですねー。

前回、8枚+5枚組セットのCDを入手した話を書きましたが、そのうちの5枚は、ベア・ファミリーから08年に限定盤としてリリースされた「Sweet Soul Music~○○Scorching From 19○○」というシリーズもので、最初の○○には曲数(平均30曲)、後ろの○○には年数が入ります。
今回入手したのは、1961~1965の5枚で、既に1966~1969は購入済なので、このシリーズの所有数は計9枚となりました。
これらは、ディスク・ユニオンのソウル・ブルース館のサイトから購入したものですが、現在、同店ではアウトレット・セールを開催中で、アマゾンなどでは既に購入できなくなっている一部の廃盤や限定盤が、不定期に追加されており、値段もプライス・オフになっているので、興味がある者には大変うれしい状況なのです。
このシリーズも、発売時に欲しかったのですが、当時は1枚3455円でしたので、スルーしていたものです。
今回は各2100円で、なおかつ送料無料キャンペーン中(通常は送料500円)なので、もう買うしかないです。ちなみに私がオーダーした翌日に、再度これらのCDをチェックしてみると、みごとに在庫切れになっていました。
昨日、「3月15日に100タイトル追加」の表示がありましたので、チェックしますと同シリーズの1970がリストアップされていましたので、即行オーダーしました。物欲はつきません。

このシリーズの収録曲は、既発の個別アーティストのアルバムや、ジャンル別コンピなどに収録されているものがほとんどなのですが、リリース年でコンパイルするというコンセプトが面白く、ジャンルで編んだコンピと違い、様々なタイプの曲が混在した内容となっていて、普段から親しんでいたあの曲やこの曲が同年に発売されていたんだ、と新しい発見をさせてくれ、通して聴くと新鮮です。
初期は、ソロ、グループともに50年代リズム&ブルースの大物がまだ健在ですし、次第にアーリー・ソウルが出現し、年代が進むにつれ、サザン・ソウル、ノーザン・ソウル、ソウル・コーラス・グループといったスタイルが確立されていくことがわかりますが、決して順を追って出現したのではなく、それぞれが混在しながら生まれたり、衰退していったりしたことがわかります。

どうも、最初のジョン・ハイアットの話からどんどん脱線してしまい、申し訳ありません。
今回も長くなりましたが、最後に一つ質問です。
ジーン・テイラー・ブルース・バンドの回に書かれていた、「ギャレット、サーム、テイラー・バンドはスタジオ盤が2枚ある」という記述は何を指しているのでしょうか?
CDバカさんがブラスターズ命なら、私はダグ・サーム命です。私の認識ではスタジオ盤1枚、ライブ盤1枚のみです。
私は「リターン・オブ・フォーマリー・ブラザース」をLP盤、日本盤CD、曲が追加されたカナダ盤(当時は、まだLPとCDが併発されていて、CDボーナス・トラックというのがありましたね。あー懐かしい)、さらにインタビューと既発の「ゲット・ア・ライフ」収録曲を追加した再発盤を持っていますが,もう1枚スタジオ盤が出ていたのなら衝撃です。

PS 実は、恥ずかしいのですが、私も以前、好きな音楽や映画、本などについて書くブログをやっていました。
4年前を最後に休眠状態で、再開の予定は全くありませんが、最近のCDバカさんとのやりとりが刺激となって、久しぶりに過去の文章を読んでみました。
誤字脱字や事実の誤認など、赤面する内容ばかりですし、CDバカさんのブログと違い、訪問者は微々たるもので本当に恥ずかしいですが、もしお暇なときがありましたら一度覗いてやってください。私の偏った趣味嗜好がのぞいています。http://geocities.yahoo.co.jp/gl/tethuokun1


投稿: エル・テッチ | 2010年3月16日 (火) 19時16分

エル・テッチさん、今晩は。またまたこちらも熱く語ってしまいたい内容でコメント
を頂きありがとうございます。
先ず Krayolas ですが、エル・テッチさんが購入されたベスト盤が私が最初に接した
彼らのアルバムです。
Doug Sahm 関連からということではなく、毎月定期的に購入している Not Lame という
ショップの新譜紹介で、70~80年代初期のパワー・ポップバンドで、Tex-Mex Beatles
という面白い例えで表現されていたので購入しました。
このベスト盤は普通にビートルズスタイルのギター・ポップ~パワー・ポップとして
楽しみました。08年の1月に購入しています。
その後、同じ08年の9月に今度は新録アルバム"La Conquistador"を購入しています。
この時の感想を調べてみたら、
「Augie Meyers がゲスト参加で、泥臭いアコーディオンやハーモニカがフィーチャー。
スペイン語でのラテンフレイバーも飛び出すなど、完全にテキサンスタイルのルーツ・ロックである」と書いていました。
そして、昨年09年の9月に新録の第二弾"Long Leaf Pine (No Smack Gum)"を購入していまして、こちらはブログの方でも感想をアップしています。昨年の9月30日の聴盤
日記になりますので、よろしければごご覧下さい。ブログの右側のバックナンバー欄の2009年9月を選択頂くと、先頭から2番目に表示されます。

シンセの件、エル・テッチさんの仰っていること、一々同感です。
Dave Edmunds の Jeff Lynne 物は本当に私も腰が抜けました。
まあ、2作だけで終わってくれて良かったです。時代の流れというものは本当に恐ろしいものだと思いました。
さて、振って頂いたパブ・ロック。ご推察通り、例外的に大好きなイギリス物です。(他に好きなジャンルが、Poguesタイプのトラッド・ロックです)
Dr.Feelgood、InMates、Pirates、Graham Parker、Ducks Delux、Kursall Flyers、Steve Gibons、そして、Dave Edmunds に Nick Lowe 等々。
最近では Billy Bremner 関連のRefreshmentsは大好きです。そして、今回エル・テッチさんが購入された Martin Belmontも大好きです。私のブログの右にあるカテゴリーの中で「パブ・ロック」を選択頂けると、このMartin Belmontのアルバムの感想も出てきますので、宜しければご覧下さい。(Blastersの全アルバムと、Gene Taylor の最新アルバムについては、同じくブログの右側のカテゴリーの中で「Blasters~Dave Alvin」を選択頂けるとご覧頂けます)
他、Gerain Watkins 関連ではケイジャン・ロックの Balham Alligators も大好きです。
あと、Terry Williams 関連だからというわけではありませんが、Dire Straitsも大好き
です。

パブ・ロック関係も又色々語りたくてしょうがありません。

投稿: CDバカ | 2010年3月15日 (月) 18時31分

どーもこんばんわ またまたエル・テッチです。
テイル・ゲイターズについては失礼しました。CDバカさんの文章に誤解を与える表現は全くないです。私のかってな早とちりで恐縮しました。
さて、CDバカさんとやりとりをする中で、私は色々と刺激を感じ、古いアルバムなどを引っ張り出してきて聴いたりし始めました。ジョン・ハイアットについて書いた内容も現物を聴き直して書いたものではなかったので、確認のため、とりあえず私が好きだと書いたゲフィン時代のものをチェックしてみました。
今回、「Riding with the king」と「Warming up to the ice age」(タイトルも間違えて覚えていたことも再確認しました。)を久々に聴いたのですが、「Riding with the king」は、LPのB面に当たる後半の6曲がニック・ロウのプロデュース、演奏はカウボーイ・アウトフィッツの面々でやはりいい感じですね。特にボビー・アーウィンのドラムスがとてもいいです。(この系統のドラマーでは、テリー・ウイリアムズが私のフェイバリットです。カーリン・カーターのバックをロックパイルのメンバーでやったアルバムでのドラムが特に好き!)。こういうことは、打ち込みのドラムを使った曲なんかを聴いたあとに聴いたりすると特に感じます。実は私もシンセだめ派です。特にシンセ・ブラスと打ち込みドラムが最悪ですね。このアルバムの前半は、スコット・マシューズとかいう人が仕切っていますが、私が好きだと書いた「She loves the jerk」はてっきりロウのプロデュースと思いきや違いました。聴き直してみるものですね。いかに記憶というものがあいまいなものかと再確認です。
次の「Warming up to the ice age」は、確かにCDバカさんのおっしゃるシンセが(はっきりと)気になります。ただ私は、ホーンやドラムが生音でない演奏はまったくだめですが、この程度ならOKです。久々に聴きましたが、「Wen we ran」や「Number one honest game」もいい曲です。(ちなみにこのアルバム収録の「Wen we ran」はリンダ・ロンシュタットが、「I'm a real man」はドクター・フィールグッドがカバーしてました。)
シンプルなコンボだったバンドが、シンセの比率が大きくなっていって、バンド・カラーがガラッと変わる例は割りとありますよね。しかも、それをきっかけに全米ヒットが出たりして、後戻りできなくなったりするので、古くからのファンはがっかりします。(ZZトップやJ・ガイルズ・バンドの初期は良かったなあ…。それでも、まあ今でも好きですが。)
デイブ・エドモンズが「リフ・ラフ」を出したときはへこみました。「ジェフ・リンは悪魔か」と嘆きました。しかも、その1枚で終わらず、その後、デイブがリンの影響を受けてしまい、自身でも分厚いサウンドを志向しだしたときは天を仰いだものです。もっともデイブは、もともとスタジオ大好き&スペクター信者でしたのであり得る話ですが…。「スワンギン」を筆頭にスワンソング時代大好きの私としてはがっくりです。まあ、それでも好きですが…。
ちなみに、ひとつ前の「DE7th」は、ロックパイル解散後でバックが一新し、どんなサウンドになるのかとこの時も少し心配しましたが、ゲストのアルバート・リーは当然いいとして、スコッティ・ムーア~ジェイムズ・バートン系のミッキー・ジーがいいですよね。
ところで、CDバカさんは、イギリス物は苦手と書かれてましたが、パブ・ロックはお好きですよね。CD陳列のジャンル分けでもカテゴリーされてましたし…。実は、今日ネット注文のアルバムが(CDバカさんほどではないですが)どどっと(8枚+5枚組ボックスセット1)が到着しまして、朝からよく読めもしないライナーや録音クレジットなどを眺めていました。その中の1枚にマーティン・ベルモントのソロが入っていまして、09年リリースですが、お持ちでしょうか?「The guest list」というタイトルで、ポール・キャラック、ニック・ロウ、ゲライント・ワトキンス、カーリン・カーター、グレアム・パーカー、そしてお懐かしやシーン・タイラがボーカルで参加しており、誰がメインなのかよくわからない内容になってます。全13曲中、ベルモント自身ボーカルをとる曲は3曲(「Get rhythm」、「Alison」、そして「I viberate」(コンウェイ・トゥイッティ作)だけで、しかも「Alison」はほとんどインスト。)
有名曲をやっているのは、グレアム・パーカーで「In the midnight hour」をやってますが、バックがアコースティック・ギターとオルガンを中心にハープなんか入ってて、しわがれ声でまるでディランみたいに聞こえます。
最後に本日到着の中でもう1枚お知らせします。「The Krayolas」の「Best riffs only」というアルバムです。
全く知らないバンドでしたが、ダグ・サーム人脈の「Louie Bustos」(sax)がフューチャーされているという情報を、あるところから知ってオーダーしたものです。インナーのクレジットを見ると「Louie Bustos」だけでなく、もう一人「Charile McBurney」(trumpet)というダグ人脈のの名前を発見しました。この人は、ダグ関係のホーン陣ではバンマスのような存在の人です。
ジャケット写真では、ビートルズ・スタイルの4ピース・バンドで、ギターの一人はリッケンバッカーを持っています。まだ、聴いていないのですが、写真だけで推察すると60年代ブリティッシュ・インベイションにインスパイアされた米国ティーンのガレージ・パンクのように見えます。しかし、ライナーによると1977-1988のコンパイルとあります。あれ?
ライナーを理解できる範囲で読みますと、「The Krayolas」は、サー・ダグラス・クインテットとも関係のあったテックス・メックス・ビートルズともいう存在で、サン・アントニオのオールウェイズ・チャンピオンである。…そうです。
いつもながら思いつくまま書いてしまい、長文になってしまいました。すみません。
それではまた…。

投稿: エル・テッチ | 2010年3月14日 (日) 23時24分

エル・テッチさん、尊敬頂きありがとうございます。更なる精進に励みます。
私も、エル・テッチさんと同じで、CD棚を見ていると、全く記憶のないCD
が出て来たり、買わねばと思っていたCDは既に棚に収まっていたりと、色々
面白いことが発生しています。
まあ、同じCDが何枚も登場などというのは日常茶飯事になってたりします。
CD整理の一番の目的はこのダブリ買いの防止のためなのですが、ジャンル分
けのせいで、泣き別れで収納してしまっているアーティストも結構あるみたい
です。困ったものです。

アメリカン・ロックの件は、まあ、客観的な言葉の定義がないままに自分の勝手
なイメージで呼んでしまってます。
70年代のSSW物って、私的にはアメリカン・ロックなのです。
そして、80年代のシンセが導入されたサウンドはメジャー系・サウンドで括っ
てしまってます。
そして、私はシンセ導入サウンドを苦手としているので、GEFFEN系が
好みから外れてしまいました。

Texas Mavericks 大好きです。カントリーっぽさのないルーツ・ロックとして
愛聴してました。Speedy Sparks がプロデュースにクレジットされていましたね。
尚、Tailgators ですが、私の表現が誤解を招いたようで申し訳ありません。
Speedy Sparks が名前を連ねているバンドは Leroi Brothers とTed &The Talltops
で、Tailgators には参加していません。Tailgators の名前を出したのは、Leroi
Brothers 繋がり(メンバーのダブリ)で、テキサス・ロックの代表バンドの一つ
として出しました。ちなみに、Tailgators は決してうるさいバンドではない
ので、ご安心下さい。スワンプ臭プンプンの暑いルーツ・ロックを聴かせます。
Leroi Brothers の結成時のメンバーだった Don Leady と元Fabulous Thunderbirds
のKeith Fergason が組んだテキサス産ルーツ・ロックです。Keith はLeroi の1stにも参加してました。

Shakin' Stevens の名前を登場させて頂きありがとうございます。
イギリス物は苦手なのですが、例外的に大好きなアーティストの一人です。
エピック時代の全アルバムを収めたボックスセットは昨年の最高の贈り物でした。
手違いもあって私は2セットも買ってしまいました。

さて、Blasters ですが、オリジナルアルバムはご指摘の通り、少ないです。
Rollin' Rock から1枚。Slash からスタジオ盤で3枚、ミニライブ盤で1枚。
Slash の後は、スタジオ盤を1枚、ライブ盤を2枚リリースしています。
ライブ盤がもう一つありますが、カセットテープのみのリリースでした。
このカセット以外は全てがCD化されていて幸せです。カセットも良いライブなのでCD化して欲しいです。
Gene Taylor ですが、ソロでバンド活動してます。
"Garrett,Sahm,Taylor Band"は私も大好きです。
Gene Taylor のソロアルバムは3枚。2枚はCDで出ています。最新の3枚目は、
一昨年、Dave Alvin をフィーチャーして、格好良いブルース・ロックを披露して
くれました。
その名も"Gene Taylor Blues Band"。お勧めです。

いやあ、本当に嬉しい話題を語らせて頂いてありがとうございます。

投稿: CDバカ | 2010年3月14日 (日) 16時57分

どーも、またおじゃまします。エル・テッチです。
まず最初にいっておきます。CDバカさん、尊敬します。
整理は、数ある私の弱点の内でも最大のもので、整理ができる人はそれだけで大尊敬です。
CDをわかりやすく陳列することは、10数年来の(儚い)私の野望です。(最近はあきらめムードですが…。)
さて、今回のCDバカさんののコメントを読んで、なんだかとても懐かしく心の琴線に触れるものがありました。
それは、CDバカさんが書かれていたジョン・ハイアットと「ブリング・ザ・ファミリー」で出会ったことや、その後、新作はもちろん、必死に過去作を追っかけたというくだりは、全く私の体験と同じものだったからです。ゲフィン時代の「オール・オブ・サドン」がなぜか中々CD化されなくて、イライラしたことを良く覚えています。
キャピトル以降のアルバムについて、あのような書き方をしたのは、実は私のCD棚のジョン・ハイアット・コーナーが、「ウォーク・オン」で終わっているからです。それ以降のアルバムは、どこかの棚かラックにあるはず(きっと)なのですが、いつも探しきれません。捜索を始めると決まって、思いもかけないものや、以前必死で探した時に見つからなかったものに遭遇したりして、いつの間にか初期の目的を忘れてしまうからです。
私とCDバカさんとでは、微妙に好みや感じ方が違うようで、私は最初の2作はSSW的な感じを受けますし、MCA時代は、アメリカン・ロックというより、ニューウェイブ(の影響) へ針がふれているように感じます。ゲフィン時代以降が私の好みにより近く、例としてゲフィン時代で特に好きな曲をあげますと「シー・ラブズ・ザ・ジャーク」や、「シー・セッド・ザ・セイム・シングス・ツー・ミー」(この曲は、ニューオーリンズのソウル・シンガー、ジョニー・アダムスが、「ラヴァーズ・ウィル」とともに同じアルバムの中でカバーしています。ちなみにジョニーは、ダグ・サームの「ジューク・ボックス・ミュージック」の1曲目「アイ・ウォント・クライ」のオリジネーターです。)コステロとデュエットしたスピナーズ?のカバー「リビング・ア・リトル、ラフィング・ア・リトル」も大好きです。
スピーディー・スパークスに反応されていましたが、テキサス・トーネイドーズにはファーストから参加しているはずです。また、タコマ時代(80年代初め)のサー・ダグラス・クインテットのメンバーでもありました。「ボーダー・ウェイブ」と竜巻のイラストの「ライヴ」がそれです。もっといいますと、全員が変名を名乗っている覆面バンド「テキサス・マヴェリックス」(ニュー・ローズ盤。実態はサー・ダグラス・クインテット)ではベースだけでなく、ダグと一緒にプロデュースもしていました。
CDバカさんが名前を挙げられた「リロイ・ブラザース」や「テイル・ゲイターズ」のメンバーだったことは知りませんでしたが、両バンドの名前を久々に見て、めちゃくちゃ懐かしかったです。確か両方ともトリオ編成じゃなかったですか?例によって、どこかにあるはずですが、確認できません。この2つのバンドでは、「リロイ」が私の好みです。「テイル」って、なんかうるさめの音じゃなかったですか?記憶で書いていますので、的外れのことを書いているかもしれません。とにかく、これらバンドについて話ができた方は、CDバカさんが初めてです。うれしくて思いつくまま書いてしまいました。
あと、ブラスターズは私も好きで、日本盤LP「ハリウッド旋風」が最初の出会いです。オリジナル曲はもちろん、ジミー・ロジャースのカバーも最高でした。(後にジミーのオリジナルを聞いてあまりの渋さに絶句しました)。当時は、シェイキン・スティーブンスも聞いていて、彼は「マリー、マリー」をやってましたね。(「ディス・オール・ハウス」でのアルバート・リーのギターが最高!)
ところで、ブラスターズって、オリジナル・アルバムは何枚あるんですかね?あまり多くなかったような印象があります。私は、ロス・ロボスの成功がなかったら、もっと違った道を歩んだんじゃないかと考えています。とりとめないですが、フィル・アルヴィン(?)がミニー・ザ・ムーチャーをやったソロ・アルバムのことも思い出しました。もちろん、今どこにあるかは不明です(キッパリ)。フォーマリー・ブラザースでダグやエイモス・ギャレットと一緒にやったジーン・テイラーは今どうしているんでしょう?
際限がないのでこのあたりにします。長文失礼しました。


投稿: エル・テッチ | 2010年3月14日 (日) 00時49分

いやあ~、エル・テッチさん再登場ありがとうございます。
今回も、熱い思いの感じられるコメントを頂けて嬉しいです。
John Hiatt は全作購入アーティストの一人で、ずっと購入しているつもりです。
ゲスト無しのアルバムですが、ご指摘の通り、"Bring The Family"とLittle Village
は4人のみですね。失礼しました。でも、むしろオール・ゲストとという印象が強か
ったりしてます。
私が最初に彼のアルバムを聴いたのは87年の"Bring The Family"で、以降、過去作
を含め、CD化されたアルバムを次々と購入していきました。
70年代の EPIC物とMCA物はいかにも70年代のアメリカン・ロックスタイ
ルで、嫌いじゃないです。
80年代のGEFFEN物になると、サウンドにメジャー臭さが感じられて、正直
ちょっと苦手かなという感じです。でも Nick Lowe がプロデュースしてたりして
いるんですよね。
私は、現在に通じるアメリカン・ルーツ・ロック路線のA&M時代も、その次のカント
リーに接近したCAPITOL、VANGUARD時代も大好きです。
そして又再びA&M時代に戻った感じの、現在の NEW WEST物も大好きです。

で、ご指摘のCD収納の件ですが、是非、私を尊敬して下さ。(エヘン!!)
アーティストのファースト・ネームの頭文字でABC順に並べて収納していますよ。
ただ、全てのCDを単純にアーティスト名で並べてしまうと、色んなジャンルが混
在して探しづらくなるので、棚をジャンル別に分けて、その中を各々ABC順で整理
しています。「王道路線」「ガレージ/パンク」「テキサス/ケイジャン」「パブ・ロ
ック」「ユーロ・トラッド」「オルタナ・カントリー」「パワー・ポップ」「80年
代インディーズ(ギター・ポップ」「80年代インディーズ(ルーツ・ロック)」
「ブルース・ロック」「ロカビリー/テッズ/ラスティック」「ラテン歌謡」「メジャー」
といった具合です。
こうするまでには何年も掛かりました。全約2万枚、それなりの場所に収まっています。

Texas Tornadosですが、未だ届いていないのです。今日、店頭に並んでいましたね。
早く到着しないかなと首を長くしています。
で、私、ご指摘の通り、The Blasters 命です。しかし、今回、エル・テッチさんの
コメントの中に、Speedy Sparks という名前を見てしまいました。
この人、Leroi Brothers とか、Ted & The Talltops のメンバーでした。
Blasters と同じ位に、この2バンドと関連バンドが大好きです。
Tail Gators とか、Evan Jones とか、Fabulous Thunderbirds とか、Paladins とか。
テキサン・ロック最高です。
そして Ray Benson プロデュースですか。ん~、まさか Asleep At The Wheel のよう
な純ウェスタン路線とは思えませんが、興味深いですね。
私も早く聴きたいです。

又色々熱いコメントをお寄せ下さい。

投稿: CDバカ | 2010年3月13日 (土) 21時31分

CDバカさん、お久しぶりです。
以前、ルイ&ラヴァーズについてコメントした者です。私もジョン・ハイアットが好きでとりあえず新譜が出たら購入しています。このアルバムは、私もアマゾンで購入しIPhoneに取り込みましたが、まだ通して聞いていません。4人だけのシンプルな編成というと、ジョンの出世作「ブリング・ザ・ファミリー」や、そこから派生した「リトル・ビレッジ」を連想しますね。ジョン(vo,g)ニック・ロウ(b)ライ・クーダー(g)ジム・ケルトナー(ds)という編成です。私がジョン・ハイアットに一番熱くなっていたのは、そのあとの「スロー・ターニング」や「ストールン・モーメンツ」のころで、「パーフェクトリー・グッド・ギター」あたりを最後にだんだんと熱が冷めてきました。キャピトル移籍以降は、「問答無用で好き!」というアルバムが中々ありませんが、比較的近作(?)では「チキ・バー・イズ・オープン」が気に入っています。私の好みでお気に入りアルバムを選ぶと、まずゲフィン時代では、「ライディング・ウィズ・ザ・キング」、「ウォーキング・オン・ジ・アイス・エイジ」ですね。A&M時代では、やはり先にあげた2枚でしょう。これらに収録されている曲は、みんな大好きなものばかりです。ほかに多くのアーティストにカバーされた有名曲では、ジョンがライとジム・ディキンソンと共作した「アクロス・ザ・ボーダー・ライン」には思い入れが深いです。ライのバージョンは、日本盤「スライド天国」のLPに追加収録されていましたが、未だにCDには未収録だと思います。ジョン自身のバージョンは、フラーコ・ヒメネスのアルバム「パートナーズ」で聞くことができます。映画に使用されたフレディ・フェンダーのバージョンは、サントラ以外では昔Pヴァイン(?)から出ていた日本編集のアルバムに入っていました。(今どこにあるのかわかりません。私が購入するCDは月15枚程度ですが、それでもすぐに行方不明になります。CDバカさんの購入数はクレイジーですが、きちんとアーティト別に収納できていますか?もしそうなら尊敬します。)
ところで、フラーコやフレディといえば、前回のコメントで触れていましたテキサス・トーネイドーズの新作はもう入手されましたか?私はここ数日、寝る前にかけるCDは常にこれです。このアルバムは音楽的に素晴らしいことはもちろん、ファンにとってはいろんな意味ですごいアルバムです。紙ジャケットのインナーには、収録曲を1曲づつメンバー3人が手分けしてコメントをよせています。ここでいうメンバーとは、オーギー、フラーコ、そしてショーンのことです。このアルバムのすごいところは、06年に他界したフレディの歌声が3曲(?)入っていること、そしてなんと99年に天国にめされたマイ・ヒーロー、ダグ・サームの未発表曲が収録されていることです。ああ…。(この曲のみバックに弦楽の音が聞こえるますが、ノークレジットです。)バック・メンバーはルイ・オルテガ(g)スピーデイー・スパークス(b)、アーニー・デュラワ(ds)、フォーマリー・ブラザース(そういえばCDバカさんはブラスターズ好きでしたね)のバックとしてダグと一緒に来日もしたジョージ・レインズ(ds)(京都のライブハウスで見ました!)などお馴染みのメンツばかり。来日組のジャック・バーバー(b)とロッキー・モラレス(sax)の名前がないのが寂しいですが。それとなぜかエクスキューティブ・プロデューサーとしてレイ・ベンスンの名前が…。楽器のクレジットこそないですがバックでギター弾いてるかも?
ショーンの声は特別ダグと似ているわけではありませんが、時々歌い回しがそっくりな感じになる箇所があり思わず涙ぐみそうになります。ショーンによる「テネシー・ブルース」(ボビー・チャールズも鬼籍に入りましたね)は情感たっぷりで素晴らしいです。「僕が最初にこの曲を聴いたのは親父のアルバムでだよ」とショーンはいっています。ジェリー・ウェクスラー制作のあのアトランティツク盤のことですね。ここ当分はこのアルバムで至福の時を過ごします。話が脱線してすみませんでした。それではまた…。

投稿: エル・テッチ | 2010年3月13日 (土) 06時51分

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