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2010年8月28日 (土)

読書日記:コリン タッジ(著), 柴田 裕之(訳)「ザ・リンク―ヒトとサルをつなぐ最古の生物の発見」

コリン タッジ(著), 柴田 裕之(訳)「ザ・リンク―ヒトとサルをつなぐ最古の生物の発見」
Photo この帯の文句を読んだら買わずにはいられなかった。
このカバーの写真が人とサルのミッシング・リンクなのか!!と大きな興奮とともに読み進めた。
しかし、やはりしかしなのである。
一言で言ってしまえば、この本全体の構成は、ちょうど、ずっと昔に流行った徳川埋蔵金発掘プロジェクトのドキュメントのようなもの。
ずっとずっと引っ張って、本当に肝心なところは最後のちょっとだけ。そして結果はやっぱりなかった、というあれである。
結局、何も証明されずに終わっている。
しかも約400ページという分量の文章の中で、この化石そのものに触れているのは1割もあるかないか。
他は全て、外堀的な内容で、化石全般の話、進化の話、サルの話である。
本題に入っても綿密な調査研究報告とはほど遠いレポート。
しかも、人類とサルの進化の分岐と言う割りには、どう見てもリスとサルの中間種程度の獣にしか見えない化石。
説得力にはほど遠い内容であった。
ただ、進化の話、化石の話自体は非常に興味深かった。
いっそ、こんなミッシング・リンクなどというものを登場させず、素直に科学解説本として構成しなおした方が良かったのではないかと思うほど。
この本によれば、この化石の研究自体がまだまだこれからということのようなので、そういう意味ではこの本は壮大な序章なのかも知れない。
そう思って、次の新たな展開を待ちたい。

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