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2010年12月 5日 (日)

読書日記((12/5):北森鴻「虚栄の肖像」

北森鴻「虚栄の肖像」
Photo_2  絵画修復師、佐月恭市シリーズの第二弾。
今回は4編の中短編から構成されているが、時系列的に繋がっている物語構成で、一つの長編小説という味方も出来る。
4つの小説の中で絵画修復に絡むなぞとその謎解きの面白さはいつも通り。短編ミステリとして面白く読み進められた。
全体を通して語られる物語の主軸は、主人公佐月の過去の恋人との再会と決別。
決別後の主人公、佐月の行為に、読後感の爽やかさはない。どこか異常さを感じさせる愛情表現となっていて、怖さを感じてしまった。
これは何を狙ったものなのかは分からない。
もし作者が存命であれば3作目で新たな展開を見せてくれるのかも知れないが、それはかなわぬこと。
宙ぶらりんで放り出されてしまったような感じで居心地の悪さだけが残ってしまった。

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