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2010年5月 5日 (水)

CD聴盤日記(5/5)その4:先週到着物からフォーク・ロック系2枚。John Sieger、Sally Spring。

John Sieger: Live At Bob's
John_sieger  好度:3
 ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:元 R&B Cadets~Semi-Twang のルーツ・ロッカーである彼であるが、この最
    新ライブ録音は弾き語りに近いアコースティックセット。
    ドラムレスでギターとベースで3人編成。
    楽曲自体は勿論普通に良いのだが、やはりこういうスタイルはよほどじゃない
    と、好きになれない。
    暗いとか、退屈とかいう感じもなく、最後まで素直に聴けたが、もう一回聴き
    直すか? と問われたら、とりあえず結構と言いそう。

Sally Spring: Made Of Stars
Sally_spring  好度:3
 ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:これ又地味な演奏で少し期待ハズレ。
    Chris Stamey がミックスで、Brent Lambert がマスタリングでクレジットさ
    れ、演奏では James Mastro、Peter Holsapple、Susan Cowsillがクレジット
    された豪華盤。しかし、このメンツがこれだけ雁首そろえておきながら、なぜ
    ここまで地味なんだ? と不思議に思えるほど地味。
    ほとんど弾き語り。ドラムレスであることが原因かもしれない。
    勿論中には、期待通りの横ノリフォーク・ロックもあるのであるが、わずか数
    曲。 
    John Sieger と言い、彼女と言い、残念続きである。

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コメント

エル・テッチさんのCDとDVD購入量はすごいですね。
私のCD購入量と良い勝負だと思います。
特にDVDは本当にすごいですね。
CDの場合には聴きながらパソコンに向かうとか、本を読むとか出来ますが、DVDだとながらで他のことをするって出来ないですよね、
これだけの量を消化するのは本当に大変だと思います。
中では Joe Ely が渋いですね。興味があります。

最近は本当にCDの到着が遅くて心配です。
今月頭に注文して発送済みの連絡を受けているものがいまだに来ていません。
あの火山噴火の影響は未だ残っているんでしょうね。
しかも、今日は、間違いCDが米国アマゾンから届いて、怒りの抗議メールを送りました。
検索で表示されるアーティスト/タイトルが、詳細表示に変えると別のアーティスト/タイトルに変わり、でもカートにいれて注文手続きに入ると、元のアーティスト/タイトルに戻るという事象があって、一体どれが正しいのかと、注文前に問い合わせたのです。
そしたら、カートに入れた後のものが正しいという確認メールが届いて、安心して注文したら、詳細表示時の違うアーティスト/タイトルのCDが送られてきたのです。
わざわざ確認までして、ちゃんと回答までもらった挙句にです。本当い頭に来ました。
英文での抗議なので、どこまで伝わるかは疑問ですが、アマゾンからの返信が楽しみです。

投稿: CDバカ | 2010年5月20日 (木) 20時33分

CDバカさん、どーもです。

 エミルーの「エリート・ホテル」は、ちょうど私が鑑賞したDVDの収録曲を多く含んでいるアルバムです。ジェイムズ・バートンのギターやドブロのプレイが素晴らしいです。
 バートンの動く姿は、「エルヴィス・オン・ステージ」で観ることが出来ます。
彼は、カムバック後のエルヴィスのバンド・リーダーとして、その晩年を一緒に過ごしたのでした。 

 さて、今日は、アマゾンにオーダーしていたCDが届きました。
かなり以前に注文したもので、「ようやく届いたな」という思いです。
届いたのは、次の2枚です。
・「ミ・コラソン・エスパニョール」09年 フレデイ・フェンダー …全12曲全てスペイン語曲です。そのうち、「ヴァイヤ・コンディオス」と「ランチョ・グランデ」は、ABC盤でも聴く事が出来た曲ですが、こちらは、クレイジー・ケイジャン録音ということです。
 その他の10曲は、現物の表記を見て初めて知ったのですが、フレディの代表曲のスペイン語バージョンのようです。09年リリースのCDですが、録音時期は70年代という可能性もあります。
・「スワンプ・ゴールド Vol.1」91年 VA  …ルイジアナのジン・レコードの音源から編まれたコンピです。「ジン」は「ゴールドバンド」と並び、スワンプ・ポップを多数録音したサウス・ルイジアナのインディペンデント・レーベルの代表格です。
 こちらのCDは、Vol.1ということで、スワンプ・ポップの代表曲を、これでもかとばかりに収録した内容になっています。内容的には新鮮味がありませんが、もともとマイナーなジャンルなので、このあとに続くVol.2以降は、一気にディープな世界に誘ってくれるでしょう。

 また、本日は、オーダーしていたブートDVDが、どさっと届きました。
以前に購入したものも、まだ視聴していないものが多数あるのに、またまた増えてしまい、困ったものです。購入した理由は、唯一つ、バーゲンだったからです。
 今回届いたのは、次の10枚です。
・「エルヴィス・コステロの80年モントルー・ジャズ・フェスのライヴ」…アトラクションズを従えた比較的初期のステージです。「クラブバンド」や「オリヴァーズ・アーミー」もやってますが、アルバム「ゲット・ハッピー」からの「アイ・キャント・スタンダップ・フォー・フォーリン・ダウン」ほかの曲が気になります。
・「ストレイ・キャッツの81年ロックパラスト・ライヴ」…デビュー間もない悪ガキ時代のライヴです。ジョニー・バーネット・トリオやエディ・コクランのカバーなどを交えながら、2nd収録曲の「ゴナ・ボール」もやってます。
・「ウイルソン・ピケットの68年から72年のライヴ」…ファルコンズ出身、デトロイトからスタートして、ニューヨーク、メンフィス、マッスルショールズ、フィラデルフィアまで、我がままし放題のラスト・ソウル・マンの貴重な映像集です。
・「レオン・ラッセルの72年アナハイム及びシャーロッテ公演」…「ア・ソング・フォー・ユー」、「デルタ・レディ」、「タイトロープ」ほか代表曲てんこもりのライヴ。70年代の映像のクオリティはどうでしょうか?
・「ジョン・フォガティの09年ライヴ・バイ・リクエストのステージ」…視聴者からの電話リクエストを受けて曲を演奏するという人気番組を収録したもの。他人の曲では、リック・ネルソンの「ガーデン・パーティー」、エヴァリー・ブラザーズの「ウェン・ウィル・ビー・ラヴド」をやっています。
・「ロッド・スチュワートの77年オーストラリア公演」…曲目を見ると、最近のライヴでもやってる曲が多い事に改めて気付きます。バラードも多いですが、当時のバンドは、チャック・ベリーなどを得意とするロックンロール・バンドでした。
・「ビートルズのシェア・スタジアム・ライヴ」…有名なシェア・スタジアム公演です。アナログ時代は、唯一の公式ライヴ盤として正式リリースされていました。音は演奏より歓声の方が大きいというブート並みのものでしたが、当時のライヴ盤は、キンクスもストーンズもヤードバーズも、みんなひどいものでした。こちらは、トラックこそ27本に切られていますが、彼らの演奏は10曲程度だと思います。会場への入場や楽屋などの映像が入っているようです。音も映像も深い期待は禁物でしょう。
・「ボブ・ディランの75~76年公演」…伝説的なローリング・サンダー・レビュー周辺の映像です。今回、最も期待している1本です。ディランの長い歴史の中でも、最もアーシーだった時代の映像です。
・「ニール・ヤングの02年MGsをバックにした公演」…MGs目当てでオーダーしましたが、参加しているのはブッカーTとダック・ダンのみで、スティーヴ・クロッパーが参加していません。クロッパーなしで、MGsというのは過大広告では?
・「ジョー・イーライの84~99年のオースティン・シティ・リミッツ映像集」…「マスタ・ガッタ・ノッタ・ロッタ」や「ホンキー・トンク・マスカレード」などの映像を観ることが出来ます。ディランとは別の意味で期待の1本です。彼の名前の発音が「イーリー」なのか「イリー」なのか「イーライ」なのか、はっきりすることを願います。

というところで、今夜は失礼します。

投稿: エル・テッチ | 2010年5月18日 (火) 01時10分

昨日は私は、オーディオ聴きに従事していました。
音楽ではなく、音そのものを聴く聴き方です。
クラシック系の優秀録音盤や、音楽とは無関係の波の音、鳥のさえずりといった自然環境の生録り物です。
ほか、オーディオチェックCD等。
TAD-D600の音をとにかく聴きたいという強い欲求を満たすためでした。
とにかく、どれを聴いても、これまでのCDプレーヤーとは別次元の音に聴こえるのが素晴らしいです。
夕方から普通に音楽CDを聴きました。
エル・テッチさんはDVDですね。
Emmyloy Harris は"Elite Hotel"というアルバムだけ持っています。
このアルバムはかなり好きで、何度も繰り返して聴いた数少ないアルバムの一つです。
他のアルバムも、と思うのですが、未だ手が出ていません。
「ポップトピア70s」ですか。以外すね。私は大好きな代物です。
Knackは良いですよ。マイシャローナはむしろ変り種な感じです。
前世紀末に出たリユニオン作は、リッケンバッカー・サウンドを前面に出した極上のパワー・ポップでした。

投稿: CDバカ | 2010年5月17日 (月) 21時27分

CDバカさん、どーもです。

 休日は、ゆっくり過ごされているでしょうか? 
私は、溜まっている映像ものを消化するため、無言で画面を凝視し続けています。
 東映ものでは、期待していなかった、オールスター時代劇「血闘水滸伝 怒涛の対決」が予想外によく、途中で居眠りすることなどなく、しばし夢中になって観てしまいました。
 一方、東宝ものでは、和製ホラー「マタンゴ」が、予想通りのくだらなさで、自然と落ちようとする瞼をこらえるのに苦労しました。
 
 そして、音楽ものですが、今回は、エミルー・ハリスの77年「ジ・オールド・グレイ・ホイッスル・テスト」ほかを収録したブートDVDを観ました。
 こちらは、70年代の映像にも関わらず、元がBBCのプログラムだからでしょうか、画質、カメラ・ワーク、音質ともに素晴らしいクオリティで、そのことだけでも感激です。

 まず、メインの「オールド・グレイ・ホイッスル」ですが、77年ということで、3rdアルバム・リリース時期当たりのエミルーの姿を捉えています。
 髪は、近年のブロンドではなく、染める前なんでしょう、眉の色も含めてブルネットです。
髪型も、真ん中分けのストレート・ヘアで、初期のリタ・クーリッジを連想させるような、ネイティブ・アメリカンぽい娘のような雰囲気です。
 バックは、初期のホット・バンドですが、既に若手を起用しつつあるようで、ピアノのグレン・D・ハーディンだけが、エルヴィス~グラム時代の生き残りのようです。
 リズム・ギターは、ロドニー・クロウェル(若い!)、リード・ギターは、テレキャスターを構えるアルバート・リーです。(曲によっては、エレキ・マンドリンも担当します。)
 演奏スタイルは、今ではごく普通のカントリーのスタイルになりましたが、当時は、ロックとクロスオーバーする先進的なカントリー・スタイルでした。
 曲は、「フィーリン・シングル、シーイン・ダブル」でスタートし、「アイル・ビー・ユア・サン・アントン・ローズ」、「パンチョ・アンド・レフティ」と、のっけから名曲続きで感激です。
 そして、カントリー・バラード・クラシックの「メイキン・ビリーヴ」(ドリー・パートン、ポーター・ワゴナー盤が有名)をしっとりと決めたあと、チャック・ベリーのウキウキするカバー、「(ユー・ネヴァー・キャン・テル)セ・ラ・ヴィ」へと繋げます。
 続くフォーキーな「タルサ・クイーン」も、バック・オーウェンスの「トゥゲザー・アゲイン」も、当然良いです。
 最後のアップ・ナンバー「ラクジュアリー・ライナー」と「ウー・ラス・ヴェガス」(どちらもグラム作)では、アルバート・リーの早弾きスーパー・ピッキングを見ることが出来ます。
ソロになると、リーの手元へ寄っていくカメラ・ワークもGoodです。バンジョーのような軽快なフラット・ピッキングは、やはり見もの、聴きものです。

 画面が変わり、「ビート・クラブ・ライヴ」というTVスタジオ・ライヴが始まります。こちらは、70年代としかクレジットされていず、先の「オールド・グレイ」より前なのか、後なのか判別できません。画質は今までと比較して、若干劣っていますが、70年代のものとしては、合格点のレベルです。音質はかなり良いです。
 ホット・バンドのメンツは、パッと見た感じでは「オールド・グレイ」と変わっていません。
セット・リストもよく似ていて、やはり同時期のものと思われます。
 こちらでは、カーター・ファミリーの「ハロー・ストレンジャー」をやっています。
また、アルバート・リー作の「カントリー・ボーイ」(リー自身がバックを務めたリッキー・スキャッグス盤でヒットしました。)の自演版を見ることが出来ます。
(リッキーで気が付きましたが、この時期のホット・バンドは、フィドル・レスのようです。)
この曲でのリーの超絶早弾きプレイを、音と映像で鑑賞したのは初めてです。
 そして、曲調は一転して、フォーキーな「ボールダー・トゥ・バーミンハム」(そう聞こえます)でしっとりさせてくれます。
 ラストは、「セ・ラ・ヴィ」から「ウー・ラス・ヴェガス」で、盛り上がって終了します。

 私は、このDVDを見て、久々にエミルーの初期のアルバムを聴き返したくなりました。
多数のソロ・アーティストを輩出した、ホット・バンドの演奏は、やはり素晴らしいです。
(もし、ジェイムズ・バートン在籍時のライヴ映像が残っているなら是非観たいものです。)
また、最近のエミルーの映像も観たいと思わせる力がありました。良い映像でした。

さて、実は昨日から探しているCDがあるんですが、見つかりません。ここと狙いをつけた場所にないと、本当にがっかりします。
 探しているのは、チャーリー・ダニエルズ・バンドの、タイトルは忘れましたが、主にジョージア出身のバンドの代表曲をカバーした企画盤です。レーナード、オールマン、マーシャル・タッカー、サテライツ、そしてテキサスになりますが、レイ・ヴォーン、Z.Z.トップなどなどをやってるアルバムです。1曲目はオリジナルですが、そのあと立て続けに、これらのバンドのカバーが連発される、南部の大ボスらしい、嬉しいアルバムなんです。
 急に聴きたくなったんですが、探して出てくるのは、別のアルバムばかりで、力が抜けます。
今回の捜索で、ケンタッキー・ヘッドハンターズの1st、ジェイソン&ザ・スコーチャーズの2枚組ライヴ(CDバカさんに「アブソルートリー・スイート・マリー」が入っているライヴ」としてご指摘いただいたものです。)などを発見できましたが、嬉しくありません。
 あと、かなり昔にライノから出た「ポップトピア70s」というパワー・ポップのコンピも出てきました。しかも、日本盤です。ラズベリーズから、バツドフィンガー、チープ・トリップ、ナック、トッド・ラングレン何て言う有名どころから、ブラム・チャイコフスキーや、レコーズ、フォトメイカー、20/20、ビッグ・スター、ドワイト・トゥイリー、フレイミン・グルーヴィーズ、ザ・ビートなんていうところまで、入ってます。ついでに、ニック・ロウも入っていました。 ナックの「グッド・ガールズ・ドント」が懐かしかったです。この曲は、「マイ・シャローナ」よりもビートルズ風で好きでした。当時、ドーナツ盤を買いました。
 ともかく、目的のものは見つからず、力つきましたので、今回はこの辺で失礼します。
 
 

投稿: エル・テッチ | 2010年5月16日 (日) 16時44分

エル・テッチさん、実は私もこの本は出版時に購入したきり、途中(といってもほんのさわりまで)で中断していたものです。
翻訳物の文章がどうにも読みづらく、挫折していたものです。
しかし、今度こそと思って気合を入れて読んで見ます。
でも、買っただけで安心してしまい積読状態というのは、これは私にとってのDVDですね。
堀江美都子の40周年記念ボックスについていた、抽選で200名に当たるという特別DVDプレゼントも、こういう抽選ものに当選したことのない私には珍しく当選したようで、応募してから半年以上たって今週届きました。
しかし、このDVDもいつ開封されるものやら、という状態です。

スプさんは、当時(高校、大学生)の頃、洋楽ロックに全く興味のなかった私にロックというものを開眼させてくれたアーティストなのです。
私は、洋楽自体に興味がなく、例外的にJulio Igresias等のラテンポップスと、Billy Joelと Barry Manilow だけが例外的に聴く程度でした。そこに登場した Born In The USA!! これの格好良さにやられました。以降、アメリカン・ロックに目覚め、ルーツ・ロックに出会い、インディーズに出会って現在に至るです。
なので、スプさんには結構入れ込んで、自伝とか評伝とかも読みました。
Blasters~Dave Alvin に次ぐ特別な存在なのです。

エル・テッチさんもプラケース無しに以降されましたか。これ、送料も安いし、コンパクトで良いでしょう?
プラ・ケースを外す手間も省けるし良いこと尽くめです。
それにしても、ますますディープにしかもハイスピード買いまくっていますね。
日本経済の活性化に貢献はしていないと思いますが、世界を見据えての活動であるということで、お互い励みましょう。

投稿: CDバカ | 2010年5月16日 (日) 09時59分

CDバカさん、どーもです。


「パブ・ロック革命」は、私も買いましたが、途中で挫折して積んどく状態になってます。
「サム・クック伝」も最後まで読めなかったくちです。私は、とりあえず購入すると、安心してしまうタイプで、中々手を付けないことも多いです。手元にあるというだけで、安心してしまうようです。
 私は、スプリングスティーンは、ちょうど「リバー」の頃に興味を持っていましたが、ついにとことんは、夢中になれなかったアーティストでした。
 彼はデビューして数年は、ディランズ・チルドレンだとプレスに書かれ続け、くさったこともあったようですが、後年、ジョン・メレンキャップがデビューしたとき、ブルース・フォロワーと呼ばれ、時代は繰り返したのでした。
 ボスで好きな曲は、「ハングリー・ハート」で、当時シングル盤を買いました。この曲は、ガッツのあるロックンロールを装っていますが、ビリー・ジョエルにとっての「セイ・グッバイ・トゥ・ハリウツド」と同じく、ブルースにとってのスペクター・オマージュだと思います。
 彼は、あんな声の人ですが、ロイ・オービソンのビロードのような声に憧れていた、ポップス・ファンでもありました。

 さて、今回は、久々にダグのアルバムを発見したことをご報告します。
出てきたアルバムは、「ジューク・ボックス・ミュージック」と「ザ・ラスト・リアル・テキサス・ブルース・バンド」を2枚組にしたもので、03年にテキサス・ミュージックという会社から発売されたものです。内容的には、なんら追加曲などはないものなので、購入理由は、「ただ所有したいから」というほかありません。というか、当時、どういう気持ちで入手したのか、もう覚えていません。
 というわけで、総数は、ついに70枚に達し、ダブリ等は15枚となりました。もうこれ以上は、ないと思います、多分…。

 それから、ラスト・リアル・ブルース・バンドで、主にピアノを担当していたデニー・フリーマンのソロが出てきました。この人は、「ラスト・リアル」では、デレク・オブライエンがいたため、ピアノにまわることが多かったですが、もともとギタリストで、ピアノも弾けるユーティリティ・プレイヤーです。
 97年の「A Tone For My Sins」というソロ・アルバムは、ギター・インスト・アルバムで、ストラトキャスターのきれいな気持ちいい音をたくさん聴くことができます。
 ながら作業のときに聴くのにもってこいの音楽です。全曲自作のこのアルバムを、私は気に入っています。

 さて、今日は、ジョン・フォガティのブートDVDを観ました。
今回は、97年「ハード・ロック・ライヴ」という衛星放送用の映像が中心になっています。
 画面の右下隅に「CMT」というロゴが表示されており、これから、この映像が「カントリー・ミュージックTV」というCS放送の番組をソースとするものであることが推測されます。
 
 DVDが始まりますと、まず86年の「ロックンロール・ホール・オブ・フェイム」のモノクロ映像がスタートします。ここでは、ジョンが「プラウド・メアリー」を歌っていますが、カメラが彼の左側面の位置からとっていることから、スタッフによるホーム・ビデオがソースではないかと想像されます。
 この映像の見どころは、ジョンのバックに、ギターとして、キース・リチャーズとロン・ウッド、そしてピアノにジェリー・リー・ルイスの姿が捉えられていることです。
 この映像は、その1点にのみ価値があると言っていいでしょう。映像は、不安定なカメラ・ワークの中、あっさりと終了します。
 
 次に登場する映像は、90年の又も「ロックンロール・ホール・オブ・フェイム」からのもので、タキシードに身を包んだジョンとブルース・スプリングスティーンが、「ロング・トール・サリー」を歌います。ここでのブルースは、まだ長髪で若々しい感じです。
 演奏自体は、完全にリハーサルなしだったことがよく分かる映像です。ジョンとブルースが何やら「ぼそぼそ」と耳打ちしながら、その場で打ち合わせをしている様子が映りますが、その甲斐なく、結果はお粗末なものでした。二人の息はお世辞にもあっているとは言えません。
 とりあえず、ロックンロール・クラシックを何とか歌いきったという感じです。

 次の映像は、93年のまたまた「ロックンロール・ホール・オブ・フェイム」からのもので、やはりジョンとスプリングスティーンの共演シーンです。
 「フール・ストップ・ザ・レイン」では、ジョンがアコースティック・ギターで弾き語りをし、ブルース以下のメンバーがバックを務めます。この映像は、この前に観たブートDVD収録のものと同じもののようです。例の謎のギタリストのソロのシーンもばっちり入ってます。
 黒いサングラスのベーシストも同様です。
 今回、私はひとつ、前回気付かなかったことに気が付きました。
 ここでドラムを叩いているのは、多分、ドン・ウォズだろうと思います。ジョンがドラムスに近づくシーンがあり、その時、ドラマーの顔がはっきりと見てとれます。
あの顔はドンだろうと思います。状況証拠ですが、彼がキックするバスドラの表面に「DW」というロゴを確認出来ました。
 映像は、エレキに持ち替えたジョンが、「グリーン・リヴァー」と「ボーン・オン・ザ・バイユー」を演奏するシーンを映して終了します。
 この時は、おそらく事前に打ち合わせをしたと思われますが、ブルースとの息はやはりあっていません。
 
 そして、今回のメインとなる97年の「ハード・ロック・ライヴ」の映像に画面が切り替わります。バックは、リズム・ギターがロッキー・バーネットだということ以外わかりませんが、ドラマーは、最近のライヴでも参加している男だと思います。
 曲目は、「ボーン・オン・ザ・バイユー」、「グリーン・リヴァー」、「ウォーキン・イン・ア・ハリケーン」と続き、ここでギターを持ちかえてから、「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」で、ギターもボーカルも、ヘヴィーに唸らせます。
 ギターを交換したのは、この曲が、アームを使う曲だからです。
CCRの1stに収録されていたこの曲は、「スージーQ」とともに、カバーではありますが、ジョンの原点といって良いでしょう。60年代後半のデビューから、全くぶれることのないジョンの頑固一徹なスタンスが、映像から醸し出されています。
 そして、続く「センターフィールド」では、またギターの持ち替えがありますが、ジョンの映像を見た経験のある人なら、お馴染みのバット型ギターの登場です。
 ここで、ジョンが観客に向かって、おそらくは、そのギターの説明をしているようなシーンがあります。私のヒアリング能力では、全く理解できませんが、今まで当たり前のように使用されていた、そのギターについて、初めて語られているだろうシーンです。(うーん、何と言っているか知りたいものです。)
 野球について歌われているその曲のあと、「ホット・ロード・ハート」、「バッド・ムーン・ライジング」、「プラウド・メアリー」、「フォーチュネイト・サン」、そして、ゴスペル・グループのハーモニーをバックに、「ア・ハンドレッド・アンド・テン・イン・ザ・シェイド」が演奏されて終了します。

 このあと、おまけとして、TVライヴの映像が何篇か収録されていますが、その内のいくつかは、以前観たことがあるものでした。
 どれも、金太郎飴のような、ジョンのプレイを見ることが出来ます。ファンなら満足の1本だと思います。

 さて、本日は、CD BabyにオーダーしていたCDが届きました。
今回から、CDバカさんにならって、プラケースなしの梱包を依頼しました。
予想以上にコンパクトな梱包で驚きました。これは良いですね。これを知ると、もう後戻りできない感じです。 届いたのは、次の6枚です。
・「スワンプ・ポップ・カフェ」07年 ウェイド・バーナード …主にニューオリンズR&Bスタイルのオリジナルをやっています。
・「エスティロ・サン・アントニオ」05年 トゥルー・ストーリーズ …アコーディオンとケイジャン・パーカッション(?)入りのバンドです。ギター、ボーカルのデヴィッド・ロドリゲスが全曲作っているようです。
・「ウララ・ブギ」 ザ・レッド・ワゴンズ・ブルース・バンド …フル・アコ・エレキに、ウッド・ベース、、ピアノ、ドラム、ブルース・ハープ、サックス2本という編成のバンドです。ジョニー・ギター・ワトソンやTボーン・ウォーカー、ギター・スリムなんかをやっているようです。ジャンプ・ブルース系だと思います。
・「リロイ・デイヴィス&フォックス・ファイア」リロイ・デイヴィス&フォックス・ファイア・バンド …ニューオリンズR&Bやケイジャンなどをやっているようです。トランペット、サックス、トロンボーンと3管入りのバンドです。このアルバムでは、フィドルもゲスト参加しています。
・「ニード・ア・リトル・スクイージン」08年 コッパー・ボックス …ランチェラやザディコをやるバンドのようです。オーギーの「ヘイ・ベイビー・ケ・パソ」、クリフトン・シェニエの「ザディコ・チャ・チャ」をやってます。
・「ミスチーフ」95年 ザ・バンディドーズ …ギター、ベース、ドラムスという最少編成のバンドです。ブルージーなロカビリー・バンドではないかと思います。オリジナル中心ですが、デューク時代のブランドのナンバー「アイ・ドント・ウォント・ノー・ウーマン」をやっています。 
 というところで、今夜は失礼します。

投稿: エル・テッチ | 2010年5月13日 (木) 23時51分

エル・テッチさん、Romantics をパブ・ロックで語るというのは実に面白いです。
私も彼らは好きで、80年代のアルバムは4枚と、03年作の最新作を持っています。
私は彼らをパワー・ポップバンドの範疇で捉えています。
ただ、03年の"61/49"という最新作だけは、デトロイトの名に恥じない、ドス黒さ一杯のガレージロックンロールです。
ポップ色ゼロの快作です。
Raspberries とか、70年代の Dwight Twilley と同系です。
ルーツ・テイストを感じることは出来ないのと、安酒場で「のんだくれ」相手に演奏するような音楽にも聴こえないので、パブ・ロックで捉えることは私には難しいです。
パブ・ロックの定義は私もエル・テッチさんと同じ認識でいましたが、最近、ひとつのムーブメントとしして意図的に創出されたものであるということを何かで読んだ記憶があります。
イギリスのパブ・ロック発祥の店がちゃんと存在して、その店で演奏を行ったバンドに対し、店主がパブ・ロックと命名し、そこから広められたというようなお話です。
Will Birch が上梓した「パブ・ロック革命」という分厚い本があるのですが、未読なので、これを読んでもう少し勉強してみます。

Bill Monroeはエル・テッチさんお見通しの通りです。
でも、Dwight、Mary Chapin Carpenter, the Dixie Chicks、Joan Osborne 辺りは文句なしに守備範囲です。
特にDwight、Maryは全作購入です。

Los Fabulocosはエル・テッチさんの情報で私も購入しました。ありがとうございます。
このアルバムには、Blasters の John bazz 参加しているのでとても嬉しいアルバムです。
Jesus Cuevasは Blazers メンバーですね。Blazers は Los Lobos の弟分的バンド。よりラテンフレイバーの効いたチカーノバンドです。Blazers も私にはマストなバンドです。
Kid Ramos は、私には80年代は James Harman Band のギタリストです。その後は Thunderbirds への参加や、Juke Logan との共演、そしてソロのルーツ・ロッカーとして好きなアーティストの一人です。
ブルースが苦手と言った私でも、Thunderbirds 系のブルース・ロックは好きなのでした。

CD整理中に色々と道草を食ってしまのは、それも又楽しみの一つですよね。
私もそうでした。今でもまだそうです。
ゆっくりと続けることが大事と思い、楽しみながら整理してます。

Mystic Knights of the Seaですが、Springsteen へのトリビュート盤にJohnny 99 が収録されていました。
このシングル盤はそれにもう一曲プラスされたものですね。Johnny 99 は死ぬほど地味なアルバム、"Nebraska"に収録されている曲で、地味です。
これがこのチrビュートバージョンでは、死ぬほど格好良いロッックンロールに大変身。たまりません。
Cadillac Ranch の方は、名盤の誉れ高い"The River"に収録されている曲ですね。
こちらはオリジナ版でも格好良いルーズなロックンロールで、Dan Baird がカバーするには持って来いの曲です。
原曲のままのアレンジで Satellites スタイルのロックンロールになるはずです。
このシングルでのカバー版も聴いてみたいですが、この一曲のためだけに購入するのは二の足を踏んでいます。
ちなみ、Bruce Springsteen は、メジャー嫌いの私にもマストのア^ティストです。
私を洋楽ロックに誘ったのはこの Bruce Springsteen なのでした。大学生の時です。なので、今でも購入を続けています。

又色々ご紹介下さい。

投稿: CDバカ | 2010年5月13日 (木) 22時05分

CDバカさん、どーもです。

 CDバカさんにお褒めいただいたのは、嬉しいですが、私がロマンティックスを言い当てることが出来たのは、メンバーの名前を覚えていたからではありません。
「ロック・ユー・アップ」という曲に聴き覚えがあり、何となく、ロマンティックスっぽいなと感じただけなのです。この曲は、彼らのアルバム収録曲だったと思います。
 ロマンティックスがイギリスのバンドであれば、あっさり、パブ・ロックとカテゴリーされたことでしょう。もともと、パブ・ロックは、音楽の種類を指すサブ・ジャンルではありませんでした。主に、イギリスの大衆酒場などで、アメリカのブルースやカントリーに根差した音楽を好んで演奏するバンドを指す名称でした。トップ40などをコピーして演奏するバンドより、少し上等な部類に入る程度の存在です。
 ロマンティックスは、デトロイト出身のバンドです。デトロイトは、モータウンを始め、ノーザン・ソウルのメッカです。彼らが、出身地域の音楽の影響下にバンドを組めば、ごく普通ですが、彼らが最も影響を受けたのは、60年代イギリスのビート・バンドでした。
 彼らは、ストーンズやキンクスなどの演奏を通じて、チェス・サウンドやソウル・ダンスなどの魅力に取りつかれたのでした。そして、彼らがやった演奏スタイルは、60年代英国ビート・バンド・スタイルのブルースやR&Bのカバーでした。「トーキング・イン・ユア・スリープ」や「ワン・イン・ア・ミリオン」といったオリジナル全米ヒットが出たのは、神様のいたずらでしょう。これらのシングル以外は、いかにもB級っぽいバンドでした。(私は好きですが…。)
 10年前にデビューしていれば、スタンデルズやシャドウズ・オブ・ザ・ナイトなどと同等に語られたかもしれません。

 さて、今回も「こんなものも持ってました」コーナーを行きたいと思います。
以前に紹介した「アール・スクラッグス」の企画盤と似ていますが、今回は、00年「Big Mon~The Songs of Bill Monroe」です。
 リッキー・スキャッグスが企画したもので、スキャッグス・ファミリー・レコーズ製作盤です。参加しているメンツは、ブルース・ホーンズビー、ドリー・パートン、スティーヴ・ウォリナー、パティ・ラヴレス、ホワイツ、ディキシー・チックス、トラヴィス・トリット、チャーリー・ダニエルズ、ジョーン・オズボーン、メアリー・チェイピン・カーペンター、ドワイト・ヨーカム、リッキー・スキャッグス、そして、やっぱりジョン・フォガティです。
 私は、当然、ジョン目当てで買いました。
 収録曲は、どれも、なじみが薄い曲が多いですが、ロック畑でも有名な曲では、ドワイト・ヨーカムがやった「ロッキー・ロード・ブルース」(ジ-ン・ヴィンセント盤が有名?)、そして、ジョン・フォガティがやった「ブルー・ムーン・オブ・ケンタッキー」です。
 この曲は、説明不要ですね。モンローの原曲は、ゆったりしたテンポのワルツですが、のちにエルヴィス盤を意識したアップ・テンポ・バージョンをモンローも吹き込んだそうです。
 頑固一徹で、ロング・ヘアも、ロックンロールも一切認めなかった男にしては、この行為は不思議です。私は深く追求していませんが、ブルーグラスに詳しい人がいるなら、ぜひ教えてほしいです。私は、アップ・バージョンを未聴なので、今だに半信半疑です。
 ビル・モンローは、ニッティ・グリッティ・ダート・バンドのカントリー及びブルーグラス賛歌のアルバム「ウィル・ザ・サークル・ビー・アンブロークン」への参加に最後まで首を縦に振らなかった男でした。この頑固さは、私にボブ・ウィルズを思い起こさせます。
 多分、このアルバムも、CDバカさんの守備範囲外でしょう。

 さて、昨日、アマゾンUSから、サニー&サンライナーズの「トーク・トゥ・ミー」が届きました。私は、このアルバムと何曲かかぶっている、サニーのアルバムを持っています。
タイトルも、全く同じ「トーク・トゥ・ミー」ですが、アーティスト名が、サニー&サングロウズとなっているものです。
 おそらく、このグループは、全く同じものだと思いますが、なぜか、Sunliners名義とSungrows名義のアルバムが存在します。多分、契約上の問題なんだと思います。
 黒人アーティストでは、こういった例がないわけではありませんが、チカーノでも同様だったのだなと勝手に得心しています。ダグ・サームも、ジョー・キング・キャラスコもやったチカーノ・インスト「ピーナッツ」は、このグループのレパートリーです。

 さて、このところ、ラテンづいている私は、ロス・ファビュロコスの08年同名アルバムを聴いてみました。ニューオリンズR&Bや、ロカビリー、ザディコ、ランチェラなどをやっている、ルーツ・ミュージックのミクスチャー・バンドです。
 ヒューイ・スミスの「エデュケイション・フール」、ロイド・プライスの「ジャスト・ビコーズ」、クリフトン・シェニエの「オール・ナイト・ロング」、ジョニー・バーネット・トリオの「ロンサム・ティアーズ・イン・マイ・アイズ」、ロッキン・シドニーの「ユー・エイント・ナッシン・バット・ファイン」(ロックパイルで言う「ファイン・ファイン・ファイン」です。
 ロッキン・シドニーは、90年代に「マイ・トゥ・トゥ」という南部アンセムを出した、ピコピコ系チープ・サウンドのザディコ奏者です。)、そしてフラコのお父さん、サンチャゴ・ヒメネスの曲も取り上げています。また、オリジナル曲には、ブルースっぽいブギ・ナンバーもあります。
 このバンドは、4人編成ですが、ボタン式アコーディオン奏者のジーザス・クエヴァスと、ギターのキッド・ラモスによる双頭バンドだと思います。
 ジーザスが、主要メンバーであるため、曲の背後で常にアコーディオンが鳴っており、このバンドのカラーを決定づけています。(つまり、どんな曲をやっても、のどかな雰囲気がするということです。)
 アコーディオンのことを、スクイーズ・ボックスなどと呼んだりしますが、ジーザスのアコは、それほどスクイーズしないスタイルで、フラコやオーギーのプレイが標準になっている、私の耳には、少しあっさりめの演奏に聴こえます。
 一方、ツー・トップの片割れ、ギターのキッド・ラモスは、かなりのテクを持つユーティリティ・プレイヤーで、バホ・セストや、スパニッシュ・ギターも披露しているスーパー・ピッカーです。
 一点、気になるのは、これは完全に好みの問題ですが、彼の弾くエレキ・ギターが若干ディストーションがかかっていることです。私は、この手のバンドでは、スコーンと抜けるようなクリア・トーンが好きなので、ちょっと気になります。
 特筆すべき曲は、「ロンサム・ティアーズ・イン・マイ・アイズ」です。この曲では、彼の弾くスパニッシュ・ギターが曲を支配しており、原曲はロカビリーですが、こちらはトレモロ奏法をくっしした、スパニッシュ風味たっぷりの、素晴らしいミディアム・ダンス・チューンとなっていて、本アルバムのハイライトと言って良いでしょう。原曲の原型は全く留めていません。
 惜しむらくは、リード・ボーカルが若干弱い(というか、それほどうまくない)という点で、この点を除けば、豊かな音楽性も、高い演奏力も、高評価を与えられるバンドだと思います。
ボーカルに辛い点を付けましたが、聴きようによっては、哀愁味があると言えないこともありません。1stあたりのロス・ロボスを連想する人もいると思います。
 ぜひ、もう一枚聴きたいバンドだというのが私の結論です。

 蛇足ですが、原曲探求オタクとして、ひとつ気になることがあります。フレディ・フェンダーの持ち歌として有名な「クレイジー・ベイビー」(しばしば「クレイジー・クレイジー・ベイビー」と表記されます。)をやっているんですが、作者名がGene Maltaisとクレジットされてています。この曲は、バック・ロジャースという歌手がオリジナルで、本人作の曲です。
 私は、この曲のオリジナルを、あるコンピで聴きましたが、そのコンピでの作者表記は、バック・ロジャースでした。
 ただ、この名前はマーベル・コミックのヒーローと同じなので、芸名なのかもしれません。そして、Gene Maltaisこそが本名なのかも…。
 これが、黒人ものだと、レコード会社のオーナーが、勝手に自分の名前を作者として登録するといった事は珍しくありません。とまあ、私は、こんな、100人中99人まで興味がないことばかりに、気持ちを奪われてしまう人なのでした。

 さて、私は少しずつ少しずつCD棚の整理を行っていますが、徐々に壁にぶち当たりつつあります。この作業は、当然のことながら、単純にプラケースをビニール・パッケージに変えるだけでなく、泣き別れ状態のCDを整理することが目的です。
 このため、しばしば手が止まり、これはあっちに、それはこっちに、といったことで時間を浪費してしまうのです。私は、やはり仕切りが欲しいと思いつつあります。
 今は、ロック系を横へ置いて、ソウル、R&B系のコンピレーションの整理をしているのですが、これがまた、私の予想以上に多く、あっちにも、こっちにも湧いて出てくるのです。
 私は、自分がいかにコンピ好き人間なのか、良くわかりました。そして、このコンピというやつは、ヘタに収納すると、すぐに所在不明になるのです。フル・アルバムを出すほど録音がないアーティストでも、凄い曲を残しているアーティストは案外いるものです。
 私の整理作業は、試行錯誤しながら、ゆっくりとやるほかないようです。

 最後に、ひとつご報告です。ムジークというショップで入手したのですが、ザ・ミスティック・ナイツ・オブ・ザ・シーというバンドの「キャデラック・ランチ/ジョニー99」というCDシングルをご存じでしょうか?
 これが恒久的なバンドなのか、お遊びなのか不明ですが(もちろん遊びだと思います)、ダン・ベアードとリック・リチャーズがコンビを組んで、ブルース・スプリングスティーンの曲をカバーしているものです。
 「キャデラック・ランチ」では、リックがリード・ボーカルを取り、「ジョニー99」では、ダンがリード・ボーカルを取っています。
 私は、どちらの曲も、名前を知っている程度で、原曲を真剣に聴いたことはありません。

 というところで、今回は失礼します。

投稿: エル・テッチ | 2010年5月11日 (火) 22時19分

エル・テッチさんに喜んで頂けて嬉しいのやら悲しいのやら。
でも、何度もCD部屋で Carl Perkins のこの黄色いCDは見ているので間違いなくあるはずなのです。
ん~、どこに入れたんだろう。

Dave Edmunds の映像は相変わらず興味津々です。私も見てみたいです。
DVDではなく、テレビ番組だと絶対に見ると思います。

CD Baby到着物の紹介ありがとうございます。
次回注文時の参考にさせて頂きます。
それにしても、Romantics のメンバー名を覚えているとは、恐るべき記憶力。頭が下がります。
Romantics は5年ほど前に再結成して、ルーツ・ロックの良いアルバムを出しましたね。
これは結構ブルージーさを感じるルーツ・ロックでお勧めです。

DVDの未試聴盤も順調に増殖中のようですね。思わずニヤニヤです。

店頭購入時の普段買わないものを買う件ですが、これは微妙です。
普段買わないものはやっぱり買わないようです。
翌週送りとかにして、買い控えしたものを買うことはよくあります。
買うべきものが無くてという場合には、これ幸いと本を買っちゃいます。

それにしてもエル・テッチさんのところには順調に届いていますね。
私のところでは未到着物が多くてちょっと心配しています。
近所に似た名前の人がおられるようで、誤配達されていないかと思ってしまいます。
昨日、パイオニアの方が間違えて最初、そちらの家に訪問されたようなので尚更です。

投稿: CDバカ | 2010年5月10日 (月) 23時53分

CDバカさん、どーもです。

カールのCDの件では、CDバカさんも行方不明とのことで、かなり親近感がわきました。
あえて、嬉しいと言わせていただきます。

 さて、今回は、デイヴ・エドマンズのブートDVDのDisc2を観ました。
こちらは、83年のやはりドイツ「ロックパラスト」の映像が中心ですが、画質、音質とも、かなりクオリティが高いものになっています。
 こちらのバンドは、なぜかギターでビリー・ブレムナーが復活しており、ジーには悪いですが、やはり嬉しいです。ほかのメンツは、基本的に82年と同じリズム・セクションで、ジェライント・ワトキンスもちゃんと参加しています。
 ワトキンスがリード・ボーカルを取る「ファイン・ファイン・ファイン」では、ワトキンスがアコーディオンを弾き、なんとデイヴがピアノを弾くという珍しいシーンを見ることが出来ます。それも、バッキングだけでなく、曲のエンディングでは、少しだけですが、ピアノ・ソロも弾いています。貴重な映像だと思います。
 ビリーは、「トラブル・ボーイ」などでリード・ボーカルをとりますが、この日は少し調子が悪いのか、声がうまく出ていません。
 演奏が一旦終了して、アンコールまでの間にステージ裏のシーンが少し映りますが、ブライアン・セッツァーの姿が一瞬映るのが興味深いです。
 この日は、「スリッピン・アウェイ」のほか、「インフォメーション」もやっていますが、いずれもジェフ・リン・サウンドではなく、ギター・コンボ・スタイルなのがやはり良いです。
 
 画面は変わり、82年のストレイ・キャッツの演奏シーンになります。そして、ブライアンによって、デイヴの名前がコールされ、デイヴが登場。デイヴのボーカルにより、ジョージ・ジョーンズの「レイス・イズ・オン」が演奏されます。そして、その曲が終了後、そのままストレイ・キャッツの演奏で、ジョニー・バーネット・トリオの「ティア・イット・アップ」が歌われますが、デイヴがそのまま残って、バッキングにまわり、間奏ではデイヴがソロを弾きます。
この曲は、ヴィンテージ・ロカビリーとしては、私が最も好きな曲のひとつです。
とくに、ベースの上昇フレーズ、ギター・ソロのパターンなど、ビル・ヘイリーのコメッツのギターの影響から、ポール・バーリソンが完成させた、ロカビリー・ギターの様々なパターンが入っている一つの完成形だと思うからです。ギターだけでなく、ヒーカップ唱法も、スラッピン・ベースもちゃんと入っています。ジョニー・バーネット・トリオでは、この曲と「トレイン・ケプト・ア・ローリン」、「プリーズ・ドント・リーヴ・ミー」が、今の気分では特に好きです。
それぞれ、タイニー・ブラッドショー、ファッツ・ドミノのR&B曲をロカビリーでワイルドに料理したものです。
 ポール・バーリソンのギターは、後にバイレーツのミック・グリーンに大きな影響を与えることになりました。(「トレイン・ケプト・ア・ローリン」は、ジェフ・ベックがギターを弾くヤードバーズ盤も良いです。)
 
 画面が変わって、82年のTVでのスタジオ・ライブになると、再びミッキー・ジー参加のメンツに切り替わります。ここでも、デイヴはほとんど同じレパートリーをやってます。テレキャスターでのジーのソロも、やはり素晴らしいです。デイヴもジーの方を見て嬉しいそうな表情を見せています。この演奏のソースは以前にVHSブートで観たものと同じような気がします。
 というわけで、この長いDVDも終了です。82年83年のデイヴの姿を記録した貴重な映像だと思います。

 さて、今回は、CD Babyで購入したものの中から、何枚か聴きましたので、簡単にご報告したいと思います。
 まず、Low Riderの(07年or08年)「Precious Time」です。
ジャケット写真を見ると、4人組が黒いスーツで決めています。裏ジャケの写真では顔のアップ写真になっていて、予想外におっさん連中であることが判明。あまり若さを感じさせない風貌が少し不安です。まあ、頑固一徹にロックンロールをやり続けてるバンドを期待しましょう。
 このアルバムを選んだ理由は、選曲です。ジェライント・ワトキンスの「ディープ・イン・ザ・ハート・オブ・テキサス」、チャーリー・プライドの(というか、ダグ・サームのテーマ曲)「イズ・エニバディ・ゴーイン・トゥ・サン・アントン」、サム・ザ・シャム&ファラオスの(SDQもやった)「ウーリー・ブーリー」、ジョニー・エイスのみんな大好きな名曲「プレッジング・マイ・ラヴ」、ジェリー・リー・ルイスにも影響を与えたヒルビリー・ピアニスト、ムーン・マリカンの「セヴン・ナイツ・トゥ・ロック」(ニック・ロウもやってました。)、そして
、デル・シャノンの「ランナウェイ」など、カバー大会です。
 結論を言いますと、これは、あまり元気さの感じられない、おとなしめのロックンロール・バンドでした。風貌どおりといってしまえば、そのとおりですが、もう少しガッツのある演奏が欲しかったです。ロックに、攻撃的なメッセージを求める人には、物足りないでしょう。曲の解釈も特にどうこう言うものではなく、コメントに困ります。

 次は、Dave Electricの09年「Still Rocking」です。
これは、ロウ・ライダーを聴いた後だということもあって、非常に元気さがあって、良く感じてしまいます。カバー曲が多いわりには、ライナーに全曲歌詞が記載されおり、この手の洋盤としては珍しいんじゃないでしょうか?
 ディランの「バケッツ・オブ・レイン」、スタンデルズの「ダーティ・ウォーター」(インメイツが1st1曲目で取り上げていた初期ストーンズ・タイプの60sガレージ名曲)、リトル・リチャードの説明不要のクラシック「ルシール」、ジミー・リードのシカゴ・ブルース「シェイム・シェイム・シェイム」、そして、私の守備範囲外ですが、オアシスの「シガレッツ&アルコール」(ロッド・スチュワートのカバー盤で知った曲です。)などをやっています。
 あと、「Rock You Up」と言う曲が、聴きおぼえがある曲なんですが、思い出せません。ソングライターは、Canler、Palamarchuk、Skillとなってますが、誰なんでしょう。ロマンティックス(?)、うーん、悩みます。
というところで、「Canler Palamarchuk Skill」で、グーグルしたところ、なんと「Talking Your Sleep」がヒットしました。凄い。感激です。私の記憶力も捨てたもんじゃありません。
やっぱりロマンティックスだったのです。「やったーっ」
原曲探求オタクの私としては、してやったり状態です。もう少し自信を持って主張できれば、なお良かったですが、とにかくハテナマークつきとはいえ、正解でした。
 全体を聴いた感想としては、悪くはないですが、好みとまではいかないレベルでした。
この2枚は、どちらもItunesのデータベースに登録がなく、曲名をダウンロードできませんでした。で、IPhoneには取り込みませんでした。 

 次は今回の締めとして、マイティ・マイク・シャーマー・バンドの09年「ライブ・セット」を聴きました。
 音は、ブルースです。私は、白人でもテキサンには甘いです。という事情も若干あって、これは、ブルース・ロックではなく、ブルースだと判定します。それも、ジャンプ・ブルースの影響大なバンド・サウンドです。バンドはサックスとトランペット、キーボードを含む編成です。
 マイクのギターは、フレデイ・キングのスタイルも大好きなようですが、メイン・インフルエンスは、ずばりTボーン・ウォーカーだと思います。
 このアルバムでも「Tボーン・シャッフル」や「Tボーン・ブギ」をやってます。
 ギター・インスト大会になるフレディ・キングの「ハイダウェイ・メドレー」では、間奏で、有名曲のおいしいフレーズのメドレーとなり、ジミー・マクラクリンの「ザ・ウォーク」のピアノ伴奏をギターでやったフレーズから、ロイ・オービソンの「プリティ・ウーマン」のイントロや「サティスファクション~アンダー・マイ・サム~ペイント・イット・ブラック」と続く初期ストーンズのフレーズ、アイズレーの「シャウト」、カントリー・ブギ「ホット・ロッド・リンキン」のギター・ソロ、誰でも知ってるベリーのあのイントロ・フレーズ、ちょっと曲名が自信ありませんが、ベンチャーズのナンバー(ハワイ・ファイヴ・オー?)など、お遊びたっぷりの大盛り上がり大会で、最後に再びハイダウェイに戻って終了します。(ちなみに、「ハイダウェイ」以外の曲は一切クレジットされていません。)
 何度か聴き返して、聴き逃した曲がないか確かめたい衝動に駆られる、実に面白い演奏でした。(実際、私にはすぐにわからないナンバーもいくつか確実に入っています。)
 こんなバンドですが、オーギー・メイヤースの「ヘイ・ベイビー・ケパソ」では、全く別の顔も見せてくれます。(ソロでも、トーネイドスでもやっていたランチェラです。)
 また、アール・キング~ジョニー・ギター・ワトソンの「ゾーズ・ロンリー・ロンリー・ナイツ」や、キング・フロイドの「グルーヴ・ミー」では、ニューオーリンズR&B好きの顔も惜しげなく見せてくれます。この振れ幅の広さが、私好みでたまりません。
 ここには、テキサス、ルイジアナからウエストコーストへと繋がるブルース発展の縮図のひとつが見てとれます。(もうひとつの大きな流れは、ミシシッピ~イリノイ(シカゴ)の流れです。これらは、田舎から職を求めて都会へ出ていくアフロ・アメリカンの流れでもあります。)
 きっと、これらのレパートリーは、マイクが子供のころから聴いていた音楽なんだと思います。ライヴは、アイク&ティナ・ターナーの下品な「イッツ・ゴナ・ワークアウト・ファイン」での女性シンガーとのデュエットを経て、オーラスは、Tボーンの「Tボーン・ブギ」で締めくくりです。ボーカルは、特に魅力がある人ではありませんが、この音楽性は、もっと聴きたくさせる魅力がありました。
 今回聴いた中では、ピカ一だと断言します。(もちろん、私の好みが判断基準ですが…。)

 話は変わりますが、昨日、東宝特撮映画DVDコレクションの「フランケンシュタイン対地底怪獣」が届いてしまい、まもなく、東映傑作時代劇DVDコレクションも届くでしょう。そうなると、この2つのシリーズだけで、6枚も未視聴ものが溜まります。頑張ってこちらも観たいと思います。

 さて、CDバカさんは、あれだけの数のネット・オーダーをしておきながら、なおかつ、土日にはせっせと店舗回りをされるんですね。
 私は、店舗では、衝動買いや、ジャケット買い、たまに気に入ったものが全くない場合は、せっかく足を運んだんだからと、普段なら買わないものを買ってしまったりもします。
 CDバカさんも、思い当たるところがありませんか?
 
 などとタイプしていたら、玄関のポストで「ガチャガチャ」という音が聞こえます。
見に行くと、アマゾンからサニー&サンライナーズの「No te Chifles」と、アスリープ・アット・ザ・ウイールのDVD「Live at Billy Bob's Texas」が届いていました。
 サンライナーズは、全12曲すべてスペイン語タイトルのナンバーです。さて、曲調はどうでしょうか? 普通にランチェラやポルカの場合もありますが、R&Bやオールディーズ有名曲のスペイン語バージョンという場合もあります。楽しみです。
 アスリープのDVDは、かなり以前に買った「Live at Billy Bob's Texas Act1」という短縮盤の完全盤のようです。リリースされていることを知りませんでしたので、今回オーダーしたものです。
 確か、脱退したシンディ・キャッシュダラーがゲスト参加したもので、ジェイソン・ロバーツに加えて新加入したセカンド・フィドラーが、フレディ・フェンダーの「ビフォア・ザ・ネクスト・ティアドロップ・フォール」をスペイン語混じりで歌って、観客が大盛り上がりになったり、ジーン・オートリー(?)のカウボーイ・ソング「ドント・フェンス・ミー・イン」や、ジョージ・ストレイトのヒット曲「アマリロ・バイ・モーニング」で、レイ・ベンスンが素晴らしい喉を聴かせていた記憶があります。多分、既に観たシーンがハイライトなんだと思いますが、例えそうであっても、楽しみなのは変わりません。アスリープも、CD整理をして所有枚数をチェックしたいアーティストのひとつです。イヴァンジェリンからのリイシューが2イン1だったので、そんなに枚数はないと思います。

というところで、今回は失礼します。

投稿: エル・テッチ | 2010年5月 9日 (日) 17時00分

エル・テッチさん、お早うございます。
Mark Knopfler と Emmylou Harrisのアルバムはスタジオ盤の方でしたか。失礼しました。
ご指摘の通り、スタジオ盤ではカントリーっぽさはないですね。
Dire Straits をバックに、Emmylou Harris 歌っているような感じのアルバムでした。
ライブの方では、カントリーしていましたね。どうもこちらの方の印象が強く、勘違いしてしまいました。
Mark Knopflerの独特の柔らかなな響きのギター・サウンドは本当に彼そのもを表しているように感じます。

Dave Edmunds の映像、興味津々です。200分以上の映像とは実に贅沢な仕様ですね。

Carl PerkinsのこのCDは私も持っているはず。しかし、ロカビリー棚か、パブ・ロク棚か、普通棚か、どこに入れたか不明です。
豪華なメンツに誘われて買ったような気がします。

Freddie Fender のDVDですが、多分、これ、数年前に、新宿バーンホームズで紹介された物です。
でも映像方式が違うの見れないなあということで、購入を見合わせました。
「普通に見れる方式のものでも、どうせ見ないのだから、一緒じゃないか、持っていることに意義があるのでは?」と突っ込まれてしまいそうです。
Mark Knopfler と Emmylou Harrisのライブ盤の方ではDVDも付いていました。見てないです。
本当、映像には無頓着なのでした。

投稿: CDバカ | 2010年5月 9日 (日) 09時52分

CDバカさん、どーもです。

 ミッチェル・ウェブの件ですが、ご指摘ありがとうございます。
ブルックリン・カウボーイズの方は、マイケル・ウェブだったんですね。失礼しました。
 
 それから、マーク・ノップラーとエミルー・ハリスの件ですが、私が持っているものは、スタジオ盤です。一応、確認のため聴いてみました。音は、普通にウエスト・コースト・ロックとして聴くことも可能だと思うサウンドでした。楽器もマンドリンがアクセントになっているものが多いですが、あまりカントリーを感じさせません。フィドルが全面フューチャーされた曲になって、初めてカントリーだなと思う程度です。カントリーぽさの希薄さは、スチール・ギターが入っていないのが大きな要因だと思います。
 ノップラーのギターは、やはりワン・アンド・オンリーの魅力に溢れています。

 さて、今日は、デイヴ・エドマンズのブートDVDを観ました。
82年の「MTVサタデー・ナイト・コンサート」、オランダでの「ノー・ニュークス・コンサート」、82年のドイツTVショウ、同じく83年のドイツTVショウ「ロックパラスト」などのステージを集めたもので、2枚組で全60曲収録時間数203分という凄いボリュームになってます。
 画質は、それぞれ差異がありますが、「まあまあ」というところでしょうか。特にストレスなく鑑賞できるレベルです。80年代のものは、やはり最新デジタル処理を加えても限界があるようです。
 82年の「MTVサタデー・ナイト・コンサート」でのバンドは、DE7thの頃のもので、リード・ギターは、ミッキー・ジー、ベースは、ジョン・デイヴィッド、ドラムは、多分昔からのお友達のデイヴ・チャールズでしょう。それに、キーボード、アコーディオン担当で、ジェライント・ワトキンスが参加しています。
 確かこのメンバーで、日本公演をやったはずで、デイヴが風邪かなんかで倒れた際、公演中止にはせず、チケットを払い戻したうえで、デイヴ抜きのバンドで、観客大満足のノリノリの演奏をしたというエピソードを聞いたことがあります。
 ロックパイルでは、ビリーと張り合って、リードも弾きまくっていたデイヴですが、ここでは自分が親分という安心感からでしょうか、余裕の態度でジーに任せるシーンも多いです。
 また、ワトキンスがロッキン・シドニーの「ファイン、ファイン、ファイン」など2曲を、ジーがベリーの「イッツ・マイ・オウン・ビジネス」でリード・ボーカルを取っています。
 演奏は、もう安心してみていられる不変のロックロール大会で、やはり、開放弦を使ったトワンギン奏法や、ライト・ゲージのチキン・ピッキン・プレイは、私の大好物であることを再確認してしまいます。
デイヴのギター・プレイでは、「アイ・ヒア・ユー・ノッキン」で、薬指にスライド・バーを装着して弾く、ボトル・ネック・プレイが眼を引きました。「スリッピン・アウェイ」もやっていますが、ジェフ・リン・サウンドのカケラもない、いつもどおりのギター・コンボ・スタイルでの演奏で、今度はジーがボトル・ネックでスライド・プレイを決めています。
本日観たのは、DISC1のみで、ここまでです。


 さて、本日も恒例の「こんなものも持っていました」のコーナーです。
またまた、ダグです。何度もすみません。
 今回は、ギャレット、サーム、テイラー・バンドのカナダ再発盤が出てきたというお話です。
 私と、このアルバムとの関わりは、まずLP盤が最初でした。次に日本盤CDを買ったようです。
 この日本盤CDなんですが、カナダのライコ盤のジャケットをそのまま使っているようで、バック・インレイには、LP未収録のトラック12の曲名が表記されています。
ところが、実際の中身はLPと同じで、全11曲という内容だったのです。
思わず「詐欺だ!!」と叫びたくなりますが、帯には、11曲目までのタイトルのみ記入されており、怒りの持っていきようがない状態です。
 「こんなことなら、最初から輸入盤を買ったのに…ぶつぶつ」などと呟きながら買ったのが、89年ライコ盤でした。そして、今回出てきたのが、04年にストーニープレインから再発されたもので、89年盤に、既発の「ゲット・ア・ライフ」収録曲から1曲と、ダグのインタビューを追加したものでした。私は、「インタビューなんか聴いても意味わかんないよー」と嘆きながらも、やっぱり購入したのでした。こういった経緯は、よく覚えているのですが、ダグのアルバム整理を行った際には、「もう一枚あるはず」などとは全く思いつかず、やはりカウントもれとなっていたという訳です。というわけで、総数は69枚、ダブリ等14枚とまたまた修正します。
まあ、言い訳のようですが、「ダブリ等」とわざわざ「等」を入れているのは、完全なダブリものに加えて、原盤にボートラ等を追加したものも、ここに加えていますよ、という意味です。

そして、カール・パーキンスの96年「ゴー・キャット・ゴー」です。
今一良く分からないつくりのアルバムで、ダイノソア・エンターテインメントという会社製作なんですが、ディストリビュートはBMGなのでちゃんとしたアルバム(のはず)です。
 いわゆる豪華ゲスト参加の企画もので、参加メンバーは、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ポール・サイモン、ジョージ・ハリスン、ボノ、ジョニー・キャッシュ、ウイリー・ネルソン、リンゴ・スター、ポール・マッカートニー、ジミ・ヘンドリックス(!?)、ジョン・レノン(!?)、そして、やっぱりジョン・フォガティです。
 ジョン・フオガティは、堂々とトラック1で、「オール・ママズ・チルドレン」を御大とともに歌い、かつリード・ギターのパートを分け合っています。
 ただ、カールの企画ものとしては、常連さんのデイヴ・エドマンズやブライアン・セッツァー、リー・ロッカーなどの参加がないのが寂しいです。
 選曲が、あまり知られていないものが多いですが、有名曲では、ウイリー・ネルソンが「マッチボックス」を、リンゴ・スターが「ハニー・ドント」を御大と一緒にやってます。
 レノンは、69年のトロントでのピース・ライヴからの収録で、ジミヘンは70年の録音です。
このへんの収録曲は、どうもうさんくさいです。

 さて、本日は、TheHatから、フレディ・フェンダーのライヴDVDが届きました。今回は、オフィシャルです。06年リリースですから、生前最後のDVDかも知れません。
 そして、今回もやっちゃいました。リージョンこそオールですが、これがまたPAL方式なんです。通常のDVDプレイヤーでは再生不可の可能性大です。ただ、面白いのは、PS2とXBOXのロゴが記載されていることです。どちらも所有していますが、ともに仕舞いこんでいます。現在、我が家のテレビに繋がっているのは、PS3とWiiです。
 PS3で再生が可能ならテレビの画面で鑑賞することが可能です。しかし、やってみると、あっさり、「PAL方式には対応していません」の表示が出ました。残念。
 ですが、前回の「ホームメイド・シン」同様、PCでは全く問題なく再生できました。
頭の部分を少し観ただけですが、晩年はボロボロだったという噂もあったフレディですが、ばりばり元気そうです。げっそり痩せてるのかと思ったら、でっぷりと恰幅がいい姿で、デブ二人のギターとベースを引き連れて、予想外に調子よさそうです。
 とりあえず、再生可能とわかったため、一安心です。

というわけで、今夜はこのあたりで失礼します。

投稿: エル・テッチ | 2010年5月 7日 (金) 22時35分

エル・テッチさんが R&B Cadets にたどり着いたのは、この名前でしたか。面白いです。本当に色んなたどり着き方があるものだと改めて認識しました。
"EIEIO"ですが、私はもう素直に日本語読みで「エイエイオー!!」と読んでいます。
以前調べたら、何かの略称でした。忘れました。
このバンドの、特に"Land Of Opportunity"というアルバムは本当にお勧めです。演奏、ノリ、メロディー全てが私にとって満点のアルバムです。オールタイムベストをあげろと言われたら、間違いなくこのアルバムは絶対に選出されます。いわゆる「無人島盤」です。
私はLPで2枚、CDで1枚買いました。間違いではなく意識しての購入です。CDは当然CD化されたので購入したのですが、LPの方は、1枚目を聴き過ぎて少し盤面を傷めてしまったので、買い直したためです。
そこまで繰り返し聴いたアルバムは多分これ以外にないです。
アマゾン等でも容易に入手可能CDですので、宜しかったら次の購入対象ででもご検討下さい。
アマゾン検索時には文字間に何もいれず、EIEIOでヒットします。

ボックスが二つたまると、なかなか消化出来ないですね。ボックスだと、なぜか聴くのがもったいなくなってしまうのでが不思議です。でも、聴き始めてしまうとアッと言う間ですよ。Shaky も、Refreshments もノリノリなので、気を抜いていると直ぐにアルバム1枚終了です。その時には直ぐに又聴き直しましょう。何度も味わえます。
Refreshmenst の6枚目か7枚目はオールカバー集でしたので、こちらもエル・テッチさんの趣向に合いそうですね。
本当に色んな楽しみ方が出来ますね。

Brooklyn Cowboysの件は全く気付きませんでした。でも Michael なので別人でしょう。

Doug のダブリは13枚ですか。すごいですね。もっと出るんじゃないですか。
楽しんでしまってすみません。

Mark Knopfler And Emmylou Harris -Real Live Roadrunning-は私も買ってます。
綺麗なライブ録音のアルバムでした。私も演奏内容は記憶が無いです。カントリー系だったような気がします。

Balham Alligators もお持ちでしたか。
私はついこの前のLP聴盤日記にも書きましたが、LPとCDと一通り全て持っています。それぞれ3枚ずつのはずです。
ケイジャン大好きなので、この Geraint Watkins のパブ・ロックケイジャンバンドも大好きです。
Geraint Watkins がソロを出してからは、このバンドの活動がないようで寂しいです。新作が欲しいですね。

Earl Scruggsですが、ご推察の通り、私のカバー範囲の外の人です。存在はしっていますが、買ったことはないです。
ですがこのメンツは確かに良いですね。Dwight と Marty は全作購入のマストアーティストです。Travis も一時期は追っていました。興味はあります。

キングトーンズの大滝詠一プロデュースというのも面白そうですね。
クールスの達郎プロデュース者に匹敵する違和感かも知れませんね。
聴いてみたい気はします。

エル・テッチさんも本当に幅が広いですね。改めて関心してしまいました。

投稿: CDバカ | 2010年5月 7日 (金) 00時48分

CDバカさん、どーもです。

 R&B Cadetsに関する情報、ありがとうございます。私の記憶も、たまにはまともなケースもあると、ホッとひと安心というところです。
 NRBQもそうですが、白人のロック・バンドで、グループ名に「R&B」を名乗っているのが、当時気に入って購入したのだと思います。
 CDバカさん推薦のE.I.E.I.Oというバンドは全く知りません。それにしても、「イー、アイ、イー、アイ、オー」というのは、子供の数え唄のような響きのバンド名が可笑しいですね。

 さて、本日は、海外マーケットプレイスから、ブルックリン・カウボーイズの「ドッジング・バレー」と、待望のシェイキン・スティーブンスの「エピック・マスターズ」が届きました。
どちらも、CDバカさんのアドバイスで入手出来たものです。ありがとうございました。
それにしても、本当に毎日聴いていかないと、ほとんど未聴分が減っていかないという状況になってきました。私は、もったいをつけてじっくり聴くタイプなので、嬉しい悲鳴状態です。リフレッシュメンツも、まだ1枚も手をつけていません。
 
 シェイキン・スティーブンスのボックスは、眺めているだけで楽しくなってきますね。
シェイキンのような、カバー主体の歌手は、原曲探し好きの私にとっては、大好物です。
ちらっと、1stから3rdあたりの曲目を見ましたが、ロカビリーやロッカ・バラードだけでなく、予想外のポップスの採用など、思わず舌なめずりしたくなるような選曲ばかりです。色々と追及していきたいと今から期待大です。
 それと、セッション・メンツですが、アルバート・リーの参加は、「ディス・オール・ハウス」や「ユー・ドライヴ・ミー・クレイジー」のブレイで良く知っていましたが、ミッキー・ジーがレギュラーのように参加しているのは、初めて知りました。またまた楽しみの要素が増えた気分です。じっくり味わって聴いていきたいと思います。

 さて、ブルックリン・カウボーイズですが、メンバーの中に、キーボード、マンドリン担当で、ミッチェル・ウェブという男がいます。あのスウィンドルズのフロント・マンと同姓同名ですね。インナーの写真を見た限りでは、別人のような気がしますが、髪型とひげの有る無しを変化させると、同一人物になると言う可能性もかすかに残っています。アングロサクソンの顔はよく見分けがつきません。
ただ、スウィンドルズの方のミッチェル・ウェブは、大半の曲が自作曲なのに対して、こちらでは1曲も書いていないという否定的なデータも存在します。
楽器も、スウィンドルズではギターだろうと思いますので、「うーむ」と悩むところです。思わぬところで、楽しませてくれるものです。
 
 そして、本日も恒例(?)の「こんなの出てきました」コーナーを行きたいと思います。
またダグねたですが、ダグの既にカウント済のアルバムの日本盤が、また1枚出てきました。
具体的に言いますと、「ジューク・ボックス・ミュージック」なんですが、これで私は、発売時期の違う日本盤を、それぞれ所有していることが発覚しました。
1枚は、最初に出た日本盤でしょう。そして、本日発掘の2枚目は、ダグが亡くなった際に再発されたものと思われます。帯にそのようなことが記述されています。
もうどうでもいいような気もしてきましたが、これで総数は68枚、内ダブリ等が13枚となりました。さあ、この記録は更に塗り替えられるのでしょうか? 

 続いて駆け足で、何枚かご報告したいと思います。
 まず、マーク・ノップラーなんですが、購入事実を全く失念していた1枚が出てきました。エミルー・ハリスと共同名義で出されたもので、06年の「オール・ザ・ロードランニング」です。中身がどんな内容かは、全く記憶にありません。

 そして、バーラム・アリゲーターズの97年「ケイジャン・ダンス・パーティー」です。
アルバム・ジャケットだけ見ていると、ケイジャンのコンピだと完全に思ってしまいます。
「ジョリ・ブロン」、「ディジ・リジ・ロー」、「ビッグ・マムー」など有名曲をやっているのが嬉しいです。これらの曲を見ると、ケイジャンとザディコが、同じカードの裏表であることが良くわかります。バーラム・アレゲイターズは、もう一枚くらい持っているはずです。

 そして次は、BR549の01年「ディス・イズ・BR549」です。
このバンドは、1stも持っているはずですが、例によって所在不明です。
このアルバムは、ジャケット写真が、ジョン・フォガティの「ブルー・リッジ・レンジャーズ」を意識したようなデザインで、楽器を構えたメンバーのシルエット写真になっています。
曲目を見ると、まずニック・ロウの「プレイ・ザット・ファスト・シング(ワン・モア・タイム)」が目につきます。そして、アル・アンダーソン、ジェフリー・スチール作となっている「ルック・ミー・アップ」というのが気になります。このアルは、「あの」アルでしようか?
バンドの音楽性からいっても、充分可能性はあります。

 そして、ブルーグラスですが、01年「アール・スクラッグス・アンド・フレンズ」もひっそりと隠れていたのをひぱりっ出してきました。ビル・モンローと並ぶブルーグラス・ヒーロー、フラット&スクラッグスのバンジョー奏者の方が、豪華ゲストを迎えての企画盤です。
 参加メンバーがあまりにもメジャー過ぎて、CDバカさんの興味対象外かもしれませんが、参加しているのは、エルトン・ジョン、ジョニー・キャッシュ、ドン・ヘンリー、ヴィンス・ギル、ドワイト・ヨーカム、マーティ・スチュワート、ランディ・スクラッグス、トラヴィス・トリット、ロザンヌ・キャッシュ、そして、ジョン・フォガティです。
 私は、もちろん、ジョン目当てで買いました。ジョンがアールと一緒に演奏しているのは、「ブルー・リッジ・マウンテン・ブルース」です。
ちなみに、フラット&スクラッグスの代表曲であり、バンジョー・インストの大定番曲「フォギー・マウンテン・ブレイクダウン」では、レオン・ラッセルやアルバート・リーも参加しています。LAスワンプの大物、レオン・ラッセルには、「ハンク・ウイルソン」という変名で出したカントリー・アルパムがありました。

 最後に、これは日本人グループですが、ファビュラス・キングトーンズの「ドゥ・ワップ・ステーション」というアルバムも出てきました。キングトーンズは、もちろん、あの有名な歌謡ドゥ・ワップ「グッドナイト・ベイビー」のグループです。
 このアルバムは、大滝詠一プロデュースのもので、最後に入っている「ラスト・ダンスはヘイ・ジュード」という曲が秀逸で、かつ笑えます。
 これは、黒人ボーカル・グループ、ドリフターズの「セイヴ・ザ・ラスト・ダンス・フォー・ミー」とビートルズの「ヘイ・ジュード」のコード進行が同じであることに着眼して作られた曲で、二つの曲が同時進行で歌われるという、アイデア一発の、つい人にしゃべりたくなる楽しい試みです。曲の作りも、それをキングトーンズに歌わせるというアイデアも見事ですが、このCDは少し音圧が低いのが残念です。この曲の面白さは、実際に聴いてみないとちょっと言葉では言い尽くせません。

 というところで、今夜は失礼します。

投稿: エル・テッチ | 2010年5月 6日 (木) 23時15分

エル・テッチさん、R&B Cadets に反応頂きありがとうございます。
エル・テッチさんの記憶は正しいです。Nick Lowe は一曲だけですがプロデュースしています。アルバム冒頭の一曲目です。
"She's Waiting"という曲は2曲目です。この曲のソングライターは John Sieger です。
このバンドの演奏は、イギリスのパブ・ロックの雰囲気に近いもので、泥臭さのない、フットワークの軽演奏です。
スィングっぽさはないです。Nick Lowe がR&Bをやったらこんな感じになるのでは、というような演奏です。
このバンドの次が Semi-Twang で、かなりのメンバーがそのまま在籍します。新たに加わったのいが Mike Hoffman で、彼はSemi-Twang の後に、E.I.E.I.O. というバンドを組みます。これが実に素晴らしい。
私は実は、このE.I.E.I.O. から遡って、Semi-Twang と R&B Cadets にたどり着いたのです。
John Sieger は全く別ルートで、ソロで初めて知り、あとで、R&B Cadets の主要メンバーであったことを知りました。
E.I.E.I.O.は名前は変ですけど、演奏は最高です。もしかしたら、エル・テッチさんも持っていたりして。
このバンドは、Dave Alvin の1stソロをプロデュースした Steve Berlin(Los Lobos)と Mark Linette のコンビがそのままのコンビでプロデュースを手がけたアルバムなので購入したものです。LP時代です。

Dr.Feelgoodのライブ映像、見たいです。結局、この連休中には一本も映像物は見れませんでした。残念。いつか必ず見ようと思っています。Feelgood の映像物もあるので。

CD整理、順調ですね。Blasters Collection は、彼らの最初のCDです。このCDを見つけた時の衝撃は今でも忘れません。
六本木の今は無きWAVEで買いました。Blasters はLPですら見つからなかったときに、このベスト盤、本当に狂喜しました。
想い出のCDです。
Los Super 7は私は Los Lobos の仲間にしています。名前も頭が一緒なので、忘れなさそうです。
「ラグジュアリー・ライナー」はちょっと記憶にないです。似たようなコンピはありますが、80年代USインディーズのコンピ物なので、違うと思います。
また今度調べてみます。
では。

投稿: CDバカ | 2010年5月 6日 (木) 00時45分

CDバカさん、どーもです。

 今日のCDバカさんのコメントに出てくるR&B Cadetsというバンドが気になります。
アナログ時代ですが、このバンド名が気にいって購入したような気がするのです。
私の記憶のことですから、またまた見当違いなことを言っている可能性もありますが、なんとなくそんな気がするのです。
 アルバム名も分かりませんが、「シーズ・ウェイティング」(?)とかいう曲が入っていて、気に入っていたような気がします。記憶違いでなければ、ニック・ロウも一枚かんでなかったでしょうか? 
すぐにでもLPを探し出して確認したいですが、やはり根性なしなので、CDバカさんの豊富な情報に甘えてしまいます。なにか、クールな雰囲気の、泥臭さの少ない、エレキだけど、なんとなくアコースティック・スウィングのような感じも漂うバンドだったような気がします。
いかがでしょうか?

 さて、本日は、ドクター・フィールグッドのブートDVDを観ました。
内容は、75年のウィルコ時代のライヴと、80年のジッピ時代のライヴです。
どちらもベルリンでのTVショウ「ロックパラスト」の映像で、75年のものは、残念ながら、私がもしかしたら、と考えていたとおり、過去に観たVHSブートと同じもので、画像レベルも、ほぼ同じものでした。
 80年のものは、充分鑑賞に堪えるレベルではありますが、最近のオフィシャル級のブートになれてしまった眼には、やはりクオリティの低さを感じてしまいます。
ただ、動くジッピ・メイヨを観たのは初めてでしたので、その喜びは大きいです。
 まず、75年ですが、1stを出したばかりのころのようで、レパートリーは1st収録曲のみです。
シングルで出していた「ルート66」が、ラスト・ナンバーで、全7曲、若くスリムなウィルコのギター・プレイがやはり見ものです。彼は、ピックを使用せず、全て指弾きで、あのマシンガンのようなリズム・ギターを弾いています。弾いている間、常に2歩前進し、2歩下がるという、変わった演奏スタイル(演出)をとっており、ベースのジョン・Bもその動きを真似ていますが、一切シンクロしておらず、変な感じです。
 一方、80年の方は、ニック・プロデュースの「ア・ケイス・オブ・ザ・シェイクス」収録曲を中心としたセットで、ジッピの弾くギターがストラトキャスターであることが確認できました。
ジッピもウィルコ同様、シャープな顔立ちで、不良っぽさを漂よわせた感じが、イメージどおりで良いです。ウィルコより、アメリカンぽいギターを弾くジッピですが、ブルースをやっても、あくまで、ブリティッシュ・ビート・マナーなスタイルなのが興味深いです。
 例えば、B.B.の「ユー・アプセット・ミー・ベイビー」をやっていますが、原曲が、タメの利いた気持ち良くスイングするミディアム・シャッフルなのに対して、ジッピ版は、せっかちなリフを繰り返すビート・バンド・スタイルで料理しています。ベンドはやっていますが、B.B.の最大の特徴であるチョーキング・ヴィブラートはかなり控えめで、とにかくスピード感を殺さないノリ重視で突っ走ってます。原曲は大好きな曲ですが、このアレンジも私には有りです。
 そして、フロント・マンのブリローは、75年も80年も全くぶれない同じスタイルでやってます。かつて、自分の音楽の信条について「ハード・ロッキンなリズム・アンド・ブルースが出来れば満足なんだ」といった主旨のことを言っていましたが、その言葉どおり、汗にまみれた前髪を額に貼りつけながら、攻撃的なギターと張り合うように、言葉を紡ぎだし続けるブルージーでかつパワフルなボーカルは不変です。
 このDVDでは、頑固一徹なブリローと、シャープで危ない雰囲気のウィルコ、そして不良っぽさを漂わせながら、自らのスタイルを貫くジッピの両方を観ることができて、楽しいです。
ウィルコのナンバーを、自分流に解釈してプレイするジッピの雄姿も必見です。

 本日のCD整理は、ソウル・コンピに手を付けましたが、これがかなり量があって、根性なしの私はすぐに中断してしまいました。
 そして、この作業の中で、本日も「あっ、こんなものがここにあった!!」という事がいつもどおり発生しました。もう完全に恒例行事です。
 今日、再発見されたCDは、ブラスターズの「ザ・ブラスターズ・コレクション」、スラッシュ時代の編集盤で、ワーナーから出ているやつです。「クライ・フォー・ミー」と「キャスリーン」という未発表曲収録ものです。
 そして、「ロス・スーパー・セヴン」の1st、これをダグのアルバムに加えるのは乱暴ですので、別物扱いにしますが、ダグ関連がまた出てきてちょっと嬉しいです。
確か、このバンドは、もう1枚くらいダグ参加作があったはずですが、それは今後の探索を待ちたいと思います。
 そして、ダグのラスト・アルバム「リターン・オブ・ウェイン・ダグラス」でバックを務めたザ・ゴーズの99年作「ゴースト・オブ・ハレルヤ」です。99年は、ダグの亡くなった年でもあり、ちょっと感傷的になります。
 最後に、「ラグジュアリー・ライナー」というコンピが出てきました。これは、中身から想像すると、どうもハイトーンのサンプラーではないかと思います。
デイヴ・アルヴィンの曲で始まり、バディ・ミラーの曲で終了するアルバムでした。

 というわけで、本日もまた、所有を忘れていたアルバム、探していたけれど、以前は見つからなかったアルバムなどが、ひょっこり出てきました。
 こういったことが起こるたびに手がとまってしまい、CD整理はなかなかはかどりませんが、結構、楽しんでやってます。

というところで、今夜は失礼します。

投稿: エル・テッチ | 2010年5月 5日 (水) 22時35分

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