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2010年10月

2010年10月31日 (日)

読書日記(10./31):半村良「僕らの青春 下町高校野球部物語」

半村良「僕らの青春 下町高校野球部物語」
Photo_2  これは紛れも無い新刊。もともとは78年に新聞連載された小説ということで、物語の設定や、登場人物達の境遇、物の考え方には現代とは異なっているものを感じるが、逆に、当時(私は中学2年)の時代の背景としては、確かにそうだったと記憶が蘇る。
受験地獄という言葉が実際に使われ、共通一次試験制度が話題になっていた頃。
そんな時代背景の中で実際に中高生活を送った身としては、この小説の中で語られていることはリアルそのもの。
勿論、進学高に、9人もの野球の天才がたまたま集まっていて、それもポジション毎に秀でた才能を持っている、なんていうご都合主義はあんまりかもしれないけど。
でも、そういう妄想を膨らませ、実際にそうなったら、どうなるんだろうと、胸躍らされて読み進んだことも確かなこと。
そいういう意味では完全なファンタジーなのである。
青春ファンタジー(SF)と定義しても良い。
そんな天才達9人の中に入って、一人凡人が活躍するというのも、爽快。彼の自我が確実に前向きな方向へ成長し、「ダッシュ」というアダナも、「’」という文字に付く記号から「ダッシュ!」という勢い良く飛び出すという意味に変貌を遂げる辺りには、大江健三郎の「新しい人よ目覚めよ」の中で「イーヨーではありません。ヒカリさんです」と言った息子の発言の場面に重ね合わせてしまった。感動を呼ぶ名場面の一つである。
又、この小説では真の悪人が一人も出てこない。みんな心根の良い人ばかり。
読後感も爽やかで、特に最後の方で、優勝目前にしたナイン達への大いにネジくれた応援魂の団結の仕方にも、つい涙がウルッとしてしまった。
ここまで徹底して、理想形を追ってもらうと、「ご都合主義」などという言葉の方が、かえって空々しく感じてしまうほど。
これそ、「真のファンタジー小説」と呼びたい!!
でも、一つだけ、この小説を読み終えて心残りを持ってしまったこと。
それは、一人の生徒だけが、このファンタジーの世界から取り残され、「法律家の厳格な性格の父親を持つ生徒の挫折」という現実的な試練を与えられたままで終わってしまったこと。
彼にも何らかの形での浄化が待っていると思っていたのに、そこだけ残酷だと思ってしまった。

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CD聴盤日記(10/31)その3:昨日の店頭購入CDからルーツ系1枚。Phil Friendly。

Phil Friendly -Every Single Day-
Phil_friendly 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:以前、Pete Anderson とのコラボアルバムをリリースしていた彼の最新作。
   オールディーズポップス、ロカビリーをベースにした、まるで歌謡曲を聴
   いているような、懐かしさと優しさを目一杯に感じさせるルーツ・ロック
   である。
   更に過去作を検索してみたら、一枚所有済みのものがあり、聴いてみたら、
   これは完全にオーセンティック・ロカビリー物であった。

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CD聴盤日記(10/31)その2:昨日の店頭購入CDからガレージ系2枚。Los Chicos。

Los Chicos -Shakin' & Prayin'-
Shakin_prayin 好度:4
ジャンル:ガレージ
 

 

 

 

 

感想:骨太で泥臭いロックンロールを聴かせてくれる。
   R&Bテイストの効いた黒っぽさももったオールドスタイルのロックンロール
   である。
   以前購入したアルバム"Launching Rockets(07)"では Paul Collins が参加。
   今回のこのアルバムは03年もので1stアルバムのようである。
   ガレージ系の荒々しさよりは骨太さが印象に残るロックンロールである。

Los Chicos -Fat Spark!-
Los_chicos_fat_spark 好度:4
ジャンル:ガレージ~ロックンロール
 

 

 

 

 

感想:これは05年作で2ndアルバム。「Raunch Handsっぽい演奏」というお店の
   紹介通り、ロカビリー~ロックンロールをベースにしたプリミティブなガレ
   ージである。
   ひたすら前のめりに演奏する姿が目に浮かぶようなパワフル感。
   Thorogood バリのダミ声と、ブローするサックス。
   原石的な荒々しさが堪らない魅力の塊となって押し寄せてくる。

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CD聴盤日記(10/31):昨日の店頭購入CDからパワー・ポップ系3枚。The Go-Sheilas、Clueless、Nikki And The Corvettes。

The Go-Sheilas -Greatest Hits Vol.1-
Gosheilas 好度:4
ジャンル:パンク~パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:いかにもパンクなジャケットの印象通り、ストレートでパワフルなパンク・ロック
   を聴かせる。しかし、楽曲は非常にポップで明るく、パワー・ポップとしての魅力
   を放っている。
   最後に、80年代に一斉を風靡したネーナの「ロックバルーン99」のカバーを披
   露。
   彼ら(彼女ら)のポップ指向が伺える選曲である。

Clueless -Stuck On Repeat-
Clueless 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:この暗くて意味不明のジャケットじゃ絶対手を出すようなことはないのだが、
   お店の推薦で試聴させてもらったら、もう買うしかなかった。
   改めてじっくりと聴いたが、ストレートなパワー・ポップである。
   アコースティックなギター・ポップもあり、メロディアスで爽やか。
   メタリックなギターサウンドと分厚いコーラス、甘いメロディーと、パワー・
   ポップのお手本のようなサウンドと演奏を聴かせてくれた。
   完全にアメリカン・パワー・ポップであるが、これがオランダのバンドでおど
   ろき。
   イタリア産は結構ガレージバンドとしては多いという認識であったが、ここに
   きてオランダ産のパワー・ポップとは。
   世界は広い。
  
Nikki And The Corvettes -s/t-
Nikkiand_the_corvettes 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:80年にリリースされたアルバムである。既に00年にCD化済みであるが、
   ジャケットが白黒の味気ないデザインで、しかも古臭い。
   このオリジナルLPジャケはアルバム全体の雰囲気を表していてやはりこれ
   が良い。しかも見開きである。
   しかし、00年作と聴き比べてもこの紙ジャケ盤との音質の違いは全く判別
   出来なかった。CD時代は同じマスターのようである。残念。   
   演奏は、少しぶっきらぼうなボーカルと、ガレージ系の木綿の肌触りのサウ
   ンド。
   でも楽曲はいかにもガールズ・ポップという感じの可愛らしいもの。
   70年代スタイルのパワー・ポップを聴かせてくれる。

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2010年10月30日 (土)

CD購入日記(10/30):店頭購入6枚とネット注文分2枚到着。

今日は店頭購入で6枚購入。
The Go-Sheilas -Greatest Hits Vol.1-
Gosheilas パンク~パワー・ポップな一枚。
 

 

 

 

 

 

Clueless -Stuck On Repeat-
Clueless 意味不明なジャケットであるが、これがまっとうなパワー・ポップ。
 

 

 

 

 

 
Phil Friendly -Every Single Day-
Phil_friendly オールディーズ~ロカビリーな一枚。
 

 

 

 

 

 

Los Chicos -Shakin' & Prayin'-
Los Chicos -Fat Spark!-

Shakin_prayinLos_chicos_fat_spark  ガレージ系であるが、Paul Collins参加作もあるバンドの過去作2枚。
 

 

 

Nikki And The Corvettes -s/t-
Nikkiand_the_corvettes 80年リリースのアルバムで、00年にCD化済みであるが、これがオリジナルLPジャケットで見開き。リマスタであることを期待しての購入。  
 

  

 

 

帰宅するとネット注文分が2枚到着。
Wreckless Eric & Amy Rigby "Two Way Family Favourites"
Wreckless_eric_amy_rigby パブ・ロッカーと、80'S USインディーズ系女性アーティストのコラボアルバム。これは2nd。
 

 

 

 

 

 
Volebeats "Volebeats"
Volebeats 90年代のオルタナ・カントリーバンドの久々の新作。

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2010年10月27日 (水)

CD聴盤日記(10/27):先週の到着物からr-ツ系3枚です。Jason Collett、Barn Hill Station、Skydiggers Cash Brothers。

Jason Collett "Here's To Being Here"
Jason_collett 好度:3
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:カナダのSSW。地味系だったり、土臭いオルタナ・カントリーだったりと、
   アルバムによって表情を変えていたが、この08年作では、少しメジャー臭い
   オルタナ・ギター・ロックのような音になってしまった。
   もっと素朴感を前面に出した演奏の方が似合うと思うが、残念。
   楽曲的にはなぜか少し70年代のSSWを聴いているような古臭さを感じる。
   これはハズレ物かなと思いながら聴き進むと、後半以降は、素直なルーツ系
   SSW物のような演奏とサウンドに変化。
   John Wesley Harding とまでは行かないが、でもそのスタイルに近い演奏と
   楽曲で、優しさを感じるメロディーが心地良く耳に馴染む。
   後半だけなら文句なしに4点は進呈したいアルバムである。

Barn Hill Station - Eden's Highway -
Barn_hill_station 好度:4
ジャンル:オルタナ・カントリー~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:どうみても伝統的なカントリー・スタイルのこのジャケット。しかし、プロデ
   ュースはパワー・ポップマスターのJamie Hoover。
   実はパワー・ポップなの?と密かに期待したのであるが、やはり結果はカント
   リー物であった。
   Jamie Hoover も幅が広い。
   カントリーと言ってもホンキー・トンクスタイルのコテコテ物ではなく、フォ
   ーク色をまとったオルタナ・カントリー。
   ストレートな演奏と楽曲を聴かせてくれた。
   ドラムレスの地味系かとも思ったが、ベース、ドラムのしっかりと入ったロッ
   キンスタイル。
   スライド・ギターのフィーチャーもあり、パワフルで泥臭さ万点のルーツ・
   ロックに仕上がっている。

Skydiggers Cash Brothers -s/t-
Skydiggers_cash_brothers 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック~フォーク・ロック
 

 

 

 

 

感想:カナディアン・ルーツ・ロッカー Andrew Cash を擁する Cash Brothers
   と、同じくカナディアン・ルーツ・ロックバンド Skydiggers がコラボし
   たアコースティックセットでのアルバム。
   ドラムレスでのフォークスタイルの演奏であるのが残念ではあるが、彼ら
   の楽曲の良さを素直に味わうことの出来るアルバムである。

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CD購入日記(10/27):今日はCD1枚とDVD1枚到着。

Derailers "Live From Texas"
Derailers Dave Alvin がプロデュースを手掛けて来たカントリー系バンドの最新作。
 

 

 

 

 

八神純子「コッキーポップ・コレクション Vol.4 [DVD]」
Photo シリーズ4作目。70年代のヒット中心の構成で楽しみ。

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2010年10月26日 (火)

CD聴盤日記(10/26):先週の到着物からルーツ系3枚です。Crash Test Dummies、Stan Ridgway、Red Meat。

Crash Test Dummies "Oooh La La (Dig)"
Crash_test_dummies 好度:4
ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:カナダのオルタナ系ルーツ・ロックバンドの今年の最新作。
   プロデュースはフォーク・ロック系の Stewart Lerman。
   アコースティックな感触が心地よいフォーク・ロックをベースにした
   ルーツ・ロックである。
   このバンドのデビュー盤は Steve Berlinがプロデュースしていたことで
   購入したもの。
   メインボーカルは独特な深い低音が魅力の David Roberts。
   アルバムを重ねるにつれ、サウンドは少しねじれた音響系に近づいていっ
   たが、この最新作ではデビュー盤の頃のようなアコースティックさが心地
   よいサウンドとなって蘇った。

Stan Ridgway "Neon Mirage"
Stan_ridgway 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:バンド時代の Wall Of Voodooは、IRSレーベルということで購入し、
   80年代のソロデビューからも3枚目までは購入したが、アヴァンギャルド
   なストレンジ系のアーティストとして敬遠し、以降は購入対象外だった。
   しかし、この今年リリースの最新作では Dave Alvin がプロデュースと演奏
   で参加していることを知り、年齢を重ねたことでルーツ系に転身したのかも、
   という期待を込めて購入した。
   結果は期待以上の出来。
   ルーツ・ロックと言いながら、単純なカントリー系ではなく、トラッドや、
   フォーク、クラシック、果ては中東を感じさせるような楽曲まで聴かせてく
   れた。
   どのタイプの楽曲であっても、特筆すべきはメロデイーの良さ。
   ボーカルの雰囲気とも相まって、Crash Test Dummiesのデビュー盤である
   Steve Berlin 製作のアルバムを思い起こさせてくれた。

Red Meat "Live at the World's Smallest Honky Tonk"
Red_meat_2 好度:4
ジャンル:オルタナ・カントリー~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:デビュー盤から Dave Alvin がプロデュースを手掛けてきたバンドの最新作は
   ライブ盤。残念ながら Dave Alvin のクレジットは無くなってしまったが、代
   わりに Mark Linett の名前を見ることが出来た。
   Jil Olson も健在のようで嬉しい。
   演奏はホンキートンクスタイルの伝統的カントリー・ロックから、ロカビリー
   まで、アメリカーナなルーツ・ロックをノリノリで楽しませてくれた。
   全26曲という大作で、CDの容量を目一杯使い切ったような78分の収録。
   それでもあっと言う間に聴き終えてしまったライブであった。

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2010年10月25日 (月)

CD聴盤日記(10/25):Paul Kelly ブック仕様の8枚組聴盤完了。

Paul Kelly - The A To Z Recordings(8CD Hard-Cover Book)-
Paul_kelly 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

 

 

 
 
感想:8枚組の残り5枚。
   最後まで一気聴き。歌の上手さ、曲の良さ、楽器の響きの綺麗さが、途中で
   止めることを許してくれなかった。
   Pual の書く曲の良さを再認識したライブアルバムであった。

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CD購入日記(10/25):本日6枚到着。

Spencer Mcgillicutty "Games"
Spencer_mcgillicutty_2  60年代ガールズ・ポップのムードを色濃く漂わせた演奏が魅力のガールズパワー・ポップ。
 

 

 

 

 

 
Goo Goo Dolls "Goo Goo Dolls"
Goo_goo_dolls USパワー・ポップバンドのデビュー盤。
実は、レーベルが Metal Blade なのでメタルバンドと判断してずっと購入していなかった。
現在でこそ、パワー・ポップとしての魅力満載な演奏を聴かせているが、このデビューは果たして。楽しみ。
 

 

 

 

MIMI BETINIS - All That Glitters (Ex-Pezband)
Mimi_betinis 70年代のUSパワー・ポップ・バンドPezbandのメンバーのソロ作。
 

 

 

 

 

 
Bill Tucker -Watch Over Me-
Bill_tucker "jangly guitars and harmonies that reference George Harrison via Roger McGuinn"という紹介文で購入決定。
 

 

 

 

 

 
Richard Snow -Tuesday Music (US reissue)-
Richard_snow リッケンバッカーを弾くこのジャケットと、"Imagine Elvis Costello teaming with R.E.M. and The Beach Boys"という紹介文で購入決定。
 

 

 

 

 
 
Paul Westerberg "PW & The Ghost Gloves Cat Wing Joy Boys (Amazon.com Exclusive)"
Paul_westerberg 80年代のUSインディーズを代表するギター・バンド The Replacements のフロントマンのソロ作で、Amazon.US独占販売の6曲入りミニアルバム。昨年のリリースである。

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2010年10月24日 (日)

読書日記(10/24):梶尾真治「ボクハ・ココニ・イマス 消失刑」

梶尾真治「ボクハ・ココニ・イマス 消失刑」
Photo これはこれまでのカジシン流のリリシズムを期待して読むと、良い意味でも悪い意味でも裏切られる小説である。
物語は非常にシンプルなアイディアのSF。これまでのような「時間」をテーマにしたSFではない。
ある意味古臭いとすら思える20世紀文学のメインテーマ「人間存在の不安」を主軸に置いている。
「他人から認知されない存在としての自分」というモチーフで、かなりアプローチは異なるが、安部公房の「箱男」を思い出してしまった。
物語は、障害事件を起こしてしまった主人公が、懲役刑の一つとして、刑期短縮をバーターに、「消失刑」という実験刑を受け入れることから始まる。
孫悟空の「緊箍児(きんこじ)」のような機能をもつリングを首に掛けさせられ、その輪が作動すると他人の目にはその姿が一切見えなくなるというもの。更に、自分の存在を知らせるようなあらゆる行為に対しては、輪が首を絞めてその邪魔をする。
そして刑期が終了すると自動的に輪が外れるという前提。
そして、何とか孤独に耐えながら刑期を終えようとしたとき、ある事故によって、刑期が終了しても輪が外れなくなってしまうというもの。
さて、このピンチをいかに切り抜けるのか?というアイディア小説かと思って読み進めたが、単純にそうではなかった。
なぜか突然この主人公は超能力に目覚め、テレパシーで、或る女性との交信が可能になってしまう。
大して時間の経緯もエピソードもないまま、なぜか主人公はこの女性に恋をしてしまう。この辺りかなり無理のある展開である。そして、実はその女性が誘拐・監禁されていて、命の危険にさらされているということが、テレパシーの交信によって分かる。
さて、他人とのコミュニケーション手段を一切奪われたこの主人公はいかにしてこの女性を救い出すことが出来るのか。
結局、物語の最後では、この女性を救出したあと、この主人公にも救いが訪れるものと思って読んでいったが、そうはならなかった。
ハッピー・エンドを迎えることは出来るのか、それとも永遠に他者とのコミュニケーションを遮断され、姿も消したままとして生き続けるのか、読者の想像に委ねてしまうというような、何ともスッキリとしない結末なのである。
又、小説の中に出てくるエピソードでも、これまでのカジシン小説ではあまりお目にかかれないような、理不尽で残虐な殺人シーンも登場するなど、これまでの作品とはかなり異なった趣の小説となっている。
読後の涙も今回は無かった。
ん~、難しい。

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CD購入&聴盤日記(10/24)その2:昨日の店頭購入物からルーツ系4枚。Suckle、Katie Herzig、Lucy Wainwright Roche、Bobby Bare Jr.。

Suckle -Againt Nurture-
Suckle 好度:2
ジャンル:オルタナ・フォーク
 

 

 

 

 

感想:グラスゴー産ギター・ポップバンド Vaselins メンバーの新バンドという
   ことで購入したもの。00年作。
   しかし、残念ながら、これはグラスゴー産ギター・ポップとは全く似ても
   似つかない、演奏とサウンドであった。
   メロディーはどこか中東の雰囲気を持ち、ギターサウンドも控えめ。
   全体にマイナー調のメロディーでひたすら暗い。
   これが哀愁系で味わいに繋がる暗さであれば良いのだけど、どうもひたす
   ら暗いのでお手上げ。
   アノラッキーさを期待した身としては残念でしょうがないアルバムであっ
   た。

Katie Herzig -Apple Tree-
Katie_herzig 好度:2
ジャンル:フォーク
 

 

 

 

 

感想:ベース、ドラムも入ったバンド編成でのフォークである。
   ロック度は極めて低く、純粋なフォーク物。
   単調でだらだらした感じであまり起伏、抑揚の無いメロディーが続く。
   ボーカルも歌うというよりは、語る、つぶやくというタイプ。
   まあ、こういう世界は苦手である。

Lucy Wainwright Roche -8 More-
Lucy_wainwright_roche 好度:4
ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 

感想:レコーディングで Stewart Lerman の名前がクレジット。久々に彼の名前を
   見て、購入を決めた。
   優しさ一杯のフォーク・ロックを期待したが、その期待を裏切らない演奏と
   歌とメロディー。
   暗さのない、落ち着き感のある優しい演奏。
   メロディーは起伏に富みながらも、滑らかで流れるような心地よさがある。
   アコースティック主体の演奏であるが、ドラムやベースも入ったリズム隊の
   しっかりとしたもの。
   綺麗な透明感のあるノーカルは癒し効果も抜群。
   最後の曲にHungry heart を収録。ザ・ボスのロックの名曲のフォーク・バー
   ジョンである。
   良い曲はどんなアレンジで聴いてもやっぱり良い。
   まるで最初からこのアレンジの曲であるかのようにシックリと馴染んでいた。
      そして調べて驚いた。
   名前からまさかとは思ったが、やはりLoudon Wainwright IIIと Suzzy Roche
   の娘であった。
   この優しいフォーク・ロックの心地良さは Roches のもので、母親譲りのもの
   であった。納得。

Bobby Bare Jr. -American Bread-
Bobby_bare_jr 好度:3
ジャンル:オルタナ・カントリー~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:これは昨年のEP盤。
   今年リリースされた新作では、かなりオルタナ度が進行していて、かつての
   ような、オルタナ・カントリーとは言えないような、どちらかというと、音
   響系の方へ足を伸ばしてしまったような演奏で好きになれなかった。
   しかし、このEP盤では、かろうじてオルタナ・カントリー~ルーツ・ロッ
   クの領域に踏み留まっている。
   楽曲は、完全にルーツ・。ロックのもので、パワフルでメロディーもストレ
   ート。
   しかし、サウンド・プロダクションが変。妙に割れた感じと、歪ませた音で
   塗り固められた感じ。
   素直なサウンドで聴きたかった。      
   EPとは言いながら7曲入りでフルアルバムに近い。

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CD購入&聴盤日記(10/24):昨日店頭購入物からパワー・ポップ系他3枚。The Pets、The Sugar Stems、Steve Perry。

昨日の店頭購入は6枚。
パワー・ポップ系2枚と、ルーツ系4枚。そしてメジャー物2枚です。
先ずはパワー・ポップ系とメジャーロック。
The Pets -Love And War-
Pets 好度:2
ジャンル:オルタナ・パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:インディー・ギター・ポップとビーチ・ボーイズの合体などと帯に銘打た
   れたこのCDであるが、実際には、インディーズのオルタナ度が高過ぎで
   あることと、SE音のうるささが半端じゃなく邪魔。
   メロディーの良さとか、感じる余裕がない。
   それなりにパワー・ポップとして良さを感じられる曲と、全くの音響系
   オルタナ・ギターロック物の比率が半々。
   パワー・ポップ物はそれなりに聴けるので、シンプルなサウンドで演って
   欲しかった。

The Sugar Stems -Sweet Sounds Of The Sugar Stems-
Sugar_stems 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:如何にもバブル・ガムな雰囲気のこのジャケット。しかし、思ったよりも
   骨太な演奏のパワー・ポップであった。
   ミルウォーキーのパワー・ポップバンドということで、もしかしたら Mike
      Hoffman が絡んでいるかと期待したが、残念ながらそれはなかった。
   一聴して思い浮かべたのは、Nikki & The Corvettes。
   綺麗な60年代ガールズ・ポップというよりは、パンキッシュでガレージ寄
   りなサウンドに、下手うまな可愛らしい女性ボーカルというスタイルである。
   楽曲には60年代ガールズ・ポップの香りを十分に感じることが出来る。
   ペダルスチールで Ryan Adams がゲスト参加というにも見逃せない。

Steve Perry -For the Love of Strange Medicine-
Steve_perry 好度:3
ジャンル:産業ロック
 

 

 

 

 

感想:良い。さすがとしか言いようが無い。
   ここまで徹底してくれると気持ちが良いくらい。
   もともと Jurney は好きだったし、彼の1stソロも好きだった。
   しかし、聴く音楽の趣向が完全に非メジャー物に移ってしまっていたので
   彼の2ndアルバムには全く食指が沸かなかったけど、たまたま見つけたら
   むしょうに聴いてみたくなってしまった。
   結果は予想通りのゴテゴテで派手なサウンドに彩られた産業ロックであるが、
   その派手さに全くひけを取らない彼のボーカルの威力が素晴らしかった。
   この2nd以降のアルバムは無いようであるが、今は何をしているのか。
   復帰して欲しいものである。

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2010年10月21日 (木)

CD聴盤日記(10/21):今週到着物の聴盤開始。Paul Kelly。

Paul Kelly - The A To Z Recordings(8CD Hard-Cover Book)-
Paul_kelly 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック~フォーク・ロック
 

 

 

 

 

 

 

 
 
感想:このブックスタイルのCD8枚組は、只のベスト盤ではなく、Paul が
   "A To Z Shows"と題して行ってきたライブコンサートの模様を収めたもの
   であった。
   完全なアコーステッィックセットでのライブで、ドラムレス。
   ただ、アコギ一本の単独ライブということではなく、複数のプレーヤー
   がエレキギターやピアノ等で参加しており、結構華やかさのある演奏と
   なっている。
   曲の収録が曲目のアルファヴェット順というのが特徴。
   80年代の楽曲が結構多く、聴き馴染んだ曲が多い。
   楽曲自体のメロディーの良さ、Paul の歌の上手さ、ギターの綺麗な響き
   の音色が見事に融合した演奏となっている。
   今日は8枚中3枚まで聴いた。アルファヴェットの"H"までである。
   4枚目は"I"から。どんな曲が出てくるか楽しみ。

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2010年10月20日 (水)

CD聴盤日記(10/20):先週到着物の最後。ルーツ系3枚です。Old 97's、Shawn Mullins、Doug Sahm And Augie Meyers。

Old 97's "Grand Theatre 1"
Old_97 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:Whiskey Town と並ぶ若手オルタナ・カントリーバンドとして90年代にデビュ
   ー。Whiskey Town がパンクを経過したような荒々しいサウンドをベースにして
   いたのに対し、このバンドは割とオーソドックスなカントリー・ロックスタイル
   の演奏を聴かせていた。
   この新作では、もはやカントリー・ロックスタイルとは完全に決別。
   オルタナ・ルーツ・ロックとでもいうべき、分厚いギター・サウンドを核にし
   た荒々しい演奏が展開されている。
   Bottle Rockets や Go To Blazes といった Eric Ambel プロデュース物に近い
   ごわごわした粗い肌触りの、硬質なルーツ・ロックである。
   格好良い!!

Shawn Mullins "Light You Up"
Shawn_mullins 好度:4
ジャンル:オルタナ・カントリー~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:過去作では結構綺麗な音のルーツ・ロックで、メジャー臭さが多少あった感
   じがしていたが、この最新作ではザラツキを持ったサウンドでメジャー臭さは
   ゼロ。ワイルドさと泥臭さを持ったオルタナ系のルーツ・ロックに仕上がって
   いる。
   アコーディオンやペダルスチールのフィーチャーもあり、カントリーテイスト
   を感じさせる楽曲も当然あるが、全体を覆う乾いた感じとザラツキ感は、完全
   に Eric Ambel物と同じ肌触り。しかし、Eric の関わりは無かった。
   アコースティックな響きの綺麗なフォーキー調の曲が又実に良いアクセント。
   パワフルさと、和み系が良い具合にバランスしている好アルバムである。

Doug Sahm And Augie Meyers -Get On Up-
Doug_sahm_get_on_up  好度:2
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:95年作であるが、オリジナルリリースは83年のアルバム"The West Side
    Sound Rolls Again"。
   80年代のアルバムなので、普通の音質を期待したのであるが、これが本当
   に酷い音質でガッカリ。
   先ずモノラル音源。オフマイク気味で、質の悪いライブ録音にしか聞こえな
   い。要はブート物のライブ盤のレベルである。
   70年や60年代的な古臭さを軽く突破し、50年代の録音にしか聞こえな
   い。
   楽曲の良さや、演奏云々以前の問題である。
   最後に2曲、ボーナストラックとして、Doug が6歳のときの音源が収録され
   ているが、この録音クオリティと完全に同等。驚きである。
   なぜこういう録音になってしまうのか不明。残念である。

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CD購入日記(10/20):今日は1枚到着。

Skydiggers Cash Brothers -s/t-
Skydiggers_cash_brothers_2 カナダのメロディアス系ルーツ・ロックバンド揃い踏み。こんなCDが出ていたとは!!

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2010年10月19日 (火)

CD聴盤日記(10/19):今日は先週の到着物からルーツ系を2枚。Tragically Hip、Brian Setzer Orchestra。

Tragically Hip "We Are the Same"
Tragically_hip 好度:4
ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:カナダ出身のガレージ系のルーツ・ロック~ギター・ロックバンドの09年の最
   新作作。
   出だしで驚き。もはやガレージ系とは呼べない、ストレートなアコースティック
   基調のルーツ・ロックである。マンドリン等がフィーチャーされ、カントリフレ
   イバーも心地よい。
   Steve Berlin 辺りが又もやプロデュースに参加したかと確かめてしまったほど。
   残念ながら彼の関わりは無かったが、それほどにまっとうなルーツ・ロックに仕
   上がっている。
   時折見せるオルタナ系の少しとんがったサウンドも、良い意味でのアクセント。
   基本的には、綺麗な楽器の響きを生かしたネジレ感の無いルーツ・ロックである。

Brian Setzer Orchestra"Christmas Comes Alive"
Brian_setzer_orchestra 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック~ロカビリー
 

 

 

 

 

感想:クリスマス企画はもはや年中行事の感がある定番物。
   今回もライブ盤での登場である。
   期待通りの演奏。それ以上でもそれ以下でもないところがもはや欠点かも
   知れない。

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CD購入日記(10/19):本日、和洋取り混ぜ6枚到着です。

Barn Hill Station - Eden's Highway -
Barn_hill_station Jamie Hoover プロデュース作。ルーツ系である。
 
 

 

 

 
 
Red Meat "Live at the World's Smallest Honky Tonk"
Red_meat Dave Alvin がプロデュースを手掛けていたバンドの最新作はライブ盤。
 

 

 

 

 
Jason Collett "Here's To Being Here"
Jason_collett カナディアンSSWの新作。Andrew Cash か Skydiggers の誰かが関連していたことを知って購入したはず。でもなぜこれを購入したか思い出せない!!

 

 

 

Stan Ridgway "Neon Mirage"
Stan_ridgway 80年代のUSインディーズバンド、
Wall of Voodoo のリーダーのソロ作。
Wall of Voodoo はかなりクセのあるバンドで、彼のソロ作も似た傾向があって1,2枚購入しただけで、あとはずっと見送り状態であったが、このアルバムでは Dave Alvin がプロデュースに参加!!
買うしかない!! 

 
岡村孝子「四季の祈り「夏」編」
岡村孝子「四季の祈り「秋」編」

PhotoPhoto_2  

 

 

 

 

 

元あみん(というか現というか)の岡村孝子のソロ25周年記念シリーズの2枚。
スタジオライブ盤によるセルフカバー集。一般流通っせず、HPでのみ発売中。

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2010年10月18日 (月)

CD聴盤日記(10/18):先週到着のルーツ系3枚です。Randy Rogers Band、Secret Sisters、Dar Williams。

Randy Rogers Band "Burning The Day"
Randy_rogers_band 好度:4
ジャンル:オルタナ・カントリー~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:Radney Foster(Foster&Lloyd)がプロデュースしていたことで購入したバンド。
   これは最新作で今年のリリース。
   プロデュースは久々に名前を見た Paul Worley。
   期待を裏切らない、カントリーテスト溢れるノリの良いストレートなルーツ・
   ロックである。
   ほぼ全曲にフィーチャーされているフィドルの音色が哀愁味を加えている。
   Robert Earle Keen、Chris Knight、Jack Ingram、Kevin Gordon 等と同じ肌
   合いの演奏である。

Secret Sisters "Secret Sisters"
Secret_sisters 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:T-Bone Burnett プロデュースの女性デュオ。
   カントリー系の楽曲がメインであるが、オールディーズ風味の60年代ガールズ
   ・ポップといった懐かしさを感じさせる楽曲も。
   ルーツ・ロックおいうよりは、ルーツィー・ポップスという表現がピッタリきそ
   うなアルバムである。
   T-Bone Burnett のプロデュース作では音響系に走るものも少なからず。
   しかし、このアルバムはそのような危惧は全くなし。最初から最後までグッド・
   ミュージックに浸れるアルバムであった。

Dar Williams "Many Great Companions"
Dar_williams 好度:3(ベスト盤側は好度:4)
ジャンル:フォーク
 

 

 

 

 

感想:フォーク系SSWの最新作。レーベルはずっと一緒で Razor & Tie。
   アコギメインのシンプルな演奏で、ドラムレスのフォークもの。
   地味感は否めないが、アコギの綺麗な響き、優しいメロディー、適度なリズムが
   退屈させずに最後まで聴かせてくれた。
   しかし、このアルバムは2枚組。ディスク2はベスト盤であるが、これが良い。
   20曲あるが、出だしからパワフルでノリの良いロッキンなフォーク・ロックで
   楽しませてくれる。
   やっぱり、ドラム入りのロッキンな演奏が良い。
   ベスト盤のではドラム入りがほぼ半数はあり、良いバランスでの収録となってい
   る。

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CD購入日記(10/18):今日はルーツ系3枚到着。

Shawn Mullins "Light You Up"
Shawn_mullins ルーツ系SSWの新作。
 

 

 

 

 

 

Paul Kelly - The A To Z Recordings(8CD Hard-Cover Book)-
Paul_kelly オーストラリアが誇るルーツ系ベテランSSWの8枚組み。どういうコンセプトか不明であるが、ハードカバーの書籍の中にCDが8枚収められている。
 

 

 

 

 

 

 

 
Crash Test Dummies "Oooh La La (Dig)"
Crash_test_dummies カナダのオルタナ・ルーツ・ロックバンドの今年の最新作。

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2010年10月17日 (日)

読書日記(10/17):ジョン・ダニング「愛書家の死」

ジョン・ダニング「愛書家の死」
Photo 元警官にして古書店主、クリフ・ジェーンウェイを主人公にした古書絡み殺人事件のミステリシリーズの最新作第五弾。
翻訳物の中では例外的に読みやすい文章で、スラスラと読み切ってしまった。
回りくどい表現が少ないことと、登場人物が比較的少なめであることも要因の一つ。
あとはやはり、物語進行の上手さ。
ただ、内容的には、今回は書物関連の面白さは希薄で、競馬がメインシチュエーション。
競馬好きには面白いエピソードや薀蓄が散りばめられていそうであるが、競馬に全く興味のない人には面白さ半減かもしれない。
これまでの作品では、書物にまつわるエピソードや薀蓄、さらには、ビブリオマニアの生態といった表現に多くの魅力を感じていたので、そういう意味では期待ハズレ的な度合いは大きい。
前作では、ハードなアクションシーンに多くの枚数を費やし、今作では競馬。
作者は徐々に書物関連の薀蓄を枯渇させてきているかも知れない。
読みやすさと話の展開の上手さ、そして、ミステリーとしての犯人に意外性等、最後まで緊張感を持って読ませるだけの腕を持っているだけに、もう一度、書物に関わる、或いはまつわる異常な世界を描いて欲しい。

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CD購入&聴盤日記(10/17)その3:昨日の店頭購入物からネオ・ロカ1枚。Red Hot Cancers。そしてネット購入分で2枚到着です。

Red Hot Cancers -Bluesabilly Rendezvous-
Red_hot_cancers 好度:3
ジャンル:ネオ・ロカ
 

 

 

 

 

感想:ドイツのネオ・ロカバンドの97年作。
   タイトルに表れている通り、泥臭さのあるアメリカン・スタイルのネオ・ロ
   カである。楽曲は、ブルース基調。
   ウッドベースによる軽めのスラッピング奏法。ボーカルはリーゼント野郎で
   ビシっと型にはまった演奏が格好良い。
   只、ギターが細く弱く控えめ。何か脇の方で申し訳なさそうに弾いている感じ。
   もっとギターを前面に押し出すようなサウンドプロダクションで、ガッツある
   サウンドで決めて欲しかった。

帰宅したら2枚到着。
Doug Sahm And Augie Meyers -Get On Up-
Doug_sahm_get_on_up オリジナルリリースは83年のアルバム"The West Side Sound Rolls Again"で、なぜかタイトルもジャケット大きく変わってのCD化物。CDは95年のリリース。
 

 

 

 
ちなみにオリジナルジャケットはこれ。
Doug_sahm_west_side_sound_rolls_aga
 

 

 

 

 

 

Old 97's "Grand Theatre 1"
Old_97 オルタナカントリーの代表バンドが復活!?楽しみ。

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CD購入&聴盤日記(10/17)その2:昨日の店頭購入物からルーツ系2枚。Doug Paisley、The Nighthawks。

Doug Paisley -Constant Companion-
Doug_paisley 好度:4
ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 

感想:アコギとベースとドラムというシンプルな構成に、オルガンが絡むフォー
   ク・ロック。
   ミドルテンポながらリズムのしっかりとしたフォーク・ロックで、ひ弱さ
   なし。
   あまりにオーソドオックス過ぎると思えるほどの全うな伝統的フォーク・
   ロックであるが、オルガンの音色が、まるで Nick Lowe あたりのパブ・
   ロックな雰囲気も織り込んでいて、独特な和みの世界を作り出している。
   秋の夜長にぴったりとはまりそうな優しいアルバムである。

The Nighthawks -Rock 'N' Roll-
Nighthawks 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:Fabulous Thunderbirds タイプのブルース・ロックを聴かせるベテランバンド
   の83年作。
   90年代以降のアルバムはマメに購入していたつもりであるが、80年代以前
   のアルバムは未購入が多い。
   これはたまたま見つけて購入。
   唸るブルース・ハープ(ハーモニカ)が堪らない。
   このアルバムは出だしが Dr. Feelgood の"Mad Man Blues"の出だしにそっくり
   で格好良い。ワイルドでドスの効いた演奏で幕開けである。
   残念ながら2曲以降ではオーソドックスなブルース・ロック。ダーティーさは影
   を潜めてしまった。
   スローな曲が多いが、唸るハープと、メリハリがあってタイト感のあるリズムの
   ため、ロッキン度は十分に感じることが出来るアルバムである。
   
しかし、ラストはノリノリのラフな格好良いロックンロールで締め括ってくれた。

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CD購入&聴盤日記(10/17):昨日の店頭購入物とその聴盤です。先ずはパワー・ポップ系4枚です。Nobunny、A Loss For Words、The Fresh & Onlys。

昨日は店頭購入が7枚。パワー・ポップ系が4枚とルーツ系3枚。
先ずはパワー・ポップ系4枚の聴盤です。

Nobunny -Love Visions-
Nobunny_love_visions 好度:3
ジャンル:ポップパンク~パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:完全にRamones のマネ・ジャケ。
   演奏も Ramones バリのスピード感溢れるポップ・パンクで08年作。
   但し、バックの演奏は割りと綺麗なパワー・ポップサウンドであるが、
   ボーカルをなぜか割れた録音にしている。
   楽曲は文句なしにポップ。この音割れさえなければストレートでバブル
   ガムなパワー・ポップとして楽しめるアルバムである。

Nobunny -First Blood-
Nobunny_first_blood 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想;で、こちらが、その「割れた音」を封印して真っ向勝負に出た今年の
   最新作。
   もう、完全にビートル・ポップをベースにしたパワー・ポップである。
   甘いメロディーとギター・サウンド、シンプルなロックンロールのリズム
   が何処までも心地よい。
   ノリとメロディーの良さ、そしてパワフル感が全てバランスよく融合した
   パワー・ポップである。

A Loss For Words -Motown Classics-
Aloss_for_words 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:タイトル通りのモータウン名曲集をパワー・ポップで聴かせるアルバム。
   収録曲は、80年代に洋楽に目覚めた人には馴染みの曲がメイン。
   本当のオリジナルは知らなくとも、ホール&オーツ、フィル・コリンズ、
   ライオネル・リッチー、スティービー・ワンダー等でヒットした曲達。
   今風のパワー・ポップサウンドに馴染むのかと思ったが、しっかりと馴
   染んでいるのは、やはり楽曲自体の良さ。
   初めて聴く曲も含めて、メロディアスなパワー・ポップアルバムである。

The Fresh & Onlys -Play It Strange-
Fresh_onlys 好度2
ジャンル:オルタナ・ギター・ロック
 

 

 

 

 

感想:出だしは初期 R.E.M. バリのギター・ポップ調。
   要となるギターサウンドは芯の太いアルペジオ、ボーカルは音像ボカシ気味
   で Michael Stipe を思わせる。そして楽曲、フォーク・ロックを基調とした
   哀愁を帯びたメロディーと、実に良く似ている。
   しかし、曲の進行につれて表面してきたのが、ボーカル以外のところでも深
   いエコーを掛けた音像のボカシ。
   サイケ感を演出しているのだろうが、かなり邪魔臭い。
   ベースになる部分が悪くないだけにこのサウンドプロデュースが残念でしょ
   うがない。

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2010年10月14日 (木)

CD聴盤日記(10/14):先週到着物からルーツ系3枚です。Heather Myles、Barry Cowsill、Tired Pony。

Heather Myles "Live in London & Texas"
Heather_myles 好度:4
ジャンル:カントリー・ロック~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:Hightone Records からアルバムをリリースしていた女性ホンキー・トンカー
   の最新作はライブアルバム。
   2枚組であるが、このジャケットに見覚えがあり、只の再発かと危ぶみ確認
   したら、1枚目が再発で2枚目はオロジナル盤であった。
   1枚目は95年の録音で、久々に聴き直すことになったが、思っていた印象
   と結構異なり、カントリー・ロックにギター・ポップ的要素が加わっている
   演奏で、実に良かった。
   手堅い演奏で安心して聴いていられる。
   2枚目も1枚目と同じ路線のライブ。ホンキートンク調カントリー・ロックを
   ベースにした演奏である。

Barry Cowsill "Barry Cowsill As Is"
Barry_cowsill_as_is 好度:4
ジャンル:アメリカン・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:カントリーというよりは南部臭濃厚なルーツ・ロックである。
   Cowsills メンバーのソロ作で01年。
   09年作もアメリカン・ロックとして楽しめたが、この01年作も、より泥
   臭い演奏である。
   演奏者のクレジットは無いものの、なぜか6名のプロデューサーだけがクレ
   ジットされている。
   ロサンゼルスのルーツ系パンクバンド"X"や、Divine Horseman、そして
   Dave Alvin のアルバムでエンジニアとしてクレジットされている、Paul DuGre。
   Continetal Drifterd メンバーで、Pat McLaughlin、The Subdudesでエンジニ
      アでクレジットされているRay Ganucheau、  
   The Paladins、Dash Rip RockLos Lobos、Son Voltなどでプロデュースを手掛け
   たKeith Keller等。
   そして Cowsill 一家の親戚筋のPeter Holsapple。
   こういったバンド名から受ける期待を裏切らない演奏であった。

Tired Pony "Place We Ran From"
Tired_pony 好度:3
ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:グラスゴー産ギター・バンド、Snow Patrolメンバーと、R.E.M. の Peter Buck、
   Scott McCaugheyらが参加したバンド。
   Snow Patrol が持っているオルタナサウンドを軸に、カントリー、フォークと
   いったアメリカン・ルーツミュージックを奏でる。
   オルタナ・ルーツ・ロックともいうべき演奏スタイルで、アコーステッィク楽器
   と、歪んだ音響系サウンドが独特な音楽世界を生み出している。
   しかし、やはり、Snow Patrol のオルタナサウンドの世界は好きじゃない。
   音響系サウンドを除外した演奏で聴かせて欲しかった。

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CD購入日記(10/14):今日は2枚到着です。

Brian Setzer "Christmas Comes Alive"
Brian_setzer_orchestra Stray Cats の Brian のソロプロジェクトの最新作。
 

 

 

 

 

 

Various Artists "A Tribute to John Mellencamp"
Tribute_to_john_mellencamp Various Artistと言いながら、Jack Wild & The Small Town Rockersというバンド名義での演奏である。

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2010年10月13日 (水)

CD聴盤日記(10/13):先週の到着物の聴盤開始。ギター・ポップ系2枚です。WILD BORES、Dom Mariani。

WILD BORES - We Think Alike
Wild_bores 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ~フォーク・ロック
 

 

 

 

 

感想:この意味不明のジャケットからは予想も出来ない爽やかなフォーク・ロック
   調のギター・ポップを聴かせる。
   ほんのりルーツテイストがあって、Don Dixon 辺りがプロデュースしていても
   不思議ではないギター・ポップなのである。
   ノリノリタイプや、パワー・ポップのようなドライブ感、スピード感で聴かせる
   曲も数曲あるが、メインはミドルテンポ物。
   地に足の着いた演奏であり、Smithereens や初期 R.E.M.に通じるメロディアス
   なギター・ポップなのである。

Dom Mariani "Rewind & Play"
Dom_mariani 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ~パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:オージー・パワー・ポップマスターの最新ソロ作。
   Stems、Some Loves、DM3というガレージ~パワー・ポップバンドのフロント
   マンとして活躍している。
   彼の過去のアルバムからの楽曲を新録で収めたいわばベスト盤。
   これまでのバンドでは、分厚いギターでハードなサウンドのガレージ~パワ
   ー・ポップな演奏であったが、このアルバムでは、メロウなサウンドに抑え
   て、ノリやドライブ感よりも、楽曲のメロディーの良さをより分かり易くし
   ている。
   ギター・ポップあり、鍵盤ポップスあり、ジャジーなアダルトムードありと
   色々なスタイルで彼の楽曲を聴かせてくれる。
   メロディーメーカーとしての魅力を存分に味わえるアルバムである。

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CD購入日記(10/13):本日3枚到着です。

Secret Sisters "Secret Sisters"
Secret_sisters T-Bone Burnett プロデュース作。
 

 

 

 

 

 

Dar Williams "Many Great Companions"
Dar_williams ベテラン女性SSWの最新作。 

 

 

 

 

 

 
Tragically Hip "We Are the Same"
Tragically_hip Steve Berlin がアルバム製作を手掛けたこともある、ガレージ系のカナディアン・ルーツ・ロックバンドの09年作。

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2010年10月12日 (火)

CD聴盤日記(10/12):先々週の到着物からルーツ系2枚。American Bang、Gin Blossoms。

American Bang "American Bang"
American_bang 好度:3
ジャンル:モダン~ギター・ロック
 

 

 

 

 

感想:一曲目が結構きつ目のハードなパンクとも言える様なサウンドで、こりゃ失敗
   かと思ったが、2曲目で立ち直りを見せた。
   しかし、ルーツィーなアメリカン・ロックというよりは、モダン系のアメリカン
   ロック。
   ドライブ感もあり悪くは無いが、ルーツ感が足りない。
   南部っぽいといえなくも無いが、やはり全体に漂う陰の雰囲気がやはりモンダ・
   ロック特有のもので、今風のアメリカン・ロックである。

Gin Blossoms "No Chocolate Cake"
Gin_blossoms 好度:4
ジャンル:ネオ・ルーツ
 

 

 

 

 

感想:アメリカの良心ともいうべきネオ・ルーツ・ロックバンドの最新作。
   しかし、出だし一曲目には驚いた。分厚いギターでハードにドライブする
   パワー・ポップである。
   大きな路線変更か!!
   と思ったら、2曲目からはこれまで通りのメロディアスで、ちょっとだけ
   ざらつかせたギターサウンドのネオ・ルーツ・ロック。
   ミドルテンポで耳に残るメロディーが心地よい。
   ほのかにフォーク・ロックの香りがするネオ・ルーツ・ロックである。
   ネオ・ルーツの特徴は、カントリー・ルーツが見えないこと。
   そういう意味ではギター・ポップの範疇で語られるべきなのかもしれないが
   アーシーな雰囲気と、大地を感じさせるスケール感がアメリカン・ロックと
   しての魅力を放っているのである。   
   結局、最後までキッチリとネオ・ルーツ・ロックを聴かせてくれた。
   出だしの一曲目はいったい何だったのだろう?
   それだけがナゾである。

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CD購入日記(10/12):1枚到着です。

Randy Rogers Band "Burning The Day"
Randy_rogers_band Foster & LloydのRadney Foster がプロデュースしていたカントリー・ロックバンドの最新作。

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2010年10月11日 (月)

CD聴盤日記(10/11)その2:先々週の到着物からルーツ系。Skydiggers、Athenaeum。

Skydiggers "Truth About Us: A Twenty Year"
Skydiggers_truth_about_us 好度:4
ジャンル:ネオ・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:カナディアン・ルーツ・ロックバンドの20年間の活動からのベスト盤。
   09年リリースアルバムで22曲いり。DVD付きである。
   突然、Skydiggers のバンド名を思い出し、検索してみたらこのアルバムの
   存在を見つけた。
   Blue Rodeo をカントリー寄りにしたような演奏で、優しさとメロディアス
   さが印象深い演奏である。
   Blue Rodeo と同じように、泥臭さや土臭さは希薄で、どこか都会的な綺麗
   さを感じさせる演奏である。
   後期 Del-Lords に近いものも感じるルーツ・ロックである。

Skydiggers "City Of Sirens"
Skydiggers_city_of_sirens 好度:4
ジャンル:ネオ・ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:これは08年のオリジナルアルバム。前作から8年振りか?
   全くブランクを感じさせないネオ・ルーツサウンドはやはり、優しさ一杯で
   垢抜けた綺麗さを感じさせる演奏である。
   フォーク・ロック、カントリーをベースにしたメロディアスな演奏で目一杯
   な癒され効果を感じることが出来る。
   聴いていて本当に心地よい楽曲ばかり。
   Blue Rodeo と共にカナディアン至宝に認定である。

Athenaeum "Family Tree"
Athenaeum 好度:4
ジャンル:ネオ・ルーツ
 

 

 

 

 
感想:このバンドはいわゆる「モダン系」のバンドのように思われるが、楽曲も、鼻
   に掛かったボーカルもカントリータッチで、ルーツィーな演奏を聴かせるバン
   ドである。
   基本はギター・バンドで、USインディーズ系。
   メジャーから3枚のアルバムを出しているが、これはインディー時代のアルバム
   で、製作には Mitch Eatser が関わっているのである。
   ずっと探していたものでようやく実際に聴くことが出来た。
   メジャー物よりも、よりアコースティック感が心地よく、ルーツィーさが前面
   に出た好演奏である。
   初期R.E.M. をルーツ寄りにしたような演奏という印象である。

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CD聴盤日記(10/11):キッズソングです。はいだしょうこ、スーパー・ベストこどものうた、大杉久美子。

Not Lame 物の聴盤が終了し、単独で購入しているルーツ系のCDは未聴で10枚ほど積んであるのですが、今日の日中は何となく、買ったまま聴くタイミングを逃していたキッズ物を集中的に聴盤しました。3タイトル6枚です。心の底から癒されました。

はいだしょうこ「みんなでうたう童謡・唱歌 ぼくのミックスジュース~夕日が背中を押してくる」
2010_0731_184140  

 

 

 

 

 

 
しょうこお姉さんの童謡シリーズ第五弾。今回のテーマは夏。
「かたつむり」「うみ」「アイスクリームのうた」「たなばたさま」など20曲。
しょうこお姉さんの本領発揮はやはりスローバラード。
「みかんの花咲く丘」「小さい秋みつけた」「夕日が背中を押してくる」が出色。
そして、目玉は、12歳の頃のしょうこお姉さんの歌を最後にボーナストラック
として収録していること。決して上手いとは言えない素人臭い歌が微笑ましい。

「スーパー・ベストこどものうた-まねきねこダックの歌/あしたてんきにな~れ」
2010_0605_214529  

 

 

 

 

 

 
クラウンのキッズ・ソングシリーズは、おかあさんといっしょ等の最新ソング
を、神崎ゆう子お姉さんの新録で聴けるCDである。
普通は4曲ほどが新録であり、今回も3曲が新録のようであるが、残念ながら
ゆう子お姉さんの新録1曲だけだった。
他は既発売CDからの再録である。

大杉久美子「40th Anniversary 燦(きらめき)のとき やさしさの歌」
2010_0709_213921  

 

 

 

 

 

 
アニソン四天王と言われた堀江美都子、水木一郎、佐々木功らが数多くのボックスCD
を出している中で、大杉久美子だけはなぜか冷遇され、彼女の単独ボックスCDはこれ
まで無かった。
堀江美都子に比べてしまうと、どうしても地味な雰囲気が漂い、商業的人気としての評
価が低かったのかも知れない。
しかし、彼女の持つ素朴で清楚で清々しい歌声に魅了されているファンは多いはず。
一枚物のベスト盤すら数少なく、大杉久美子ファンは、数多くのオムニバスCDから彼
女の音源を自分でピックアップしてオリジナルCDを製作する以外に手は無かった。
しかし、ようやく、単独ボックスで4枚組みが登場した。全106曲収録。
収録範囲も「アタックNo.1」から「ドラえもん」までほぼ全期間を収録。21曲も
の初CD化音源があることも見逃せない。
音質もリマスタで文句無し。
今回のボックス登場で、溜飲を下げることが出来た。
アニメの主題歌とエンディング挿入歌は色々なオムニバスCDでそれなりに聴けていた
が、劇中の挿入歌は、そのアニメ単独の音源集等でしか聴けなかったが、このボックス
ではそれらもキチンと収録され、本当の意味での大杉久美子全集としての意味合いを
持っている。
又、付属しているブックレットにも気合が入っている。
全曲に短いながらもコメントが付いているし、堀江美都子から3ページにも渡る献辞が
掲載されている。
只、このブックレットにはデータ関係の記載がなく、彼女の全音源データを知ることは
出来ない。
いつかコンプリートなボックスが出ることを望みたい。

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2010年10月10日 (日)

CD聴盤日記(10/10):Not Lame 物の聴盤終了。パワー・ポップ物5タイトル(7枚)。JOEY SYKES、THE O`NEDERS、LAURIE BIAGINI、EDWARD O`CONNELL、INTERNATIONAL POP OVERTHROW。

JOEY SYKES - s/t
Joey_sykes 好度:3
ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:この素朴さを感じさせるジャケット雰囲気とは裏腹に、ムーグシンセなどを
   使用し、ゴージャス感のある分厚いサウンドのパワー・ポップである。
   Roger Manning が演奏者で全面参加している通り、Jelly Fish や Posies を
   思わせる90年代スタイルのパワー・ポップである。
   只、メロディーが甘いタイプではなく、そこだけはこのジャケット雰囲気にあ
   った少し内省の入ったSSWのもの。
   いっそ地味にアコースティックにいくか、ポップにはじけてくれるかした方が
   好度は湾楽アップしたはず。
   ゴージャス感のある演奏に地味な楽曲という組み合わせのアルバムである。

THE O`NEDERS - That Thing We`ve Done (Michael Carpenter)
Oneders 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:オージーのパワー・ポップマスターの一人、Michael Carpenterが演奏に参加
   し、製作にも関わったアルバム。
   ライブ録音であるが、演奏は期待通りのメロディアスな直球のパワー・ポップ。
   ビートルポップを基本に、綺麗なギターサウンドのギター・ポップ、タイトな
   リズムと少しロッキンなエレキ・ギターを効かせたロックンロール等を聴かせる。
   60年代スタイルのシンプルなロックンロール満載のパワー・ポップである。

LAURIE BIAGINI - A Far-Out Place
Laurie_biagini 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ
 

 

 

 

 

感想:「ピュア」という形容詞がピッタリの綺麗なギターサウンドが心地よいギター・
   ポップである。
   演奏者のクレジットがなくて残念。
   でも演奏に雰囲気としては、Don Dixon や Martu Jones が絡んで良そうなフォ
   ーク・スタイルのギター・ポップ。
   メロディーもその路線で、ルーツィーさが漂っている。しかし、田舎臭さや泥臭
   さがなく、どこか都会的な雰囲気。
   全体に軽やかさがあって重さがなく、清々しい演奏である。

EDWARD O`CONNELL - Our Little Secret
Edward_oconnell 好度:5
ジャンル:ギター・ポップ~ルーツ・ポップ
 

 

 

 

 
感想:このジャケットは完全に Nick Lowe の "Jesus of Cool"のパロディー。
   面白いのは裏で、裏には Bill Kurchen にそっくりなおじさんが写って
   いる。
   さて、出てきた音はどんな音か。
   Nick Lowe バリの優しさ一杯のポップ・ロックか、はては、Bill Kurchen
   のトゥワンギー・ロックなのか。
   結果は両方ハズレ。
   答えは何と Smithereens。
   ボーカルは Pat Dinizio に実によく似ている。
   ギターサウンドはビートルズ~Byrds 路線の綺麗な響きのアルペジオ。
   そしてメロディーは優しさと哀愁が見事にマッチした Pat Dinizio節。
   なので、結果はアコースティック度をグンと上げた Smithereens なので
   あった。
   サンドの心地よさよメロディーの耳馴染みの良さの相乗効果で繰り返し
   聴き返し度は100%の名盤である。

V/A - INTERNATIONAL POP OVERTHROW - Volume 13 (3 CDs)
Va 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ~パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:Not Lame がコンパイルするこのシリーズも13作目である。
  この継続が素晴らしい。
  収録アーティストは未知のアーティストが多く、よくぞここまでという感じ。
  3枚のCDにタップリ66曲というボリュームで聴き応え十分なコンピ。
  しかも、収録曲も厳選されていることが良く分かる質の高い楽曲ばかり。
  演奏、サウンド、メロディーの全てが文句無し。
  これだけの曲数でハズレ無しというのも素晴らしい。
  ビートルポップ、Byrds ポップ、フォーク・ロック等、スタイルは様々ながら
  メロディーの良さは全ての曲に言える。
  渾身のコンピレーションである。   

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CD購入日記(10/10):日本のアーティスト物1枚到着。

沢田聖子「宝物」
Photo_2 70年代から活躍する女性フォーク系SSWの最新アルバム。
ここ最近は一般店(アマゾン等のネットショップを含む)での販売はなく、コンサート会場と彼女のオフィシャルHPからの販売のみとなっているのが残念。
でも活動をずっと継続し、アルバムのリリースを続けているのが嬉しい!!

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読書日記:宮部みゆき「おそろし 三島屋変調百物語事始」

宮部みゆき「おそろし 三島屋変調百物語事始」
Photo 「孤宿の人」以来の宮部時代小説である。
「孤宿の人」が色々疑問の残る消化不良気味の小説だっただけに、この小説は期待と不安が半々だった。
しかし、読み終えて素直に面白いと思った。又、途中でこらえきれずに涙した場面もあり、疲れた心を浄化してくれる効果も十分な小説となっている。
一見短編集のような形態を取っているが、実は短編集ではなく、長編小説の中のエピソードの一つ一つであることが分かる。
各章に分かれて語られたエピソードが最終章の中で一つにまとまって物語り全体を一気に終息に向かわせている。
只、一番のナゾである「家」の主とは何者だったのか、具体的な描写や説明が省かれ、読者の想像に委ねられてしまった。
又、主人公である「おちか」は、物語の終焉に向けて、自分を解き放てるような展開に身を置いていたにも関わらず、最後に再び大きな問題を「家の主」から投げ返され、自己の解放には至れなかった。これを深いと見るか、単なる続編へのつなぎと見るかは、今年出版された続編を読んでみて判断したい。
いずれにせよ、素直に面白いと思いながら一気読みに近い形で読み切れてしまったのは事実である。

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2010年10月 9日 (土)

CD購入&聴盤日記(10/9):店頭購入2枚です。The Del Moroccos、Cactus Cowboys。

今日は店頭購入が3枚でしたが、1枚は完全にジャンル違いによるハズレ物。
なので実質2枚です。

The Del Moroccos -Blue Black Hair-
Del_moroccos 好度:3
ジャンル:ロカビリー~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
感想:ジャケット通りの女性ボーカル物。ネオ・ロカを期待して購入したのであるが、
   これはちょっと違った。ブルースベースのルーツ・ロック。サックスがブロー
   しまくり、音は割れ、泥臭さ一杯の熱い演奏を繰り広げる。
   ネオ・ロカを期待するとハズレであるが、ルーツ・ロックとして最初から聴けば
   文句なしの演奏である。

Cactus Cowboys -Rauw Bier-
Cactus_cowboys 好度:4
ジャンル:ラスティック~カウ・パンク
 

 

 

 

 

感想:ドイツのバンドらしいが、陽気で賑やかでお祭り騒ぎのようなカウ・パンク。
   楽曲は完全にアメリカン・カントリーで、ユーロ・トラッド色はゼロ。
   スピード感タップリの演奏から、のどかな演奏まで、楽しさ一杯の演奏である。

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2010年10月 8日 (金)

CD聴盤日記(10/8):Not Lame 購入物からルーツ系2枚です。STEVE CONNELLY、JEFF FINLIN。

STEVE CONNELLY & THE LESSER GODS - Every Monster
Steve_connelly 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:Tom Petty や Roger Mcguinn の名前が紹介文の中に登場するので購入したが、
   実際に聴いてみて驚き。
   こりゃあ、どう聴いても Tom Petty の新作アルバム。それも90年代後半からアコ
   ースティック路線に舵を取り直した頃のTom Petty である。
   別の言い方をすれば、Full Moon Fever の頃の楽曲で、演奏からは Jeff Lynn の
   影を完全に取り払ったような演奏である。
   とにかく、声がそっくりだし、ギターサウンドもそのまま。
   Roger McGuinnと仕事をしていたということも納得である。
   このジャケットは完全に頭から消し去って聴くべきアメリカン・ロックである。

JEFF FINLIN - The Tao Of Motor Oil
Jeff_finlin 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:80年代に Maeshall Crenshaw のプロデュースでデビューしたルーツ系ギター
   バンド、The Thievesのドラマーだった彼の最新ソロ作。
   カントリー、フォーク、ブルースといったアメリカン・ルーツミュージックを
   ベースにしたルーツ・ロックを聴かせる。
   ちょっと地味系ながら、アーシーさの心地よいパワフルな演奏である。
   ノリで聴かせる感じよりも、歌をジックリと聴かせるタイプの演奏と楽曲で、
   大人の雰囲気が渋みを感じさせるアルバムである。

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CD購入日記(10/8):本日1枚到着です。

Tired Pony "Place We Ran From"
Tired_pony グラスゴー産ながらオルタナ系のギター・バンド、Snow Patrol のGary Lightbody、 Belle & Sebastianの Richard Colburn、R.E.M.の Peter Buck、Ypung Fresh Fellwos の  Richard Colburn 等が参加したアルバム。

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2010年10月 7日 (木)

CD聴盤日記(10/7):Not Lame物からパワー・ポップ2枚。

PRACTICAL STYLISTS - Post-Script
Practical_stylists 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:これは70年代~80年代前半のパワー・ポップの音。
   ギター・ドリブンな垢抜けないサウンドが如何にも70年代な雰囲気である。
   Dwight Twilley 当たりの垢抜けなさに通じている。
   ビートルズじゃない、ストーンズじゃない、Byrds じゃない、でもギター・ロ
   ック。でもパンクじゃない。ガレージじゃない。なので、Replacementsじゃない。
   ガレージやパンクとは又違ったガシャガシャした雰囲気がレトロっぽさをよ
   り強く感じさせる。
   82年と83年の録音が多く、この辺りだと、まだUSインディーズのギター
   ・ポップは夜明け前の雰囲気。R.E.M.のデビュー盤が出るか出ないかといった
   あたりだから、こういうギター・サウンドなのかも知れない。
   このバンドが、R.E.M.登場以降に出てきたらもっと面白いことになったような
   気がする。
   ただ、ライブ音源になると少し雰囲気が変わってくる。
   Shake Some Action のカバーのせいもあるかもしれないが、Groovies のような
   雰囲気が濃く漂っていてなかなか良い。
   スタジオ盤でもこういうサウンドにして欲しかった。
  
V/A - Pop Garden Radio Show - Rock On The Road Tour
Va_pop_garden 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 
感想:全18曲入りのコンピレーション。
   D. Henry Fenton、Walter Clevenger、Smith Bros、Maple Mars 等、良い
   感じのアーティストが収録。未知のバンドも盛り沢山で、パワー・ポップ
   コンピとして楽しめるコンピレーションであった。
   収録された曲は既存アルバムからのセレクトではなく、このコンピにのみ
   収録された曲が多いのも大きな魅力。
   パワー・ポップファンにはマストなコンピである。

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2010年10月 6日 (水)

CD聴盤日記(10/6):Not Lame 物からパワー・ポップ4枚です。THE CANDLES、THE BRITANNICAS、RICK ALTIZER、HEADSLIDE。

THE CANDLES - Between The Soul
Candles 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ
 

 

 

 

 

感想:初期R.E.M.、Connels、Smithereens を明るくしたような演奏が楽しめるギター・
   バンドである。
   演奏の明るさとアップテンポなノリに対し、メロディーには哀愁味もあり、80
   年代のUSインディーズのギター・バンドを彷彿とさせる演奏である。
   勿論、ミドルテンポのフォーク・ロック系の演奏も良い味。
   Peter Buck、John Kean、Gene Holder 等がプロデュースしたバンド達に演奏の
   雰囲気がそっくり。
   80年代USインディーズ好きには堪らないアルバムである。

THE BRITANNICAS - s/t
Britannicas 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ~パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:Joe Alegri がプロデュースし、Herb Eimerman がプレーヤーとしてクレジット
   されている。
   これだけで当たりを確信。
   結果は文句なしのギター・ポップ。ビートルズ、Byrds、Beach Boys という
   ギター・ポップの元祖御三家の良いとこ取りの素晴らしいポップミュージック
   が堪能出来る。
   綺麗なアルペジオのギターサウンド、郷愁感タップリのハーモニカが心地よい。

RICK ALTIZER - I Want Mine
Rick_altizer 好度:3
ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:ん~、妙に重たい感じの演奏が多い。
   軽々と爽やかにパワー・ポップして欲しいのだが、どうしても重さを追求してし
   まうのはまじめさ故か。
   基本的にはビートルポップな楽曲であるが、そこにブルース色を足しこんだよう
   な、足を引き摺るような重さを感じてしまう。
   ポップ職人でありながら、渋さを求め過ぎてしまったようだ。
   しかし、これをSSWタイプのルーツ・ロックとして聴くと、これが実に良い。
   程よいポップさと、地に足のついたアーシーさが良い具合にバランスしている。
   しかし時折入る邪魔臭い人工音が興醒めになってしまうのがもったいない。
   これさえなければ、ルーツ派のパワー・ポップとして文句なしのアルバムである。
  
HEADSLIDE - s/t (Mini-CD) (Jeff Shelton Of Well Wishers)
Headslide 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:これはドライブ感タップリのパンキッシュな勢いを持ったパワー・ポップ。
   90年代型に分類される演奏で、分厚い轟音タイプのギターに、分厚いコ
   ーラスが重なる演奏スタイルである。
   但しメロディーは甘々タイプではなく、パンク~ガレージ系で男気タイプ
   のストリート系。
   終始ブレルことの無いこの男気スタイルで汗臭い演奏を展開している。
   Well Wishers はアルバムによってスタイルが変わり、ギター・ポップ、ル
   ーツ・ポップ、オルタナ・ポップと色々な面を見せてくれた。
   しかし、このバンドは実に一本気である。
   汗臭いながら爽快である。

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CD購入日記(10/6):本日2枚到着です。

Heather Myles "Live in London & Texas"
Heather_myles Hightone Recordsからアルバムをリリースしていた女性カントリーアーティストのライブ盤2枚組。
 

 

 

 

 

 
Barry Cowsill "Barry Cowsill As Is"
Barry_cowsill_as_is Cowsillsメンバーのソロ作。以前別のアルバムを購入したが、これがルーツィーなアメリカン・ロックで格好良かった。これは旧作。ようやく入手出来た。裏ジャケで演奏者のクレジットに Peter Holsapple の名前あり!

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2010年10月 4日 (月)

CD聴盤日記(10/4):Not Lame 購入物からギター・ポップ物です。THE OFFBEAT 。

THE OFFBEAT - In Love Field
Offbeat 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ~パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:以前購入したミニアルバムを気に入り、今回のフルアルバムを購入した。
   前作では Mitch Easter 製作物を思わせるギター・ポップであったが、この
   フルアルバムは、ズバリ、ビートル・ポップ。
   素人臭さをあまり感じさせない演奏で、チープ感が無い。
   メロディーは初期のビートルズ系のマージービートをベースにしたギター・
   ポップである。
   懐かしさ一杯の演奏で、まるで60年代ポップスを聴いているかのよう。
   和み効果抜群のアルバムである。
  

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2010年10月 3日 (日)

CD購入&聴盤日記(10/3)その2:昨日の店頭購入からパワー・ポップ系6枚。The Pleasure Kills、Wheels On Fire、Stupid Baboons、Naked Ape、Admiral Radley、Elk City、そしてネット注文から3枚到着です。

The Pleasure Kills -Bring Me A Match-
Pleasure_kills 好度:4
ジャンル:ガレージ~パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:ちょっと下手ウマ気味の女性ボーカルを配したパワー・ポップである。
   雰囲気としては Damaged Gods 系のガールズパワー・ポップである。
   Nikki & The Colvets 等の70年代のパンク~パワー・ポップ路線を
   受け継いだ演奏で、チープなオルガンがガレージ系のサウンドに聴か
   せている。
   それにしても、ストレートなドライブ感は爽快そのもの。これぞパワ
   ー・ポップという演奏である。
   メロディーはどこか60年代ポップス的な懐かしさを持っており、

Wheels On Fire -Liar,Liar-
Wheels_on_fire 好度:3
ジャンル:ガレージ~パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:明るいノリを持ったガレージ系のパワー・ポップである。
   割れた音の録音は演出であろうが、これをすっきりとした録音に変えたら
   爽やか系のパワー・ポップに変身しそうな雰囲気。
   キラキラ鉄琴音が胸キュンなパワー・ポップ的な曲すらある。
   メロディーは明るく素直で、耳に馴染むフォーク・ロック系、或いはビート
   ルズ系にすら聞こえる。
   しかし、演奏がこの割れたサウンドと、ガシャガシャした打楽器、そしてチ
   ープなオルガンの音が作り出すサウンドによって、60年代辺りの古臭いガ
   レージ・ロックのような雰囲気を作り出しているのである。
   
Stupid Baboons -There Are But Five-
Stupid_baboons 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:Animal Records というスペインのパンク~パワー・ポップ系レーベルから96
   年にリリースされていたアルバム。
   初耳バンドであるが、ここまでポップでピュアギタ・サウンドを聞けるとは思
   わなかった。
   Byrds~ビートルズ系のギター・ポップ、ロックンロール、そしてサーフ・ポッ
   プ等を聴かせてくれた。
   そして、ホッとするようなNRBQタイプのホノボノロックまで、実に幅広い。
   歪み感やオルタナ感の無い素直な演奏が好(高)印象。メロディーもネジレ感の
   無い耳にスンナリと入ってくるタイプで、あたかも60年代の発掘音源でも
   聞いているような懐かしさすら感じた。
   良い意味で古臭さを感じさせるパワー・ポップである。

Naked Ape -Laws Of Gravity-
Naked_ape 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ~パワー・ポップ
 

 

 

 

 

感想:これは92年にリリースされたミニアルバムで、バンド自体全く未知。
   しかし、試聴させてもらったら買わずにいられなくなってしまった。
   全体に雰囲気は、80年代USインディーズ系のギター・ポップで、
   Replacements や Dashbord Saviors、そして Tom Herbers や John Kean
   がプロデュースしたバンド達の雰囲気に実に良くにている。
   ギター・ポップ系でありながら、ルーツィーな香りが漂っていて、メロ
   ディーには哀愁味があり、何度も繰り返し聴き返したくなるような曲で
   ある。
   このバンドはこのミニアルバムのみで終わってしまったようでとても残念。
   フルアルバムを聴きたかった!!

Admiral Radley -I Heart California-
Admiral_radley 好度:3
ジャンル:オルタナ・ギター・ポップ
 

 

 

 

 

感想:オルタナ系のギター・ポップ~パワー・ポップバンド Grandaddyのメンバーの
   ソロ作。
   Grandaddys のようなメロディアスなギター・ポップというよりは、少し音に
   凝った感じの演奏で、Guided By Voices 辺りに通じる、音のコラージュのよ
   うなカラフルさを持ったアルバムである。
   一曲一曲はメロディアスでビートルズ系のポップスを思わせる歌物として楽
   しめる。
   しかし、全体に漂うちょっとしたダークさを味わいと受け取るか、オルタナ感
   として受け取るかで評価が分かれそうなアルバムである。

Elk City -House Of Tongues-
Elk_city 好度:3
ジャンル:オルタナ・ギター・ポップ
 

 

 

 

 

感想:爽やかな女性ボーカルが心地よいギター・ポップであるが、演奏自体には
   オルタナ系の少しネジレたような感覚が漂っている。
   ストレートなフォーク・ロック系というよりは、80年代以降のインディー
   ズ系のギター・ポップの系譜に連なる演奏である。

帰宅して届いていたのが次ぎの3枚です。
Dom Mariani "Rewind & Play"
Dom_mariani_2 オーストラリアが誇るパワー・ポップマスターの最新作。
 

 

 

 

 

 

Gin Blossoms "No Chocolate Cake"
Gin_blossoms アメリカが誇るネオ・ルーツ系バンドの最新作。
 

 

 

 

 

 

WILD BORES - We Think Alike
Wild_bores_2以前購入したアルバムが気に入っての購入したもの。パワー・ポップ系のはず。

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CD購入&聴盤日記(10/3):昨日の店頭購入とその聴盤。先ずはロカビリー分1枚。Ray Campi。

昨日の店頭購入の購入日記と、その聴盤日記です。
昨日は7枚を購入。
1枚はロカビリーで6枚はパワー・ポップ系です。
先ずはロカビリー分の聴盤です。

Ray Campi With Blue Cats -Milano Sessions 1981-
Ray_campi 好度:3
ジャンル:ロカビリー
 

 

 

 

 

感想:サブタイトルに、"FM BROADCAST RECORDINGS"とあり、どうやらこれはFM
   放送の録音をCD-Rに焼いたもののようである。
   音質は悪くない。コモリ感がなく綺麗なサウンドである。
   しかし、そもそもの録音が下手なのか、ボーカル以外のバックの演奏が非常
   に遠くにに聞こえる。
   おそらくライブ録音時のマイク位置の問題、或いはミキシングの下手さなの
   かも知れない。
   又、テープヒスがずっと聞こえていて、これもマイナス要因。
   これはビート盤かなと思ったが、ネットで調べてみるとそうでもないようで
   ちょっと以外。
   演奏自体は81年という時代にピッタリのネオ・ロカサウンドで格好良い。
   全27曲収録で、前半12曲までは Blue Cats 単独の演奏で、後半15曲
   が Ray Campi との共演である。
   ノリ、スピード感、パワフルさいずれも文句の無い演奏である。
   07年のリリースである。

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