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2010年8月

2010年8月31日 (火)

CD聴盤日記(8/31):ルーツ系、というかカントリー系2枚。Dale Watson、Marty Stuart。

Dale Watson "Carryin on"
2010_0826_213508dale_watson  好度:2
 ジャンル:カントリー・ロック
 

 

 

 

 

 感想:伝統的なホンキートンクスタイルのカントリー・ロック。
    以前はオルタナ・カントリーな側面もあってルーツ・ロックとしての魅力も
    あったが、この最新作では、もはや「オルタナ」という形容詞は全く無し。
    ひたすらカントリーである。正直面白みは無し。

Marty Stuart "Ghost Train: The Studio B Sessions
2010_0826_213801marty_stuart  好度:3
 ジャンル:カントリー・ロック
 

 

 

 

 

 感想:これまた、伝統的スタイルのカントリー・ロック。
    本当はもっとルーツ・ロック系の演奏をしていたのに、Dale Watson といい、
    彼といい、なぜここまで伝統回帰な演奏になってしまったのか。
    Rodnwy Crowell や Buddy Miller タイプのルーツ・ロックを期待していただ
    けに、残念感が高い。
    しかし、こちらの方が演奏にスピード感とパワフル感がある分ロック度は相
    対的に高く感じる。
    でも、がっかり。

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2010年8月30日 (月)

CD聴盤日記(8/30):ギター・ポップ2枚です。BMX Bandits。

BMX Bandits "Gettin Dirty"
BMX Bandits "Life Goes on"

2010_0825_141636bmx_bandits_gettin_2010_0825_141720bmx_bandits_life_go   好度:4
 ジャンル:ギター・ポップ
 

 

 

 感想:グラスゴーの至宝とも言うべきギター・ポップバンドの90年代のアルバム
    2枚が、リマスター&ボーナストラック付きで再発された。
    "Gettin Dirty"の方では6曲、"Life Goes on"は、12曲のボーナストラック
    で別ディスクという豪華さである。
    しかもこのボーナストラック、普通だとラフな録音の掘り出し音源で、いかに
    も見つけました的なものが多いのであるが、今回は、このボーナストラックだ
    けで正規盤のアルバムにしても全然不思議ではないクオリティの高さである。
    演奏も楽曲も、正規収録の音源と全く遜色がないのである。
    綺麗な響きのギターサウンドは、Byrds ゆずりともいうべきもの。
    爽やかでメロディアスなフォーク・ロックタイプの曲が多く、このバンドの
    魅力を再確認出来る内容であった。

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2010年8月29日 (日)

CD聴盤日記(8/29):今週到着物にも着手。ルーツ系5枚です。Dash Rip Rock、John Mellencamp、Charlie Musselwhite、Hail The Size(featuring Maria McKee)、Little Bob。

Dash Rip Rock "Call of the Wild"
2010_0821_212635dash_rip_rock  好度:3
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:80年代から活動するルーツ・ロックバンド。ガレージ~パンクな雰囲気も
    持った荒々しいギター・サウンドが持ち味の演奏で、初期の Jason & The
     Scorchers 等と同タイプのバンドであったが、この今年の最新作では、荒
    々しさはすっかり陰を潜め、どこか丸みを帯びた演奏となっている。
    もっとハチャメチャな元気っぷりを期待しただけに、少し肩すかし気味。
    ブルージーなルーツ路線で、骨太な演奏ではある。しかし、楽曲がかなりね
    じれており、お世辞いもメロディーが良いとかは思えない。
    リズムもどこかファンキーな雰囲気があって、今一つノリ切れない。
    オールドスタイルのシンプルなロックンロールでは彼らの本領発揮と思える
    ノリノリの演奏なので、この路線で全曲攻めて欲しかった。残念。

John Mellencamp "No Better Than This"
2010_0821_212713john_mellencamp  好度:3 
 ジャンル:カントリー~フォーク
 

 

 

 

 

 感想:ベテランのアメリカン・ロッカーの新作はアコギの弾き語りもの。
    たまにドラムが入ったりするが、基本はアコギ一本。
    ただ、何を思ったのか、音がローファイなのである。
    妙にこもらせたような音で、何か質の悪いブート盤でも聴いている
    ような損した気分になってしまう。
    楽曲も大人しめ。アメリカン・ロックとしての魅力には程遠いもの
    ばかり。
    この妙に居心地の悪い感じは、Springsteen の"Nebraska"である。
    まあ、あれよりは、楽曲がカントリーな分、明るい感じはあるので
    まだ聴きやすい。
    ということは、次回作に期待大か?
    John Mellencamp 版の "Bron In The USA"に期待!!

Charlie Musselwhite "Well"
2010_0824_213301charlie_musselwhite  好度:4
 ッジャンル:ブルース・ロック~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:「ハーモニカ・マスター」という異名を持つ彼のソロ作。
    The Blasters のベーシスト Jhon Bazz と、Paladins~Hacienda Brothers の
    Dave Gonzales がゲストではなく、演奏メンバーとして参加している。
    演奏は、期待通り、ルーツ・ロッキンなブルースロックで、「売り」であるハ
    ーモニカが唸りまくる熱い演奏である。
    初期の Fabulous Thunderbirds タイプのブルース・ロックである。
    長尺のダラダラ演奏もなく、シンプルにスパっとキレのいい演奏が楽しめた。

Hail The Size "I Can't Die In LA (featuring Maria McKee)"
2010_0825_114327hail_the_size  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:このバンド、メンバーを見ても全く見覚えのメンバーばかりで、どういう経歴
    を持つのか全く不明。
    しかし、"featuring Maria McKee"という歌い文句の通り、数曲でゲスト参加と
    いう程度ではなく、このバンドの一員的に全面参加である。
    メインボーカルは Charles Ezell という人物であるがこれがなかなか鼻声の
    John Croslin 似のボーカルを聴かせてくれる。
    Maria はデュエットの形で歌っている。
    ブルース、カントリー、フォークといったアメリカン・ルーツ・ミュージック
    を軽めの演奏で心地よく聴かせてくれる。
    泥臭さは非常に薄めで、ポップな味わいが何とも清々しい。

Little Bob  -Rendez-Vous in Angel City/Alive or Nothing-
2010_0825_113657little_bob  好度:4
 ジャンル:アメリカン・ロック~オルタナ・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想;Little Bob は、Little Bob Story というバンド名で70年代から活躍する
    フランスのパブ・ロッカー。
    彼のアルバムはアメリカン・ロック色濃厚で、SouthSide Johnny のゲスト参
    加など、他のパブブ・ロッカー達とは少し毛色が違っている。
    このCDは彼のソロアルバムで89年作と91年作のカップリング(とは言っ
    ても、2in1ではなく、2枚組)物。
    89年作の方は、発売時に輸入盤で普通に購入出来ていたけど、91年作の
    方はずっと入手出来なかった。
    ヨーロッパではCDが流通しているのは知っていたけど、なぜか日本への配送
    は不可だったもの。
    それがようやくCDで入手出来たのは嬉しいけど、出来ればオリジナルカバー
    アートでのCDが欲しかった。
    今回、この2枚組みCDを購入して新たに分かったことは、この2枚はカップ
    リングで正解だということ。
    どういうことかというと、この2枚は同一コンセプトのアルバムで89年作が
    スタジオ録音盤で、91年作は、89年作のときのバンドメンバーによるライ
    ブ盤で、プロデューサーも一緒だった(Jeff Eyrich!!)のである。
    カップリングに納得。
    この Jeff Eyrich プロデュースの2枚のアルバムでは、バックのメンバーは
    USインディーズのルーツ系畑で活躍している Tony Marsico, Kenny Margolis
    が務めている。更にライブ盤ではドラムをJerry Angelが叩いているのである。
    89年のスタジオ盤ではゲスト Charlie Sexton, Dave Alvin, Lowen & Navarro
    が参加しているのである。
    演奏は正にアメリカン・ロック。爽快なドライブ感に溢れたストレートな演奏
    である。

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CD購入日記(8/29):キャンディーズ・タイムカプセル

キャンディーズ「キャンディーズ・タイム・カプセル」
2010_0829_162900uni_0431 これは08年に限定生産で発売されたボックスセット。
ライブも含めた全アルバムをオリジナルLPのジャケットデザインの紙ジャケ仕様で揃えたもの。
実はこのボックスの前、全曲収録というデビュー30周年記念ボックス「キャンディーズ・プレミアム」が発売されていて、これも購入済みだったけど、収録するCD枚数を減らすためか、オリジナルLPがCDを跨いで収録されていたり、いわゆる解説書はなく、写真集のような体裁で、見栄えの豪華さだけが強調された代物で、データとしての情報は皆無に近い記念グッズ的なボックスであった。
しかし、今回購入の08年発売のボックスは、グッズ的側面よりは、アルバムの復刻とその関連データの充実が目を見張るばかりで、ディスコグラフィーの充実度も素晴らしいし、各アルバムの解説も丁寧。これぞコンプリート・ボックスと絶賛したい。
しかし、これが売れていないようなのである。
理由は簡単で、多分、「キャンディーズ・プレミアム」を先にPhoto_2 購入している人が手を出していないからだと思う。
私も、ずっと購入をためらっていた口。なにせ収録曲のほとんどがダブルわけなので、これは当たり前と思う。
もし発売順番が逆だったら、とっくに品切れ状態だったと思う。
しかし、今回は発売から2年経過した現在でも、新品在庫で、しかも値引き品で購入出来たのだから、如何に不発であったかがわかる。
しかし、オリジナルアルバムの紙ジャケリマスタ盤(一部はSACD盤)という形でのボックスこそが本来のあるべき姿と思うし、本来のコレクションとしての満足感を得られるのだと思う。
実際に手にして中身を見て、改めて、「買うべきものを買った」という満足感を得ることが出来た。
これは前回の「プレミアム」ボックスでは得られなかった満足感である。
歌させ聴ければよいという人にはお奨め出来ないけど、オリジナルアルバムの形でのコレクションを求める人には絶対にお奨めのボクスである。

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CD聴盤日記(8/28): Doug Sahm 末っ子 Shandon Sahmのアルバム2枚です。

Shandon Sahm "Good Thoughts Are Better Than Laxatives"
Shandon_sahm  好度:2
 ジャンル:ハード・ロック~グランジ
 

 

 

 

 

 感想:Doug Sahm の息子であり、ルーツ色が濃くなった頃の Meat Pupetts のメンバー
    でもあった Shandon Sahm のソロアルバムで03年作。
    ジャケットの裏には、父親である Doug Sahm と仲良く肩を組んだ写真があり、又
    Doug の曲とか、兄である Shawn Sagm がマンドリン等で演奏に参加いたりする。
    となれば、これは当然期待するのは、テキサスカントリー系のルーツ・ロックな
    のであるが、残念ながら違った。
    Nirvana 系のグランジ~ハード・ロックが基本路線なのである。
    骨太ではない、線の細くきついギター・サウンド。お世辞にもメロディアスとは
    言えないネジレ加減の強い楽曲達。ダークでデス系を思わせるものも。
    マンドリンやボホセストなどの楽器がクレジットされているが、そういう楽器の
    アコースティックな音色は全く聴こえてこないのが不思議。
    中にはわずかながらテキサスを思わせるルーツ・ロックもあり、これが本当に一
    服の清涼剤となっている。
    やれば出来るじゃないか!!と声を張り上げたい。
    全曲この路線で行ってくれれば、と残念に思う気持ち一杯である。

Shandon Sahm "Knock Yourself Out"
Shandon_sahm_knock_yourself_out  好度:2
 ジャンル:グランジ~ハード・コア
 

 

 

 

 

 感想:Doug Sahm 末っ子の06年ソロ作。これは03年作よりも更にハード・コア
    度が向上。
    Doug の曲もとてもそうとは思えないような演奏に様変わり。
    ゲストには Shawn の名前もないし、アコースティック系の楽器のフィーチ
    ャーも無くなった。
    もはや聴く対象ではなくなった。

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2010年8月28日 (土)

読書日記:コリン タッジ(著), 柴田 裕之(訳)「ザ・リンク―ヒトとサルをつなぐ最古の生物の発見」

コリン タッジ(著), 柴田 裕之(訳)「ザ・リンク―ヒトとサルをつなぐ最古の生物の発見」
Photo この帯の文句を読んだら買わずにはいられなかった。
このカバーの写真が人とサルのミッシング・リンクなのか!!と大きな興奮とともに読み進めた。
しかし、やはりしかしなのである。
一言で言ってしまえば、この本全体の構成は、ちょうど、ずっと昔に流行った徳川埋蔵金発掘プロジェクトのドキュメントのようなもの。
ずっとずっと引っ張って、本当に肝心なところは最後のちょっとだけ。そして結果はやっぱりなかった、というあれである。
結局、何も証明されずに終わっている。
しかも約400ページという分量の文章の中で、この化石そのものに触れているのは1割もあるかないか。
他は全て、外堀的な内容で、化石全般の話、進化の話、サルの話である。
本題に入っても綿密な調査研究報告とはほど遠いレポート。
しかも、人類とサルの進化の分岐と言う割りには、どう見てもリスとサルの中間種程度の獣にしか見えない化石。
説得力にはほど遠い内容であった。
ただ、進化の話、化石の話自体は非常に興味深かった。
いっそ、こんなミッシング・リンクなどというものを登場させず、素直に科学解説本として構成しなおした方が良かったのではないかと思うほど。
この本によれば、この化石の研究自体がまだまだこれからということのようなので、そういう意味ではこの本は壮大な序章なのかも知れない。
そう思って、次の新たな展開を待ちたい。

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CD聴盤日記(8/27):先週到着物からルーツ系2枚。”Rick Holmstrom,John "Juke" Logan,Stephen Hodges”、Michael Weston King。

Rick Holmstrom,John "Juke" Logan,Stephen Hodges "Twist-O-Lettz"
John_juke_logan  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック~ブルース・ロック
 

 

 

 

 

 感想:3人のアーティストの名前が羅列されている通り、この3人がバンドとして組
    んだもののようである。
    Rick がギターとベース、John がハーモニカ、Stephen がドラムという編成。
    私は John "Juke" Logan が目当てでこのアルバムを購入。
    演奏は、彼のハーモニカが全面にフィーチャーされたブルース・ロックで、
    初期の Fabulous Thundirbirds を思わせるロッキン度の高いブルース・ロック
    である。
    泥臭さ一杯で迫力満点のパワフルな演奏である。
    ライブ録音のようであるが、スタジオ録音と同等の音質で、その面での満足度
    も高いアルバムである。
 
Michael Weston King "I Didn't Raise My Boy to Be a Soldier"
Michael_weston_king  好度:3
 ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 

 感想:イギリスのアメリカーナなルーツ・ロックバンド、Good Sons メンバーの
    最新ソロ。
    ここ最近のアルバムと同じ傾向のアコースティックセットでの演奏である。
    ボーカルの力強さが弾き語り物にありがちな退屈さをカバーしてはいる
    ものの、やはり退屈感は否めない。
    バンド編成のルーツ・ロッキンな演奏が聴きたい!!

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2010年8月26日 (木)

CD聴盤日記(8/26)その2:先週到着物から Eric Ambel プロデュース物。Chris Barron And The Time Bandits。

Chris Barron And The Time Bandits -Songs From The Summer Of Sangria-
Chris_barron  好度:4
 ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:Spin Doctors メンバーのソロ作で、Produced By Eric Ambel !!
    Spin Doctors 自体にはあまり興味はないけど、Eric Ambel プロデュースと
    知ったからには買うしかない。
    Spin Doctors を思わせるような演奏があるかと危惧したけど、全く無く、
    完璧に Eric Ambel の世界。Bottle Rockets タイプのざらつきと歪み感の
    格好良いギターサウンドがドライブするルーツ・ロック。
    カントリーフレイバーがあって、オルタナ・カントリーの味わいも十分。
    残念なのが、5曲入りのミニアルバムであること。
    なぜフルアルバムにしなかったのか。そこだけが残念である。

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CD聴盤日記(8/26):先週の到着物からパワー・ポップです。American Hi-Fi。

American Hi-Fi "Fight the Frequency"
American_hifi  好度:4
 ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 

 感想:荒々しいギター・サウンドでパンキッシュにドライヴするパワー・ポップ。
    01年にデビューして以来コンスタントにアルバムをリリースしており、こ
    の今年の新作で4作目(除 ライブ盤)。
    サウンドの荒々しさとは対象的に、楽曲はポップで、哀愁味すら感じさせる。
    ネジレタ感じがなく、至ってストレートなメロディーと演奏が爽快である。
    Posies や Sloan 辺りを彷彿とさせる演奏である。

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CD購入日記(8/26):今日は5枚到着です。

Marty Stuart "Ghost Train: The Studio B Sessions"
Marty_stuart ベテランカントリー・ロッカーの新作。カントリー・ロックとは言いながら、その演奏はかなりロック寄り。

Rodney Crowell タイプのアーティストである。
 

 

 

 

 

Paul Collins "King Of Power Pop!"
Paul_collins 最近はルーツ系に接近していたベテラン・パワー・ポッパーの新作は、ズバリ、パワー・ポップ。
 

 

 

 

 

 
Jon Langford "Old Devils"
Jon_langford オルタナ・カントリー界の最重要人物の一人。これは今年の最新作。
 

 

 

 

 

 
Dale Watson "Carryin on"
Dale_watson 伝統的ホンキートンクスタイルながら、オルタナ・カントリーとしての魅力も持ったベテランアーティストの最新作。
 

 

 

 

 

 

Max Stalling "Home to You"
Max_stalling オルタナ・カントリーアーティストの最新作。

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2010年8月25日 (水)

CD聴盤日記(8/25):先週到着物から Don Dixon 関連2枚です。Don Dixon、Hey Mavis。

Don Dixon -Don Dixon Sings The Jeffords Brothers
Don_dixon  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:R.E.M. や Smithereens、Marshall Crenshaw といったUSギター・バンド
    のプロデューサーとして有名な彼の今年の最新ソロアルバム。
    これは、実に肩の力の抜けたポップアルバム。
    彼のしゃがれたソウルフルな声とも相まって、オールディーズ風味万点の
    ボーカルアルバムとして楽しめた。
    50年代、60年代のソウル・ポップな雰囲気が一杯。
    メロディアスで優しい演奏の歌物である。    

Hey Mavis -Red Wine
Hey_mavis  好度:4
 

 

 

 

 

 
 ジャンル:ルーツ・ロック~カントリー・ポップ
 感想:変わったバンド名であるが、女性2人と男性一人のアコースティックトリオ。
    楽器構成が個性的で、バンジョー、ダブルベース、ヴァイオリン&フィドル
    (使い分けの意味が不明であるが)。ボーカルは女性二人がとっている。
    この中にプロデューサーである Don Dixon がギターとドラム、トイ・ピアノ
    という楽器で演奏に加わっている。
    ダブルベースは弦で弾いたり、指ではじいたりしている。クラシック、又は
    ジャズっぽい雰囲気を感じるベースのサウンドである。
    一聴して、カントリーベースの楽曲であるが、どこか無国籍感が漂う独特な
    雰囲気。中東っぽさもあれば、ユーロ・トラッド、勿論、アメリカーナもあ
    る。フォークではなく、あくまでロックであるのが良い。
    大陸的な田舎臭さと、民族音楽っぽさがノスタルジックで良い。
    ボーカルが何とも良い具合に力が抜けていて軽やかさがあり、清々しい。
    メロディーが素直で曲調がポップなので、静かながら陽気で心地よいのである。
    さすが、Don Dixon、良いバンドを手掛けてくれた。これがデビュー作のよう
    である。

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CD購入日記(8/25):Doug Sahm 末っ子の第二弾他、5枚到着、

Hail The Size "I Can't Die In LA (featuring Maria McKee)"
Hail_the_size "featuring Maria McKee"とある通り、彼女が全面参加のアルバムのようである。楽しみ。
 

 

 

 

 

 
Shandon Sahm "Knock Yourself Out"
Shandon_sahm_knock_yourself_out Doug Sahm 末っ子シリーズ第二弾。こちらが最新作、と言っても06年作。楽しみ。
 

 

 

 

 

 
Little Bob  -Rendez-Vous in Angel City/Alive or Nothing-
Little_bob フランス産のパブ・ロッカーのソロであるが、これは89年のスタジオ盤(Dave Alvin を始めアメリカンロッカー達がゲスト参加)に、91年のライブ盤"Alive Or Nothing"がカップリングされたCD。
89年のスタジオ盤は持っているけど、91年のライブ盤がずっと入手不可能(あっても、本国のみで配送可能)だったもの。
カップリングとは言えようやく聴ける。嬉しい!!
 
 

 

BMX Bandits "Gettin Dirty"
BMX Bandits "Life Goes on"

Bmx_bandits_gettin_dirtyBmx_bandits_life_goes_on 

 

 

 

 
グラスゴー産ギター・ポップの至宝。過去作のリマスタ&ボーナストラック付ということで買い直し。
"Life Goes on"の方はボーナストラックどころか、12曲入りのボーナスディスク付きという豪華さ。

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2010年8月24日 (火)

CD聴盤日記(8/24):先週の到着からルーツ系2枚です。Cornell Hurd Band、Colin Gilmore。

Cornell Hurd Band "Bad Year for Love"
Cornell_hurd  好度:4
 ジャンル:カントリー・ロック
 

 

 

 

 

 感想:テキサス産の伝統的ともいえるホンキートンクスタイルのカントリー・ロック。
    90年代の初めの頃のアルバムで、Skeletons メンバーがゲスト参加していた
    ことで購入したバンドである。
    その1枚を除けば、Skeletons が関わるアルバムは無いものの、以降購入を続
    けていて、このアルバムは今年の最新作。
    大人のムード一杯のカントリー・ロックで、正に酒場での演奏というのがピッ
    タリ。   
    グラスの中でカラーンと涼やかな音をたてる氷の音が聴こえてくるよう。 

Colin Gilmore "Goodnight Lane"
Colin_gilmore  好度:5
 ジャンル:ルーツ・ロック~ルーツ・ポップ
 

 

 

 

 

 感想:Jimmy Dale Gilmore の息子の第2作。
    1stでは、パワー・ポップ寄りの爽やかな演奏で意表をついてくれたが、この
    2ndアルバムは、Lloyd Maines のプロデュース。父親譲りの正統派のカントリ
    ー路線に転向か、と思ったら、今回も見事にこの予想を裏切り、Nick Lowe も
    かくやと思わせるルーツ・ポップを聴かせてくれた。
    鼻声ボーカルのせいか、オーストラリアのルーツ・ロッカー、Paul Kelly に
    そっくりで、特に一曲目などは、メロディーラインが90年代前半の Paul を
    髣髴とさせるようなポップ路線の楽曲で、Paul の新作と言われたらそのまま
    信じてしまいそうなほど。
    又、ペダルスチールギターをフィーチャーし、どこかほのぼのとしたカントリ
    ーフレイバーを漂わせながら、ポップな楽曲は、正に Nick Lowe スタイル。
    更には NRBQといった辺りも思わせる優しさ一杯の演奏と楽曲が満載。
    サウンドはすっきりとした綺麗な楽器の響きが心地よく、今風の歪みや厚みを
    持たせた加工は無し。
    メロディーは、何度も繰り返し聴き返したくなるフレーズに溢れている。
    全曲捨て曲無しの傑作アルバムである。

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CD購入日記(8/24):1枚到着です。

Charlie Musselwhite "Well"
Charlie_musselwhite The Blasters の John Bazz と Paladins~Hacienda Bros の Dave Gonzales が演奏に参加していることで購入。

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2010年8月23日 (月)

CD聴盤日記(8/23):今日は先週到着物からルーツ系3枚です。Syd Straw、George Thorogood & Destroyers、The Blues Band。

Syd Straw -Pink Velour
Syd_straw_pink_velour  好度:2
 ジャンル:オルタナ・フォーク
 

 

 

 

 

 感想:Syd は80年代のUSインディーズの多くのバンドのアルバムで客演
    していた人気女性アーティスト。特に Del-Lords や Skeletons メンバー
    との交流が深く、彼女のソロアルバムには、Eric Ambel、Dave Alvin、
    Skeletonsの面々がゲスト参加していた。
    今回の最新作は果たしてどんなアルバムに仕上がっているのか楽しみであ
    ったが、ちょっと毛色が違った。
    Skeletons の面々をバックに従えた前作から12年振りとなるこのアルバ
    ムは、それまでのポップな仕上がりのアルバムとは異なり、かなり前衛的
    なフォークに仕上がっている。
    一曲も長く、最長は8分にも及ぶ曲もある。
    これが又、同じメロディーが延々と繰り返すだけのもので、実に退屈。
    なぜこのような路線に行ってしまったのか、理解に苦しむ。残念。

George Thorogood & Destroyers "Bad to the Bone (25th Anniversary)"
George_thorogood  好度:4
 ジャンル:アメリカン・ロック~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:ロックンロール・バカこと、Georgoe Thorogood の82年作の25周年記念
    のデラックス盤で07年リリース。勿論リマスタ盤。しかし、嬉しいのはボ
    ーナストラック。
    オリジナル収録曲から6曲を選んでの新録が収められている。
    さしずめ、ミニアルバムでの新譜としても楽しむことが出来た。
    25年の時を隔てて彼の歌と演奏はどう変わったのかも確認が出来る。
    このアルバムのオリジナル収録曲で聴くスライドギターはワイルドそのもの。
    ラフで粗削り。単に弦が緩んでいるのではないかという音にしか聴こえない。
    Thorogood のボーカルも、ぶっきらぼうそのもの。
    でも、前のめりに突っ込み気味にドライブする演奏は汗臭くもも爽快そのもの。
    そして、新録の方。
    先ずギターサウンドは、より骨太且つワイルドに変身。
    正に鋼のロッキンギターである。
    ボーカルはドスの効き方が半端じゃない。
    さすがに年季の入り具合を実感出来る新録であった。

The Blues Band -Official Bootleg Album(紙ジャケ)
Blues_band_official  好度:4
 ジャンル:パブ・ロック~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:その名の通りのブルースを核に据えた演奏のパブ・ロックバンドのデビ
    ュー盤で79年作。実は、このタイトル(ブート)から購入を敬遠してい
    たのであるが、今回は紙ジャケのリマスタ盤ということで遂に購入。
    いやあ~、なんでこれがブートなのか全く意味不明なほど、ちゃんとした
    録音のスタジオ音源と、ライブ音源であった。
    オリジナルはわずか500枚のみプレスの自主制作盤ということで、この
    タイトルにしたような気がする。
    演奏はバンド名に恥じないR&B色濃厚なもので、スライド・ギターとブ
    ルース・ハープがたまらなく格好良い。
    正に Dr. Feelgood の直系バンドである。
    あるいは初期の Fabulous thunderbirds 系と言っても良い。
    ブルースといっても、スローなブルースではなく、ロックンロールタイプ
    なので、ノリノリ。ブルース物特有の長尺で退屈な演奏は一切無し。
    シンプル&ストレート&ノリノリ。これは名盤である。

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CD購入日記(8/23):Doug Sahm のもう一人の息子のCDが到着。

Shandon Sahm "Good Thoughts Are Better Than Laxatives"
Shandon_sahm Doug Sahm の息子と言えば Shawn Sahm が有名であるが、もう一人いたとは。全く未チェクのアーティストであったが、この人もまぎれも無い Doug の息子で、末っ子のよう。一時期 Meat Pupetts のメンバーとして活動していたとは知らなかった。
このアルバムは02年作。Sahwn も演奏に参加している。ジャケットの裏面では Doug と肩を抱き合っている写真が。
どういう演奏を聴かせてくれるのか楽しみ。

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2010年8月22日 (日)

TAD-D600感想:マランツSA-7S1との対決です。

CD/SACDプレーヤーTAD-D600を購入したのは、今年5月の連休開けの5月9日でした。
丸三ヶ月が経過しました。エージングも上手い感じに進んでくれたようで、音も一段落目の落ち着きを迎えたように思いますので、レビューなんぞを書いてみました。
レビューの観点は大きく4点です。
一つ目は、TAD-D600のその巨大な外観と使い勝手について。
二つ目は、TAD-D600を導入し、それまで慣れ親しんできたアキュフェーズDP-700と何が変わったか。
三つ目は、TAD-D600自身のエージング変化の様子。
四つ目は、マランツSA-7S1との比較対決です。

Ⅰ.外観と使い勝手
(1)設置について
2010_0822_203525uni_0423 購入直後の日記(今年5月9日)にも書きましたが、とにかく大きく、そして重いです。
別筐体の電源部も又同じ奥行きと高さで、この二つを並べて設置するのが見栄え上も宜しいのですが、設置スペースが最低でも横幅で64センチは必要になります。
又、高さが19センチ強あるため、ラックの中に入れることは困難です。
私は横幅114センチの2段ラックの天板上に置くことを考えていましたが、ヤマハのこれまた巨大なターンテーブル、GT-2000Xが既に鎮座しており、その余ったスペースには本体部のみの設置しか出来ませんでした。
2010_0822_203132uni_0421 やむなく、電源部はラックの外に設置することにし、設置台には、桐製の踏み台をホームセンターから購入して、これにインシュレータとして真鍮製の円柱をかますこととしました。
電源部と本体を接続する電源コードは70センチの長さしかなく、あまり間隔を取ることは出来ません。
そういう意味では、購入前に設置場所を十分に検討しておく必要のある代物です。

(2)操作性
①本体スイッチの操作
本体のスイッチ類は感圧式という方式のため、いわゆるフェザータッチような軽い感触で使用出来るものではなく、押す場所と押す力が上手く合わないと動作しません。本体での操作性はとても悪いです。
しかし、リモコンは通常のスイッチの感覚で操作出来、トレイの開閉や本体電源のオン・オフも可能で操作性に問題はありません。

②リモコン
2010_0822_204030uni_0424 写真の右側の白く光っているて細いものが、D-600のリモコンです。実はこれは真っ黒なのですが、撮影時のフラッシュで白くなっています。左側はSA-7S1のリモコンで、上に横向きになっているのが、プリアンプC-2400のリモコンです。
椅子の肘掛にワーヤー製の小物入れを取り付けてそこにリモコンを並べて使用しています。

③トレイの開閉操作
トレイの開閉操作がリモコンで出来るのは、DP-700との大きな違いで、やっぱり便利です。
椅子に座ったままで、あまり苦労せずに、CDの入れ替えが出来ます。
DP-700では、本体のスイッチ操作が必要でしたので、そこだけは不便に感じていました。
トレイの開閉スピードは非常に早くてスムーズ。マランツSA-7S1と比較したら全く同じ速さでした。
アキュフェーズのDP-700と比べると大幅にスピードアップです。DP-700は優雅すぎでした。
トレイの開閉音は非常に静かというか、ほとんど無音。「ガシャ」とか、「ガー」といったメカニックなノイズは一切無し。この静けさはDP-700と同等で、さすがに高級感タップリです。
マランツSA-7S1はこの点では完全に安っぽく感じます。

③選曲方式
TAD-D600の選曲方法はダブルアクションです。
曲番をテンキーで選択したあと、プレイキーを押します。或いは、スキップボタンで前後の曲への移動が可能です。
ボタンを押してから曲がスタートするまでの時間は非常に早くストレスは全く感じません。
10曲目以降の曲を指定する場合は、複数の数字ボタンを押す仕組みなので、選択完了の意味でプレイボタンを押すようになっているようです。
尚、数字キーを押したまま放置すると、数秒後に自動的にその曲に飛びます。
最初は、曲番の後にプレイボタンを押すという操作方法を知らず、DP-700と同じように数字ボタンを押すだけと思っていたので、曲が開始するまでずいぶん時間がかかって操作性が悪いなあと勘違いしていました。
唯一の難点は、オープントレイの状態では曲番を指定して再生操作が出来ないこと。
必ず、一旦クローズしてTOCを読み取らせてからでないと曲番の指定は出来ません。
オープントレイからプレイボタンで開始することは可能なので、この場合は必ず一曲目からの再生となります。
トレイのクローズからTOC読み取り完了までの時間は5,6秒と長めですが、これはDP-700と同じ位です。
尚、SACDでは10秒でした、

(3)トレイについて
2010_0822_210048uni_0427 全体の見た目は各種写真の通りなので、トレイについてです。
トレイの表面にはフェルト、あるいはベルベッット地のようなものが貼られていて、トレイ自体に高級感があります。
このトレイにディスクを載せると、ディスクはトレイ上でスリップが起きず、軽く吸着されているかのような安定感があります。
又、オープンで出てきたトレイを手で少し揺するようにしても、物理的なガタは全くなし。上下、左右いずれにも「遊び」はゼロで、この辺りはマランツSA-7S1と異なるところです。SA-7S1ではわずかですが、ガタがあります。
トレイはオール金属性でやわな感じは皆無。
薄手のトレイですが、この辺りにも高級機としてのこだわりを感じることが出来ます。

Ⅱ.TAD-D600の導入効果
D-600を導入して、真っ先に行う必要があったのは、スピーカー位置の変更でした。
パワー・アンプA-65を導入したときに匹敵する低域の強化により、スピーカーの壁距離を取り直す必要に迫られたのです。
単に量感が増すだけの変化ではなく、固まりとして重みを増したような低域となりました。
音の厚みという表現は、普通、上下の厚みを言うと思いますが、今回は、音像の前後の厚みが増したように聴こえます。
立体感の向上という感覚です。
これまで、DP-700を聴いていて、たまにSA-7S1を聴くとSA-7S1の持つ厚みのある音が魅力に感じられましたが、全体の解像度がDP-700が上であり、やはりDP-700で聴くことを基本にしていました。
しかし、TAD-D600によってDP-700の解像度に、SA-7S1の厚みが加わり、正に両機を良さを足し合わせて高次元で両立させた音となりました。

Ⅲ.TAD-D600のエージング過程
TAD-D600は、この三ヶ月の間に2度の大きな変化を見せてくれました。
ほぼ一ヶ月目の6月13日と、ほぼ2ヶ月目の7月11日の2回です。
ここで言う変化というのは、いわゆるエージングと呼ぶ、「毎日聴いている中で徐々に音がほぐれてきて」というような緩やかな変化ではありません。
電源を入れて音が出た瞬間に、昨日迄の聴きなれた音と明らかに違った音が聴こえてきたという、「激変」を意味します。

(1)一ヶ月目:6月13日に迎えた「激変」
TADの人が納入時に仰った言葉「エージングに約一ヶ月を要します」という言葉に期待しながら、毎日欠かさず数時間ずつ普通に聴き続け、日々電源を入れて最初に出る音の変化を期待していたのですが、なかなかこれという変化を感じ取ることはありませんでした。
実は購入後3日目位に、電源ケーブルをサウンドトレール社製(アキュフェーズDP-700で使用していた)に交換していたので、この交換効果も確認したいと思っていたのです。
TAD-D600は電源部と本体が別筐体であり、本体部の主電源を切っても電源部の主電源は基本的には入れっぱなしで、それで良いとTADの人にも言われていました。
電源ケーブルをオリジナルの付属ケーブル(ケーブルにTADのロゴが入っています)に戻して聴き比べをしてみました。
これまでの経験では、サウンドトレール社の電源ケーブルにした方が、低域の充実感が増すと同時に、中域の音像が締まり、焦点がよりピンポイント化するという効果を認識していました。
しかし、今回のTAD製電源ケーブルにおいては、逆に、TADのケーブルの方が音像が締まるように聴こえました。
そこで再度サウンドトレール社製に交換して聴き直したところ、ビックリ。
これまでに何度か経験した「激変」が起きました。
音像の更なる締まりにより、ボーカルのリアル感が一気に向上したのです。明らかに、TAD純製電源ケーブルの音像を上回りました。
なぜ、急にこうなったのか。
考えられるのは電源部主電源のオンオフです。
これまで一度も主電源はオフしなかったのを初めてオフにしたのです。
どうやら、エージングには、単なる使用時間だけではなく、電源自体のオンオフも必要な要素のようです。
以降、毎回必ず電源部の主電源もオンオフするようにしました。

(2)二ヶ月目:7月11日に迎えた「激変」
購入してほぼちょうど二ヶ月目。電源を入れて音出しした瞬間に二度目の「激変」を味わいました。
一ヶ月前のケーブル交換直後の「激変」から一ヶ月、その「激変」後の音に慣れ親しんだ耳に、新鮮に飛び込んで気来た音は、更にボーカルのリアル感を高めるものでした。
前回の「激変」で味わったボーカルのリアル感の向上は、明らかに表面積の凝縮感。
しかし、この二ヶ月目の激変の内容は、音像そのものの前後の立体感・厚みが増すことで、音源の実在感が見て取れるようになるような「激変」でした。

Ⅳ.マランツSA-7S1との比較
上段がD-600で、その下がSA-7S1です。
2010_0822_203152uni_0422 (1)音調の違いは?
両機の音調は非常に良く似ています。
SA-7S1は、DP-700との比較で、解像度で一歩DP-700に譲っていましたが、音の厚みという点ではDP-700に勝っており、特にボーカル物ではその魅力が大きく、時々SA-7S1で聴いたりしていました。
TAD-D600の音調はこの厚みのあるSA-7S1タイプです。
低域から中域の充実度が高く、心地良く音楽に浸れます。

(2)CD別比較
①クラシック
・奥村愛「愛のあいさつ」
このCDでの比較観点は、冒頭一曲目出だしのピアノの音の出方です。
主役のヴァイオリンに対し、ピアノがややオフマイクのような感じで録音されています。
SA-7S1ではやはりこのオフ感はそのままで、ボリュームを上げても印象は変わりません。
鍵盤を叩いて出る一音一音の最初の音がとても優しく丸く、まるで撫でているような感じに聴こえます。
しかし、D-600で聴くピアノは、その一音一音が、弦を叩いている音として、最初の音がピンと立つ感じに聴こえます。
ヴァイオリンの音についていも、SA-7S1で聴くヴァイオリンとの違いは音源位置の明確化です。
SA-7S1では響き成分に支配されてか、膨らみ加減に聴こえ、ヴァイオリンとしての音源位置があいまいです。
この印象は、DP-700でも感じていました。
対してD-600では、響き成分をタップリと聴かせながらも、音の最初の発信源である弦の位置が明確に描写されています。
SA-7S1の後でD-600を聴くと、音全体の明瞭感がワンラックアップして聴こえます。
演奏の位置も、一歩前に近づいているかのような印象です。
逆に、D-600の後でSA-7S1を聴くと、すこしだけ透明度の落ちたガラス越しに物を見たような感じとなり、音も少し遠のいたような印象になりました。

・諏訪内晶子「バッハ:ヴァイオリン協奏曲集」
これの4曲目をよく聴きますが、これまで、DP-700の頃も、SA-7S1でも、聴いていて思っていたのは、どれが諏訪内晶子のヴァイオリンなんだ?ということでした。オーケストラ全体の中に埋もれる感じで、彼女のヴァイリオンをなかなか識別できなかったのです。
しかし、D-600で聴くと、音が出始めて10秒ほどの時点で、彼女の居場所が識別出来たことに驚きました。
一度識別してしまえば、SA-7S1でも識別可能なはずと思い、聴いてみましたが、やはりもう少し先まで進まないと識別困難でした。

・山岡重治「フランスリコーダー作品集」
これは以前DP-700とSA-7S1を聴き比べたときと同じ印象を味わうことになりました。
2曲目でリコーダー以外にチェンバロやリュートいった楽器がアンサンブルで登場してきますが、SA-7S1では、あくまで主役はリコーダーであることを主張するかのように、リコーダー以外の楽器は脇役として少し控えめに聴こえています。
しかし、D-600で聴くと、脇役のはずのリコーダー以外の楽器も、リコーダーと同じ列に登場してきます。
この表現はDP-700の時に感じた印象と同じでした。

・「tone」
これはハンドベルでのクラシック演奏集です。
ハンドベルの綺麗な高音の響きが魅力です。又、複数のハンドベルの音の重なり具合がとても綺麗です。
先ずSA-7S1で聴く音ですが、やはりとても綺麗な響きです。何の雑味も無い綺麗な済んだ音が心地よいです。
只、曲のサビともいうべき箇所で、高音のベル同士が重なり響く箇所になると、少しうるさい感じと、人が最高音を出す時に非常につらそうに出すことがありますが、そんな感じに聴こえ、聴きながら思わずこちらにも力が入ってしまいました。
ではD-600ではどうか。
結果はやはり驚きでした。
先ず、ベルの響きですが、その透明度の高さがやはり一枚上手です。全体の明るさが何ルックスか上がったかのような見通しの良さが出ます。又、D-600の後でSA-7S1を聴くと、響きにざらつき感があるように聴こえてしまいました。
又、SA-7S1で感じた最高音部が重なるサビの箇所では、SA-7S1よりも音量を上げて聴いても、うるささと感じることなく最後までその響きのハーモニーが心地良く、聴き惚れているうちに、曲の最後までいってしまいました。力が入ってしまうタイミングは到来しませんでした。

②ポップス・ロック系
・藤田恵美「カモミール・ベスト」
比較のポイントはボーカルの音像です。
SA-7S1で聴くボーカルはやはりリアル感に優れ、彼女が目の前で歌っているかのような感覚に捉えられます、
これ以上の表現があるのかと、D-600に変えたところ、結果は驚きです。やはり上には上という言葉がある通りでした。
ボーカルの口の大きさがより小さくなり、口の輪郭が更に明確になり、口の動きがはっきりと目で見ているような錯覚に捉えられます。
これは他のロック系でも顕著で、ボーカルの音像の小ささには驚かされます。
又、SA-7S1で聴くベースの音と、TADーD600で聴くベースの音の差は輪郭の濃さです。
SA-7S1でも音階としてはっきり聞き取れるのですが、TAD-D600では、音階としての認識から更にワンステップ上を行き、「音塊」となって低域に輪郭が付いて来ます。
ただこの輪郭は枠を強調するものではなく、音の存在全体に肉付けをしてその存在を明確にしています。
TAD-D600で聴いた後で、SA-7S1で聴くと、低域がこもったように聴こえてしまうのです。

③その他
・アキュフェーズのSACDサンプラー
最後の曲にドラムとベースの曲がありますが、この聴こえ方も大きく異なりました。
SA-7S1で聴いた後で、D-600で聴くと、ドラムの皮の張り方がピンッと貼り直したかのような、キレのある音に聴こえます。ベースの低音の太さも又、一回り大きくなったような感じになりました。

・「鳥の楽園セイシェル」
DP-700とSA-7S1を聴き比べた時に感じた大きな差は、波が砕けて出来る「ごぼごぼ」という音の聴こえ方でした。
SA-7S1で明確に聞き取れなかった音を、DPー700ではっきりと聴こえた箇所があったことでした。
さて、D-600ではどのように聴こえるかですが、更に驚くべき結果となりました。
SA-7S1で聴く波の音。聴き慣れた音です。
波が寄せて、砕けて、「ごぽごぽ、ごぽごぽ」という音を残して引いていきます。
この「ごぼごぼ」音は波の寄せた後で聴こえてくるので、「ごぼごぼ」音は断続的にしか聴こえてきません。
しかし、D-600で聴く世界は全く初物と思える音の世界でした。
「ごぼごぼ」音は断続的ではなく、ずっと、始終、波の寄せて帰る裏の方で、「ごぽごぽごぽごぽ、ごぽごぽごぽごぽ」と音数も増えて連続的にずっと聴こえるのです。
もう、脅威としか言いようがありません。
「ごぽごぽ」という波が岩に当たって砕けて、そこに空気が入り込んで破裂する様が、ずっと聴こえているのです。
DP-700で聴いていた時にも。時々一定間隔で聴こえる程度だったので、特に気にせず聴いていました。
DP-700とSA-7S1を比較試聴した時にも、この「ごぽごぽ」音の聴こえ方で両機の差を認識しましたが、この両機の差は、「ごぽごぽ」音の出る回数の差ではなく、出た時の音の質感の差でした。
SA-7S1では辛うじて分かる箇所が、DP-700では明確に聴こえるというような差でした。
しかし、今回のD600とSA-7S1の比較では、もはやこの音の質感の違いという次元を軽く飛び越え、「ごぽごぽ」音の回数自体が異なる、別録音のような世界になってしまったのです。
「これまで聴こえなかった音」が明確に聴こえ続けるのです。
他にも、水が「ピチャ、ピチャ、ピチャ」という音で、3回、目の前で水がはじける箇所がありますが、これがまた全く違って聴こえるのです。
「ピピチャ、ピピチャ、ピピチャ、ピピチャ、ピピチャ」と、全体の音が5回で、更に一回ずつの音も、水の音が一つ分多いのがはっきりと聴こえるのです。
もう、音のニュアンスとか、そういうレベルの違いではなく、完全に情報量の違いです。
とてつもないSNの良さによる、色々な音が重なって普通はマスキングされてしまうような音を、マスキングから救い出しているとしか思えません。
これが音楽になると、楽器同士の響きの重なりを、普通は濁りとして出てしまうところを、濁りではなく、ちゃんと本来の美しい響きとして表現し切れてしまうのだと思いました。

【まとめ】
まあ、値段が3倍強ですから、これくらい明確に差が出てくれないと、買った甲斐が無いではないかと思われるかも知れませんが、SA-7S1も、フラグシップ機として君臨するプレーヤー。
国産では1,2を争うレベルのもので、DP-700と比較したときにも、横綱と大関、それも優勝決定線での横綱と大関に例えた記憶があります。
そのSA-7S1は、今回の対戦では、横綱と小結、下手すると、前頭筆頭くらいの対決と思えてしまった対決でした。

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CD聴盤日記(8/22)その4:昨日の店頭購入物、そしてネット購入分からルーツ系3枚です。The Goodnight Loving、Amy Allison、Frank Royster。

The Goodnight Loving -Supper Club-
Goodnight_loving  好度:4
 ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:ガレージ畑のルーツ・ロックバンドである。
    カントリーとビートル・ポップと、Groovies が合体したような演奏が楽しめる。
    ただ、曲によってはオルタナな雰囲気が濃く出すぎのものあり、ローファイ系が
    入ってしまっているのが残念。

Amy Allison -Sheffield Streets
Amy_allison  好度:4
 ジャンル:オルタナ・カントリー~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:96年にデビューしている女性アーティストの09年リリースの最新作。
    ソロとは別に、ルーツ・ロクバンド、Lone Justice のメンバー Ryan Hedgecock
        と Parlor James というオルタナ系のルーツ系ユニットを組んでいた。
    このバンドは2枚のアルバムを残して解散し、Ammy は以降はソロで活動。
    このアルバムは5枚目である。
    最初の頃のアルバムは2枚が"Diesel Only"というオルタナ・ルーツ系のインデ
    ィーズからリリースされていた通り、メジャー臭さの全く無い、オルタナ・カン
    トリー系のアーティストである。
    只、歪んだサウンドや、ざらつき感でコーティングしたサウンドではなく、伝統
    的とも思えるような綺麗なフォーク~カントリー系のサウンドである。
    舌足らずな感じの可愛らしいボーカルで、メロディーも懐かしさを感じさせる、
    すっと入ってくるもの。
    このアルバムでは Elvis Costello や Dave Alvin がゲスト参加している。
  
Frank Royster -Innocence Is Bliss
Frank_royster  好度:5
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:07年のアルバムでは、普通のルーツ・ロックという印象であったが、この
    今年の最新作では、Jamie Hoover のプロデュースとも相まって、演奏もメロ
    ディーも非の打ち所の無いアルバムに仕上がっている。
    最初は Jamie プロデュースということでパワー・ポップ物を期待したが、出
    て来たサウンドとメロディーは、良い意味での古臭さを持ったルーツ・ポップ
    とでも言うべきもの。
    オールディーズな雰囲気から、カントリールーツを感じさせる曲まで聴かせる。
    ボーカルは Don Dixon を思わせるソウルフルで少ししゃがれ気味の声。
    決して張り上げるようなことが無いが、力強い歌いっぷりである。
    演奏、メロディー、歌の全てが完璧に揃ったアルバムである。
    もう、4回も聴き返してしまった!!

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CD聴盤日記(8/22)その3:昨日の店頭購入からトラッド・ロック、Great Big Sea。

Great Big Sea -Safe Upon The Shore-
Great_big_sea  好度:4
 ジャンル:トラッド・ロック
 

 

 

 

 

 感想:このジャケットだけ見ると、何か映画のサントラのような、或いはラテン系か
    アイドル系のボーカリストのアルバムであるかのように見えるが、実は泥臭さ
    と田舎臭さ一杯のトラッド・ロックバンドのアルバムである。
    93年にデビューしたアメリカ産のトラッド・ロックバンドの今年の最新作で
    11作目。
    プロデュースは99年のアルバム"Turn"以来2度目の Steve Berlin。
    一時期、The Men They Couldn't Hang のように、トラッド系から脱却して、
    アメリカン・ロック路線を目指したかのようなアルバムもあったので、これ
    もその路線へのシフトかと思ったが、出だしから、トラッド・ロック道一直線。
    マンドリン、バズーキ、ホイッスル、パイプといったユーロ・トラッド御用達
    の楽器群をふんだんにフィーチャー。
    そこに、バンジョーやハーモニカといったアメリカーナな雰囲気を醸す楽器を
    上手く溶け込ませ、アメリカ産であることのアイデンティティを維持している。
    演奏は、Pugues ほどの土着感はなく、Oyster Band や The Men They Couldn't
     Hang のように、労働者賛歌的な気合に溢れた男臭さ一杯の演奏である。

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CD聴盤日記(8/22)その2:昨日の店頭購入物からギター・ポップです。Charades。

Charades -Revolucion Solar-
Charades  好度:4
 ジャンル:ギター・ポップ
 

 

 

 

 

 感想:この意味不明な真っ黒なジャケットの意図が全く理解出来ない。
    こんなデザインのCDをどういう演奏と想像出来るだろうか。
    普通に考えれば、パンク系とか、きついオルタナ系。
    絶対に爽やかとか、優しいとか、メロディアスという雰囲気は浮かんでこない。
    ではなぜ購入したのか。
    それは実際に聴いてしまったから。
    可愛いらしい女性のボーカルとキラキラ感のあるギター・ポップサウンドが飛
    び出してきた。
    明るく温かい雰囲気の楽曲で、グラスゴー産のギター・ポップ勢を思い起こさせ
    る。
    スペインのバンドということで、歌詞はスペイン語。
    スペインのギター・ポップ大好きな私には実にど真ん中なCDであった。

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CD聴盤日記(8/22):昨日の店頭購入物からパンク~ロックンロール物です。The Heartaches。

The Heartaches -Suicide-
Heartaches  好度:4
 ジャンル:パンク~ロックンロール
 

 

 

 

 

 感想:ストレートでブルージーさもあるパンク系のロックンロール。
    メロディーがポップで親しみやすく、ノリの良いドライブ感と相まって、
    パワー・ポップ的な爽快感がある。
    ハーモニカがフィーチャーされた曲では、Feelgood 辺りのパブ・ロッキー
    な演奏が味わえる。
    パンクではあるのだが、きつさや細さのない、ロックンロールである。

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2010年8月21日 (土)

CD購入日記(8/21):店頭購入で4枚と、ネット注文分2枚到着。

今日は店頭購入日で4枚を購入です。
The Heartaches -Suicide-
Heartaches パンク系のロックンロール。
 

 

 

 

 

 
 
Charades -Revolucion Solar-
Charades スペインの清清しいギター・ポップ。
 

 

 

 

 

 

Great Big Sea -Safe Upon The Shore-
Great_big_sea アメリカのユーロ・トラッド系ロック。Steve Berlin が二度目のプロデュース。
 

 

 

 

 

 
The Goodnight Loving -Supper Club-
Goodnight_loving Reigning Sound の Greg Cartwright プロデュースしていたバンドの最新作。

 

 

 

 

 

で、帰宅したら2枚届いていました。
John Mellencamp "No Better Than This"
John_mellencamp ベテランのアメリカン・ルーツ・ロッカーの最新作。T-Bone Buenett プロデュース!!
 

 

 

 

 

 
Dash Rip Rock "Call of the Wild"
Dash_rip_rock Satellites の Dan Baird との親交でも知られていた80年代のルーツ・ロックバンドの最新作。

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2010年8月19日 (木)

CD聴盤日記(8/19):ルーツ系3枚です。Mike Fredrickson、The Gin Club、Tragically Hip。

Mike Fredrickson -Poor Freddy's Almanac
Mike_fredrickson  好度:5
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:この病的なジャケットだけを見たらとても買おうとは思わない。
    しかし、このCDはNRBQ、Nick Lowe、Elvis Costello が類似アーティ
    ストとして紹介されているのである。
    しかも、彼自身のプロフィールは、オルタナ・カントリー・ロッカーの
    Robie Fulks のベーシスト。
     もう買うしかないということで購入したもの。
    果たして出てきた音は、確かに NRBQ。
    アコースティック感の心地よいルーツ・サウンドに優しいメロディーと、
    どこかとぼけた雰囲気のボーカル。
    これは正にNRBQそのもの。
    更にポップ度を増す楽曲になると、俄然 Nick Lowe になってくる。
    そしてタイトなロッキンチューンでは Costello が姿を現す。
    ギター・ポップ、カントリー・ポップ、ルーツ・ロックといったタイプ
    の楽曲がネジレ感の無いメロディーで奏でられ、聴いていて気持ちの良
    い。全曲メロディーの良さが耳に残るのである。
    紹介文に偽り無し!!
    久久の5点満点のアルバムであった。

The Gin Club -The Gin Club
Gin_club  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:一ヶ月ほど前に店頭購入したこのバンドのCDが気に入り、他のアルバム
    も、と思って探して購入したものでこれは04年作。
    アコースティックな味わいを前面に出しながらも、リズム隊のしっかりと
    したパワフルな演奏を聴かせる。
    アコーディオンやハーモニカをフィーチャーし、アメリカンな泥臭さ、そ
    して素朴さを十分に感じさせてくれる演奏である。
    メロディーはちょっと陰のある哀愁系で、あまりにも日本人好み。
    核となるギターサウンドは、初期 R.E.M.タイプの綺麗な響きのアルペジオ。
    歪み感のない綺麗なアコースティックなサウンドを基調としている。
    オーストラリアには、カントリー系のルーツ・ロックバンドが多数あるの
    でこれもその一つと納得。
    全体に広大な大地を感じさせる大らかな演奏は、正にダウン・トゥ・アース
    なサウンドでスケール感がある。
    フォーク~カントリーベースながら、大所帯バンドならではの演奏とサウ
    ンドを楽しめる。
    但し、後半は弾き語りに近いフォーク物が中心になってしまった。そこだけ
    が残念。  

Tragically Hip "World Container"
Tragically_hip  好度:4
 ジャンル:ギター・ロック~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:カナダのガレージ色濃厚なギター・バンド。Replacements、R.E.M.と
    いた、USインディーズ系のギター・ロックの伝統をそのまま継承した
    良質なバンドである。
    デビューは87年で、このアルバムは06年作。10数作にはなるはず。
    エッジのたったハードなギターサウンドでドライブするロッキンチューン
    から、優しいアコースティックサウンドのバラード調まで幅広く聴かせる。
    98年のアルバムではLos Lobos の Steve Berlin がプロデュースを手掛
    けた。ルーツィーな味わいも出せるギター・バンドなのである。

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CD&LP購入日記(8/19):CDとLPが1枚ずつ到着です。

Michael Weston King "I Didn't Raise My Boy to Be a Soldier"
Michael_weston_king 英国産のアメリカンなルーツ・ロックバンド、Good Sonsリーダーの最新ソロ。
 

 

 

 

 

 
Fabulous Knobs-Hugs And Kisses(LP)
Fabulous_knobs これは81年リリースのLP。Terry Anderson が The Woods 以前に在籍したバンドで、Mitch Easter がエンジニアでクレジットされているもの。

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2010年8月18日 (水)

CD聴盤日記(8/18):昨日に続き Cowsills 関連3枚を聴盤。Jeffrey Hatcher & The Big Beats、Various Artists "Sorrow Bound-Hank Williams Re-Examined"、Barry Cowsill。

Jeffrey Hatcher & The Big Beats "Cross Our Hearts"
Jeffrey_hatcher  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:Heffrey は Billy Cowsill とのユニット Blue Shadows でルーツ・ロックを
       披露している。
    このアルバムは87年のソロ作なので、Blue Shadows を組む前のもの。
    一曲目のギター・サウンドが出た瞬間に嬉しくなってしまった。
    エレキ・ギターの綺麗な響きのアルペジオサウンド。
    初期R.E.M. か Byrds かというギター・サウンドを核にしたフォーク・ロック
    である。
    楽曲もこのサウンドにピッタリのメロディアスで爽やか。
    このサウンドで80年代でColumbiaらのリリースというのが驚き。
    インディーズではなく、超の付くメジャーである。
    当時のメジャーでこういう打ち込みのない、人肌感の温かみがあって手作り感
    一杯のアルバムをリリースしたことに拍手したい。が、当然ながら売り上げには
    全く貢献しなかったようで、中古盤ですらレア盤のようである。
    楽曲は爽やかなフォーク・ロック、明るいギター・ポップ、カントリーフレイバ
    ーを持った曲等アコースティック感が心地よい物ばかりであった。

Various Artists "Sorrow Bound-Hank Williams Re-Examined"
Sorrow_bound  好度:4
 ジャンル:カントリー・ロック
 

 

 

 

 

 感想:このCDは2枚組で、1枚目はタイトル通り、Hank Williams へのカバー集。
    そして2枚目は、「Hank の精神に触れる」と題して、このアルバムのボーカル
    参加者がそれぞれのオリジナル曲を披露している。
    Billy Cowsill を含む5人のアーティストがかわるがわるボーカルをとって
    いる。
    伝統的なカントリー・ロックスタイルの演奏である。

Barry Cowsill & U.S. 1 -s/t-
Barry_cowsill  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:Cowsills ファミリーのメンバーのソロ作で09年作。
    これはとにかく格好良い!!
    このジャケットの印象通りのアメリカン・ルーツ・ロックである。
    Billy Cowsill がカントリーをベースにしたルーツ・ロックであるのに対し、
    このBarry の方はロックンロールがベースになっている。
    勿論カントリー風味の効いた曲もあるが、メインは泥臭さ一杯でストレート
    なアメリカンン・ロック。ストーンズ風のワイルドな曲、Thorogood バリの
    ブルージーな曲等、パワフルでドライブ感もタップリなロックンロールであ
    る。

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CD購入日記(8/18):6枚到着です。

Colin Gilmore "Goodnight Lane"
Colin_gilmore Jimmy Dale Gilmore の息子の2ndアルバム。
1stはJohn Wesley Harding タイプのポップなルーツ・ロック。この2ndにも期待大。
 

 

 

 

 
 
American Hi-Fi "Fight the Frequency"
American_hifi ちょっとパンキッシュなパワー・ポップバンドの最新作。
 

 

 

 

 

 

Rick Holmstrom,John Juke Logan,Stephen Hodges "Twist-O-Lettz"
John_juke_logan John Juke Logan目当てで購入。
 

 

 

 

 

 
 
Don Dixon -Don Dixon Sings The Jeffords Brothers
Don_dixon プロデューサーとしても有名な彼の早いペースでの最新作。
 

 

 

 

 

 
Hey Mavis -Red Wine
Hey_mavis Don Dixon プロデュース作。
 

 

 

 

 

 

Chris Barron And The Time Bandits -Songs From The Summer Of Sangria-
Chris_barron Spin Doctorsのボーカリストのソロ作で、Eric Ambel プロデュース!!

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2010年8月17日 (火)

CD聴盤日記(8/17):Cowsillls 関連CDで2枚組みCDです。The Blue Shadows。

The Blue Shadows "On The Floor Of Heaven - Deluxe Edition"
Blue_shadows  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック~オルタナ・カントリー
 

 

 

 

 
 
 感想:カナダのルーツ・ロックバンドで、93年作のリイシュー&デラックス盤で、
    12曲入りのボーナスディスクの付いた2枚組である。
    このバンドは、60年代のソフト・ロックのファミリーバンド Cowsills の
    メンバーである Billy Cowsill が、カナダの Jeffrey Hatcher と組んだバ
    ンドである。
    アルバムはもう一枚、95年リリースの "Lucky To Me"がある。
    Billy はソロ活動も行っているようで、アルバムも出しているようであるが
    未入手。彼が参加しているアルバムについては順次購入中。
    さて、このアルバムでは、ホンキー・トンク調のカントリー・ロックから幕
    開け。以降、カントリーをベースにしたルーツ・ロックを聴かせる。
    Byrds をベースにしたような演奏である。
    今風の歪みやざらつき感のない綺麗なサウンドで、メロディーも素直で、演
    奏は爽やか。
    アメリカンな泥臭さはあまりなく、やはりカナダディアンという感じで、
    Blue Rodeo 辺りとの共通点を感じる。
    ボーナスディスクは、ライブ音源等ではなく、スタジオ音源。これも寄せ集
    めのラフ録音物ではなく、ちゃんとした音源のようである。
    単独でアルバム化しないのが不思議な演奏ばかり。
    これは実に嬉しいボーナスディスクであった。

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CD購入日記((8/17):本日1枚到着。

The Cornell Hurd Band "Bad Year for Love"
Cornell_hurd Skeletons メンバーが関わったアルバムから購入を開始したバンド。これは今年の最新作。もう10枚以上にはなる。
80年代から活動しているようであるが、このバンドを知ったのは90年代のCDから。
カントリー・ロックバンドである。

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2010年8月16日 (月)

CD聴盤日記(8/16):Southside Johnny 物の3枚です。

Southside Johnny And The Asbury Jukes -Pills and Ammo
Southside_johnny_pills_and_ammo  好度:4
 ジャンル:アメリカン・ロック~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:Bruce Springsteen の親友、朋友として知られる彼の最新スタジオ盤。
    デビュー時と変わらぬスタイルの大所帯バンドスタイルでのアメリカン・ロック。
    R&Bベースのルーツサウンドで、派手なブラスや泥臭いハーモニカをフィーチ
    ャーしている。
    プロデュースはセルフプロデュース。
    ノリノリの豪快な演奏から、渋みタップリの歌物まで、ベテランならではの安定感
    のある演奏で聴かせる。
    ある意味全く冒険のないマンネリと言われる世界かもしれないが、これが良い。
    彼の好きな音楽を好きなように演奏して楽しんでいる様子が手に取るように分
         かる。
    聴いているほうも勿論楽しいのである。

Southside Johnny  And The Asbury Jukes -Hearts of Stone Live
Southside_johnny_hearts_of_stone_li  好度:4
 ジャンル:アメリカン・ロック~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 
 感想;このアルバムは08年のライブ録音。
    しかし面白いのは企画。全曲、彼の3rdアルバムである"Hearts Of Stone"を
        全曲そのままの順番でライブで再現したもの。
    楽曲はずっと聴き馴染んだものであるため、それを全てライブで聴けるのが嬉
         しい。
    こういうライブもあるのだなと感心してしまった。

Southside Johnny  And The Asbury Jukes -Ruff Stuff 3
 好度:4
 ジャンル:アメリカン・ロック~ルーツ・ロック
 感想:これはライブ音源で7曲収録されているCD本体だけのもの。
    いわゆるジャケットやバックインレイはなし。
    収録曲の表示もなく、彼のHPで確認するしかなかった。
    録音はブートに近い感じで、音像は甘く、レンジも狭いので、音の抜けが悪い。
    演奏自体はライブ物で普通に良いだけに、この録音と体裁の悪さが残念であ
        る。

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CD購入日記(8/16),:2枚到着です。

George Thorogood & Destroyers "Bad to the Bone (25th Anniversary)"
George_thorogood 82年作が07年に25周年記念デラックス盤として、リマスタ&ボーナストラック、そして新録6曲が追加収録されている。
 

 

 

 

 

Barry Cowsill & U.S. 1 -s/t- 
Barry_cowsill
Cowsills のメンバーのソロ作で09年作。Cowsills 物では、Susan のソロや、Billy の Blue Shadows を聴いているが、この Barry は初めて。

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2010年8月15日 (日)

CD聴盤日記(8/15)その2:昨日の店頭購入から80年代USインディーズ物です。Carnival Season。

Carnival Season -Misguided Promise: Carnival Season Complete (1984-89)-
Carnival_season_2  好度:4
 ジャンル:80'sUSギター・ポップ~パワー・ポップ

 

 

 

 

 感想:85年に Tommy Keene のプロデュースでアルバムをリリースしており、
    Replacements や Reivers、Windbreakers などと同質のギター・ポップ
    を聴かせてくれたバンド。
    まさかのCD化である。しかも、シングルなど10曲もの音源が追加され
    たコンプリート音源集である。
    演奏は80年代USインディーズののサザン・ポップ物。
    Don Dixon、Mitch Easter、R.E.M. 等に代表されるギター・ポップである。
    ガレージを思わせる粗いギターサウンドとアコースティックな肌触りが融合
    した独特なバンドサウンドで、この音にはまってしまうと病みつきになって
    しまう。 

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CD聴盤日記(8/15):昨日の店頭購入からルーツ系2枚です。Percine Brothers、Chuck Prophet。

Percine Brothers -Goodbye Killer-
Percine_brothers_2  好度:4
 ジャンル:オルタナ・カントリー
 

 

 

 

 

 感想:オルタナ・カントリーとしては、パンク色の無い、穏やかで綺麗な
    演奏を聴かせるバンドである。
    タイプ的には Gram Parsons である。
    今回のアルバムには Velvet Crush の Rick Menck がバンドメンバー
    として参加している。
    カントリーとフォークの優しい味わいの演奏で、ペダルスチールの
    のどかで涼やかな響きが、今の季節にピッタリ。

Chuck Prophet -Dreaming Waylon's Dream-
Chuck_prophet_2  好度:3
 ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 感想:このアルバムは全曲 Waylon Jenningsの75年のアルバム"Dreaming My Dreams"
    を丸ごとカバーした企画アルバム。
    06年に500枚限定でリリースされたとのことで、ツアーのみで販売したと
    のことで、全く出回ることがなかった。
    彼のHPでも廃盤扱いで購入不能状態のものである。
    それが、ようやく一般流通向けでリリースされた。
    ジャケットデザインは変更されているが、こっちの方が良い。
    演奏は最近の Chuck のサウンドのパターンですこしアンビエントのかかった
    ルーツ・ロックである。
    オリジナルのWaylonのアルバムは聴いたことがないので分からないが、カント
    リーというよりはフォーク色が濃いように感じた。

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CD購入日記(8/14):久久に大量(大漁?)の店頭購入となってしまいました。

今週の店頭購入は何年か振りの大量一気買いに走ってしまいました。
というのも、HMV渋谷店の閉店セールで輸入盤全品30%引きということでハイエナの如く買い漁ってしまったのです。スペシャルプライス物も含めてなので激安です。
でも、通常価格物はアマゾンなどと比べると1.5倍から2倍なので、30%引かれても買う気にはなれません。狙いはスペシャル価格物だけでした。
他、パブロックの紙ジャケ物で、Blues band や Bees make honey、Eggs Over Easy、更には Byrds の紙ジャケや Roger McGuinnソロの紙ジャケなど、計24枚。
ここでは紙ジャケ物は基本的に聴き直し物なので、紙ジャケ以外の物を記しておきます。

Percine Brothers -Goodbye Killer-
Percine_brothers Gram Parsons タイプの穏やかなカントリー・ロックスタイルの演奏を聴かせるバンド。この最新作では Velvet Crush の Rick Menck がバンドメンバーとして参加。どんな演奏になるのか楽しみ。
 

 

 

 

 
Chuck Prophet -Dreaming Waylon's Dream-
Chuck_prophet 80年代USインディーズの中でも独特な雰囲気の演奏で人気のあったGreen On Red のメンバー。ソロのキャリアも相当長いが、このアルバムは500枚限定でツアー先でだけ販売されたというレア物の正式化盤。全曲Waylon Jennings のカバーというコンセプト物。
 

 

 

 

Carnival Season -Misguided Promise: Carnival Season Complete (1984-89)-
Carnival_season 80年代USインディーズの重要バンドの音源がようやくCD化された。しかも全曲集という嬉しい内容。
プロデューサーには Tommy Keen や Windbreakers 関連の Tim Lee、Randy Everttが名を連ねている。
これまではTommy Keen プロデュースのアナログLP1枚だけした持っていなかったので、本当に久久の狂喜乱舞盤!!
 

 

 
 
The Replacements -Let It Be-
The Replacements -Tim-
The Replacements -All Shook Down-
The Replacements -Don't Tell a Soul-
The Replacements -Hootenanny-
The Replacements -Stink-

Replacements_let_it_beReplacements_timReplacements_all_shook_down  

 

 

 

Replacements_dont_tell_a_soulReplacements_hootenannyReplacements_stink  

 

 

 
 
いつか買おうと思いながら優先順位を落としていた、リマスタ&ボーナストラック付盤シリーズ。
ボーナストラックの量が半端じゃないので、このボーナストラックだけのCDでも良かったのはと思うほど。
尚、このシリーズで一枚だけ購入出来ないものがあるので、これはネット注文決定。
R.E.M. -Reckoning [2 CD Deluxe Edition]-
R.E.M. -Murmur [Deluxe Edition]

Rem_reckoningRem_murmur  

 

 

 

 

 

こちらは2枚組みで当時のライブ音源を単独CDに収録。ライブとして単独販売して欲しいと思うほど。
Tracey Ullman -Move Over Darling: the Complete Stiff Recordings-
Tracey_ullman 彼女のアルバムは2枚でいずれもCDで持っているが、これはその2枚に大量のボーナストラックを追加して完全音源集としたもの。しかも音源はリマスタ盤ということで購入。

 

 

 

 

 
帰宅したらネット注文分から6枚届いていました。
Mike Fredrickson -Poor Freddy's Almanac
Mike_fredrickson これまでの共演者として、Robbie Fulks, Joe Terry, John Sieger,Tom Spanic, Ian Spanicなどの名前が挙がっている。
これはもう買うしかないということで購入。
 

 

 

 

 

Frank Royster -Innocence Is Bliss
Frank_royster Jamie Hoover プロデュース!!
 

 

 

 

 

 

The Gin Club -The Gin Club
Gin_club 以前購入したアルバムを気に入ったバンド。
 

 

 

 

 

 

Tragically Hip "World Container (Dig)"
Tragically_hip カナダのギター・バンド。Steve Berlin がプロデュースを手掛けたこともある。しばらく追っていなかったが、未購入アルバムを発見したので購入。
 

 

 

 

 

Syd Straw -Pink Velour
Syd_straw_pink_velour 80年代USインディーズの中でも重要アーティストの一人。数々のアーティストのアルバに客演している彼女の久久のソロアルバム。
 

 

 

 

 

Amy Allison -Sheffield Streets
Amy_allison Dave Alvin がゲストで参加しているオルタナ・カントリー畑の女性ルーツ・ロッカーの09年作。

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2010年8月13日 (金)

CD聴盤日記(8/13):70年代和物です。チェルシア・チャン、吉田真梨。

未聴だった和物をようやく聴盤。
チェルシア・チャン「マインド・ウェーブ」  
Photo  

 

 

 

 

 

 
 78年のアルバムということなので、知っていてもおかしくないのだが、全く知
 らない歌手である。
 しかし、この清楚なたたずまいと、「南沙織、平山三紀とならんで筒美京平が作
 曲・プロデュースを数少ない女性シンガー」という帯の文句で、70年代のフォ
 ーキー歌謡を好物とする私としては買わずにいられなかったもの。  
 結果はほぼ期待通り。
 名前の通り、中国系の歌手なので、日本語のたどたどしさはアグネス・チャン並
 み。
 音程の安定感とボーカリストとしての上手さは格段に上である。
 歌い方はどこか舌足らずな感じで、太田裕美を思い出してしまった。
 楽曲はフォーク歌謡と演歌歌謡の中間な雰囲気がある。しかし、演歌に行き切っ
 ていないので合格。
 この時代は手作り感のあるバックで、派手さがなく、楽曲と歌の良さを引き立て
 役に徹しているのが良い。
 フォーキーな雰囲気のギターサウンドをメインに、控えめなオケが曲を盛り上げ
 ボーカルが曲の魅力を最大限に伝えているのである。
 メロウな曲も明るいアップテンポな曲も、全体に軽やかで爽やか。
 このアルバム1枚だけというのが実にもったいない話である。

吉田真梨「真っ赤な耳たぶ」
Photo_2  

 

 

 

 

 

 
全く知らない70年代の女性アイドル歌手。
 しかし76年リリース物ということで、フォーキー歌謡路線を期待したもの。
 このCDはソニーのオーダーメイド物。
 歌自体は下手とは言わないが、上手くはない。
 楽曲は歌謡曲ど真ん中でああるが、しっかりとフォーキー路線もキープ。
 リコーダーやハーモニカも使われて曲ではシモンズ辺りを思わせるものもあ
 り、やはりハズレではなかった。
 これぞ70年代という独特なギターの音がたまらない。、

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2010年8月12日 (木)

CD聴盤日記(8/12):ルーツ系2枚です。George Thorogood & Destroyers、Stone River Boys。

George Thorogood & Destroyers "Who Do You Love"
George_thorogood_destroyers_who_do_  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:ブルース、ブギー、ロックンロールを豪放というか、いい加減というか、雑と
    いうか、とにかく良い意味で繊細さのないスライドギターでバリバリに決める
    演奏。
    このアルバムは70年代のアルバムを中心にコンパイルされたベスト盤であるが
    リマスタリングされていて、音質も確実に向上している。
    最後に一曲だけこのアルバムオリジナル音源が収録。サービスのつもりかな。
    まあ、通常のアルバムもそもそもが金太郎飴状態の音楽なので、あまりベスト
    盤で聴く意味はないように思えるのも事実である。

Stone River Boys "Love on the Dial"
Stone_river_boys  好度:4
 ジャンル:オルタナ・カントリー~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:Paladins~Hacienda Brothers の Dave Gonzalez と、オルタナ・カントリーの
    Hollisters の Mike Barfield が組んだユニット。
    基本は泥臭さ一杯のオルタナ・カントリーであるが、リズムが珍しくファンキー。
    黒っぽさを感じる演奏である。
    いわゆるオルタナカントリーの特徴である歪み感やザラツキ感のない、古臭いと
    すら感じる正統派のアメリカーナ~ルーツ・サウンドである。
    骨太でトゥワンギーなギターサウンドに絡むゆるいスチールギターのサウンドが
    妙に心地良い。

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CD購入日記(8/12):本日2枚到着。

Cowsills 関連関連アーティストのCDが2枚到着。
Jeffrey Hatcher & The Big Beats "Cross Our Hearts"
Jeffrey_hatcher Billy Cowsill とルーツ・ロックバンド Blue Shadows を組んでいた人のソロ。
 

 

 

 

 

 
Various Artists "Sorrow Bound-Hank Williams Re-Examined"
Sorrow_bound Billy Cowsill 参加のアルバム。

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2010年8月11日 (水)

CD聴盤日記(8/11):ルーツ系2枚です。Steve Poltz、Pat McLaughlin。

Steve Poltz "Dreamhouse"
Steve_poltz  好度:3
 ジャンル:オルタナ・フォーク~オルタナ・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:Rugburns という少しねじれた演奏を聴かせるルーツ・ロックバンドのフロント
    マンの久久のソロ作。
    Rugburns は、90年代のバンドで、正統派ルーツ・ロックバンド Beat Farmers
    の Buddy Blue がプロデュースを手掛けていた。
    そのフロントマンのソロ作でこれが9作目。
    演奏は穏やかでフォーキーなルーツ・ロック、とは言いながら、ギター一本での
    演奏に近く、たまにピアノ等が入ったりする。
    しかし、優しいメロディーと綺麗なギターサウンドが耳に心地よい。
    どこか南国めいたノンビリ感があり、緊張感のようなものは全く感じられない。
    そしてドリーミーな雰囲気で、ボーっと聴き入ってしまう。    
    このジャケット雰囲気の通りの演奏であった。
    所有しているアルバムは4枚。このソロ作の雰囲気は嫌いではないが、全て聴き
    たいかと問われると、ん~、今一そこまでは思わない。
    残り5枚はどうしようかと迷ってしまう。

Pat McLaughlin "Wind It on Up"
Pat_mclaughlin  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 
 感想:正統派のアメリカン・ルーツ・ロッカーのイタリア盤のソロ作。91年リリース。
    しかし、96年作と紹介されているのがほとんどなので、なぞである。
    クレジットを見ても録音年等の情報が無いので不明。しかし、バックインレイの
    表示では91年なのである。
    演奏は70年代フォークやSSW物を継承しているようなアメリカン・ロック。
    録音の雰囲気は、1stソロの88年作よりも古いものに聴こえる。
    カントリー風味の効いた素朴さを感じさせる演奏となっているが、サックスが
    逆にオシャレな感じもかもし出している。
    こういう雰囲気が70年代物っぽさを感じさせている。
    本当は70年代録音物?

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2010年8月10日 (火)

CD聴盤日記(8/10):ルーツ系2枚です。Roy Orbison、Jim Koeppel。

Roy Orbison "The Last Concert: 4 Dec 1988"
Roy_orbison  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:You Are Only Lonly、In Dreams、Pritty Woman 等のヒット曲もちゃんと収録
    されているライブ盤。
    演奏者クレジットが無いこと見ると、彼のバックバンドと普通に行ったコンサ
    ートのようである。
    聴き慣れたメロディーと演奏とボーカルで、安定感も抜群なライブを楽しめる。
    この年の1月にテレビ放映されたという Springsteen や Costello をバックに
    従えたライブのCDも聴き返してみたが、声の張りも含めて全く同じレベルの
    ライブ演奏である。
        このコンサートの2日後に帰らぬ人となってしまったことが本当に残念である。

Jim Koeppel "Johnny's in the Doghouse"
Jim_koeppel  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:09年作の"Lovesick James"は Eric Ambel プロデュースで、以外やビートル
    ポップな味わいのある演奏でビックリしたものである。
    今回のアルバムはその10年前のリリース作で98年物。
    見るからに地味系のSSWという感じで、実はあまり期待していなかったので
    あるが、この予想は完璧にハズレ。
    確かに派手ではないものの、地味系のフォーキィー物ではなく、リズム隊のし
    っかりとしたルーツ・ロックであった。
    ブルースハープがフィーチャーされた泥臭い演奏から、Jonathan Richman の
    ような、どこかとぼけた雰囲気の優しいロックまで、地味ならぬ滋味深い味わ
    いの演奏を聴かせてくれた。
    ベースになっているのは、フォーク、カントリー、ブルースといったアメリカ
    ン・ルーツ・ミュージック。
    オルタナ風味のサウンドはなく、丸みのある音のギターサウンドは耳に優しい。
    極めてオーソドックスでオールドスタイルとも言えるような演奏である。

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CD購入日記(8/10):本日一枚到着。

George Thorogood & Destroyers "Who Do You Love"
George_thorogood_destroyers_who_do_ 03年作で買い逃し物と思って購入したものであるが、どうやら、ベスト盤のようである。
一曲だけこのアルバムのみの音源があるので、それで良しとするか。

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2010年8月 9日 (月)

CD購入日記(8/9):本日9枚到着です。

Southside Johnny -Pills and Ammo
Southside Johnny -Hearts of Stone Live
Southside Johnny -Ruff Stuff 3

Southside_johnny_pills_and_ammoSouthside_johnny_hearts_of_stone_li  

 

 

 
 
今年リリースされたスタジオレコーディングの新作と、70年代の名盤のライブ盤。Ruff Stuff はジャケット無し。いずれも彼のHPからの直接購入。
Steve Poltz "Dreamhouse"
Steve_poltz Rugburns というちょっと変わったルーツ・ロックバンドが90年代に活動しており、そのメンバーだった彼のソロ作。
Rugburnsは Buddy Blue(Beat Farmers)のプロデュースということで購入していたもの。
 

 

 

 

 
Squeeze "Spot the Difference"
Squeez イギリス産のポップバンドの新作。
パブ・ロックの括りで語られることもあるバンド。
 

 

 

 

 

 
Pat McLaughlin "Wind It on Up"
Pat_mclaughlin アメリカのベテランSSW。ルーツ・ロック系。このアルバムは91年作でヨーロッパ(イラリアはミラノ)でリリースらしく、出回っていなかったもの。
 

 

 

 

 
 
Jim Koeppel "Johnny's in the Doghouse"
Jim_koeppel Eric Ambel のプロデュース作をリリースしているが、これは過去作。
 

 

 

 

 
 
 
Stone River Boys "Love on the Dial"
Stone_river_boys 元 Paladins~Hacienda Bros の Dave Gonzales が、Hollisterrs の Mike Barfield と組んだ新しいバンド。
 

 

 

 

 

The Blue Shadows "On The Floor Of Heaven - Deluxe Edition"
Blue_shadows Cowsills の Billy Cowsill が組んでしたルーツ・ロックバンド。これは93年作のリイシュー盤。
リマスタ&ボーナスディスク付きということで購入。

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2010年8月 8日 (日)

CD聴盤日記(8/8)その4:昨日の店頭購入物からロックンロール!!Loyalties、Prima Donna、The Jaybirds。

Loyalties -So Much For Soho-
Loyalties  好度:4
 ジャンル:ロックンロール
 

 

 

 

 
 
 感想:パンクとは言いながら、これはロックンロールが基本。
    Satellites、Diamojnd Dogs、Qire Boys の系譜に連なるバッドボーイズ系
    のロックンロールである
    タフでルーズという表現がピッタリ。ボーカルはしわがれ声で渋みがある。
    そのくせ、楽曲はポップで耳馴染み良い。
    スピード感、ドライブ感、ノリいずれもが文句無し。
    良い意味での古臭さが格好良い演奏である。

Prima Donna -After Hours-


Prima_donna  好度:4
 ジャンル:ロックンロール
 

 

 

 

 
 
 感想:これまた Satellites~Diamond Dogs~Quire Boys の系譜に連なるロック
    ンロールバンド。
    しかも、メロディーだけを聴くと、極めつきのポップさを持っている。
    どこかで聴いたことのあるような耳馴染みの良いフレーズが出てくる。
    それでいて、演奏はタフでルーズなR&Bテイスト、或いは南部テイスト
    を感じさせる重量級の泥臭い演奏なのである。
    ロールするピアノや、ブローするサックスもフィーチャーされ、アメリカ
    ン・ロックテイストも感じさせる演奏である。

The Jaybirds -Naked As The Jaybirds-
Jaybirds  好度:4
 ジャンル:ロックンロール
 

 

 

 

 
 感想:Groovies のようなフォーク・ロック~パブ・ロックの香りがするガレージ物。
    泥臭いハーモニカをフィーチャーした Feelgood バリのR&Bスタイル、爽や
    かとすら感じる Byrds 風フォーク・ロックなど、演奏の幅が広い。
    そして、PiratesやWilko Johnson を思わせるガシャガシャしたカッティング
    ギターのロックンロールまで、ガレージと呼ばれるロックンロールの色んなタ
    イプの演奏を聴かせてくれる。
    骨太な演奏で、線の細さやきつさがなく、オーソドックスなロックンロールとし
    て楽しめるアルバムである。

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CD聴盤日記(8/8)その3:昨日の店頭購入物からギター・ポップ系です。Vermillion Sands。

Vermillion Sands -s/t-
Vermillion_sands  好度:3
 ジャンル:オルタナ・ギター・ポップ
 

 

 

 

 
 
 感想:Camera Obscure にオルタナ系のよじれた感じを加えたような演奏である。
    曲によっては、スッキリとしたアメリカンな香りを漂わせたり、60年代
    のオールディーズ風味を効かせたガールズポップ風味を効かせたりしてい
    るのが面白い。
    ただ、全体的にはよじれた感じが濃く漂っているので、印象はマイナス。

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CD聴盤日記(8/8)その2:昨日の店頭購入物からルーツ系です。Cody。

Cody -s/t-
Cody  好度:3
 ジャンル:オルタナ・ルーツ
 

 

 

 

 
 
 感想:デンマーク産とのことであるが、演奏はいたってアメリカーナ。
    地味な感じのフォーク系SSWのような雰囲気ではあるが、カントリー系
    楽器がふんだにフィーチャーされオルタナ・カントリーな味わいがある。
    この手のものにある勝ちな少し暗めで音響系な雰囲気の楽曲も数曲あるが
    他はオーソドックスでアコースティックな味わいの演奏となっている。
    ヨーロッパの香りはゼロ。完全にアメリカン・カントリーがベースの演奏
    である。

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CD聴盤日記(8/8):昨日の店頭購入物、ネオ・ロカです。The Astrophonix。

The Astrophonix -Mental Interference-
Astrophonix  好度:4
 ジャンル:ネオ・ロカ
 

 

 

 

 
 
 感想:Stray Cats タイプのワイルドでドライブ感タップリのネオ・ロカである。
    ボーカルが Brian Setzer 似であることも、Stray Cats タイプに感じさせる
    大きな要因。
    ベースはキッチリとウッドベースで、カッチカッチと胴を叩きつけるスラッ
    ピン奏法である。
    演奏にはウェスタンの雰囲気もあり、演奏は完全にアメリカン・スタイルで
    ある。
    しかし、このバンドは何とイタリア産とのこと。
    ガレージ物と言い、このロカビリー物と言い、イタリア、侮れない国である。

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CD購入日記(8/8):一枚到着です。

Roy Orbison "The Last Concert: 4 Dec 1988"
Roy_orbison タイトルもズバリのラスト・コンサート。彼をリスペクトしていたSpringsteen や Costelloをバックに従えていたライブを思い出す。
このラスト・コンサートはどんな布陣でのライブか、楽しみ。

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2010年8月 7日 (土)

CD購入日記(8/7):店頭購入6枚。

今日は店頭購入で7枚。但し一枚はパブ・ロック物でリマスタ、紙ジャケで買い直し分。
なので実質6枚。
The Astrophonix -Mental Interference-
Astrophonix ハードライヴィンなワイルドロカビリー!!
 

 

 

 

 

 
Vermillion Sands -s/t-
Vermillion_sands アメリカン・カントリー、フォークの香り一杯のルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 
Prima Donna -After Hours-
Prima_donna Satellites バリのシンプルでストレートなアメリカン・ロックンロール
 

 

 

 

 

Cody -s/t-
Cody デンマークのアーティストとのことであるが、どう聴いてもアメリカーナ。
 

 

 

 

 

Loyalties -So Much For Soho-
Loyalties パンクという紹介文であったが、どうしてどうして。シンプルなアメリカン・ロックである。
 

 

 

 

 

The Jaybirds -Naked As The Jaybirds-
Jaybirds ガレージ・ロック

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2010年8月 5日 (木)

CD聴盤日記(8/5):昨日到着の2枚。ルーツ系です。Los Lobos、Nick Curran。

Los Lobos "Tin Can Trust"
Los_lobos  好度:2
 ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想;最近割りとコンスタントにアルバムを出しているLos Lobosの新作。
    ここ最近はライブ物が多かったが、結構初期の頃を感じさせるR&B~ロッ
    クンロール路線の演奏だったので、この新作もその路線を期待したのである
    が、残念ながら、Kiko路線であった。
    演奏は骨太なルーツサウンドで悪くは無いのであるが、楽曲が何とも居心地
    が悪い。
    最後の方で一曲だけ陽気なアコーディオンをフィーチャーしたラテン物を披
    露しておりそれが唯一の楽しめた演奏。
    この路線はどうしても好きになれない。でも、玄人受けするんだろうなあ。
    残念。 

Nick Curran "Reform School Girl"
Nick_curran  好度:4
 ジャンル:ロックンロール~ロカビリー~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:Dave Alvin 参加作と思って購入したけど、大間違い。Dave ではなく、Phil
    の方だった。
    しかし、購入自体は大正解。
    オールドスタイルのロックンロール、R&B、ロカビリー、ポップスという、
    ノリノリ系アメリカン・ミュージックのオンパレード。
    ラフでダイナミックでストレートな演奏で、これも演出なのか、録音はわざ
    と割れた音にして、しかもモノラル。50年代のような雰囲気を出しており、
    とても今年のリリースとは思えない。
    この録音の粗さを除けば、演奏のコンセプトは完全に The Blasters と同じ。
    よりプリミティブな Blasters という雰囲気である。

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2010年8月 4日 (水)

CD聴盤日記(8/4)その2:70年代和物、松山千春を集中聴盤しました。

今日は一日だけの夏休みということで、買うだけ買ってちゃんと聴いていなかった和物を集中的に聴きました。
松山千春のオリジナルアルバムで、1stから4thまでと、「起承転結」の紙ジャケリマスタ盤です。

松山千春 "君のために作った歌(紙ジャケット仕様)"
Photo 

 

 

 

 

 
 
1stアルバムであるが、これは1stにしてベストアルバムのような位置付けに
なるアルバムである。
彼のベストアルバムで有名なのは「起承転結」であるが、そこに収録されたり、
シングル曲としても聴きなれた曲が5曲もある。
単に聴き慣れているからというだけでなく、やはり一度聴いただけで耳にこび
りついて離れず、直ぐに聴き直したくなる曲であることは間違いないのである。
そういう曲がおよそ半分を占めるこの1stはやはり本当の意味で名作なので
ある。
 
松山千春「こんな夜は(紙ジャケット仕様)」
Photo_4  

 

 

 

 

 
 
2ndアルバムである。大ヒットシングル「季節の中で」の収録を期待していたが
残念ながら収録されてはいなかった。
「季節の中で」どころか、ただの一曲もヒットシングルの収録のないアルバムで
ある。
収録曲は非常に丁寧な曲作りがされていいるし、彼の歌も丁寧で伝えたい気持ち
が痛いほどに伝わってくる。
しかし、1stのヒット性の高い楽曲達に比べてしまうと、地味感は否めない。
松山千春「歩き続ける時(紙ジャケット仕様)」
Photo_6  

 

 

 

 

 

3rdアルバムである。
タイトル曲だけはベスト盤で聴いたことのある曲であるが、他は全て初物。
このアルバムもシングル曲の無いアルバムである。
2ndと共通したものを感じるが、2ndでの地味感は薄らいでおり、シングルカッ
トされても不思議ではない、「耳にこびりつき曲」が散りばめられている。
そういう意味でもこの3rdアルバムは1stに次ぐ傑作アルバムと言える。
松山千春「を飛ぶ鳥のように野を駈ける風のように(紙ジャケット仕様)」
Photo_7  

 

 

 

 

 

4thアルバムである。
これまた一曲だけ馴染みの曲「卒業」があるだけで他は初物。
しかし、この「卒業」は妙にポップなアレンジになり、軽さが出ている。
シングルバージョンでのじっくりと聴かせる雰囲気とは全く別な感じで、鼻歌
混じりでメロディーを口ずんさんでいるようにすら聴こえてしまった。
他の初物曲達については、2ndタイプの地味路線かなあ。
シングルカットでヒットの雰囲気のある曲には感じられなかった。
松山千春「起承転結」
Photo_8  

 

 

 

 

 

これはさすがにシングル盤コレクションということで、他のベスト盤でも聴き
馴染んでいた曲ばかりで、いうことなし。
これぞ本当にベスト盤。
メロウな曲もポップな曲も捨て曲無しで、メロディーメーカーとしての魅力
が多能出来るアルバムである。
これを最後に聴いてしまうと、他のオリジナルアルバムは聴かなくても良いな
あと正直思ってしまった。

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CD聴盤日記(8/4):先週の到着物からルーツ系2枚。MARK ERELLI/JEFFREY FOUCAULT、George Thorogood & Destroyers。

MARK ERELLI/JEFFREY FOUCAULT -SEVEN CURSESA-
Mark_erelli  好度:4
 ジャンル:フォーク
 

 

 

 

 
 
 感想:アコギでの弾き語りで、完全にフォークデュオスタイルである。
    楽曲はカバー物である分、良い曲が多く、普通は退屈してしまい勝ちなこのタイプ
    であっても、全く退屈せず、歌を楽しむことが出来た。
    フィター以外の楽器はせいぜいハーモニカのみ。
    シンプルな演奏で、ノリを持たない分、歌とメロディーの良さで勝負。
    見事に勝ちである。

George Thorogood & Destroyers "Live in Boston 1982"
George_thorogood  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:アメリカン・ロックのやんちゃ坊主とも言うべき Geroge Thorogood の
    今年の最新作は、82年のライブ音源のCDである。
    ブルースやブギーを基調としているだけに、冗長な演奏もあるが、ライブ
    ならではの更なるやんちゃブリが伺える元気一杯で豪快な演奏に心底惚れ
    直した。
    念のため、本人のHPを確認したら、持っていないCDを一枚発見してし
    まった。
    又、82年のヒットアルバム"Bad to the Bone"の25周年記念のリマスタ
    でボーナス音源が付いたデラックスエディションも発見。
    ダメと思いながら、買わずにいられなかった。

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CD購入日記(8/4):今日は2枚到着。Los Lobos と Dave Alvin 関連作。

Los Lobos "Tin Can Trust"
Los_lobos 80年代にデビュー(厳密には70年代から活動)し、La Banba で一躍スターダムにのし上がったチカーノ系バンドの最新作。
 

 

 

 

 
 
Nick Curran "Reform School Girl"
Nick_curran Dave Alvin 関連として Dva Alvin のHPで紹介されていたCD。Dave もゲスト参加のようである。

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2010年8月 3日 (火)

CD聴盤日記(8/3):今日は先週の到着物でルーツ系2枚です。CAROLYNE MAS、Dave McCann and the Firehearts。

CAROLYNE MAS "STILL SANE", A RETROSPECTIVE, 1979-1990
Carolyne_mas  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 感想:70年代から活動する女性ロッカーの最新作。但しこれはベスト盤である。
    いかにも70年代のSSW物から出発した彼女であるが、89年にSkeletons、
    Eric Ambel と出会い、ポップなルーツ・ロックが開花。
    これまでに10枚のアルバムをリリースしており、このCDはデビュー時から
    Skeletons~Eric Ambelが絡むまでの様子を辿ることが出来る。
    オリジナルアルバムの新作も早く聴きたいものである。

Dave McCann and the Firehearts -Dixiebluebird
Dave_mccann  好度:4
 ジャンル:オルタナ・カントリー
 

 

 

 

 
 
 感想:骨太な演奏のオルタナ・カントリーを聴かせるルーツ・ロッカーである。
    00年にデビューし、これまでに3枚のアルバムをリリーシしており、これ
    は09年作で4枚目。
    これまでは、"Ten Toad Frogs"というバンド名であったが、なぜか改名。
    しかし、演奏携帯は変わらずである。
    今作ではプロデュースに Will Kimbrough を起用。
    Son Volt を更に骨太にしたような泥臭さ一杯の演奏である。
    楽曲は明るくポップな雰囲気をまとっていて、いかにもアメリカン。
    ネジレ感のない、パワフルな演奏が心地よい。

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CD購入日記(8/3):1枚到着。松山千春の1st紙ジャケ盤です。

松山千春 "君のために作った歌(紙ジャケット仕様)"
Photo 松山千春の1stアルバム。2ndから4thまでは購入済みだったので、この1stだけ残っていた。
これが彼の原点。正直彼のオリジナルアルバムは、ベスト盤ほどの魅力を感じなかったので、この1stに期待したい。

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2010年8月 2日 (月)

CD聴盤日記(8/2):Byrds フォロワーバンドStarry Eyed And Laughing関連作3枚です。Iain Whitmore、Katie Humble、AURORA Sampler。

Byrds フォロワーバンド、Starry Eyed And Laughing関連作6作の聴盤も一通り完了です。
Iain Whitmore - War Cries
Iain  好度:2
 ジャンル:ポップス
 

 

 

 

 
 
 感想:この人はStarry Eyed And Laughingのメンバーで、Tony Poole がプロデュー
    スと演奏で参加している。これも勿論 Byrds タイプのフォーク・ロックを期待
    したのであるが、全く違った。古臭いシンセ音が全体を支配し、どう聴いても
    80年代を席捲したメジャー・ポップである。
    中を確認したらやはり録音は82年ということで納得。
    でも Tony Poole がついていながらこのサウンドは無いよなあとガッカリ。

Katie Humble -True To Your Soul
Katie  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:Starry Eyed And Laughing関連で購入した1枚。Tony Poole がプロデュースし、
    勿論、12弦リッケンバッカーで演奏にも参加。ベースとドラムまで担当して
    いる。
    彼女の歌の雰囲気は Marti Jones。クールさとエモーショナルさが同居した不思
    議な魅力を持っている。
    楽曲は、Byrds タイプの爽やかでメロウなフォーク・ロックから、ピアノをフィ
    ーチャーしたポップス、果てはアダルトな気だるさを感じさせるジャズ・ボーカ
    ル風まで幅広く聴かせる。
    かと思うと、Mark Knopfler が歌いだすのではと思わせるような Dire Straites
        のようなギター・サウンドも飛び出す。
    ボーカルがしっかりしていることでどんなタイプの演奏でも安心して聴くことが
    出来る。素晴らしい女性ボーカリストの発見であった。
    
AURORA Sampler Vol.1
Va  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:昨日から集中すて聴いてきた Starry Eyed And Laughing 関連CDのリリース
    元である Aurora レーベルのコンピレーションCD。全14曲中、4曲はこの
    コンピだけの収録で、Tony Poole のソロや、Sid Griffin のソロなどが収録
    されている。
    ジャケットデザインになっている12弦リッケンバッカーが正にトレードマー
    クと言える。選りすぐりの Byrds 風12弦リッケンポップ・コンピである。

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CD購入日記(8/2):昨日の注文CDが早くも到着。

アリス "アリス・ラスト・コンサート完全盤(コンプリート)~アリス3606日/3人だけの後楽園"
Photo 昨日注文したCDが早くも到着。さすがアマゾン。
SHMCDということで紙ジャケを期待したが残念ながらこれはプラケース。
81年のラストコンサートを丸々収めたというCD4枚組+ボーナスディスク1枚付き。
このボーナスディスクは、LP盤についていたおまけEPで、01のCD化時には付かなかったものとのこと。
楽しみ。

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2010年8月 1日 (日)

CD聴盤日記(8/1):Byrds フォロワーバンドの聴盤です。Starry Eyed And Laughing、The Sun、The Falcons - Fallen、Peter O'brien With Tony Poole。

今日は70年代イギリス産の Byrds フォロワーバンド、Starry Eyed And Laughing関連のCDを集中聴盤です。

Starry Eyed And Laughing - That Was Now And This Is Then
Starry_eyed_and_laughing  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:70年代前半の活動したイギリスのフォーク・ロックバンド。
    物によってはパブ・ロックとして紹介していることもあるが、演奏を聴く
    限りはパブ・ロックの要素(=アメリカーナ)は希薄。
    バンドサイトでも紹介されているように、基本は Byrds、Dylan、Beatles。
    しかし、Eggs Over Easy, Bees Make Honey and Kilburn & The High Roads
    といった名前が出る辺りは、パブ・ロックの影響も勿論受けてはいるようで
    ある。
    このCDはバンドの2枚のアルバム全曲に、ボーナストラックとして、未リ
    リース音源とシングル盤を収録したもの。CD2枚組である。
    2枚のアルバムは74年作の"Starry Eyed And Laughing"と75年作の
    "Thought Talk"。

    先ずCD1枚目は、74年のアルバムに未リリース3曲が収録された15曲。
    1stアルバムのオリジナルジャケットは次の通り。
1st
秀逸なのは、ボーナストラックの3曲。完全に、1st、2ndのByrds である。
12弦リッケンバッカーの魅惑の音色が響き渡る。
アルバム本体でも勿論12弦リッケンバッカーはフィーチャーされている。
只、アルバム全体としては、ペダルスチール(BJ Coal)がフィーチャーされるなど、カントリーっぽさもミックスされ、独特な雰囲気の演奏となっている。
又、70年代アメリカン・ロックな演奏もあり、Byrdsフォロワー以外の面も感じさせる。それにしても70年代のイギリスでこれほどにアメリカン・ロックを感じさせるバンドがいたことに驚き。嬉しい発見であった。

    2枚目のCDは75年の2ndアルバムにシングル曲3曲がカップリング。
    2ndアルバムのオリジナルジャケットは次の通り。
2nd2ndでアメリカン・ロック色が濃くなるかと思いきや、基本路線は変わらず、
Byrds 流フォーク・ロック。それを更に追求しているような感じすらある。
1stに感じたカントリーの要素は逆に無くなり、フォーク・ロック路線まっしぐらである。
12弦リッケンバッカーサウンドは控え目にしか聴こえないサウンドプロダクションなので、これが唯一残念な点。
そしてボーナストラックだあるが、これが予想外に大ハズレ。
派手なポップスサウンドで ABBA でも歌いだすかと思うような楽曲と演奏である。
ボーナス2曲目も、派手な産業ロックタイプで、これまたハズレ。
    しかし、3曲目は Byrds 流フォーク・ロックでOK。しかも、シークレット
    でライブ音源も収録。これまた Byrds 流フォーク・ロックでOK。
    実に良いバンドである。
    リーダーの Tony Poole 関連作を6枚合わせて購入しているので、これ又
    聴くのが俄然楽しみになってきた。

The Sun - Start The Countdown
The_sun  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック~ルーツ・ポップ
 

 

 

 

 
 感想:これは、Starry Eyed And Laughingのメンバー4人の内、ギター以外の3人
    が組んだバンドで09年作。
    演奏は勿論 Byrds 流フォーク・ロックであるが、これを更にポップな方向
    に進化させている。
    そのポップさと、メロウな楽曲は Alan Persons Project を思い出させてく
    れた。
    Alan Persons Project をアコースティックセットで演奏したらこんな感じ
    ではないかと思わせる楽曲と演奏である。
    勿論、12弦リッケンバッカーもタップリとフィーチャー。
    Byrds Mets Alan Persons Projecy である。

The Falcons - Fallen
Falcon  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 感想:英国産の70年代の Byrds フォロワーバンド、Starry Eyed And Laughing
    のリーダー Tony Poole のソロプロジェクト。今年のリリースである。
    演奏はこれ又完全に Byrds。Tony が奏でる12弦リッケンバッカーのサウ
    ンドと、Roger McGuinn 似のひ弱なボーカルが最大の魅力。
    楽曲も、フォーク・ロック、カントリー・ロックとByrds そのもの。
    これが現在の演奏であるとはにわかには信じられないほdの古臭さなので
    ある。
    完全に「ネコにマタタビ」状態と化してしまった。

Peter O'brien With Tony Poole -Junked Cars & Beat Up Guitars
Peter  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想;Tony Poole が参加するこのアルバム、楽曲はオールディーズ風ながら、演奏
    は Byrds 流フォーク・ロックの世界でサウンドも楽曲もピッタリ。
    12弦リッケンバッカーのリンリンサウンドが綺麗に響き渡る。
    Peter O'brien というは、雑誌編集者のようで、これが初アルバムのようで
    ある。
    CDのバックインレイの写真では、オールディーズ・ロックンロールのよう
    な雰囲気で、ロカビリー系かと思っていたので、この直球とも言える Byrds
    サウンドは以外であった。
    和み系の楽曲が多く癒し効果も抜群。ホッと心も体も休まるような温かい演
    奏とメロディーである。

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CD購入日記(8/1):新規注文。今月は思いっきり控えめで。

いかん、いかん。
月初に注文した時には、50~60枚のはずだったのに、月中の追加分が災いして結局7月は106枚になってしまった。
深く反省し、今月(8月)は、月初を25枚に抑えたぞ!!
今月はこのまま月中追加注文は絶対に無しで行く!!(本当か??)

【アマゾンJP】
Roy Orbison "The Last Concert: 4 Dec 1988"
American Hi-Fi "Fight the Frequency"
Randy Rogers "Burning the Day"
Marty Stuart "Ghost Train: The Studio B Sessions"
Justin Townes Earle "Harlem River Blues"
Los Lobos "Tin Can Trust"
BMX Bandits "Gettin Dirty"
BMX Bandits "Life Goes on"
Steve Poltz "Dreamhouse"
Squeeze "Spot the Difference (Dig)"
Paul Collins "King Of Power Pop!"
Jon Langford "Old Devils (Dig)"
Ryan Bingham & Dead Horses "Junky Star (Dig)"
Bobby Jr Bare "Storm a Tree My Mother's Head (Dig)"
Cornell Hurd "Bad Year for Love"
Gary P Nunn "Taking Texas to the Country"
松山千春 "君のために作った歌(紙ジャケット仕様)"
アリス "アリス・ラスト・コンサート完全盤(コンプリート)~アリス3606日/3人だけの後楽園~"

【米アマゾン】
Jim Koeppel "Johnny's in the Doghouse"
Stone River Boys "Love on the Dial"
The Blue Shadows "On The Floor Of Heaven - Deluxe Edition"

【CD Baby】
Mike Fredrickson -Poor Freddy's Almanac
Frank Royster -Innocence Is Bliss
The Gin Club -The Gin Club

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