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2010年10月20日 (水)

CD聴盤日記(10/20):先週到着物の最後。ルーツ系3枚です。Old 97's、Shawn Mullins、Doug Sahm And Augie Meyers。

Old 97's "Grand Theatre 1"
Old_97 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:Whiskey Town と並ぶ若手オルタナ・カントリーバンドとして90年代にデビュ
   ー。Whiskey Town がパンクを経過したような荒々しいサウンドをベースにして
   いたのに対し、このバンドは割とオーソドックスなカントリー・ロックスタイル
   の演奏を聴かせていた。
   この新作では、もはやカントリー・ロックスタイルとは完全に決別。
   オルタナ・ルーツ・ロックとでもいうべき、分厚いギター・サウンドを核にし
   た荒々しい演奏が展開されている。
   Bottle Rockets や Go To Blazes といった Eric Ambel プロデュース物に近い
   ごわごわした粗い肌触りの、硬質なルーツ・ロックである。
   格好良い!!

Shawn Mullins "Light You Up"
Shawn_mullins 好度:4
ジャンル:オルタナ・カントリー~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:過去作では結構綺麗な音のルーツ・ロックで、メジャー臭さが多少あった感
   じがしていたが、この最新作ではザラツキを持ったサウンドでメジャー臭さは
   ゼロ。ワイルドさと泥臭さを持ったオルタナ系のルーツ・ロックに仕上がって
   いる。
   アコーディオンやペダルスチールのフィーチャーもあり、カントリーテイスト
   を感じさせる楽曲も当然あるが、全体を覆う乾いた感じとザラツキ感は、完全
   に Eric Ambel物と同じ肌触り。しかし、Eric の関わりは無かった。
   アコースティックな響きの綺麗なフォーキー調の曲が又実に良いアクセント。
   パワフルさと、和み系が良い具合にバランスしている好アルバムである。

Doug Sahm And Augie Meyers -Get On Up-
Doug_sahm_get_on_up  好度:2
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:95年作であるが、オリジナルリリースは83年のアルバム"The West Side
    Sound Rolls Again"。
   80年代のアルバムなので、普通の音質を期待したのであるが、これが本当
   に酷い音質でガッカリ。
   先ずモノラル音源。オフマイク気味で、質の悪いライブ録音にしか聞こえな
   い。要はブート物のライブ盤のレベルである。
   70年や60年代的な古臭さを軽く突破し、50年代の録音にしか聞こえな
   い。
   楽曲の良さや、演奏云々以前の問題である。
   最後に2曲、ボーナストラックとして、Doug が6歳のときの音源が収録され
   ているが、この録音クオリティと完全に同等。驚きである。
   なぜこういう録音になってしまうのか不明。残念である。

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コメント

 CDバカさん、こんばんは
検証、ありがとうございます。
 幻想かもしれませんが、80年代であっても、私は、バンマスのヘッド・アレンジのもとで「せーのっ」で録音するというやりとりを夢想してしまいます。
 おっしゃる主旨であれば、観客なしでのスタジオ・ライヴ風録音といえるのかもしれません。
 私の勝手な思いですが、あえて録音時のメンバー間の会話が未編集になっているアルバムだと理解したいです。
 多重録音に関しては、ライヴに後から追加というのはよくあることですが、Golly Geeでは、主旋律が、ダグのダブル・ボーカルになっているようにも聞こえます。

投稿: エル・テッチ | 2010年10月25日 (月) 01時34分

エル・テッチさん、LPでご確認頂きありがとうございます。
収録曲は間違いなく同じです。
私も念のためもう一度聴きなおしてみました。
私がライブ音源と思った理由は「二つ。
一つは、曲の始まりの前に、Doug の語りが結構入っていることと、リズムをとることが結構多いこと。
そして、8曲目には口笛のような音が入っていることで、これはライブ録音だと思いました。
観客の拍手等はないので、バンドメンバーとのやりとりに過ぎないのかもしれませんが、でも80年代のスタジオ録音であれば、マルチ・モノによる多重録音が主流のはずなので、演奏の頭でリズムをとったり、語りがあるというのは、ライブしかないと思った次第です。
ライブ方式でのスタジオ録音(要は只の一発録り)ということなんでしょうか。

投稿: CDバカ | 2010年10月24日 (日) 15時48分

CDバカさん、こんばんは
手持ちのLPを聴き直しましたが、スタジオ録音で歓声は入っていません。
クレジットでは、Recording At Mel Moran Soundtrack Studioとなっています。
まさか、中身が違うということはないはずですが、一応曲目を書きます。
Side A
1.Crazy Feeling
2.Get On Up (Don't Fight It)
3.Walking Slowly
4.Further On Down The Road (間奏でメンバーのソロ回しがあります。)
5.Crazy Crazy Baby 
Side B
1.Candy Kisses
2.Golly Gee (サニー・オズナ作、Juke Box Musicで再度録音しています。)
3.Peace Of Mind (ロイ・オービスン、ジーン・トーマス作)
4.Keep On Knockin'
5.Think It Over
6.I'm Not A Fool Anymore
B面の数曲(特にGolly Geeのあたま)で、メンバー間の会話が未編集で残されていますが、私は気になりません。

投稿: エル・テッチ | 2010年10月23日 (土) 21時14分

エル・テッチさん、このアルバムですが、観客の声とかもちゃんと聞こえます。
スタジオ録音だとしてもスタジオライブなのではないでしょうか。
或いは数曲だけライブ音源の収録なのかもしれません。

投稿: CDバカ | 2010年10月22日 (金) 20時45分

 CDバカさん、こんばんは
 追加曲についての回答、ありがとうございます。
 こどもの頃のダグは、カントリーの神童と呼ばれ、スチール・ギターを得意としていたという話を聞いたことがあります。
 アルバムですが、これはスタジオ録音で、客の歓声などは入っていないはずです。
 それが、ライヴ盤のように聞こえるとはひどいですね。
 時おりみかける、愛情のないリイシューにはがっかりします。

投稿: エル・テッチ | 2010年10月22日 (金) 01時34分

エル・テッチさん、こんばんは。
そうなんですよ。本当にこのCDの録音は残念でした。
何の録音情報も無いですが、どうもライブ録音のようです。
このCD、米アマゾンのユーストに出品されていたもので、たまたま見てみたら、並の金額(19ドル)でしたので、これならと思い購入しました。
ご質問の2曲ですが、 "A Real American Joe"と"Rollin' Rollin' "で。Little Doug Sahm とクレジットされいます。
調べてみましたが、55年発表のシングルのAB面ですね。
6歳ということだと、Doug は41年生まれなので、47年録音ということになりますが、音質的にはこれと同じレベルでした。
不思議です。

投稿: CDバカ | 2010年10月21日 (木) 21時04分

 CDバカさん、こんばんは
 DougとAugieのこのCDは、私は未入手のもので、入手されたことがうらやましいです。
 このアルバムは、Juke Box Musicと同じコンセプトで吹き込まれたものです。
 ただ、録音状態が悪いとのことで、残念です。
 ひとつ気になるのは、追加されているという、6歳のときの録音ですが、もしかして、Real American Joeというシングルの両面でしょうか?
 だとすれば、Little Dougの名前でリリースされた、Doug初のレコードです。

投稿: エル・テッチ | 2010年10月21日 (木) 01時13分

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