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2010年4月11日 (日)

CD聴盤日記(4/11)その2:先週到着のネット購入分からルーツ系4枚。WILL KIMBROUGH、GWIL OWEN、SIR DOUGLAS QUINTET、THE DEL-LORDS。

WILL KIMBROUGH -WINGS-
Will_kimbrough  好度:4
 ジャンル:オルタナ・カントリー~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 感想:Will & The Bushman で87年にデビュー。91年に3ndアルバムを出して
    このバンドは解散。93年には Tommy Womack も参加した The Bis-Quits
    を組み、アルバムを93年に1枚リリース。こののち、00年までは、ルー
    ツ系のアーティストのアルバムに参加。00年にソロアルバムをリリース。
    今回の最新作で6枚目になる。
    ちなみに、Will は、The Thieves の Gwill Owen や Jeff Finlin のアルバ
    ムにも大体ゲストで参加しており、人脈的な繋がりが見える。
    尚、05年には、The Bis-Quits の仲間である Tommy Womack と、The Daddy
    というルーツ・ロックバンドを組み、昨年2ndアルバムをリリースしている。
    このアルバムは3年振りのソロ。
    アコースティク感が心地よいカントリー~ヒリビリー~フォークサウンド。
    ハーモニカの哀愁味が何とも言えない良い味わいである。
    ロッキンな演奏ではないが、味わい深さを感じさせるセピア色のアルバムで
    ある。

GWIL OWEN -AHAB'S BIRTHDAY-
Gwil_owen_3    好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:88年に Marshall Crenshaw のプロデュースしたルーツ・ロック~パワー
    ・ポップバンド、The Thieves のフロントマンが、Gwil Owen。
    Thieves はCDはこのデビューアルバム一枚のみであるが、バンド名の頭
    に自分の名前を冠して Gwilowen& The THieves として活動は継続。
    92年までにカセットでアルバムを3本リリースしている。
    99年にThieves のバンドは完全に外したソロ作をCDでリリース。
    07年には8年振りのソロ第二弾を発売。今回は非常に短い間隔で、ソロ
    第三弾目となる。
    WILL KIMBROUGHもゲスト参加している。
    演奏は、渋みを増し、Dave Alvin を思わせるスタイルで、カントリー、
    フォーク、ブルースをルーツにした骨太でアーシーな演奏を聴かせる。
    以前はあったパワー・ポップ色はゼロ。
    完全なルーツ・ロックである。

SIR DOUGLAS QUINTET -SCANDINAVIAN YEARS- 
Sir_douglas_quintet  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:King Of Tex-Mex と言われる彼が80年代に残したアルバム4枚からコンパ
    イルされた編集版のCDで19曲入り。
    82年"Quintessence"から4曲、83年"Midnight Sun"から5曲、
    84年"Rio Medina"から4曲。、85年"Luv Ya' Europe"から6曲という内容。
    この時代のサウンドはえてして、電子音に頼り勝ち。
    Springsteenも、Tom Pettyも、Dave Edmunds もその例外ではなかった。
    しかし、こと、Doug Sahm に関してはそんな危惧は全く不要。
    多少は電信音が見え隠れするが、隠し味程度。
    どこまでものどかで、郷愁感タップリの人肌感の温かみを感じさせるテキサス
    サウンドが楽しめる。
    90年代の Texas Tornados の演奏の雰囲気がそのままここで聴ける。
    それにしても、彼のアルバムは色々CD化されている中でこの80年代の中盤
    期がゴソっと抜けているのはいかがなものか。   
    オリジナルアルバムのCD化リイシューを強く望む次第。
    埋もれさせておくのはあまりに勿体無いアルバムばかりである。

THE DEL-LORDS -NDER CONSTRUCTION-
Dellord  好度:5
 ジャンル:アーバン・ルーツ・ロック(造語です)
 

 

 

 

 
 
 感想:あの Del-Lords が遂に帰ってきた!!
    ここ数年、Del-Lords のアルバムがCD化されたり、リイシューされたり、
    これはもしやという、期待感があったのは事実。
    そして遂にこのEP盤のリリースとなった。
    メンバーは不動。Eric Ambel、Scott Kempner、Manny Caiati、Frank Funaro
    の4人。そしてプロデュースは外部からは呼ばず、Eric Ambel である。
    彼らのHPに掲載されている演奏風景の写真はとても楽しそうなもの。
    このCDに収録された5曲は正に Del-Lords の演奏そのもの。何も変わっ
    た所の見えない演奏である。
    渋さが増したとか、少しポップになったとか、そんなことは一切ない。
    クールという言葉がピッタリの、都会派ルーツ・ロックを聴かせてくれた。
    早くフルアルバムをリリースして欲しい!!

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コメント

エル・テッチさん、森高DVDゲット、おめでとうございます。
そんな転売目的でオークションに掛けるような人間に情けは無用です。
日頃の行いの賜物です。前回の出品者には大いに感謝されていることでしょう。
本当に良かったですね。

それにしてもエル・テッチさんも大量購入ですね。自分を見ているようです。
郵便受けに一杯入り入りすぎていて、フタが稼動するスペースが無くなって、フタが開かないこともありました。
そんな時には嬉しさ一杯で嬉々として、なかなか開かないフタと格闘した覚えもあります。
今回のエル・テッチさんの購入物も実にエル・テッチさんらしいラインンナップ。
私が知っているのは Steve Jordan だけです。アイパッチをしたアコーディオン奏者ですよね。
彼のCDは買ったことは無かったような気がします。
あと、私はブートはほとんど買ったことがないので、よくぞこれだけの種類を、というのが正直な感想です。
どうしても音が悪いというイメージがあって、手が出せません。

ディック・フランシスは私は全く読んだことはありませんが、以前朝の報道番組の中で競馬シリーズのミステリー作家が亡くなったことを話題にしていて、それで名前だけ覚えていました。
私は今、翻訳物の小説を読んでいる最中です。
タイトル「古書の来歴」に惹かれて購入したのですが、これが又、想像した内容と違っていて読むのに苦労しています。
翻訳物は本当に苦手です。なぜ、外国の小説って、どうでも良いとしか思えない描写や持って回ったような表現が多いのか。
読みづらい上に面白くなくて苦労してます。
読み終わったら読書日記にアップしようと思っています。

投稿: CDバカ | 2010年4月16日 (金) 23時17分

CDバカさん、こんばんわ

どーも妙なことになりました。
この間ロストした森高千里の限定DVDですが、ゲットしてしまいました。
同じアイテムが、またヤフオクに出品されたので、限度額20,000円に設定して放置してたら、なんと14,800円で落札してしまいました。前回の落札者には悪いことした感じです。
私が熱くならなければ、26,000円までいくことなかったのに…。
そして、今回の出品者には気の毒なことをした感じです。どうも彼は、オークションで入手して、転売してる感じだったからです。もっと、良い金額までいくと思ってたんだろうと思います。
私は、前回撤退してラッキーでした。日頃の行いが良いんでしょうか? 神様はブッディストにも優しいです。

今日は、以前オーダーしたジョン・フォガティのトリビュート盤「ロート・ア・ソング・フォー・エブリワン」がやっと届きました。ただ、知ってるアーティストはスティーヴ・フッカーだけです。というか、フッカーも、どんな音を出すのか全く覚えていません。
1枚だけ持ってるはずですが、ウィルコとかルー・ルイスとか、あのへんの音を期待して買った覚えがありますが、例によってすぐ見つけることはできません。

そして、なぜかまた、ネット・オーダーものがまとまってドカッと届きました。
ジョンのトリビュート以外の本日到着分は、以下の通りです。

・「ザ・ポーン・レーベル・ストーリー」…レーベルのコンピものですが、メンフィスのハイ・スタジオで録音された音源を集めたものです。サザン・ソウルが一杯詰まっているはずです。
・「ザ・レフ・オー・リー・レコード・ストーリー」…これもレーベル・コンピで、中身はやはりサザン・ソウルのはずです。
・「チカーノ・ソウル テキサス・グループ・トレジャーズVol.1 1963-1970」…チカーノ・バンドのコンピです。有名どころは、一人だけで、スティーヴ・ジョーダンが1曲入ってます。もちろん、ロック・ドラマーの人じゃなくて、テックス・メックスのジミヘンと言われたアコーディオン奏者です。ただ、このジャケットどっかで見た気がするんですよね。もしかして、ダブリかも?

それから以下はブートCDです。バーゲンをやってたので思わず購入ボタンをクリックしちゃいました。完全にショップの戦略に乗せられています。
・「リタ・クーリッジの09年ライヴ・イン・東京」
・「エミルー・ハリスの75年ロンドン・ライヴ」…バックは、エルヴィスからグラム・パースンズを経て彼女が引き継いだ、ジェイムズ・バートン(g)、グレン・ハーデイン(dr)以下の最初期のホット・バンドです。
・「リンダ・ロンシュタットの75年バークレーでのライヴ」…バックは、アンドリュー・ゴールド(g)、ワデイ・ワクテル(b)などの面々。
・「カーラ・ボノフの77年ニューヨーク・ライヴ」…名曲ばかりの2枚組です。
・「キャロル・キングの71年ロサンジェルス・ライブ」…「つづれおり」収録曲中心のセット。まあ、この人はいつもそうか…。
・「ジャクソン・ブラウンの74年ラジオ・ライヴ」…ジャケ写真は、ピアノを弾くジャクソンです。
・「CCRの69年ウッドストック・ライヴ」…まだ4人揃ってる時期だと思います。
・「ストレイ・キャッツの81年ライヴ・イン・東京」…最もチンピラだった頃のライヴだと思います。
・「ビートルズのデッカでのオーディション・テープ」…アナログ時代には正規盤も出ていた有名な音源にその他の貴重な音源を追加したもの。この時、彼らを落としたプロデューサーは誰だったんでしょう?
・「キンクスの77年ロンドンでのクリスマス・イヴ・ライヴ」…ピアノと女性バック・コーラスを加えた編成でのライヴです。

別にかたまって来なくていいんですが、今日の分は全てポスト投函だったので、ポストからはみ出しそうでした。(実はほかにもヤフオクで落札した森高ものが到着してます。)

「天才 勝新太郎」ですが、私もどこかの書評で褒めているのを見て購入しました。その時、その書評氏が「これは、「梶原一騎伝」以来の傑作だ!!」などと書いていたので、そちらも購入したわけです。
勝新太郎の兄、若山富三郎の豪快でかつ可愛い生きざまを生き生きと描いた山城新伍著の「おこりんぼ さびしんぼ」も、素晴らしいですよ。文庫も出てます。
往年の大俳優がまだ幅を効かせていたいた時代の、若山富三郎の面白すぎるエピソードが満載です。著者の山城新伍は、若山の自称一の子分として、親分に義理を尽くしますが、こずるく立ち回る自身の姿も、自嘲気味に描いています。お薦めです。廣済堂文庫ですので、いつまで書店にあるか心配です。

この間、書店でショックなことがひとつありました。私の大好きな英国の作家、ディック・フランシスの遺作が出ていたからです。私は最近、ミステリの雑誌を読まなくなったので、こんな衝撃の事実を全く知りませんでした。翻訳が出たわけですから、ファンは彼の死亡を当然とっくに知ってたんでしょう。私は当分、彼のファンだとは大きな声で言えなくなりました。

さて、ベン・ヴォーンですが、久しぶりに聴きたいと思っています。最初に聴いたときの印象はかなりいいものでした。(期待してなかったので…。)
いつもながら、CDバカさんの情報を活用させていただこうと思ってます。

オリコ・モールですが、アマゾンはポイント2倍、HMVオンラインは3倍、タワーレコードは4倍、ブックオフオンラインは6倍、そしてヤフーショッピングは最大5倍です。オリコカードでの決済が条件ですが…。

というところで、今夜はお休みなさい。

投稿: エル・テッチ | 2010年4月16日 (金) 01時50分

エル・テッチさん、いつも貴重な情報ありがとうございます。
Arthur Alexthunder のトリビュート盤は、しっかりと持っていますよ。輸入盤ですけど。背景が赤の絵のジャケットのCDですよね。
私はしっかりと、Ben Vaughn のコーナーに収納していました。
Ben Vaughn も Authur も辿りつき方が本当に違っていて面白いですね。私も嬉しいです。
Ben Vaughn のアルバムの収録曲に Doug Sahm の曲があったというのは全く意識していませんでした。
Ben のこのアルバムですが、正式デビュー前のデモ版という感じの粗い録音ですね。
演奏も80年代以降の彼とは違って聴こえます。ヒーカップ唱法でのロカビリーは多分このアルバムでしか聴けない音源です。
このアルバムがCDで出た時には狂喜乱舞物でした。
私は彼のことを全く知らない状態で、"Restless"レーベルからの新譜だからという理由だけで買ったのが、彼の87年の3rdアルバム""Blows Your Mind"でした。非常にホンワカした雰囲気のとぼけた味わいのあるボーカルで、ネジレ感や歪み感のない、和めるルーツ・ロックを聴かせてくれました。以降、過去作は勿論、新譜が出れば必ず買わねばならないアーティストの一人として、プロデュース関連、ゲスト関連を含めて追いかけているアーティストです。
1stアルバム"Many Moods Of"では、"The Prehistoric"で聴かれたようなロカビリー、ロックンロールがベースになった演奏です。しかし、2ndアルバム"Beautiful Thing"からは、ホンワカルーツ・ロックに転身。
更に、4thアルバム"Dressed In Black"ではポップな側面を見せ、Nick Lowe タイプの演奏と楽曲でルーツ・ポップを聴かせてくれます。ジャケットは一番変ですが、私が彼のアルバムの中で一番何度も聴き返したアルバムがこの4thアルバムです。
Peter Holsapple、Marshal Crenshaw、John Hiatt、Alex Chilton、Foster & Lloyd とゲストも多数です。
この1st~4thまでの中からのセレクトでのベスト盤が"Mood Swings('90-'85 & More)"というCDで出ていますので、もし、エル・テッチさんが Ben Vaughn 物は"The Prehistoric"だけをお持ちでしたら、是非、お勧めです。

John Wesley Harding ですが、Nick Lowe よりは、Costello 的なポップさです。
声を含めて、本当にそっくりです。
歌詞の内容は分かりませんが、少なくとも私がお勧めとしてご紹介させて頂いた2枚のアルバムでは、全く高尚な雰囲気はありませんので、ご安心を。

そして、The Blasters "Going Home"お買い上げ、まことにありがとうございます。心から御礼申し上げます。
エル・テッチさんも Blasters のアルバムをお持ちですね。嬉しいです。
唯一のお持ちのCDと言われた"American Music"こそ、私が3万円で買ったLPの嬉し悲しのCDです。お持ち頂いていて本当、嬉しいです。
今後とも Blasters & Dave Alvin ソロも宜しくお願いします。

本も買っていますね。
「天才 勝新太郎」はかなり面白いという評判ですね。眉村卓の応援ページの主催者の方がベタ褒めしていました。
荒山轍は「魔岩伝説」だけ読みました。

それにしてもポイント10倍は豪気ですね。私はセゾンのアマゾン購入でポイント2倍がせいぜいです。
年間支払い金額がそれなりなので、ポイントも意識しながら買うとよりお得そうですね。
勉強させて頂きます。

投稿: CDバカ | 2010年4月16日 (金) 00時03分

CDバカさん、どーもです。

「紅三四郎」懐かしいです。いいですねェ。私も見たいです。
お宝マンガの復刻を行っている「マンガショップ」では、「紅三四郎」の原作マンガの完全版を刊行しています。「マンガショップ」によれば、原作は、九里一平で、「少年サンデー」に連載されていたそうです。
また、69年にタツノコプロ製作のアニメが放映されると、「少年ジャンプ」にアニメ版のコミカライズ(映画のノベライズに当たる言葉らしいです。)が、吉田竜夫の作画で発表されました。ちなみに、九里一平と吉田竜夫は実の兄弟で、竜夫の方が兄です。
そう、あのタツノコプロの設立者ですね。吉田竜夫には「宇宙エース」、九里一平には「アラーの使者」、「海底人8823(ハヤブサ)」などがあります。ほかにも、二人の共作で「マッハGO、GO、GO」の原型になった「マッハ三四郎」なんてのもあるようです。
「紅三四郎」は、野試合で父を撃殺した仇を追う、三四郎の旅を描いていました。
仇について唯一分かっていることは、父の一撃を受けて仇が片目になっていることのみ。
三四郎が、行く先々で片目の武道家を求めてさすらい続ける姿には、子供ながら鬼気迫るものを感じてました。マンガショップのコピーでは、「天高く放り投げた真紅の柔道着を主人公が空中に飛んで身にまとう表現は斬新で、今もなおファンの間で語り継がれている名シーンだ。」と紹介されています。

「妖怪人間ベム」は、今、深夜の地上波で放映してると思います。私も夜更かしした日に見ました。ただ、出てくる少女の眼が恐いんですよね、あの画風が…。

「必殺」シリーズは、私も大好きです。特に第二作の「仕置人」が、とりわけ念仏の鉄が好きでした。でも、DVDで第一作の「仕掛人」を見たらこっちも大好きになりました。
いいんですよね。いろんな要素が…。例えば、芥川さんのナレーションの渋さ、仕掛け(仕置き)のため出動する際にかかるBGMのかっこよさ、そして、平尾昌晃作の一連のエンディング・テーマの切なさ、などなど、魅力たっぷりです。
当時、斜陽化した映画界からしぶしぶ移ってきた人たちが、テレビでも映画人としての矜持を持ち続け、誇りとこだわりを追及した作品でした。それは、「仕掛人」の裏番組だった「木枯らし紋次郎」にも言えることでした。

さて、CDバカさんが、アーサー・アレクサンダーをご存じで、しかも好きだという事は、大変嬉しい喜びです。CDバカさんがおっしゃっていたアルバムは、彼のラスト・アルバムで、最高作だと私は思っています。
あのアルバムでバックをつとめたのは、マッスルショールズ(一部メンフィス)の伝説のスタジオ・ミュージャシャンたちでした。なかでも、レジー・ヤング(gt)、ダン・ペン(gt)、スプーナー・オールダム(p、or)、ドニー・フリッツ(p)、ジーン・クリスマン(dr)といったツワモノたちは、もはやリビング・レジェンドです。
このうち、ダン・ペン、スプーナー・オールダム、ドニー・フリッツは、スワンプ・ミュージシャンとしても有名になりましたし、何よりも素晴らしいソング・ライターでした。彼らが書いた綺羅星のような名曲の数々は、まさに珠玉と言ってよいものです。
私も、通常盤も、ライブ音源やデモを追加したアルバムも買いました。
彼のトリビュート・アルバムをご存じですか?
ロジャー・マッギンの「アンナ」、ロバート・プラントの「イフ・イッツ・リアリー・ガット・トゥ・ビー・ジス・ウェイ」、コステロの「サリー・スー・ブラウン」、グレアム・パーカーの「エブリデイ・アイ・ハヴ・トゥ・クライ」、マーク・ノップラーの「ユー・ベター・ムーヴ・オン」、ジョン・プラインの「ロンリー・ジャスト・ライク・ミー」、ニック・ロウの「イン・ザ・ミドル・オブ・イット・オール」などなど…。名曲名演集です。
私は、特にプラントとパーカーのバージョンがお気に入りです。
まず、なんといっても曲が良いので、あまりフェイクなどせずに、素直に自分の個性を出しているものがいいです。
どうです。もし、お持ちでなかったら欲しくなったんじゃないですか?
参加メンバーも好みの人が多いと思いますし…。これは、「アーサー・アレクサンダー・トリビュート・アルバム」のタイトルで日本盤も出ていました。
私は、ベン・ヴォーンがプロデュースしていることは、こいつだれ? と思ったタイプの人でした。しかし、その後、ベンの「ザ・プレヒストリック・ベン・ヴォーン1978-1980」というアルバムを買うことになりました。
理由は、このアルバムに「シーズ・アバウト・ア・ウーマン」のカバーが収録されていたからなのでした。どこまでいっても、ダグ・サーム命ですみません。
つい最近まで、このベンがアーサーのラスト・アルバムのプロデューサーと同一人物とは気づいていない人だったのです。重ねてすみません。
私は、もともとアーサーが好きだったのですが、バックの面々のクレジットを見て狂喜乱舞して買ったくちです。
まあ、お互いアプローチは違いますが、同じアルバムにたどり着いたわけで、なんか嬉しい気分です。
ウォルター・クリーブンジャー ですが、実は現在オーダー中で到着を待っている状態です。私がオーダーしたのは、03年の「フル・ティルト・アンド・スウィング」です。
初物なので、特にこだわりはなく、別にどれでも良かったんですが、なぜかこれをチョイスしています。
ジョン・ウェズリー・ハーディングは、聴いたことはないですが、存在は知ってました。
ただ、CDバカさんがおっしゃるとおり、ニックを思わせる音楽をやっているとは全く以外です。
私がもっていた印象は、ロン・セクスミスやジョン・プラインのような市井派、社会派といったイメージです。もっとも、この二人ともまともに聴いてはいないのですが…。
とりあえず、名前からは哲学的な曲をやるシンガーと勝手に思ってました。
またしても、気になるアーティストが私の海馬にインプットされたわけです。

さて、本日は帰宅すると3件の不在通知が届いていて、即行連絡したところ、本日中に全て受け取ることが出来ました。届いたアイテムは、次のとおりです。

アマゾン
「ライヴ・ゴーイング・ホーム」プラスターズ
「リトル・ブラウン・アイド・ソウル」サニー&サンライナーズ

HMVオンライン
「ア・トリビュート・トゥ・サニー・オズーナ」リトル・ジョー&ラ・ファミリア
「ビフォア・ザ・ネクスト・ティアドロップ・フォールズ」リトル・ジョー&ラ・ファミリア
「シー&ヒム ヴォリューム・ワン」シー&ヒム
「ワークショップ」NRBQ

オンライン書店ブークス
「天才 勝新太郎」春田太一(文春新書)
「梶原一騎伝 夕やけを見ていた男」斉藤貴男(文春文庫)

そして、本日書店で店頭買いしたのが、
「なぜ手取りはこんなに少なくなるのか」福田稔(PHP)
「38口径の告発」今野敏(朝日文庫)
「忍法さだめうつし」荒山徹(祥伝社文庫)
…でした。

NRBQは、なぜかいつもと逆パターンで、とっくに持っていると思い込んで、買い逃していたものです。
ブラスターズは、完全にCDバカさんの感化です。
私が所持しているブラスターズは、日本盤アナログ「ハリウッド旋風」と輸入盤「トラブル・バウンド」(ただし、アマゾンで検索して出てくるジャケットのやつじゃないです。
私の記憶違いかな? CDバカさんには大変申し訳ないんですが、所在不明で確認できません、スミマセン。)、CDでは、「アメリカン・ミュージック」のみです。それにフィル・アルヴィンがサン・ラやダーティ・ダズンと共演しているビッグ・バンドものもお情けとして追加させてください。(アナログ盤です。タイトルは覚えていません。ミニー・ザ・ムーチャーをやってるやつです。)

オンライン書店ブークスは、私のメインのクレジット・カードがオリコUptyIDなんですが、オリコ・モールというオンライン市場がありまして、このサイトを経由して、この書店のサイトで買うと何とポイントが10倍なのです。それで入手を急がない本は、ここを使っています。

というところで、今夜はお休みなさい。


投稿: エル・テッチ | 2010年4月15日 (木) 01時44分

エル・テッチさん、Keith & The SatellitesのDVD、購入されましたか。
こちらこそ、お役に立てて嬉しいです。
エル・テッチさんのDVDラインナップはディープですね。
私の音楽以外の未見DVDは、勅使河原監督で安部公房原作の「砂の女」「他人の顔」「燃えつきた地図」の映画が収録されたものと、アニメ「妖怪人間ベム」「紅三四郎」そしてドラマ「必殺仕事人Ⅳ」です。見なくちゃと思ってまして、必殺を少しずつ見ています。音楽以外は結構マメに見ているんですよね。

Arthur Alexander出ましたね。いつか出ると思ってました。
私が聴く数少ない黒人アーティストの一人です。
この人のアルバムは"Lonely Just Like Me"のみ持ってます。このアルバムのスペシャル・バージョンも買いました。
なぜこれだけ買ったかですが、理由はプロデューサーで、Ben Vaughn がプロデュースしていたからです。
このアルバムは大好きです。

私がインディーズメインなのは手作り感と貧乏臭さが好きんですね。変な言い方ですけど。
なので、メジャーレーベルでも、構わないのですが、やはり、いじり過ぎの音が多くて、気持ちが入らない物が多いです。
カントリーも一緒です。なので、インディーに行っちゃってます。
あと、有名物にも興味がどうしても沸かないのです。本もそうです。マイナー物がすきなんですね。ヘソ曲がりです。
有名バンドって、何か知らないですけど、途中で流行りの音を取り入れてしまうんですよね。
それが気に入らないというのもあります。頑固一徹、マンネリ結構、そういうこだわりを捨ててしまっているとしか思えないのです。契約とビジネスの世界なので、止むを得ないんでしょうね。
でも、興味が沸くと、ビートルズ・ボックスのように一気に行ってしまうこともあります。
実は Kinks はそっちで行きそうな感じがしています。
後、「CCR古臭い」の件ですが、これは、演奏がとか、楽曲がと言う意味ではなく、音、録音の古臭さなんです。
私は、安い昔のモノラルラジカセのような、周波数レンジの狭い音が苦手で、そういう響き感のない、抜けの悪い音を苦手としています。
どんなに演奏や楽曲が良くても、その良さを味わう前に、断念してしまうのです。
なので、70年代を含めて、古いロック物を敬遠しているのです。
なんで、70年代以前のロック物は音が悪いのか。楽器の響きがちゃんと録音され切れていないことに生理的な不快感を持ってしまうのです。もう本当に好き嫌いのお話です。
ご容赦下さい。
CCRは前にも書いた通り、そんなに悪い音じゃないことを再認識しました。ボックスを狙った位です。
ということで、ご理解下さい。

Boolteens ですか。ん~、これが Costello Meets Nick Lowe?
「?」が果てしなく続きそうですね。似ているのは鼻が詰まったような声だけですね。
このバンドは明らかに、ギター・ポップ系のパワー・ポップです。
まあ、Costello も Nick もパワー・ポップとして紹介している日本のメディアもあるので、パワー・ポップで括ってしまうと一緒なのかも。死ぬほど違和感がありますが。
CD Babyの類似アーティストは当たり、ハズレが五分五分なので、要注意です。でも、半分は当たっているので、確認必須です。
90年代に Cardingans というバンドが突然日本でブレイクして以来、スウェーデン産のギター・ポップが注目を集めるようになりました。
キラキラとした陽光眩しいギター・ポップから、分厚い轟音ギターに甘いメロディーと分厚いコーラスをかぶせるパワー・ポップまで、良質なギター・バンドが数多く世界中に広まっていきました。
Boolteens はその中の一つで、明らかにキラキラ系のギター・ポップです。
私はギター・ポップ~パワー・ポップも大好きなので、このバンドも勿論大好きで、このCDも持ってます。
エル・テッチさんはギター・ポップ系はいかがでしょうか?
結構苦手な人は苦手ですよね。「ロックじゃない!!」というのがそのポイントでしょうね。
どこかアイドル系の匂いがするところがダメなんでしょうね。
私にとっては、フォーク・ロックの延長であり、元祖は Byrds です。
以前はビートルズもギター・ポップの元祖と思っていましたが、ボックスで全アルバムを通して聴いた結果、ビートルズの初期は、ガレージ、ロックンロールであり、中期はオルタナ・ギター・ポップであり、後期はルーツ・ロックであるという認識に変わりました。
なので、キラキラギター・ポップの元祖は Byrdsです。言い切っちゃいます。
ちなみに、本当にCostello & Nick Lowe 直系でルーツィーでポップで温かい演奏をするアーティストで自信を持って紹介できるアーティストは二人です。
一人は、John Wesley Harding で、もう一人は Walter Clevenger です。
John のこの名前にはエル・テッチさんは反応せずにはいられないでしょう。本人も意識してつけたのだと思いますが、演奏の雰囲気に、Bob の影は全く見られません。ルーツィーなポップ・ロックです。Costello のポップな面をそのまま受けついだかのような演奏と歌が楽しめます。
お勧めアルバムは、"Here Comes The Groom"と"Why We Fight"です。

もう一人の Walter Clevenger は、パワー・ポップの中で語られることが多いですが、この人も、ルーツィーな味わいがあって温かいです。 Nick Lowe が乗り移ったかのような演奏とメロディーが味わえます。
お勧めアルバムですが、この人は John と違ってアルバムは4枚しかないので(John はアルバムが20枚近くあります)、選ぶまでもありません。でもあえて選ぶなら、1st"The Man With The X-Ray Eyes"と2nd"Love Songs To Myself"です。

では。

投稿: CDバカ | 2010年4月14日 (水) 18時57分

CDバカさん、どーです。

本日、キース&サテライツの「ライヴ・アット・ザ・アール」が届きました。
タワー・レコード・オンラインには、まだ在庫があるようですが、アマゾンやHMVオンラインでは取り扱いしていなかったので、早期に入手すべきだと判断し、即行でオーダーしたのでした。
今回も、CDバカさんの情報に感謝です。ただ、またDVDが増えちゃいました。

そのため、今晩は、溜まっているDVDを少しでも消化するため、「ゴジラ対メカゴジラ」と中村錦之助主演の「独眼竜正宗」を頑張って観ました。
「ゴジラ対メカゴジラ」は、内容はともかく、原作者の一人として、福島正美の名前がクレジットされていることが、「おっ」という感じです。そう、SFマガジンの初代編集長ですね。驚きです。ただ、そのことが映画のクオリティにさほど影響を与えていないことが残念ですが…。
このころのゴジラは、眼が大きくなって、凶暴な雰囲気がなくなってしまってます。
前々回観た「ガス人間第一号」は、若き日の八千草薫がヒロインを演じるちょっとした怪作でしたが、日曜日に届いた「マタンゴ」も怪しそうな映画です。「高密なドラマと特撮で描く第一級和製恐怖映画登場 !」というコピーがついていますが、ジャケを見る限りではあまり恐そうではないです。ちなみに、この作品を知る人はほとんどいないと思いますが、外国ではカルト的な人気があるそうです。日本のサブカルチャーは、予想外のところで爆発したりしています。本日2枚観ましたが、土日と今日で3枚増えましたので、相変わらず未視聴DVDの総数は減っていないのでした。

ニック・ロウのベスト盤の捜索は、もう気にしないことにしました。まあ、また別のものを探し始めたらひょっこり出てくるんでしょう。ただ、CDバカさんがおっしゃっていたように、通常のCDより分厚いパッケージのものが、なぜ容易に発見できないのか謎ではあります。

サウスサイド・ジョニーが、シカゴ・ブルース好きだとは以外でした。
私は、彼をさほど聴いているわけではありませんが、私の知る限りでは、サム・クックやソロモン・バーク、クラレンス・カーターなどをやってたはずで、これらはアーリー・ソウル、ディープ・ソウルにカテゴリーされるものです。シカゴ・ブルースといえばマディ・ウォーターズやハウリン・ウルフ、又はサニー・ボーイ・ウイリアムスンといったところがすぐ思い浮かびますが、まあ、「好き」と実際にプレイするかは必ずしも一致しないのかも知れませんね。
似た趣味の人として、ロック畑ですぐ連想できるのは、グレアム・パーカーです。パーカーも、サム・クック好きでした。私は、彼がやったアーサー・アレクサンダーの「エブリデイ・アイ・ハヴ・トゥ・クライ・サム」が大好きです。
ちなみに、アーサーは、ビートルズの「アンナ」や、ストーンズの「ユー・ベター・ムーヴ・オン」のオリジネイターで、もちろん黒人ですが、かなり白っぽい歌い方のヘタウマ・シンガーで、60年代のビート・バンドには大人気だった人です。(ニック・ロウも「イン・ザ・ミドル・オブ・イット・オール」をやってます。)

CDバカさんが、原則的に80年代以降のもの、しかもインディーズにしか興味がないのは残念です。
私もメジャーなものは苦手ですが、だいだい20年くらい経過すると、不思議と興味の対象になったりします。現在、MTVで流れているようなロックには全く関心がありませんが、いやでも耳に入ってくるようなポップな曲は、20年後には好きになってるかもしれません。
私は、ウエスト・コースト・ロックが大流行していたころ、全く興味がありませんでした。
当時、普通の喫茶店でもイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」が流れていたものでした。
私は、曲そのものの魅力やハスキーなボーカル、特にドラムのフィルがカッコイイと思っていましたが、決して口に出すことはありませんでした。「こんな軟弱な音楽が好きだなんて言えるはずがないじゃないですか!!」…ところが、2000年にまだ少しという頃、突然カントリー・ロックに目覚めてしまったのでした。バーズの「スイートハーツ・オブ・ロデオ」やブリトーズの1stが好きだと言うほうが正しいロック・ファンのはずでしたが、実はイーグルスのオリジナル・アルバムをこそこそと集めていたのでした。その流れで、リンダ・ロンシュタットもニコレット・ラーソンもカーラ・ボノフも、そして表向きはいやいやながら、ジャクソン・ブラウンも実は好きになってしまったのでした。転びブッディストというわけです。
今年は2010年ですから、そろそろ90年代のメジャー・バンドが聴ける耳になっているかも知れません。といっても、バンド名がひとつも浮かんではきませんが…。

ビートルズやストーンズ、キンクスなどは、私にとってメジャーものではありません。
私だけの定義では、メジャーものとは、その当時の流行りもので、多くの人に聴かれるが、数年経過すると古びるものです。そういう意味で、今あげたバンドはスペシャルな存在なのです。

CDバカさんが、クリーデンスを「あまりにも古い」とおっしゃっていたのが、かなりショックでした。彼らは68年くらいから70年くらいまで、実質3年程度の活動期間しかなかったバンドでした。その間、シングル・ヒットを連発したわけで、私の好みであるはずがなかったのですが、聴いた音は、私を虜にしました。アイム・プリズナー・オブ・CCRです。
ジョン・フォガティは、曲を書き、リード・ボーカルをとり、リード・ギターを弾き、ついでに一時期バンド・マネージャーとして、金の管理までやってました。あまりのワンマンぶりに、ついに兄貴がバンドを飛び出したりしたのでした。兄貴が抜けたあとも、メンバーを補充せずに行った公演の記録「ライブ・イン・ヨーロッパ」は、録音が今一ですが、ギター一本とは思えない豪快なプレイが最高でした。(ただ、ギターのオーバー・ダブ疑惑がありますが…。)
私は、その後リリースされた全盛期のライヴ盤「イン・コンサート」よりも、好きなくらいです。

ところで、今日は、スウェーデンのバンド「ブールティーンズ」の96年同名アルバムが届きました。
CDベイビーで、「コステロ・ミーツ・ニック・ロウ」などと紹介されていたので、買ったのですが、アマゾンのマーケットプレイスで500円という安値で出品されていたのです。届いたものは何と日本盤でした。まだ、聴いていませんが、CDベイビーで視聴した曲は、声がコステロそっくりでした。ただ、ライナーを読むと、なんとなくロックというよりポップではないかと疑ってます。

としいうところで、今夜はこのあたりで…。

投稿: エル・テッチ | 2010年4月14日 (水) 01時22分

エル・テッチさん、Nick Lowe は必ず見つかると思いますので、根気強くお探し下さい。思わぬ場所にあるんですよね。
アマゾンの注文履歴の写真表示は本当に良い機能ですよね。買ったものが直ぐに分かって結構重宝してます。
出来れば、出品者評価にも写真が出るか、アーティスト名も表記して欲しいです。

Gene Thomas は間もなく到着しそうですね。ワクワクですね。お気持ちよく分かります。

Southside Johnny の "Southside"というニックネームは、シカゴブルースをこよなく愛する彼に対して、Little Steven が進呈したというお話だったと思います。
エル・テッチさんがカートで待機中のアルバムは"Grapefruit Moon: The Songs of Tom Waits"のことですね。
08年の最新作です。
「スィンギーでジャジーなビッグバンドスタイルでの豪華な演奏である。Brian Stzer Orchestra タイプのノリノリ物。」
というのが私の感想でした。お勧めです。

Doug と Aigie の "Get On Up"は3万5千円、又は200ドルですか。
これはもう迷わず200ドルコースですね。
1万5千円も安いですね。決まりですね。(ウソです)くれぐれも冷静に。
私の最高出費アルバムは3万円です。
これは、The Blasters が Rollin Rock というロカビリー専門レーベルからわずか2000枚のみリリースしたLPで、日本で現物を見ると思っていなかったものを、都内の中古ショップで見つけたものです。
一晩悩んで購入したのです。LP1枚に3万円ってありえないですよね。でももうこれは完全に宝物でした。
しかし、悲劇というか、喜劇というか、このわずか半年後に、このアルバムがCD化され、しかもボーナストラックまでついて、値段は円高の影響もあって、わずか1500円程度。20分の1です。
もう、CD化されて嬉しいのか悲しいのか。救いは、ジャケットがオリジナルじゃないこと。
こういうことがありますから、本当に要注意です。
悩んで下さい。
でも200ドルなら...

投稿: CDバカ | 2010年4月13日 (火) 22時04分

CDバカさん、どーもです。

まず、報告します。ニックのCD2枚+DVD1枚のベスト盤は、確かに購入していました。
HMVオンラインの注文履歴で去年3月末にマルチバイでオーダーし、受け取ってることが確認できたのです。間違いなくDVD付き盤でした。ただ、現物は未だ発見できていませんし、DVDを見たという記憶もありません。
もしかしたら、見たのに忘れているのかも知れませんが、CDバカさんが書かれていたカーリーンも出演ということが気になるのです。そんなものなら、記憶に残ってていいはずなんですが…。
ちなみに、この時、マルチバイにするため一緒に買ったのは、キャンディ・ステイトンの「フーズ・ハーティング・ナウ?」とショーン・サームの「テックス・メックス・エクスペリエンス」でした。もうそんなに前なのかというのが感想です。
しかし、こうやって過去の注文履歴がオンラインで見れるのは良いですね。特にアマゾンは、最近リニューアルされて、アイテムの写真まで表示されているのは、大変便利で、サービスに対する高感度アップです。

ところで、本日は、セカイモンからジーン・トーマスの「Teenage Memories Like This」が届きました。94年Rockin Country Recordsからの発売になっていますが、会社の住所はオーストリアでした。ドイツ語圏ですよね。でも、インナーは英語でしたので多少は読めます。
ジーン・トーマスは、38年テキサスのペイルスタイン(?)生まれということですので、今年72歳になります。61年にカントリー・フレイバーのバラード「サムタイム」がヒットしたと記載されています。ジーン&デビでの活動は、68年頃のようで、「プレイボーイ」が代表曲であるとのことです。今年も新作が発売されたわけで、頑張ってるなあ、という感じです。

セカイモンから、前日に「税関を通過しました」というのメールが来ていたので、2~3日後には届くと思っていたのですが、メール着信後翌日に届いたので少し驚きました。
とにかく、代行サービスとはいえ、海外オークションで落札したアイテムが無事届いたのです。
私の世界制覇への道は、確実にその歩みを加速しているのでした。

さて、CDバカさんの文章を読んで、久々にサウスサイド・ジョニーに関心を持ちました。アマゾンで検索して、ビッグ・バンドでトム・ウェイツをやっているというアルバムがあると知り、興味津々です。私はビッグ・バンドが大好きなのです。しかもトム・ウェイツをやるとは…。
ウェイツは、1stと2ndのみ聴いていましたが、某ドラマに使われた「トム・トラバーツ・ブルース」を聴いて、「これって、ジョー・コッカー?」と一人盛り上がってたのでした。
そのサウスサイド・ジョニーのアルバムは、今、アマゾンのカートで待機している状態です。

ビッグ・バンドからの唐突な連想ですが、私は、ボブ・ウィルズとルイ・ジョーダンは、同じコインの裏表だと考えています。
ボブのウェスタン・スイングも、ルイのジャンプ・ブルースもバンドの編成は良く似ています。活躍した時期も、30~40年代と共通しています。どちらも、ジャズとの関係が深く、時期によっては、スモール・コンボ編成の時期もあれば、ビッグ・バンド編成の時期もあるという点でも重なっています。
また、どちらも、いち早くエレキ・ギターを導入したことも共通しています。
ボブの「ギター・ブギ」、ルイの「エイント・ザット・ジャスト・ライク・ウーマン」は、確実にチャック・ベリーに影響を与えています。「ジャスト・ライク~」のギターのイントロは、チャックのあのイントロ・フレーズそのものですし、チャックのデビュー曲「メイベリン」はボブの「アイダ・レッド」をヒントに作ったものでした。当時、ジャズをやってたプレイヤーは、ジャズだけでは生活が出来ないため、リズム・アンド・ブルースのバンドにも加入し、演奏していた人が多くいました。
ボブは、自分の音楽を決してウエスタン・スイングとは呼ばず、「カントリー・ジャズ」と呼んでいました。
アスリープは、アルバムでかなりの数のボブのカバーをやっており、トリビュート・アルバムも2枚出していますが、最初にグラミーを取ったのは、ルイのカバー曲「チュー・チュー・チ・ブギ」でした。

CDバカさんの初めて買ったダグのアルバムが「ジューク・ボックス・ミュージック」だということですが、あのアルバムは、ダグが少年時代に聴いていたに違いないテキサス、ルイジアナ、そしてメンフィスのクラシックをカバーした素晴らしいものでした。当時の私はといえば、もうご想像がつくと思いますが、収録曲の原曲探しを血眼になって(ヤッパリ)やっていたのでした。
あのアルバムのコンセプトですが、実は過去に同趣向のアルバムがあります。
それが、リイシュー専門レーベル「コレクタブルズ」からジャケットが変更され、タイトルも「ゲット・オン・アップ」と変えられ発売された原題「ウエスト・サイド・サウンド・ロールス・アゲイン」というアルバムでした。これは、オーギーとの連名で出されたもので、「ジュークボックス」と同じく、テキサス、ルイジアナ・クラシックの素晴らしいカバー集でした。
特に、ボビー・ブランドの「ファーザー・アップ・ザ・ロード」の間奏でのメンバーのソロ回しは最大の聴きものです。ギター・ソロはもちろんのこと、ピアノ、オルガン、サックス、トランペットと次々と回していく各楽器のソロ・プレイは鳥肌、悶絶ものです。
このアルバムで既にダグは、サニー・オズーナの「ゴリー・ジー」をやっています。「ラヴ・イズ・ア・ミステリー~」と歌われるこのチカーノ・スワンプ・バラードは、「ジューク・ボックス」でも再演していました。
残念ながら、このCDは、私の関知しないまま(許せん、断じて許せん!!)、発売され、既に廃盤のようです。アマゾンでは、中古が35000円などという法外な値段がつけられ、出品されています。米アマゾンでは、同じく中古で約200ドルです。
そろそろ、ドル円相場はトレンド変換といわれていて、今後は円安に向かうという専門家の意見が飛び交っています。
森高の中古DVDを24000円で落札しようとした私です。たとえ中古でも、未入手のダグのアルバムに200ドルは安いかも…などと昨日からむくむくとわいてくる気持ちを必死に落ち着かせているところです。しかしそんなにがつがつしなくても、気長に待てば、オリジナル仕様で再発されないとも限りません。

…というわけで、私のためらいの日々は、なお続きそうです。
というところで、今夜はお休みなさい。

投稿: エル・テッチ | 2010年4月13日 (火) 01時06分

エル・テッチさん、さすが、Doug への思いは熱いですね。
私が最初に買って聴いた Doug のアルバムは89年の"Juke Box Music"でした。
そこから遡るように過去作を聴き、そこから先のアルバムは必ず買うようになりました。
過去作のCDは編集盤がやたらと多く、オリジナル盤を選ぶようにして購入しています。
まだまだ未購入盤があるので、過去作購入は継続中です。

Nick Lowe のDVD付き盤は普通のCDよりも分厚いので見つけやすいと思います。あせらず、お探しになって下さい。
本来同じ場所に収納されるべきCDが別々のコーナーに泣き分かれとか、こんなCD持ってたっけ?なんてことは私もしょっちゅう。
ネットでたまたま、自分が追いかけているアーティストがプロデュースしているCDを発見し、これは買わねばと、気合を入れてあちこち検索するも、在庫無しと販売中止ばかりで、もはや入手出来ないのかとあきらめて、ふと近くの未聴盤収納棚を見たら、何とそのCDが既に棚に収まっていた、なんていうことも実際にありました。
又、好きなアーティストのCDでこれは買い逃しているものだ、と思って注文を出した後でそのアーティストの収納場所を見てみたら、そのCDが既にあって、あわててキャンセルなんてこともしょっちゅうです。
なので、私はもはや自分の記憶などはとうの昔に信用しないことに決めています。
エル・テッチさんも自分を信用出来ないことを嘆かず、逆にそれだけ色々CDがあるんだから仕方がないと、素直に受け入れてしまいましょう。

Barns & Noble ですか。私もかなり利用していました。
インディーズ系がかなり強いショップで重宝していました。
最近はアマゾンとかCD Baby、Music Stackで固定されてしまいました。
エル・テッチさんも着々と「CDバカ」化していってますね。心強い限りです。

投稿: CDバカ | 2010年4月12日 (月) 22時46分

CDバカさん、どーもです。

ダグ・サームのソネット音源のリイシューについて言及していただき、ありがとうございます。
当時ソネットから出ていたアルバムの中には、オーギーが持っていたテキサス・レコードからリリースされ、その後ソネットからリプリントされたものが何点かありました。
「ライヴ・ラブ」、「バック・トゥ・ザ・ディロ」などがそれに当たります。
「ライヴ・ラヴ」は、ソネットではジャケットが変更され、タイトルも「ベリー・マッチ・アライヴ」と変えられていました。これらは、現在、英エドセルから無事リイシューされています。
「バック・トゥ・ザ・ディロ」と「ベリー・マッチ・アライブ」は、発売年こそ離れていますが、いづれも77年にテキサスのアルマディロ・ヘッドクォーター(コマンダー・コディのライヴ盤が有名ですね。)で行われたサー・ダクラス・クインテットの同窓会的ライヴの音源で、共に一方を補完するものです。ここには、ダグとその一派の多様な音楽性がはっきりとしるされていて、初めて聴いたときは驚いたものでした。
ちなみに、私が初めて買ったダグのアルバムは、「ミツドナイト・サン」でしたが、その次に買ったのが「バック・トゥ・ザ・ディロ」でした。ジャケット・イラストだけで買ってしまいそうなこのアルバムは、ストーンズのようなルーズなロックンロールで始まりますが、すぐにダグのリズム・アンド・ブルース好きが現れます。ウイルソン・ピケットのメンフィス・ソウル「ゲット・オン・アップ(ドント・ファイト・イット)」から、ボビー・ブランドのテキサス産ゴスペル・ブルース「アイ・ピティ・ザ・フール」、JBの「シンク」へと続きます。
そして、チャック・ベリーの「キャロル」をルーズにきめたあと、「スージーQ」を経て、なんと次はレイ・プライスの4ビート・ホンキー・トンク・カントリー「クレイジー・アームス」へとがらりと様変わりします。さらには、メキシカン・トランペットが印象的なテックス・メックス「ヌエボ・ラレード」と続き、締めはジミヘンの「パープル・ヘイズ」と、同じアーティストのレパートリーとは信じがたい、すごい展開になります。アナログではここで終了でしたが、英エドセル盤CDでは、曲が追加されており、私はちょっと複雑な心境です。ジミヘンで終わるほうが美しかったと思うのは懐古趣味でしょうか? (曲の追加は単純に嬉しいんですが、どーも複雑です。)
このはちゃめちゃな選曲の楽しさは、「ベリー・マッチ・アライヴ(ライヴ・ラヴ)」でも発揮されていて、テンプスのモータウン・クラシック「マイ・ガール」から、ブランドと並ぶテキサス・ブルースの王者、ジュニア・パーカーの「ドライヴィング・ホイール」へとつなぎ、テキサス・サイケデリック・ロックの奇人、ロッキー・エリクソンの「スターリー・アイ」から最後はエディ・フロイドのメンフィス・ソウル・クラシック「ノック・オン・ウッド」で締める素晴らしい展開です。私はこの2枚のライヴ盤が大好きです。
このアルバムをきっかけに、ブランドとパーカーをおっかけることになりました。
この二人のカバーは、ダグのアルバムではかなりの頻度で出てきます。
ダグのブルース・ヒーローは、この二人とTボーン・ウォーカー、それにギター・スリムでした。これらの人たちの代表曲のカバーが、ジェリー・ウェクスラー制作のダグのソロ・アルバム「ヘル・オブ・ア・スペル」で聴くことができます。このアルバムは、ダグのブルース・ルーツに正面から向き合ったものでした。
私がジョン・フォガティが好きなのも、ダグが好きな理由と似ています。
二人とも、ブルース、リズム・アンド・ブルースのルーツとカントリーのルーツが同居している人です。ダグのギター・スタイルは、Tボーンとギター・スリムに負うところが大きく、ジョンのギターは、スコッティ・ムーアに負うところが多いという違いはありますが、どちらも私のギター・ヒーローです。
今回、久しぶりにソネット音源を聴いて、ダグのボーカルにテキサスの広大な大地をイメージしました。今回の選曲の中では「キャロル・ジェーン」に特にそれを感じます。
「テキサス・メイベリックス」の「シスター・テリー」や「ラヴェン・ユー・ベスト」を思い起こさせます。ダグのろうろうとしたエモーショナルなボーカルに恍惚となってしまいます。
オリジナル・アルバムの復刻はまだですが、こうして一部の音源でもCD化されたことは、極東の島国から応援していた一ファンとして、非常に幸せな出来事でした。

さて、私は今晩、CDバカさんのニックに関するコメントを読んであせっています。
昨年でたニックのベスト盤にDVDがついていたというくだりが、衝撃となって私を襲っているのです。私はもちろん入手していましたが、DVDがついていたという記憶がないのです。
15分ほど探しましたが、問題のCDは出てきません。ここ何日か起こっていた奇跡は、今晩はお休みのようです。いらいらしながら、アマゾンを検索すると確かにDVD付きのものと、CDのみものとが存在しています。しかもどちらもアメリカ盤で。
私は、自分の記憶が信用できません。確かめるためには、アルバムそのものを見つけるほかありませんが、無理なようです。とりあえず、アマゾンのカートに保存しましたが、実は自分に自信がないのです。実はDVD付きをもっているのではないか? でも、映像を見たという記憶がない。
もう、困ってしまいます。思わずいらいらして、うっかり「刑事コロンボ」のDVD22巻セットをひっくりかえしてしまい、バラパラとこぼれおちるDVDをかき集める羽目になりました。
今日はもう捜索をあきらめましたが、例によって、以前探したときに見つけられなかったアルバムを何枚か発見しました。ジョン・ハイアットの「セイム・オールド・マン」、「マスター・オブ・デザスター」です。ついでに、アスリープのDVD付きCD「キング・オブ・ザ・テキサス・スウイング」や、フラコ・ヒメネスの「スクイーズ・ボックス・キング」も出てきました。いずれもアスリープのコーナーやフラコのコーナーと泣き別れになっていたものです。
しかも、フラコ盤は、見入手と思いこみ、しっかりとアマゾンのカートに待機させていましたし、アスリープ盤については、そんなアルバムがあることさえ忘れていました。
もう、自分が信じられません。

今日は、森高の2ndと3rdを聴いていたので変なモードになっています。
2ndでは、ほとんどの曲が職業作家のもので、1曲のみ森高の作詞が入っています。
それが、3rdでは逆転して、森高の作詞が大半を占めています。
といっても、特別急変したと言う感じはないんですが…。
森高ワールド全開になるのは4thからなんでしょう。
ちなみに、今回の2枚ともヤフオクで手に入れた中古です。

あと、今日はバーンズ&ノーブルという本がメインだけどアマゾンのようにCDやDVDなども扱っている米ショップにアカウンカトをつくり、オーダーしました。
世界デビューして、まだあまり日もたっていませんが、だんだんと「CDバカ・ウイルス」が私の前頭葉のOSを着実に浸食していっているようです。

というところで、今晩はニック事件のため、すっきりしないまま眠ります。
それではまた…。

投稿: エル・テッチ | 2010年4月12日 (月) 01時27分

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