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2010年11月23日 (火)

CD聴盤日記(11/23)その3:ルーツ系6枚です。The Byrds、MICHAEL CARPENTER、CHRIS MURPHY 、DWIGHT TWILLEY、Gary P Nunn、Saddle Tramps。

The Byrds -Live-
Byrds_live 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
感想:65年から70年までのライブ音源に、90年のライブ音源が加わっている。
   90年の音源では Bob Dylan との共演となっている。
   同タイトルのDVDも発売されており、テレビ番組出演の音源とのこと。
   ライブ盤というよりは、ライブ音源集という趣旨のアルバムである。
   録音年が色々なことから、録音音質もマチマチ。モノとステレオも両方。
   90年の音源では "Turn Turn Turn"と"mr. Tumbourine man"を収録。
   綺麗な12弦リッケンサウンドが堪能出来る。
   貴重な音源集である。

MICHAEL CARPENTER & CUBAN HEELS - Incomplete(2 CD
Michael_carpenter 好度:5
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
感想:オージー・パワー・ポップ職人 Michael Carpenter の新作は完全にルーツ
   ・ロックである。カントリーフレイバーが全体を覆っている大らかな演奏
   である。
   ミドルテンポのゆったりめの楽曲に、トゥワンギーなギターと、ペダルスチ
   ールのアンサンブル。
   アーシーさがあり、泥臭さを感じさせる演奏で、初期の Honey Dogs や
      Golden Smog などのネオ・ルーツ路線を思わせる。
   パワー・ポップ、ギター・ポップとしての魅力はこの新作では皆無。
   ひたすらアメリカンなルーツ・ロックを追求している。格好良い。
   そしてオマケCDであるが、これはライブ盤。しかしこれが実に素晴らしい
   ライブ録音で、オマケ物にありがちなアコギの弾き語り物のようなもので
   はなく、バンド編成でのしっかりとした演奏を聴かせてくれるもの。
   しかも、このライブでの演奏もアメリカン・ルーツ・ロック路線。
   それもそのはず、Cuban Heels という新作と同じバンド名義である。    
   スライドギターやピアノもフィーチャーされ、南部臭すら感じさせる重量感
   溢れるルーツ・ロックを聴かせるのである。
   まるで Satellites 辺りのライブを聴いているかのようなノリを楽しめる。
   John Fogerty の"Almost Satarday Night"をカバーするあたりからもこのバ
   ンドの方向性は明確である。
   全9曲という単独でのアルバム化でも不思議ではないCD-Rであった。
   
CHRIS MURPHY - Look At This/Remember That (limited)
Chris_murphy 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
感想:オージー・パワーポッパー Michael Carpenter がプロデュースを手掛けた
   アルバムは、これまたアメリカンなルーツ・ロック。
   このアルバムも又、期待を大きく裏切る泥臭さ万点の南部臭漂う、重量感
   溢れるルーツ・ロック。
   Dusters や Ken McMahan といった、Dan Baird がプロデュース物を彷彿と
   させる、ハードなルーツ・ロックである。
   しかしこの人は、パワー・ポップバンド、Murphy's Lore のメンバー。
   05年のアルバム"The Univers Conspire"では、ヨーロッパ的な爽やかな
   ギター・ポップを聴かせてくれた。
   でも、今回のソロでは、ギター・ポップやパワー・ポップっぽさは一切無し。
   妥協のないアメリカン・ロックである。
   只、ラスト一曲だけ、ヨーロッパ的な喉かな田園風景を思わせる爽やかな
   ギター・ポップを聴かせてくれた。
   尚、Chris Murphy はオーストラリアのルーツ・ロッカー。
   同姓同名で全く別ジャンルのアーティストがいるので要注意。

DWIGHT TWILLEY - Green Blimp (2010 Studio CD)
Dwight_twilley 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
感想;70年代から活躍パワー・ポッパーの今年の最新作は、骨太なルーツ・ロ
   ックンロール。
   パワー・ポップな甘いムードは影を潜め、力強く、ハードに、そして泥臭
   く攻めてくる。
   Bob Seger や Tom Petty のようなアメリカン・ロックスタイルの演奏で
   ある。

Gary P Nunn "Taking Texas to the Country"
Gary_p_nunn 好度:4
ジャンル:カントリー・ロック
 

 

 

 

 
 
感想:Dwight Yoalam かと思ってしまうようなこのジャケット。
   テキサスのカントリー系のベテランルーツ・ロッカーの今年の新作である。
   70年代~80年代はLost Gonzo Band で活躍。80年代からはソロで活躍
   している。
   この今年の最新作では、Jimmy Dale Gilmore を思わせるハートフルなカン
   トリー・ロックを聴かせてくれる。
   テキサススタイルのほのぼのとした明るい曲調と演奏が心を和ませてくれる。
   ベテランの作品にふさわしい滋味溢れるアルバムである。

Saddle Tramps "Nashville Swinger"
Saddle_tramps_nashville 好度:4
ジャンル:カウ・パンク
 

 

 

 

 
 
感想:出だしでいきなり映画サントラのようなきらびやかなオーケストレーション
   が鳴り出したので、「なんだこりゃあ!?」と腰が抜けそうになってしまった。
   「間違って買ってしまったのか!!」と落胆していたら、そのオーケストラの
   演奏は間もなくフェードアウトし、観客の歓声が聞こえ、ギターのハードな
   音とともに、トゥワンギーなでノリの良い演奏が始まった。
   どうやら演出だけのようで、やはりちゃんとした Saddle Tramps のアルバムで
   あった。
   粗削りでドライブの効いた前のめりの演奏はスタジオ盤を更に上回っている。
   Cowslingers~Whiskey Daredevil タイプのカントリーをベースにしたカウ・パ
   ンク全開の演奏であった。
   面白かったのは掛け声。途中で、「いち、にい、さん、しい」という明らかな
   日本語でのリズム取りがあってビックリしてしまった。
   「もしかして日本でのライブか?」と思い録音クレジットを確認したら、全然
   違った。
   なぜ日本語でのカウントなのかは不明なままである。

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