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2010年4月24日 (土)

CD聴盤日記(4/24):今日の店頭購入から Pretenders ボックス5枚。

The Pretenders -Original Album Series [Box set]-
Pretenders_2 シングル集CDと、90年と08年のアルバムの合計3枚だけ持っていた。
メジャーなバンドに興味を持てない私としては、特に全作を買いたいという気にまではなれず、放置していた。しかし、ちょうど未所有のものばかりの5枚セットで激安。
で、購入してみた。結果はちょっと悲しい...。以下が5枚の聴盤感想です。

 

 

 

Pretenders(80)
Pretenders1  好度:2
 ジャンル:ガレージ
 

 

 

 

 
 感想:7曲目の一曲だけ Nick Lowe がプロデュースしていて、その曲にたどり着くま
    では、実に退屈。ガシャガシャとしたうるさいギターサウンドで、有るのか無
    いのか分からないような起伏の無いメロディーがダラダラと続く。
    なんとなく、サウンド的にもガレージとニューウェーブが交じり合ったような
    雰囲気で、暗さのある演奏である。
    しかし、7曲目で急にメロディーが溢れてくる。ギターの音が気持ち良く奏で
    始める。で、あれっ?と思ってクレジットを見ると、この曲のプロデュースが
    Nick Lowe だった。出来すぎのような本当の話である。
    この曲以降は、プロデュースはモトに戻るが、曲調とサウンドはなぜか戻ら
    ない。
    最初からこの調子なら文句なしに好度は4点である。
  
Pretenders Ⅱ(81)
Pretenders2  好度:2
 ジャンル:ガレージ
 

 

 

 

 
 感想:この2ndも、なぜか1stの前半のような演奏と曲調でNG。退屈で一本調子で
    魅力に欠ける楽曲と演奏。しかし、後半は又、綺麗なギターサウンドを響かせ
    てのギター・ロック路線に。
    それでもやはり全体的には魅力に乏しい楽曲と演奏であることに変わりなし。
    ガレージとニューウェーブが混ざったような居心地の悪さを感じる。
    果たして、いつからこのバンドは化けるのか。
    90年のアルバム"Packed"や、08年の"Break Up The Concrete"も良かったの
    で、早く化けた演奏を聴かせて欲しい。

Learning to Crawl(84)
Pretenders3  好度:4
 ジャンル:アメリカン・ロック
 

 

 

 

 
 感想:泥臭いハーモニカが唸りを上げる、何か吹っ切れたような突き上げるような
    力強さに満ちたアメリカン・ロックで幕を開ける。
    ここで化けたか!!と感じさせる演奏である。
    そして二曲目、これが多分極めつけ。アメリカン・カントリーフレイバーを
    漂わせた横ノリフォーク・ロック。ギターサウンドが爽やか。メロディーも
    和み系。
    やれば出来るじゃないかと、ポンポンと肩を叩いて褒めてあげたい。
    で、なぜここまで一気にアメリカンなロックンロールに転向出来たのか。
    このアルバムのクレジット(この購入CDには一切クレジット情報はない)
    を調べてみて分かった。
    何と、バンドに、あの Billy Bremner が加入しているではないか!!
    Billy が Pretenders に関わったことは知っていたが、ゲスト参加程度の
    事と思っていた。不覚。そして、納得!!

Get Close(86)
Pretenders4_2   好度:2
 ジャンル:メジャー・ロック
 

 

 

 

 
 感想:前作がシンプルなアメリカン・ロックで良かっただけにこのアルバムにも
    期待は大きかった。しかし、これは完全にプロデュースミスとしか思えない。
    Bob Clearmountain と Jimmy Iovinne のコンビで完全にメジャー系のごて
    ごてした派手なサウンドプロダクションになってしまった。
    前作でのシンプルさはもはや影も形も無い。
    残念。

Last of the Independents(94)
Pretenders5_2  好度:2
 ジャンル:メジャー・ロック
 

 

 

 

 
 感想:これまた前作と同様に、ゴテゴテしたサウンドプロダクション。
    メジャー臭い。そして、どこか暗い。
    で、クレジットを調べたら(当然本アルバム自体には情報は無いので)、
    今度は、Stephen Streetがプロデュース。
    イギリスのギター・バンドを数多く手がけるプロデューサーである。
    納得。
    5枚一通り聴き終えたが、結局良かったと思えるアルバムは3rdアルバム
    のみであった。

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コメント

エル・テッチさんもレコード・プレーヤーに食指を動かされているようですね。
私がレコード・プレーヤーを大事にしているのは、正直、必要だから、という理由のために過ぎず、オーディオ的にアナログへのこだわりがあって、というわけではないのです。
私が主食の一つとしている80年代USインディーズ物にはまだまだCD化されていない音源が多数あって、レコードでしか聴けないからという事情によるものです。
で、どうせ聴くならということで、オーディオ的にもそれなりにこだわった機器で聴いています。
レコードの時だけCDから大きく音質が劣るというのも気に入らないので、CDに遜色のない音質を求めています。
一時はCD-Rに録音したりしていましたが、最近はレコードはレコードのままで聴くのが一番と思ってCD化することは止めました。
でも、改めてレコード・プレーヤーを持つととしたら、ディジタル変換してくれる機種が便利そうですね。
あとはパソコンでCD-Rに焼くだけでちゃんと聴けるというのは魅力的です。しかも1万円以下ですか。尚更ですね。

ブルースの件ですが、「苦手」=「嫌い」ということではないのです。
好きか嫌いかと聞かれたら、文句なしに「好き」と答えます。じゃあなぜ「苦手」なのかと言いますと、「買って聴きたい」という積極的な感情にまでは至れないということなのです。
カントリーも、フォークも、トラッドも、私にとって、オリジナルそのものに対する食指は働かないのです。
ここがエル・テッチさんと異なる所だと思います。良し悪しではなく、好き嫌いという趣向の話に過ぎないのですが、これはもうどうしようもないです。
ロックがベースで、そこにカントリー、フォーク、ブルースの味わいがないと、これまたダメなんですね。
オルタナ・カントリー等がそうなのですが、何か異物感のある格好良さが好きなのです。
ちなみに、ルーツ・ミュージックという言葉ですが、基本的にはアメリカン・ルーツですね。
ワールド系はトラッドと表現しています。
トラッドも同じで、本物には興味がなく、そこにロックやパンクという異物が融合したものが大好きなのです。
ちなにみ、ロックやパンクもそれだけだと興味がなく、必ず、ルーツ系、トラッド系との融合が必要なのです。
面倒くさくて御免なさいです。

ホワイト・ブルースも私はサラっとしたロックンロールにブルースフィーリングが香る程度が好きなのです。
なので、「地味ぃ~・ヴォーン」なのです。
そして、メジャー~有名バンドに食指を動かさない私は、J.ガイルズ・バンドも、フリート・ウッド・マックも聴かないのです。
要は信用出来ないのです。両バンドも、さらにはイーグルスもポコもドゥービーも、最初は良さそうなのに、結局は普通のポップバンド、或いはAORになってしまいました。
なので、私的にはダメなのです。
有名でも、マンネリと言われる位の頑固なバンドが好きです。U2なんて最低最悪です。最後はテクノですからね。ありえないです。
こんな感じです。

エル・テッチさんの到着物ですが、Los Fabulocos は知りませんでした。
調べてみたら、The Blazers の Jesus "El Gordo" Cuevas とか、Blasters のベーシストと思われる Jonny Bazz がクレジットされていて、これは買わねばならないですね。情報ありがとうございます。早速今月の注文に入れました。
他はそれなりに知っていますので簡単にコメントをさせて頂きます。

先ず、Chris Gafnney ですが。元々はソロのカントリー系のルーツ・ロカー。テキサス出身らしくアコーディオンが彼のメイン楽器です。
アルバムも86年の1stアルバムから全てCD化されました。全部で5枚あります。いずれも Tex-Mex~ラテンフレイバーが心地よいロックンロールです。
89年の2ndアルバムには Dave Alvin がゲスト参加していて、92年には Dave 所属の Hightone Records からリリース。歌の共作もあったりして、より親交が深まっていきます。
そして95年の4thアルバムでは遂に dave Alvin がプロデュースします。
Dave Alvin とはずっと親交があり、Dave Alvin のバックバンドでアコーディオンを弾いています。
05年には Paladins の Dave Gonzalez とHacienda Brothers を組み、08年までに、アルバムを4枚リリースしていてましたが、この08年に急死してしまいました。私も死ぬほど悲しかったです。
Hacienda Brothers では、3枚のスタジオアルバムは全てDan Penn がプロデュースしています。
彼は Dave Alvin と共通の仲間が多く、色んなバンドのアルバムでアコーディオンを弾いていました。
テキサスのミュージシャンにも広く愛されていたのだと思います。
私が最初に彼を知ったのは2ndアルバムです、ROMというレーベル物だったので購入したのです。
当時はレーベル買いをしていてその流れで引っかかったものでした。

次にStacie Collins ですが、Dan プロデュースの前の00年のアルバム1枚があります。
私は、この1stアルバムは今は無き専門店、Miles Of Music から、特注で購入しました。
やはり今はなきルーツ系の専門雑誌、No Depression の広告を見て注文をした記憶があります。
女だてらに、ハーモニカを吹かすジャケットにやられました。
この1stと Dan プロデュースのアルバム以外にはまだアルバムは無いようですね。
尚、1stはオーソドックなカントリー系で、Dan プロデュース物とは明らかに違って聴こえます。
Dan プロデュースのアルバムは、Dan の相棒とも言える Ken McMahan も参加しており、サウンドもざらつき感があって完全に Dan の世界のサウンドに仕上がっていると思います。

Pete Anderson は、Dwight Yoakam のプロデューサーとして有名で、彼自身のレーベルから色んなアーティストがリリースされています。Little Dog Records というレーベルで、私は一通り購入しています。つい最近も新譜を一枚購入しています。
Adam Hood という人です。4月27日の聴盤日記で触れていますので宜しければご覧下さい。
Pete 自身もルーツ・ロッカーとしてソロアルバムを3枚出しています。
私は一応一通り買っていますが、特に良いと思ってのめりこんだ感じはないです。
昨年の最新作は未購入だったので、今日注文をしました。

Band Of Heathens ですが、ライブ1枚とスタジオ盤2枚の3枚を持っています。
エル・テッチさんが購入されたベンド名がタイトルのアルバムは Ray Wylie Hubbard がプロデュースでGurf Morlix がゲスト参加しているものですね。骨太なオルタナ・カントリーで気に入っているバンドの一つです。

Texas Tornados のスペイン語バージョンは知りませんでした。早速購入してみます。

私も色々語ってしまいました。ありがとうございます。

投稿: CDバカ | 2010年5月 2日 (日) 21時17分

CDバカさん、どーもです。

CDバカさんは、レコード・プレイヤーを大事に使ってらっしゃるんですね。驚きました。
私は、プレイヤーに長期間触れずにいたところ、ほこりまみれとなり、経年劣化が発生したため、何年か前に処分してしまいました。その後、格安のMP3へのデータ変換ができるレコード・プレイヤーがあったため、購入しましたが、初期不良商品でひどい目にあい、その後はもう手を出していません。
ただ最近、トレンド雑誌「DIME」最新号の特集「DIMEが選んだ安くていいモノ物欲選手権」という記事で紹介されていたNOVAC社製「RECORD to DIGITAL」というプレイヤーが気になっています。
やはり、アナログ・レコードを、MP3やWMA、WAVへ変換してくれるプレーヤーですが、トラックの自動分割、手動分割、無音区間での分割に対応しており、安くて使えそうな製品です。紙面では、実勢価格約1万円と紹介されていますが、アマゾンでは7,980円で販売されており、そそられています。

ところで、ブラック・ミュージックについてですが、CDバカさんがブルースを苦手とされていることは、ブラック・ミュージックを愛する私としては、とても残念です。
というか、ブルースやR&Bが苦手で、ルーツ・ミュージックが好きということが、私には本当のところ、理解できないところがあります。カントリーは好きということなんでしょうか?
一般的にルーツ・ミュージックといった場合、想起するのはブルースやR&B、カントリーやブルーグラスなどの米中南部の音楽です。もちろん、ヒスパニック系の音楽など米伝統音楽全般を指すとも言えますが、多くの人がイメージするのはブルース・ルーツ、カントリー・ルーツだと思います。まさか、ワールド・ミュージックまでイメージされてるわけではないですよね。

CDバカさんの一連の文章から勝手に察しますところ、オルタナ・カントリー(パンクを経験したカントリーと強引に理解してます。)や、バーズの12弦ギター・サウンドがお好きなように推察します。(「ターン・ターン・ターン」と「スイートハーツ・オブ・ロデオ」ではどちらがよりお好みですか? ようは、フォーク・ロックかカントリー・ロックかということですが…。)
私は、カントリーが好きですが、現在のカントリー・シーンよりも、ロック誕生前の黄金時代のカントリー、とりわけホンキー・トンクやウエスタン・スイングにより関心があります。(70年代にサザン・ロックと呼ばれたバンドの多くは、現代にデビューすればカントリーのカテゴリーに入れられてしまうでしょう。また、現にそうなっていると思っています。)

CDバカさんが名前を挙げられたホワイト・ブルースでは、デューク・ロビラートはエグさがなく、私の好みと少し外れています。同じルームフル・オブ・ブルース出身のギタリストでは、ロニー・アールの方が私の好みです。そして、ステイーヴィー・レイ・ヴォーンは、いくら「自分に酔っている、弾きすぎ」と陰口をたたかれようと、ズバリ私の好みです。ストラトキャスターをあれほど美しく奏でられるギタリストは彼だけだと思っています。(テレキャスターは、やはりジェイムズ・バートンですね。)
兄のジミーは、Tバーズでのロックンロール系のプレイは好きですが、ブルースのプレイでは弟に三歩くらい譲ると思っています。ただ、他人の客演では素晴らしいプレイもあり、リーダー・アルバムでそれが発揮できないのが不思議です。もちろん、これは私の好みの話です。
ジミーのプレイでは、弟と共演した「ファミリー・スタイル」が最高にいかしていました。
あのアルバムは、ナイル・ロジャースのプロデュースが冴えていました。
代表的な客演では、テキサスの白人女性R&Bシンガー、ルー・アン・バートンの「リード・マイ・リップス」で聴かせたギター・スリム風のソロ・プレイが最高でした。

キム・ウィルスンは、Tバーズでやった彼のオリジナルの何曲かは良いですが、彼のボーカルが私には白っぽ過ぎて、あまり好きではなく、ソロ・アルバムは聴いていません。
白人ハーピストでは、キムよりJ・ガイルズ・バンドのマジック・ディックの方が好きです。
J・ガイルズ・バンドの1stと2ndは、私のフェイバリットでもあります。
ブルース・ロック・バンドでは、ピーター・グリーン時代のフリートウッド・マックが好きです。グリーンのフレディ・キングやBBを模したプレイは、白人としては出色でした。
グリーンが脱退した後のマックは、ポップ・バンドになってしまい、バンド名を変えてほしかったです。実際、1stのバンド名義は、ピーター・グリーンズ・フリートウッド・マックでした。
CDバカさんは、パブ・ロックを除く英国ものが苦手とのことですので、こちらもNGでしょうか?
J・ガイルズ・バンドは、デトロイトのバンドですのでOKですかね。
ブラスターズも、「ライヴ・ゴーイング・ホーム」で、ビリー・ボーイ・アーノルドと共演していますが、あれは典型的なシカゴ・ブルースでした。

シカゴ・ブルースは、最初はとっつきにくいかも知れませんので、B.Bのようなスクイーズ・ギター系のブルースはどうでしょうか? B.B.キングは、メジャー過ぎてNGかも知れませんが、英エイスからリイシューされた、50年代のクラウン原盤に、たっぷりボーナス・トラックを追加したアルバムがお薦めです。全て持っていますが、10枚以上はあると思います。
この時代は、コンセプト・アルバムという考え方がまだなく、アルバムは、シングルの寄せ集めでした。あるいは、シングル・ヒット1曲に、適当にアルバム用録音を加えたものの場合もありますが、B.Bの50年代のアルバムは、はずれなしですから、どれをとっても良いです。
90年代のアルバム・レビューで、ライヴは良いが、スタジオ盤は衰えが目立つ、なとど一部で言われたB.Bですが、あれから20年が経過し、もう80才を超えた今のほうが、スタジオ盤も充実しています。
ギターは今でもまだうまくなっていますし、演歌のこぶしに当たるメリスマ唱法も、よく声が出ています。 

さて、本日は、アマゾン、HMVオンライン、バーンホームズからCDが届きました。
届いたものは、次の通りです。
・「マン・オブ・サムバディーズ・ドリーム~ア・トリビュート・トゥ・クリス・ギャフニー」」VA
・「ザ・ラッキー・スポット」ステイシー・コリンズ
・「ロス・ファビュロコス~フューチャリング・キッド・ラモス」ロス・ファビュロコス
・「ワーキング・クラス」ピート・アンダースン
・「ザ・バンド・オブ・ヒーセンズ」ザ・バンド・オブ・ヒーセンズ
このうち、バーンホームズについては、CDビニール・パッケージを3セット同梱してもらってます。

クリフ・ギャフニーと言う人は、全く知らない人なんですが、テキサス・トーネイドスが「ガーデンズ」という曲で1曲参加していることを知り、購入しました。(ただし、CDのバックレイの表記はフレディ・フェンダー名義になっています。また、インナー・スリーブには、フレデイ・フェンダー&テキサス・トーネイドス名義になってます。ダグ死亡後の録音かと思いましたが、ダグは、しっかりギター、ボーカルとクレジットされていました。
他の参加メンバーも、ジョー・イーライ、ボズ・スキャッグス、ロス・ロボス、デイヴ・アルヴィン、ダン・ペンなど有名人ばかりです。
当然、CDバカさんは、このアルバムをお持ちだと思いますが、このギャフニーと言う人は、どういう人なんでしょうか?

ステイシー・コリンズは、ダン・ベアードがプロデュースと演奏にも参加ということで購入しました。ピート・アンダースンも含め、CDバカさんは、当然これらをお持ちだと思います。

他の2バンドはいかがですか? 
実は最近、ロス・ロンリー・ボーイズを始め、バンド名がロスで始まるバンドが気になってます。ストレートなロックンロールと合わせ、思わずテックス・メックス・ルーツの正体を現した演奏を期待してしまうからです。ご存じのとおり、テキサス・トーネイドスの1stは、「ロス・テキサス・トーネイドス」というタイトルの全曲スペイン語盤が存在します。

まだ聴いていませんが、ロス・ファビュロコスのアルバムでは、ジョニー・バーネット・トリオの「ロンサム・ティアーズ・イン・マイ・アイズ」やロイド・プライスの「ジャスト・ビコーズ」などをやってます。また、ヒューイ・スミスやクリフトン・シェニエの曲もやってます。
「ユー・エイント・ナッシン・バット・ファイン」は、ロックパイルもやったロッキン・シドニーのあの曲だろうと思います。また、サンチャゴ・ヒメネスの曲もやってます。
これらのレパートリーから推察できるのは、ロカビリー、ニューオリンズR&B、ザディコ、ランチェラなどをやるガンボなグループだということです。(ガンボは、ニューオリンズのごった煮料理のことです。)
こういった志向のバンドは、私の最も好む種類のバンドです。ブルース、R&B、カントリー、テックス・メックス、ザディコ、ケイジャンなど、黒人、白人、ヒスパニック(そして、クリオールも含めて)などの音楽をルーツに持つバンドは、私の理想のひとつです。

ちなみに、私が大好きなダグ・サームは、ホンキー・トンク、ウエスタン・スイング、テキサス・ブルース、ウエスト・コースト・ブルース、ニューオリンズR&B、スワンプ・ポップ、メンフィス・ソウル、ランチェラ、(そしてほんの少しポルカ)などのルーツを持っていました。
また、ローティーン時代に組んでいたバンドでは、シカゴ・ブルース・スタイルのオリジナル曲もやっていました。
ダグ・サームは、生粋のテキサス人として、こどものころから、カントリーを聴き、14才で天才少年カントリー・シンガーとしてプロ・デビューをし、その後、バンドを組んでニューオリンズR&Bやシカゴ・ブルースをプレイしていました。そこへ、ブリティッシュ・インベンションが来襲し、ダグも英ビート・バンドに憧れ、プロデューサーのヒューイ・モーの手によって、サー・ダグラス・クインテットという英国バンドを詐称したバンド名で「シーズ・アバウト・ア・ムーヴァー」をヒットさせたのでした。
その後、地元を離れ、サンフランシスコへ拠点を移し、メジャーのマーキュリー(スマッシュ)と契約し、クリーデンスやグレイトフル・デッドなどと親交を深めたのでした。
この時期には、デッドのアルバムに参加したり、ザ・バンドのリック・ダンコのソロ・アルバムでギターを弾いたりもしています。
さらに、アトランテイックの伝説的プロデューサー、ジェリー・ウェクスラーによって、ウイリー・ネルソンとともにスカウトされ、アトランティックへ移籍します。
ただし、ダグもウイリーもアトランティックでのアルバムはコケてしまい、ダグもウイリーもアルバムを2枚出しましたが、商業的には成功しませんでした。
まあ、ダグの場合、一貫して商業的成功とは無縁ですが、ミュージシャンズ・ミュージシャンとしてリスペクトされ、ディランやフラコ参加で有名な「ダグ・サーム・アンド・バンド」は、アトランティックからリリースされました。

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルは、カリフォルニアのバンドですが、リーダーのジョン・フォガティが米南部音楽に強い憧れを持つ人で、早くからニューオリンズR&Bやシカゴ・ブルース、メンフィス・ソウルなどの黒人音楽に影響を受けていました。
また、一方でカントリーやロカビリーなどの南部白人音楽にも強い影響を受けていました。
彼のフェイバリット・ギタリストは、スコッティ・ムーアであると後に語っています。
私がクリーデンスが好きなのも、これらジョンの音楽志向が私の好みにぴったりはまっているからです。私は、オーティス・レディングのことは普通に好きでしたが、彼のバックの演奏がブッカーT&MGsであることを知り、また、クリーデンスがMGsに強い影響を受けていることに気付いた時から、MGsもオーティスも、メンフィス・ソウルそのものまでもが特別な存在になりました。

どーも好みの音楽について語り始めると長くなってしまって、困ったものです。
ほかで、語れる友人もいないので、CDバカさんに甘えてしまっています。ご容赦ください。
それでは、今夜はこのあたりで失礼します。長文失礼しました。

投稿: エル・テッチ | 2010年5月 1日 (土) 00時24分

エル・テッチさん、さすがディープですね。私にはよく分かたないジャンルです。
でも、自然ともう一度聴きたいと思ってしまうアルバムは私もあります。
基本はメロディーが残るものですね。キッズ物とラテン歌謡物に多いです。
私のところにもようやく海外便が届き、ホッとしているところです。
エル・テッチさんのところには順調に届いているようですね。
私の方ではまだまだCD Baby物を含めて20枚位が未着、或いは未発送です。早くこないかなあと思っています。
到着までは、Jason & The Scorchers の全アルバムの再聴盤と紹介でもしようかと思っています。

投稿: CDバカ | 2010年4月30日 (金) 23時20分

CDバカさん、どーもです。

本日は、HMVオンラインから、クレイオラスの「La Conquistadora」とフィル・フィリップスの「She of Love」、そして森高のライヴDVDが届きました。
私の場合、HMVではマルチ・バイ購入が基本ですので、3枚揃うまで発送されず、到着まで時間がかかる場合がままあります。
今回、発送を遅らせていたのは、フィル・フィリップスのせいでした。例のベア・ファミリー盤の取り寄せに日数を要したのでした。
まだ、聴いていませんが、アルバムはデジパック仕様で、35ページもの詳細なブックレット付きです。そして、そのブックレットによって今回初めて知ったのですが、一発ヒットの「シー・オブ・ラヴ」は、なんとCookie & Cupcakes をバックにして吹き込んだものであることが判明しました。
クッキー&カップケイクスというふざけた名前のグループは、ギター、ベース、ドラム、ピアノ、サックスからなる黒人ヴォーカル&インスト・グループで、一般的にサウス・ルイジアナ地方で人気がある音楽スタイル、Swamp Popの代表的なグループで、私のフェイバリット・グループの一つです。

リーダーのクッキーことクーリー・ティエリーは、リード・ボーカルとテナー・サックス担当ですが、もう一人のテナー・サックス、シェルトン・ダナウェイやピアノのアーネスト・ジェイコブズがリード・ボーカルを担当することもありました。
「シー・オブ・ラヴ」のセッションでは、クッキー抜きのカップケイクスとトワイライツというコーラス・グループが参加しているようです。

こういった、ほとんどの人にはどうでもいい、限られた人にだけ価値のある情報を得ることができたのも、ベア・ファミリーのギークなリリース・ポリシーのおかげです。
心からの愛情を込めて、あえて変態的出版社と呼ばせていただきます。

全26曲中、5曲がこのカップケイクス参加セッションで吹き込まれています。
この事実を知ることが出来ただけでも、このアルバムを購入した価値はあります。

この、はたして誰が関心を持つのか、どれくらいの実売数を想定してリリースされたのか全く不明なアルバムは、遠く離れた極東の島国に居住する、普段は目立たない、「趣味は?」と尋ねられても、ディープな答えしか持ち合わせていず、そのため寡黙になり、一見無趣味だと思われている、自分の部屋を人に見せたがらない、(自身の死期を知ることがあれば、部屋の整理をしてから逝きたいと真剣に考えている)好きものサラリーマンの手に無事到着したのでした。
ありがとう、熊家族、君は偉い。いつまでも、その稀有な出版ポリシーを持ち続けて下さい。

さて、今日は「Bert Berns Story Vol.2」という英エイス発のコンピレーションを聴きました。
これは、英エイスが精力的にリリースし続けている、ソング・ライター、プロデューサーの仕事でくくったコンピの1枚です。これまで、リーバー&ストーラー集3枚、ゴフィン&キング集2枚、フィル・スペクター集、ポーマス&シューマン集、マン&ウェイル集、バリー&グリーニッチ集、ジャッキー・デシャノン集、バート・バカラック集、ジェリー・ラガヴォイ集などが出ており、いずれも素晴らしい切り口で編集されたアルバムばかりです。
この「バート・バーンズ物語第二集」のあとも、ついこの間、「ニール・ダイアモンドの仕事集」がリリースされました。(後年、歌手として成功したニールですが、キャロル・キング同様、そのキャリアの初期においては、ポップ歌手やグループに曲を提供していたブリル・ビルディング系若手ソング・ライターでした。その中にはモンキーズのナンバーも含まれています。)

私は、今このアルバムを聴きながら、この文章をタイプしていますが、自然と何度も繰り返し聴いてしまってます。繰り返し聴いても全くあきることがない、ディスクが終了すると、自然ともう一度再生ポタンを押してしまう素晴らしく内容の濃いアルバムです。

バート・バーンズは、バート・ラッセル、ラッセル・バードという別名で自身歌手としても吹き込みがある人ですが、そちらはほとんど無名で、私も音を聴いたことがありませんが、アトランティックでの仕事を中心とした、プロデューサーとしては、大変有名な人です。

音楽スタイル的には、ジェリー・ラガヴォイと並ぶニューヨーク・ディープと呼ばれているアーリー・ソウルの仕掛け人で、ゴージャスなオケが特徴の人ですが、ソロモン・バークの「クライ・トゥ・ミー」や、このアルバムに収録されている「エヴリバディ・ニーズ・サムバデイ・トゥ・ラヴ 」(映画「ブルース・ブラザース」でのダン・エイクロイド版も有名)に代表されるような、教会音楽の興奮を表すのに長けた人でした。

ロック・ファンには、ビートルズの「ツイスト・アンド・シャウト」の原曲(アイズリー・ブラザース)の作者兼プロデューサーといえば、分かってもらえるかも知れません。
このアルバムでは、バーク以外でも、ガーネット・ミムズの作品がもちろん素晴らしいですが、「スタンド・バイ・ミー」のベンEに思いっきりディープに歌わせた「クライ・ノー・モア」も、ジャニス・ジョプリンの持ち歌のオリジナル、アーマ・フランクリンの「ピース・オブ・マイ・ハート」も(アリサ・フランクリンやボニー・ブラムレットも歌いました)、サム・クック・スタイルで惚れ惚れするような歌唱を聴かせるボビー・ハリスも、ゼム解散後にバーンズのレーベルから発売されたヴァン・モリスンのソロ第一弾「ブラウン・アイド・ガール」も全てが素晴らしいです。
また、驚きのオーティスの未発表テイクは、こんな形で、ひっそりと出してもいいんでしょうか? 白人では、有名なマッコイズ(リック・デリンジャー在籍)の「ハング・オン・スリーピー」もありますが、モーゼス&プロフェッツとかいう明らかに白人グループの無名ものも胸キュンのメロディが良いです。
と言ってる間に、またディスクが終了しました。でも、もう一度かけたいと思います。
ここ数日は、このアルバムがヘヴィ・ローテーションになるでしょう。

1. アイム・ゴナ・ラン・アウェイ・フロム・ユー (タミー・リン)
2. エヴリバディ・ニーズ・サムバデイ・トゥ・ラヴ (ソロモン・バーク)
3. カム・ホーム・ベイビー (ウィルソン・ピケット)
4. イット・ウォズ・イーザー・トゥ・ハート・ハー (ガーネット・ミムズ)
5. ハング・オン・スルーピー (Unedited Version) (ザ・マッコイズ)
6. イフ・アイ・ウッド・マリー・ユー (タミー・モンゴメリー)
7. カム・オン・ガール (ザ・ナイト・ブラザーズ)
8. イン・フロント・オブ・ハー・ハウス (ラリー・ヘイル)
9. アイ・ドント・ウォント・トゥ・ゴー・オン・ウィズアウト・ユー (ザ・ドリフターズ)
10. ショウ・ミー・ユア・モンキー (ケニー・ハンバー)
11. クライ・ノー・モア (ベン E キング)
12. ラン・マスカラ (ジ・エキサイターズ)
13. ユール・ネヴァー・リーヴ・ハー (パット・エンバーズ)
14. ユー・メイ・ビー・ホールディング・マイ・ベイビー (ザ・プッシーキャッツ)
15. アイ・ウェント・アウト・ウィズ・マイ・ベイビー・トゥナイト (モーゼス K &ザ・プロフェッツ)
16. アイ・フォーガット・ハウ・トゥ・ラヴ (パティ・ラベル&ザ・ブルー・ベルズ)
17. アイル・テイク・グッド・ケア・オブ・ユー (ガーネット・ミムズ)
18. ベター・ノット・ビリーヴ・ヒム (バーバラ・ルイス)
19. ミスター・サクセス (ボビー・ハリス)
20. ゴーン・ゴーン (ロイ C)
21. ノー・ワン・クッド・エヴァー・ラヴ・ユー (フレディ・スコット)
22. モジョ・ママ (ドン・ヴァーナー)
23. ブラウン・アイド・ガール (Radio Edit) (ヴァン・モリソン)
24. 心のカケラ (アーマ・フランクリン)
25. アイ・ガット・トゥ・ゲット・バック (Previously unissued Take 1) (オーティス・レディング)
26. ハート・ビー・スティル (ロレイン・エリソン)

投稿: エル・テッチ | 2010年4月29日 (木) 23時49分

エル・テチさんも順調に未聴CDが増えて来て何よりです。
そのうち、毎日新譜(というか旧譜も含めて新規購入物)を聴かないといられなくなるようになると思います。
こうなればもはや私と一緒です。お互い「バカ」の道を突き進みましょう!!
ちなみに、私は今週末、更なる「バカの道」に踏み出す予定です。
CDはCDでも、今度はソフトの方ではなくハードの方です。
もはや本当の「バカ」のようです。
詳細は近々ブログの方でもアップしたいと思います。間違いなく「バカか、こいつは」と言われそうです。
ご期待下さい。

さて、ブルースですが、この雑誌は何度か手にとっていますが、買ったことは一度もありません。
理由は、エル・テッチさんの仰る通り、本格的な黒人音楽としてのブルースは苦手分野だからです。
ホワイトブルースは割りと聴くんですけど。
ホワイト・ブルースでも Stevie Ray Vaughan タイプは苦手で、Jimmy Vaughan の方が性に合います。
Fabulous Thunderbirds は、Dave Edmunds や Nick Lowe がプロデュースしていたことで購入を始め、結局全て買うハメになりました。しかし、Kim Wilson のソロになると、ちょっと又事情が変わってしまい、買ったり買わなかったりです。
本格物は苦手のようです。
James Harman、Duke Robillard、John "Juke" Logan 等は好んで聴いています。
「ヒリビリー」の歴史については、私も何かで読んだ記憶があります。
何気なく使っている言葉の語源が実は差別語ってあるようですね。
出来るだけは気をつけたいものです。

投稿: CDバカ | 2010年4月29日 (木) 19時16分

CDバカさん、どーもです。

本日は、CD Babyからジーン・トーマスの「ワッチング・イット・ゴー」が届きました。本人のサンクス・トークらしきものがインナーに載せられていますが、録音データなどは一切ありません。全22曲中、16曲がオリジナルで、その他の曲も4曲が共作ですので、ソングライターとしてのトーマスの側面がたっぷり聴けそうです。
このアルバムにも「サムタイム」が収録されており、再録なのか気になるところです。
CD Babyで視聴したときは、60年代オリジナルの再録かな? と思った記憶があります。

今日は、隔月刊の「ブルース&ソウル・レコーズ」最新号が出ていたので購入しました。
CDバカさんは、ソウルやブルースが苦手とのことですので、買われたことがないと思いますが、毎号、その号の特集記事に合わせた編集部責任コンパイルのCDが付録として付いています。
今号の特集は、「エルヴィスとブラック・ミュージック~好きにならずにいられなかったブルース、ゴスペル」というわけで、エルヴィスがカバーしたり、ライヴでやったりしていたブルースやゴスペルのオリジナルや代表的な名演がCDに20曲も収録されています。
エルヴィスを発見したサム・フィリップスは、「黒人のように歌える白人シンガーを見つけた!!」と興奮したのでした。

ブルースは、プランテーションと呼ばれる綿摘み畑で、過酷な労働の辛さを紛らすため、アフロ・アメリカンが口づさんだワーク・ソングがルーツだという説があります。
ワーク・ソングは、教会では、黒人霊歌~ゴスペルとして発展しました。
アフリカの土俗的な宗教を捨てさせられ、キリストを信仰するよう仕向けられたアフロ・アメリカンたちは、それでもたくましくゴスペルという教会音楽を生み出したのでした。

白人社会でも、テレビ・ドラマに登場するような裕福な人々ばかりではありませんでした。
プア・ホワイトと呼ばれた貧しい白人たちが好んだ音楽は、ヒルビリーと呼ばれ、セイクレッド・ソングと呼ばれるホワイト・ゴスペルもまた彼らの中に深く根付きました。
今ではカントリーの昔の名称と単純に考えられているヒルビリーですが、実は、黒人音楽を指すレース・ミュージックと同じく、蔑称でした。
ハンク・ウイリアムスが登場し、ポップスとクロスオーバーして、カントリーは次第に市民権を得ていったのでした。
また、ボブ・ウィルズの「サンアントニオ・ローズ」を、ビング・クロスビーがカバーし、ヒットさせたことも大きかったでしょう。
ビングは、「自分が南部に生まれていたら、間違いなくカントリー・シンガーになっていただろう」と後に語っています。

今号の付録CDは、エルヴィスが影響を受けたと思われるブルース、R&B、ゴスペルが詰まっていますが、2曲だけピュア・ロカビリーが選曲されています。パット・カップの「ザット・ガール・オブ・マイン」とチャーリー・フェザースの「ゲット・ウィズ・イット」です。
なぜ、この2曲を収録したかったのか、編集部の意図は、実際に聴いてみないとわかりません。
未聴CDが溜まっているため、いつ聴けるかわかりませんが、楽しみにしたいと思っています。

今夜は最後に、ストーンズがライブで、ウエスタン・スイングをカバーした珍しい映像をご覧ください。
曲は、ウェイロン・ジェニングスのNO.1カントリー・ヒットで、「ボブ・ウィルズ・イズ・スティル・ザ・キング」です。
「テキサスでは、今でもボブ・ウィルズが王様なんだ」と歌われるこの演奏では、スチール・ギターを弾くロン・ウッドの雄姿を見ることができます。
こちらからどうぞ http://www.youtube.com/watch?v=KBjeVvZ7Dgw&feature=related

それでは今夜はこのへんで、お休みなさい。

投稿: エル・テッチ | 2010年4月29日 (木) 01時24分

エル・テッチさん順調にCD/DVDが到着していますね。それにしても大量ですね。思わずにやついてしまいます。
私のところではここ2,3週間、海外からの郵便物がパタっと止まってしまってます。出荷済みのメールだけは来るので、ちょっと心配しています。
Larry Lange、The Mighty Mike Schermer Band、Dave Electric 等、知らないバンドですので、聴いた感想を是非教えて下さい。
Refreshments も無事届きましたね。こんな8枚ボックスを日本で買っている人なんて果たして何人いるものやら。お仲間が増えて本当に私も嬉しいです。

プラケースの件、確認されて良かったですね。お役に立てて嬉しいです。

Kinks ですが、紙ジャケCDが大量にあることをこの前渋谷のショップで確認して来ました。
少し買ってみようかな、なんて思っています。
DVDの方はなかな食指が動きません。
そろそろGWですので、この期間に少しDVDも見ようかなと思っています。

ではでは。

投稿: CDバカ | 2010年4月29日 (木) 00時00分

CDバカさん、どーもです。

CDプラ・ケースは、資源ごみではありませんでした。私は、頭からプラスチック=資源ごみと疑っていませんでしたが、CDバカさんのアドバイスを受け、地元自治体が配布している「ごみ回収ハンドブック」を読むと、そのとおりでした。廃棄物を50音順の索引で探せる便利なベージがあるんですが、CDプラケースは、見事に一般ごみ扱いに指定されていました。
良かったです。本日、無事に家庭ごみとして回収してもらえました。
的確なアドバイスに感謝します。

今日は、キンクスのブートDVDを観ました。
72年のロンドン公演なんですが、元々の4ピース・バンドに、ピアノ、トランペット、サックス、トロンボーン、そして女性コーラスを加えた編成です。
レイ・ディヴィスのヴォーカルは、線が細く、テクニックもなく、おせじにも美声でもソウルフルでもありません。ステージ・アクションも垢ぬけてなくて基本的に突っ立ってるだけです。ですので、ギターを構えていないと手持ち無沙汰状態です。
サウンドは、弟くんのデイヴ・デイヴィスのギターがハード・ロック風のサウンド志向ですが、レイのワン・アンド・オンリーな個性が、ビート・バンド・マナーに踏み留まらせています。
とてもベストとは言えないアンサンブルですが、曲の良さがやっぱり際立っています。
「ヴィクトリア」や「デディケイテッド・フォロワー・オブ・ファッション」、「ローラ」と乗りのいい、しかし社会風刺のスパイスが効いた歌詞が、観客を和ませます。
そして、次に歌われる、レイ得意の日向ぼっこソングのひとつ「ホリディ」は、英国サロン風でもあり、米ヴォードヴィル風だったりもします。
ラストの「ウォータールー・サンセット」や「ヴィレッジ・グリーン・プリザベイション・ソサエティ」で和みの世界のまま、田園風景ロック(?)は収束します。
ロックに攻撃的なメッセージや様式美を求める人にはちょっとダサイかも知れません。
まあ、私もキンクスはライヴよりCDの方がいいかも、とも思いました。

さて、本日は、アイスランド噴火のためなのか、どこかに溜まってたのか、海外オーダーものがどっと届きました。印鑑不要だったんですが、ポストに入りきらず、玄関ブザーで呼び出されました。届いたのは米アマゾン、独アマゾン、CD Babyなどで以下のとおりです。
・「フル・ティルト・スウィング」ウォルター・クリーベンガー
・「ライヴ・セット」マイティ・マイク・シャーマー・バンド
・「スティル・ロッキン」デイヴ・エレクトリック
・「レター・フロム・ミシシッピ」エディ・ヒントン
・「クレイジー・クレイジー・ベイビー」ラリー・レインジ・アンド・ナイツ
・「プレシャス・タイム」ロウ・ライダー
・「リフレッシュメンツ・8CD・コレクション」リフレッシュメンツ

そして、国内のブート・ショップからブートDVDも届きました。
・「ジョン・フォガティの85年MTV・サタディ・ナイト・コンサート、98年のニューヨークTVショウほかの映像集」…85年のバック・バンドは、ブッカーT(key)、ドナルド・ダック・ダン(b)のMGsリズム・セクションに、アルバート・リー(g)、スティーヴ・ダグラス(sax)、そしてライ・クーダーのバック・コーラスで有名(?)な、ボビー・キング、テリー・エヴァンスという豪華メンツによるオールスターズ。スティーヴ・クロッパー(g)が加わっていれば、なお良かったんだけど…。やってるレパートリーもこの時期限定のものばかりで必見だと思ってます。
・「キャロル・キングの70ー90年のライブ・コレクション」
・「リンダ・ロンシュタット&イーグルスの76年シアトル公演集」…リンダ14曲、イーグルス15曲+PVクリップ4曲です。年代的に画質音質はどうでしょうか?
・「エミルー・ハリスの77年UK「オールド・グレイ・ホイッスル・テスト」ショウと、70年代のドイツTVショウ「ビート・クラブ」公演集…こちらも画質音質が心配です。
・「ロッド・スチュワートの09年TVショウ」…ロッドの最新作「ソウル・ブック」を受けたステージです。フォー・トップス、ジャッキー・ウイルソンなどのナンバーをやってます。
ロッドは「ソウル・ブック」のリリースで、なんと6作連続企画ものです。でも、オリジナル・アルバムを出すよりも絶対に売れると思います。
・「ビリー・ジョエルの74年ピアノマン・ツアー、78年ストレンジャー・ツアー公演集」…初期のレパートリーをたくさん聴けます。私は、ビリー版スペクター・オマージュの「セイ・グッバイ・トゥ・ハリウッド」が楽しみです。
これまた、5枚買うと1枚おまけセール(つまり6枚で5枚分の料金+送料無料ですから、お得です…というか、またもショップの戦略に乗せられてます。)

というところで、またも未視聴DVDが増えました。それでは本日はお休みなさい。

投稿: エル・テッチ | 2010年4月27日 (火) 23時28分

エル・テッチさん、Shaky のボックス、無事注文出来たようで良かったです。
それにしても、マヨネーズですか。面白いところを見ますね。
私はマヨネーズは毎日食べてます(朝食は毎日、ツナのマヨネーズ和えか、ロースハムのマヨネーズ和えをトーストにのせて食べるため)が、メーカーにこだわったことはないです。とにかく安売り品を買う。何せ毎日使うものですから、10円でも安く売っているものを買っています。大体400グラムで150円台から170円台ですね。これより高いと買う気がしません。
CD買うときとはエライ違いですね。

Rod Stewart は全く興味の無いアーティストの一人です(すみません)が、06年の"Still The Same...Great Rock Classics Of Our Time"というアルバムだけは買いました。収録曲が有名ヒット曲のカバーということで購入したものです。これが想像以上に良かった。演奏が、メジャー臭さゼロで、余計な加工の無いバンドアンサンブル。正に王道のルーツ・ロックとして楽しめました。CCRのカバーも、Bob Seger のカバーもオリジナルに忠実なアレンジで良かったです。
又、ドラムが全て Kenny Arnoff で、マンドリンやペダルスチールが Greg Leisz というのも嬉しかったです。
エル・テッチさんが見たDVDはこのアルバムのライブ編ということでしょうね。

CD陳列の件ですが、私はセパレータは特に使わず、区分したいアーテイストや、アルファベット変わり目の最初のCDを一枚だけ縦にしています。そうすると、パッと切れ目が分かって物が探しやすくなります。
まあ、見た目は変ですけど、分かりやすいですよ。

Howie Epsteinをそちらの方面から着ましたか。私が彼の存在を意識したのは、プロデューサーとしてです。
Heartbreakers メンバーとしは、Benmont Tench とMike CampbellそしてStan Lynch は覚えていましたが、Howieは覚えていませんでした。
Howie は、Carlene Carter の90年のアルバム"I Fell In Love"で変な名前だなあということで意識しました。
Heartbreakers のメンバーであることはこれ以降意識した次第です。
03年に亡くなった時には本当にがっかりしました。

岩崎良美のアルバムでノーバディーが作曲している曲があるとは気付きませんでした。
教えて頂いた2曲を聴きなおしてみました。「真夜中のファンタジー」の方は何も良さを感じることは出来ませんでしたが、「気分はモノクローム」の方は、確かにオールディーズ風の楽曲でした。やはり問題はサウンドプロダクションですね。
オールディーズ風味の良さを全く活かしていない打ち込みサウンドとリズムで、ぶち壊し状態です。
もったいないなあと思いました。貴重な情報ありがとうございました。

投稿: CDバカ | 2010年4月26日 (月) 23時09分

CDバカさん、どーもです。

いつも有益な情報をありがとうございます。早速、英アマゾンへ「エピック・マスターズ」をオーダーしました。そして、「在庫あり」ということなので、取り寄せ依頼していた3ショップはキャンセルしました。やはり、英国アーティストものは英アマゾンを通じて購入できれば一番ですね。
ブルックリン・カウボーイズの件ですが、「入手見込みなし」と通知してきたのはHMVオンラインです。こちらも、CDバカさんのアドバイス通り、米アマゾンへ注文したいと思います。

さて、今日は面白いニュース記事を読みました。そしてちょっと嬉しくなりました。
米アマゾンで、日本のキューピー・マヨネーズがバカ売れだそうです。
レヴューでは、ほとんどの人が満点を付けてるそうで、マヨネーズ部門第一位だそうです。(マヨネーズ部門というランキングがあるのもウケます。)
「これをつけると全てのものが美味しくなる」など絶賛の嵐のようです。
向こうのマヨネーズって、ソースの材料として使うらしくて、単独でつけるものではないそうです。また、あちら製は、スプーンですくって使うらしく、絞り出しチューブに感激しているコメントが可笑しいです。いやあ、私もヤフーニュースで記事を見て、早速米アマゾンのキューピー・マヨネーズのページを見ました。ちょっとナショナリズムをくすぐられますね。
お好み焼きやタコ焼きにトッピングした写真が紹介されているのも楽しいです。

さて、本日は、ロッド・スチュワートのブートDVDを観ました。
06年のニューヨーク公演を収録したもので、70年代ロックの名作カバー集「グレイト・ロック・クラシックス・アワ・タイム」のリリースを受けたツアーの映像です。
「雨をみたかい」で始まり、エルヴィン・ビショップ、ボブ・シーガー、ボニー・タイラー、ヴァン・モリスンなどの名曲が次々と演奏され、客席は大いに盛り上がります。
ディランの「イフ・ナット・フォー・ユー」から、プリテンダーズのバラード「アイル・スタンド・バイ・ユー」で中休み、続いて「リズム・オブ・マイ・ハート」、「ダウンタウン・トレイン」、「ホット・レッグス」などロッド定番のミディアム曲へつなぎます。ラストは、スローの定番「リーズン・トゥ・ビリーヴ」、「ファースト・カット・イズ・ザ・ディーペスト」、「ユーアー・イン・マイ・ハート」ときて、オーラスは「マギー・メイ」です。
このへんの選曲は、「またかよ」という感じもしますが、エンターテイメントとして完成度が高いステージに納得させられてしまいます。スローな曲での客席とのコーラスのかけあいなどは、大定番ですが、やはり観客を巻き込む力や、衰えない人気の高さは本物というほかないです。
画質は、オフィシャルといっても誰も疑わないレベルで良い買い物でした。

ところで、CDの陳列なんですが、サブ・ジャンル分けして並べる時に、「しきり」みたいなものを使われていますか? 私はLP時代は、B4のクリアケースにジャンル名を記入した用紙を差し込んで使ってました。CDビニール袋への移行に伴い、この際、少しずつでも整理していきたいと考えているんですが、しきりについて、どんな風にされているか、参考にご教示いただけたら嬉しいです。

昨日今日の2日で2枚のDVDを観ましたが、この2日でまた、デアゴスティーニから、東映時代劇もの1枚、東宝特撮もの1枚が届いてしまいました。というわけで、未視聴DVDは一向に減りません。

ハートブレイカーズのベーシストは、ホーイー・エプスタインでしたか。エミルー・ハリスの旦那のはずですよね。きっと全く関係ないと思います。謎のギターリストはそのうち調べたいと思います。

ところで、本日の岩崎好美の聴盤ですが、10th「Cruise」の感想でロカビリーっぽい曲があるという文章を読んで、もしかしてノーバディの曲かと思い、少し調べてみました。80年代なら可能性はあります。
残念ながら、勘はハズレで、「Cruise」収録曲にはノーバディが関わった曲はありませんでした。しかし、7th「Save me」の6曲目「真夜中のファンタジー」と8曲目「気分はモノクローム」がノーバディ作曲だと思います。…すいません、場違いなところへ首を突っ込みました。
単に調べて見たかっただけなんです。
ノーバディは、80年代の女性アイドルでは、荻野目洋子、浅香唯、堀ちえみ、小泉今日子なんかに曲を提供しているようです。代表曲は、浅香唯の「セシル」ですね。
詞はノーバディではありませんが、この曲の「映画で見たセシルのように/嘘はつきたくない/きっと誰でも一人は味方がいるの/いつも私がそれになれればいいのに」という歌詞が好きでした。当時、「セシル」が登場する映画が何を指しているのか気になりましたが、深く追求していませんでした。しかし、今はインターネットですぐ調べることができます。
「悲しみよこんにちわ」というフランス映画だそうです。

最後にキンクスの「ストップ・ユア・ソビン」をこちらからどうぞ
http://www.youtube.com/watch?v=GZQUKN5G9xk

というところで、今夜はお休みなさい。

投稿: エル・テッチ | 2010年4月26日 (月) 00時54分

おお~、エル・テッチさん、お久しぶりです(って、2,3日振りに過ぎないですね)。
ビニール袋への詰め替えかなり楽しまれているようで、嬉しいです。
探し物が見つかる日も近いですね。
私も毎回50枚分ずつのプラケースを捨てるので、捨てる前に地区の清掃センターに問い合わせました。
そしてら、私の地区ではプラケースは普通の燃えるゴミで捨てて下さいということでしたので、普通に捨てています。
資源扱いになるかどうか、地区担当の清掃センターに確認されると良いと思いますよ。

Ppretnders の件、詳細なコメントありがとうございます。
Pretenders の3rd"Learning to Crawl"は普通にアメリカン・ロックとして楽しみました。
感じ方ってやはり違うものですね。
4th"Get Close"の"Don't Get Me Wrong"はこの年のヒットした曲で、当時FMやテレビのヒット曲番組で何度も聴いていた覚えがあります。私もすんなりと、且つ懐かしく聴きました。
ただ、サウンドプロダクションが完全に打ち込み系の処理が入っていて、当時のメジャー物の音作りなんですよね。
そこが私にはちょっとNGなところです。楽曲の良し悪しの前に、この人工処理された音が壁として立ちはだかってしまいます。
で、今回の5枚組みの中にはなぜか"Packed"が入っていなくて、これだけは私は単独で持っているのですがなぞが解けた気がします。
Billy Bremner の参加作品だったのですね。だからこれだけ買ったような気がします。
このアルバムも普通に良いと思うアルバムです。あとは08年のアルバムも素直に格好良いと思える演奏で楽しめました。

ところで、「入荷見込み無し」でキャンセルされたという Brooklyn Cowboys "Dodging Bullets"ですが、これはどこに注文された分でしょうか。
CD Babyでは在庫ありで注文を受け付けていますし、米アマゾンでは、ユーストショップを含めて激安で在庫だらけのようです。送料入れて千円でおつりが来ますよ。勿論、国際発送OKの表示が付いているので、問題なく購入出来ると思いますよ。私はつい最近ですけど注文して到着待ちです。このバンドの00年作は持っているので、聴き直してみましたが、極めてオーソドックスなロッキン・カントリーで、テキサスムードもあって実に気持ちよかったです。
キャンセルされて入手出来ない悔しさは本当に何とも言えない歯がゆさです。直ぐに他店探しまくりです。
ですので、是非米アマゾンを覗いてみて下さい。

で、Shakin' Stevens のボックスについては入荷見込み等の連絡はありましたでしょうか。もし未だであれば朗報です。
直ぐにイギリス・アマゾンを見てください。
ユーストショップですが、新品で、送料を足しても約37ポンドで国際発送OKで出品されています。勿論在庫ありです。日本縁換算でも5千円台です。確実に入手出来ると思いますよ。

Gene Thomas ですが、エル・テッチさんんとの会話で私も興味を持ち、CD Babyに掲載されているアルバムを試聴してみました。写真が最近の写真のようだったので、最新録音物ならと思った次第です。
でも、このCDは昔の録音ですね。購入は見合わせました。
Sonny Burgess や、Auther Alexander、Dion、あるいはちょっと昔で Roy Orbison のように、現在活躍している連中が集まってサポートして新譜を出すようなパターンだったらなあ、なんて思います。

雑誌「レコード・コレクター」はたまに買います。私も特集で気になる号だけ買っています。テーマがパブ・ロックとか、80年代USインディーズとか、オルタナ・カントリー、ネオ・ロカなどの号は買いました。
今月号、面白そうですね。立ち読みしてみます。
CDが出始めの頃は、「DDD]表示が最良と言われていましたね。
最近は全く気にすることもなくなりました。むしろ、CD素材競争ですね。
マスタリング技術が進んで、音楽信号を作るよりも、作った信号を如何に正確に読み出させるかという技術に行っていますね。
クラシック音楽だと結構判断がついて面白いです。ブラインドで通常盤と高音質素材盤との比較試聴をしたりして楽しんでいます。

John Fogerty のDVD面白そうですね。私も早くDVDを見たいです。
Tom Petty のベースですが、Howie Epstein が有名ですが、サングラスじゃないですね。
Springsteen のベースは Garry Tallent で彼もサングラスじゃなかったと思います。
黒髪でサングラスのギタリスト。ん~、誰でしょうねえ。Little Steven はサングラスは時々してますが、必ずバンダナをまいますしね。わかりませんね。
Edger Winter は、キーボードとサックスですね。でも私の興味の対象外の人です。有名人なので。どこまでもヘソ曲がりの私です。

オリジナルアルバムの5枚組み廉価版シリーズですが、本当に作りは最悪です。
クレジット情報は一切なしです。お試しで買うにはちょうど良い感じですね。割り切りが大事な商品だと思いました。

では。

投稿: CDバカ | 2010年4月25日 (日) 22時11分

CDバカさん、どーもです。

いやあ、CDビニールケースですが、凄いですね。プラケースからの交換で、みるみる棚のスペースが空いていくのが気持ちいいです。1パックしか注文してなかったので、すぐにも追加注文することになるでしょう。
1度この気持ちよさを体験すると、もう後には戻れないですね。今まで引き出し式のラックに入れていたCDも棚に並べられそうです。また、CDバカさんがおっしゃっていたとおり、既に「あ、これ持ってたんだ」という驚きを何度か経験することになりました。
視界の外に仕舞ってしまったものは、すぐに記憶から消えてしまうことを再確認しました。
今度の資源ごみの回収日には、大量のプラケースを廃棄することになりそうです。

プリテンダーズなんですが、やはり私とCDバカさんでは、聴き方が違うようです。
紹介されている5枚ですが、私が一番好きなのは、やはり「ラーニング・トゥ・クロール」なんですが、私にはこれはアメリカン・ロックではありません。(確かにニューウェイブ色が後退して、ソウルやR&Bに接近した音になってるので、そのへんをどう受け取るかかもしれません。)
やはり、どこまでいっても、ブリテイッシュ・ロックだと思っています。(クリッシー自身はメンバー中唯一のアメリカ人ですが…。)
2曲目の「バック・オン・ザ・チェイン・ギャング」ですが、ギター・カッティングのイントロに被さってくるメロデイックなソロや、かっこいいオブリガードがビリーのプレイです。
ただ、この時期のプリテンダーズは、オリジナル・メンバー2人が次々とオーバードーズで亡くなるなど、不運続きの時期で、ほとんど解散の危機を迎えている時でした。
そんな中、この曲は、一応プリテンダーズ名義で発表されましたが、実はこれ1回きりのセッションで吹き込まれたものでした。記憶違いでなければ、確か、ベースはビッグ・カントリーのメンツだったんじゃないかと思います。ですので、このあと参加したライブ・エイドの演奏では、ビリーのパートを弾くものがなく、さびしいものでした。
というわけで、ビリー参加曲はこの1曲のみです。その他の曲は、その後新メンバーを加えての録音です。ほぼ解散状態だった時、これを機会にクリッシーは、ソロ活動をしても良かったはずですが、彼女はあくまでバンドにこだわったのでした。豪快にすっとばす「ミドル・オブ・ザ・ロード」もフィリー・ソウルのカバー「シン・ライン・ビトゥイーン・ラヴ・アンド・ヘイト」(パースエイダース)も良いです。
アルバム・タイトルの「ラーニング・トゥ・クロール」とは、「はいはいを学んで」くらいの意味で、解散状態のところから、やはりバンドとして再起していくというクリッシーの再生への宣言でした。
ちなみに、このアルバムのジャケット・デザインは、フーの1stを意識したものでした。

実は私もこの5枚を全て持っているわけではないのですが、「ゲット・クローズ」では、「ドント・ゲット・ミー・ウロング」が良い曲です。
また、「ラスト・オブ・インディペンデンス」では、「アイル・スタンド・バイ・ユー」が、傑作バラードだと思います。この曲は、70年代ロックの名曲をカバーして全米№1になったロッド・スチョワートの「グレイト・ロック・クラシックス」の中で唯一90年代の曲から選ばれたものでした。
あと、「フォーエバー・ヤング」は、ディランのカバーですから要チェックです。
それにしても、「独立の最後」とは何をさしているんでしょうか?
「パックト」では、遂にビリーが正式メンバーとして参加しますが、これ一枚で脱退、(全然ビリーらしいプレイもなく存在感薄いです。)このメンバーでライヴをやったかどうかも私は知りませんし、その後のアルバムも未聴です。
ちなみに、1st収録のニック・プロデュースの「ストップ・ユア・ソビン」は、プリテンダーズ結成前、クリッシーのソロとして吹き込まれたもので、キンクスのカバーでした。バックは思い出せませんが、ニック人脈だったかも知れません。クリッシーは、音楽雑誌NMEの記者で、レイ・デイヴィスをしつこく取材しまくり、ついに結婚までしてしまいました。
その後、離婚しますが、オハイオのロック少女は夢をかなえ、一時的でも英国ロックの至宝を射止めたのでした。

さて、今日は、スウィンドルズの「ドランク・フォー・ユア・アミューズメント」が届きました。
同じ日に注文していたブルックリン・カウボーイズの「ドジリング・バレー」は、「入荷見込みなし」として、キャンセルになりました。執着心はあまりなかったはずなのですが、入手不可とわかると急にどうしても欲しくなるのはなぜでしょう?

ジーン・トーマスのアルバムは、ここ何日かの寝床での読書の際のBGMになっています。
収録曲は、60年代のものばかりのようで、ソロ及び女性とのデュオを含む内容になっています。
あんまりシンガー・ソング・ライターっぽくなく、普通の60年代アメリカン・ポップスという感じです。ジーンの声は、お上品な雰囲気で、あまりテキサスを連想させません。
ただ、JBの「トライ・ミー」ほか、いくつかのカバー曲のセンスが良く、プロデューサーの指示ではなく、彼自身の趣味だとすれば好感が持てます。
ですが、やはり「サムタイム(ス)」や、オーギーがカバーした「ピース・オブ・マインド」のようなオリジナルがもっと聴きたかったです。これらの曲は、ほかのブリル・ビルディング系のポップ曲とはあきらかに違ってます。突然変異だとしたら、もっと頻繁に起こってほしいです。
まあ、ルックスも含めて完全にティーン・アイドルだったジミー・クラントンには、「ジャスト・ア・ドリーム」というニューオーリンズR&Bスタイルの素晴らしいオリジナル曲があったという例もあります。「ジャスト・ア・ドリーム」は、ダグ・サームもソネット時代にカバーしていました。

CDバカさんは、「レコード・コレクターズ」という雑誌を読まれるでしょうか? 
私は、以前は毎号買っていましたが、最近は気になる特集がある号のみ購入しています。
その「コレクターズ」ですが、今月号では「リイシューCDの25年」という特集記事を組んでいます。編集部が選出する「ベスト・リイシュー40作」のほか、同誌執筆者選出の「サブ・ジャンル別「ロック」代表リイシュー60選」、「音質向上の歴史を振り返る」などの記事が興味深かったです。特にCDのフォーマット「AAD」や「ADD」といった話題は久しぶりに眼にして、懐かしかったです。
「ベスト・リイシュー40作」のアタマで、改めて紹介されているディランの「ブートレッグ・シリーズVOL.1~VOL.3」の選出は、私的には大納得です。70年代以降のディランについて、全く違った魅力を教えてくれたのはこの3枚組でした。また、60年代の録音では、有名曲をピアノで弾き語るディランが素晴らしく良かったです。
ディランをもう一度ちゃんと聴こうと思わせてくれた恩人のアルバムでもありました。

さて、今日はジョン・フォガティのブートDVDを観ました。
ソースは、85年から06年までの様々な演奏を収めたものですが、80年代の40代のジョンから最近の還暦を迎えたジョンまで、見事に変わっていません。というか、むしろ、最近の方がパワフルな感じさえします。
だいたいジョンのギター・ソロって、アドリブではなくて、完全にもうスコア有りという感じもしますが、それでだれたり、あきるということはなく、まるで水戸黄門の印籠のように、「待ってました!!」という感じです。

85年から93年までの映像は、残念ながら懐かしのVHSブートを思わせるクオリティですが、以前なら全然OKだったんですが、最近のレベルの高いブートを観たあとだと、ちょっと残念です。
でも、内容はなかなかで、85年の演奏では、エディ・フロイドの「ノック・オン・ウッド」をやってるほか、「ヴァンス・カント・ダンツ」なんていう、この時期にしかやらなかったろう演目が含まれています。
また、93年のロックンロール・ホール・オブ・フェイムでは、スプリングスティーンとの共演が興味深いです。この演奏では、珍しくジョンがリード・ギターを他人に任せているんですが、この長身黒髪のギターが、かなりいい感じでジョンのソロ・パートをバッチリ決めており、誰だか知りたいです。ブルースのバック・バンドという可能性もありますが、ブルースのギターってリトル・スティーブンとか、ニルス・ロフグレンとかですよね。この二人ではないです。
ベーシストが黒いグラサン男で、どっかで見たことあるんですが、トム・ペティのハートブレイカーズのベースって、グラサンですかね?
ブルースとジョンは、あんまり意気はあってないですが、まああんなもんでしょう。

99年のミレニアム・コンサートでは、なんとホワイトハウスでの演奏です。チラッとですが、VIP席に当時の大統領、ビル・クリントンとヒラリー、それに娘たちの楽しそうな姿が映ります。
エドガー・ウインターと共演したこのステージの後ろには、椅子に腰かけたリンカーンの石像が見てとれます。
ここで私は「猿の惑星」のリメイク版のラスト・シーンを思い出しました。
猿の惑星から命からがら現代の地球に戻ってきた主人公が、最初に見たのがホワイトハウスのリンカーンの石像でした。そのリンカーンの顔はなんと猿だったのです。呆然とする主人公の背後からパトカーのサイレンの音が聞こえてきます。そして、パトカーから次々と出てきたのは、制服を着た猿の警官だったのでした。
このステージでのエドガー・ウインターは、サックスを吹いてます。エドガーって、そういう人でしたっけ? キーボードかと思ってました。

2000年代の映像になると、突然画質がクリアになります。ソースはテレビ・ライヴのようで、カメラも安定し、素晴らしいクオリティです。
それにしても、このDVDには、各年代を通して、「ボーン・オン・ザ・バイユー」の演奏シーンが何度も出てきますが、どれを見ても同じアレンジ、というか同じ演奏で、その頑固なまでの変わらなさはいっそ清々しいです。
「犬の遠吠えが聞こえる沼地で生まれた」って、かっこいいですねェ。本人はカリフォルニア生まれなんですが…。
このDVDを見る限りでは、ジョンのハウス・バンドは、99年くらいから固定していってるようです。特にサイド・ギターは、ジョニー・バーネットかドーシー・バーネットの息子のはずで、確かリーダー・アルバムもあったはずです。皮ジャンにソフト・リーゼント、セミ・アコのエレキというのも変わっていません。ここにも頑固な奴がいます。

何本かオフィシャル級のブートを見たあとだったので、ちょっと画像的には今一ですが、内容は満足いくものでした。どうも、古い映像を見たがってしまう私ですが、やはり最近のステージの映像の方が画質が良いのは当然ですね。それでも、こりずに古い映像を求めてしまう私なのでした。

そういえば、ワーナーに続いて、ソニーでも「オリジナル・アルバム・クラシック」シリーズという廉価盤ボックスが出ましたね。タワーなら、今、5枚組ボックスが2,500円です。
メジャー・アーチストばかりですが、ジェフ・ベックの「ブロウ・バイ・ブロウ」はCDで持っていたい気もするので、買おうかなと考えたりしてます。激安ですし…。

というところで、今夜は失礼します。

投稿: エル・テッチ | 2010年4月25日 (日) 01時42分

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