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2010年10月17日 (日)

読書日記(10/17):ジョン・ダニング「愛書家の死」

ジョン・ダニング「愛書家の死」
Photo 元警官にして古書店主、クリフ・ジェーンウェイを主人公にした古書絡み殺人事件のミステリシリーズの最新作第五弾。
翻訳物の中では例外的に読みやすい文章で、スラスラと読み切ってしまった。
回りくどい表現が少ないことと、登場人物が比較的少なめであることも要因の一つ。
あとはやはり、物語進行の上手さ。
ただ、内容的には、今回は書物関連の面白さは希薄で、競馬がメインシチュエーション。
競馬好きには面白いエピソードや薀蓄が散りばめられていそうであるが、競馬に全く興味のない人には面白さ半減かもしれない。
これまでの作品では、書物にまつわるエピソードや薀蓄、さらには、ビブリオマニアの生態といった表現に多くの魅力を感じていたので、そういう意味では期待ハズレ的な度合いは大きい。
前作では、ハードなアクションシーンに多くの枚数を費やし、今作では競馬。
作者は徐々に書物関連の薀蓄を枯渇させてきているかも知れない。
読みやすさと話の展開の上手さ、そして、ミステリーとしての犯人に意外性等、最後まで緊張感を持って読ませるだけの腕を持っているだけに、もう一度、書物に関わる、或いはまつわる異常な世界を描いて欲しい。

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