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2012年2月

2012年2月27日 (月)

CD聴盤日記:Bill Mallonee、Anton Barbeau

Bill Mallonee "The Power and the Glory."
Bill_mallonee_the_power_and_the_glo 好度:
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:91年に Vigilantes Of Love としてデビューし、2作目では Peter Buck をプロデュースに迎えるなど、良質なアルバムをリリースしていた。
このソロ作は、11年作。ソロとして10枚近いアルバムもリリースしているはずのベテランである。
フォーク・ロックを基調としたギター・ロック~ルーツ・ロックは健在。
メロディーの良さとも相まって、派手さのない、味わい深いアルバムになっている。
ベテランにありがちな枯れたアコースティック路線になど行かず、エレクトリックスタイルのパワフルなバンド編成での演奏にこだわっているのが良い。

Anton Barbeau & Su Jordan "Automatic Door"
Anton_barbeau 好度:
ジャンル:パワー・ポップ
感想:93年にデビューしていて、いつの間にかベテランの域に。
この人の特徴は、一見、ストレートなギター・ポップで、ビートル・ポップなメロデイを聴かせる。
しかし、時々ネジレ感の入ったオルタナな曲が挿入される。
一時期は、この時々挿入のレベルのものが、常時挿入になってしまったこともあるが、この今年リリースの最新作では、初期のビートル・ポップが主流のギター・ポップに復帰してくれている。このジャケットのような、素朴さとカラフルさが同居した演奏を聴かせてくれる。
アコースティックスタイルだけでなく、エレクトリックスタイルの演奏もきっちりと聴かせる。
アコーディオンが入った曲もあり、ルーツィー・ポップな味わいもあるアルバムである。

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2012年2月26日 (日)

CD聴盤日記:ギター・ポップ~パワー・ポップ Richard MacLemale、Peter Baldrachi、Cotton Mather

Richard MacLemale -Never Completely
Richard_maclemale 好度:
ジャンル:ギター・ポップ~パワー・ポップ
感想:このジャケットに表れているギターが、そのままこのアルバムの演奏の雰囲気を表している。
購入動機は、ジャケ買いではなく、実は Don Dixon 関連でヒットしたもの。
しかし、彼がアルバム製作に関わっているわけではなく、紹介文中に、類似アーティストの一人として名前が上がっていただけ。
ただ、その紹介文の中では、Gin Blossoms の名前なども上がっていて、食指は敏感に働いた。
そして、やはり買って大正解。
派手さのない、でも清涼感と堅実感のあるギター・ポップが心地よい。
ビートルポップを基調に、どこか歌謡曲っぽい耳に残るメロディーを聴かせてくれる。
アップテンポな曲も、ミドルテンポの曲も、このメロディーの良さは変わらない。
リスムに刻むノリとは別に、メロディーの起伏自体がノリを生み出しているかのような心地よさである。
この人、Jules Sher や Pat Dinizio、Jamie Hoover、Peter Holsapple、 そして、さだまさし に匹敵するメロディー・メーカーかも知れない。
このアルバムは06年作であるが、もう一枚04年作と09年作があるので、それも買わねば!!

Peter Baldrachi -Tomorrow Never Knows
Peter_baldrachi 好度:
ジャンル:ギター・ポップ~パワー・ポップ
感想:なぜこのアルバムを購入したのか記憶に無いが、何かにひっかかったのは間違いない。
ジャケット雰囲気からは、ベテランのルーツ・ロック、或いはアメリカン・ロックなのであるが、両方ハズレ。
見事なまでのパワー・ポップ~ギター・ポップなのである。
ポップでキャッチーなメロディーとコーラスがどつぼ。
Amy Rigby や Ian McLegan がゲスト参加している。
ビートル・ポップが楽曲の基調になり、そこにアメリカンなカントリー調の味付けがされたりしている。
他のアルバムも調べてみたら、"Solid Cround"というアルバムがあり、これは記憶にあるジャケット。
このアルバムは買っていたようで、その時の好度は満点の5点。感想は、「非常にメロディアス。爽やか系パワー・ポップからパワフルなロックンロールまで全曲捨て曲なし。パワーフェクト!」というもの。納得である。

Cotton Mather "Kontiki(Deluxe 2CD Edition) "
Cotton_mather 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:90年代を代表するパワー・ポップバンドの97年のセカンドアルバムがデラックス・バージョンとして、11曲入のボーナスディスクが付いた2枚組みで登場。
いかにも Brad Jones プロデュースらしいアルバム本体とは別に、ボーナスディスクの方は、アコースティックな感触が心地良い、フォーク・ロック寄りのギター・ポップな曲が多い。
4曲は、オリジナルアルバム本体収録曲のアコースティックバージョン等のバージョン違いであるが、残りはこのボーナスディスクのみの収録となっている(但し、他のアルバムに収録済の曲の別バージョンかも知れない)。
でも、ありがちなラフ音源ではなく、全て正規音源として完成したアルバムとして発売されても不思議ではない良質な音源である。
なので、すでにオリジナルアルバムを所有していても、このボーナスディスク目当てで買って損の無いアルバムと素直に思った。

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CD聴盤日記:ルーツ系3枚。Mary Karlzen, Larry Cran, Levee Town。

Mary Karlzen -A Politically Incorrect Christmas
Mary_karlzen 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:92年にデビューしているベテランの女性ルーツ・ロッカーのこれは08年のクリスマス企画物EP盤。
しかし、鈴がシャンシャン言うこともなく、ノリの良いアコースティックなクリスマスソンング集。
テーマがテーマだけに、楽しげな曲ばかり。
地味な曲と演奏が多いイメージの彼女のアルバムだけに、こんな雰囲気の演奏が出来るのかと新たな発見の思い。
ベテランの健在振りが嬉しいアルバムである。

Larry Crane -Tropical Depression
Larry_crane 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:John Mellencamp の初期のバンドのギタリストして活動していた。93年にソロアルバム(EP)を発表し、手堅いルーツ・ロックを披露。以降、アルバムを94年と、その9年後の03年に1枚ずつ発表している。
そして、さらにそれから7年後の2010年に、このアルバムを発表していた。
しかし、例によって全く気付かすにいて、最近たまたま思い出したかのように(実際気まぐれに思い出したので)Larry Craneで検索をかけたらこのアルバムがヒットしたという次第。
これまでのアルバムとはジャケット雰囲気が全く違い、何かポップス系を予感させるものだったので、又同姓同名別人か?と思ったが、ネットの試聴で聴いてみたら、これが歴然としたルーツ・ロック。
迷わず本人と判断し、購入した。
通してちゃんと聴いたら、やはりオーソドックスなギターを基調にした Larry Crane のルーツ・ロック。
健在であった。
Tom Petty を更に素朴にしたような、パワフルなフォーク・ロック、ギター・ロックが楽しめるアルバムである。

Levee Town -s/t
Levee_town 好度:
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:バンド名だけのそっけないジャケットで、何者で、どういうジャンルの音楽なのか、全く予想もつかないアルバム。
しかし、これがレコーディングに Lou Whitney がクレジットされたアルバムなのである。
これで迷わず購入。
音出しした瞬間にパっと目を見開いてしまった。
ハーモニカが唸るノリノリのロカビリーで幕開け。
ブルージーな演奏も勿論あるが、基本は Feelgood タイプのパブ・ロッキーなロックンロールなのである。
ギター、ベース、ドラム、そしてハーモニカという4人組み。
ハーモニカ専門のプレーヤーが居るのが嬉しい。
全曲にハーモニカがフィーチャーされ、泥臭さと腰の座った重量感、そしてパワフルに突き進むドライブ感。
ノリノリからスローまできっちり聴かせる手練の演奏である。
調べたら他に3枚のアルバムをリリースしている。
全部必買!!

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2012年2月22日 (水)

CD聴盤日記 Steve Gibbons Band 3枚です。

今日はイギリスのパブ・ロック~ルーツ・ロッカー Steve Gibbons のCDをまとめて3枚聴きました。

Steve Gibbons "Any Road Up/Rollin' On"
Steve_gibbons_any_road_uprollin_on 好度:4
ジャンル:パブ・ロック~ルーツ・ロック
感想:イギリス産のルーツ・ロッカーの76年よ77年のアルバムを5曲のボーナストラック付きでCD化。
1枚のCDに収録というパターンではなく、2枚のCDになっている。
とは言え、"Any Road Up"の方は、単独でCD化もされていて、更に、別のアルバムとの組み合わせでのCD化もされているという人気アルバム。
私も単独CDで持っているので、今回のCD購入の動機は、"Rollin' On"の方にある。
この77年のアルバムは単独でのCDがなく、探していたもの。
演奏は、当たり前と言えば当たり前であるが、70年代ロック、それもSSW物の雰囲気なアメリカン・ロックである。
Dave Edmunds 風のパブ・ロッキーなロカビリー風ロックンロール、カントリー・テイストの軽快な曲、ブルージーな曲、フォーキーな優しい曲等、一本調子にならない演奏を聴かせる。

Steve Gibbons "Dylan Project, Vol. 2"
Steve_gibbons_dylan_project_vol_2 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:98年に"Dylan Project"がリリースされたが、今回はその続編。
2010年のリリースなので、丸一回り振りということになる。
緊張感というよりはリラックスした演奏が多く、アコーディオンのフィーチャーを含めてカントリームードが全体に漂い、ベテランの味わい十分である。
 
 

Steve Gibbons Band "There And Now Volume 1"
Steve_gibbons_band_there_and_now_vo 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:ベテランnルーツ・ロッカーのベスト盤。
とは言え、これがなかな面白い構成となっている。
2枚組みであるが、1枚は過去、2枚目は現在という組みわせ。
但し、詳細な録音年等はブックレットにも記載がなく、不明なのが残念。
過去作はやはり、70年代アメリカン・ロックそのもの。
しかし、現在の方は、カントリー調も感じさせるルーツ・ロックとなっている。
それぞれ22曲、20曲の収録とボリューム感も十分。
Steve Gibbons の魅力を十分に感じることの出来る編集盤である。
尚、Vol.2 は今年の始め頃にリリース予定となっているので、それも楽しみである。

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2012年2月12日 (日)

TADオーナーズクラブイベントに参加しました。

昨日ですが、TADフルシステムによるSACDの魅力を聴くというイベントに参加して来ました。
パイオニア銀座プラザの地下一階の試聴室です。
これは、2部制になっていて、一部は一般応募者対象で、二部はTAD製品ユーザを招待してのTADオーナーズクラブとしてのイベントでした。
一部と二部の進行プログラムは同一のようでしたので、私は二部から参加しました。
講演は、山口孝さん(「音の匙(ステレオ・サウンド誌連載、のち単行本化)」の著者)がSACDの魅力を伝えるという内容です。
講演・試聴時間は全部で2時間。参加者は、TADユーザということで何人位の方がいらっしゃるのかと思ったら、4人だけでした。
一部の方では、150人だか250人だったかの応募者中から25人が当選して参加したとのことでした。
TADユーザは全国に散らばっていて、銀座に来れる人ということで4人だけだったようです。
私は、完全なスウィート・スポットポジションで、左右と前に誰もいないという正に独り占め状態でTADフルシステムの音を満喫しました。
機器構成は、当然ながら、スピーカーTAD‐R1、パワーアンプM600、CDプレーヤーD600、プリアンプC600という布陣です。
イベント開始はTAD役員の方の機器解説からです。
エクスクルーシブのレコードプレーヤーP3開発のメンバーだったとのことです。
そのせいもあってか、解説というよりは、開発裏話のような内容でとても面白く聞けました。
特にD600についてが面白かったです。
そして、山口氏の講演が始まり、曲は9曲でしたが、曲をかける前の解説、かけた後の解説がとても熱く、聴いているこちらも熱くなりました。
これまでの各種試聴会では、音の聴きどころ等はかけたあとに軽く講演者が取って付けたような感想を言う程度か、多いのは何も感想は語らず。只曲の紹介だけというパターンです。
しかし、今回は違いました。
これからかかる曲における楽器からの音の出方がどのように出てきて、各楽器との掛け合いがどのように展開して、ということを詳細に解説します。そして演奏が終わると改めて、感想を交えながら、スピーカーの前に立って音がどのような表現されたかを大きな身振り、手振りを交えて解説を加えてくれました。
最初に山口さんを見た感じでは、普通の華奢なおじさんという感じでしたが、話す時の力強さ、声の通りの良さ、明瞭さは常人の域を完全に超えていました。
こういう調子での9曲でしたから、2時間はあっという間でした。

TADの方のお話と、山口さんのお話から、記憶に残っていることを思い出しベースでいくつか紹介します。

・エクスクルーシブブランド時代に、CDプレーヤーの開発を進める話はあったが、当時のディジタル技術はまだまだ発展途上で、その状態でエクスクルーシブの名の下に製品を出すことは出来ないという判断で開発を断念したそうです。
エクスクルーシブはあくまで「完成品」を出すことを使命としており、10年どころか、30年は使える技術が前提だったとのことでした。
その意味では、今回のおよそ30年振りとも言えるD600の開発に懸ける思いは、単なる思い入れではなく、エクスクルーシブで成し得なかったことへの怨念のこもった製品と言えるとまで仰っていました。
・SACDの音は、単なるディジタルの発展形ではなく、ディジタルの先にある究極のアナログの音を目指したものである。
・C600では音の軸が一本突き立って、その周囲に音が形成されるようだ
・C600は、音の重心がグっと下がって、どっしりとした感じになる。
・現在、オデーィオメーカーの中で、音の入口から出口まで全てをラインナップしているメーカーは、TADとLINNしかない。
これはもっと謳われて良いことだ。

そしてイベント終了後は、1時間ほどの歓談時間として、飲み物とオードブルが振舞われ、参加者と、講演者の方、TADの方々と自由に雑談をさせて頂きました。
その中でずっと気になっていたことを率直に質問させて頂きました。
・プリ・アンプが最後になったのはなぜかということについては、開発順番の問題ではなく。設計に時間が掛かったためといういうのが一番の理由とのことでした。
・D600はどの位うれたのか、ということについては、3桁行ってますとのことで、C600は?と振ると、やはりD600購入者が中心になって注文が来ているとのことで、全く生産が追いついていないとのことで、本当に嬉しい悲鳴状態ということでした。
海外からの注文も多いようです。
・600番シリーズのステレオ・パワー・アンプの予定はないのか、ということに対しては、もともと600番シリーズは、スピーカーR1に対するシリーズとしてラインナップされたものなので、今回のC600で完成したので、ステレオタイプの600番パワー・アンプを登場させる必然性がないという、かなり残念なお答えでした。
そこで、少し食い下がり、R1も、M600も一般家庭に導入出来る代物ではなく、でもD600もC600も一般家庭で導入出来るし、それにリファレンスシリーズには、一般家庭導入を意識したCR1がある。だとすれば、このCR1を駆動するための600番シリーズとして、家庭導入というコンセプトで、唯一足りないパワー・アンプの開発ががコンセプトとして成り立つのではないか? と。
そしたら、「なるほど、それは考えられますね」という若干前向きな反応を得ることが出来ました。
そこで、更にひと押し。「重量はせめて50キロまでに抑えて下さいね」と添えて、会はお開きとなりました。

まあ、一通りの完成系を成し遂げ、当分新たな製品が出るのは難しそうなTADでした。
最後に、お土産として渡された手提げ袋には、講演者の方の著作物「JAZZ SACD 101―21世紀のジャズオーディオファイルに捧げる」がサイン入で、そして季節柄か、高級そうな箱入チョコレートも入っていました。

これまで、製品のオーナークラブというのは他のメーカーでもありましたが、手帳が送られて来た程度で何もイベント等も無かったので、今回のオーナーズクラブとしての招待イベントは、初のクラブ員であることを意識出来るイベントでした。
内容もとても充実感が高く、そして製品オーナーとしての満足度を十二分に満たして頂いた3時間でした。

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CD購入&聴盤日記:こんなものが出ていたなんて!!

およそ一年振りのCD購入&聴盤日記です。
Bob Seger "Brand New Morning"
Bob_seger_brand_new_mornin 好度:4
ジャンル:アメリカン・ロック
感想:
Bob Seger オリジナルアルバムの中で最後の未CD化4thアルバム(71年)が遂にCD化された。と言っても、これは3年前の09年にリリースされていたようであるが、全く知らず、たまたま最近思い出したかのようにこのアルバムを検索してみたら、CDでヒットし、慌てて購入したもの。
このCDの前に、やはり未CD化だったアルバム"Noah"をCDで購入出来たのが09年だったので、実は同じ時期にCD化されていたことになる。
でも、09年に"Noah"を購入した時に、当然の如く、この"Brand New Morning"を検索したのであるが、その時には全くこのCDはヒットしなかったので、最後の未CD化アルバムという記憶だけが残っていた。
念願叶ってようやくBob Seger のオリジナルアルバムが全てCDで揃ったことになる。
先ずこれが嬉しい。
そして、アルバムの内容であるが、Bobのボーカルスタイルはイメージ通り。しわがれていて、切々と、でも熱く歌う。
バックは、アコギかピアノという極めてシンプルなフォーク・シンガースタイル。
でもその熱い歌には、ロックの熱気がムンムンと漂っているのである。

Roger Mcguinn -Ccd-
Roger_mcguinn_ccd_2  好度:4
ジャンル:フォーク
感想:08年のFolk Den Project 以降、スタジオ録音アルバムは出ていないと思っていたら、昨年11年に、スタジオ録音の新作をリリースしていた。全く気付いておらず、昨日たまたま都内のCDショップでこれを偶然にも発見。驚いて迷わず購入したもの。
Folk Den はシンプルなアコギでの弾き語りスタイルでのフォーク集であったが、このアルバムも、シンプルな弾き語りスタイルの船乗り歌集。
なかなか味わいがある。
弾き語りとは言え、ギター一本ではないのと、Roger Mcguinn本人の多重録音によるコーラスワークで、なかなか骨太である。
船乗り歌というのが、ユーロ・トラッド系のメロディーラインであり、これが骨太さを感じさせる一因のようである。
楽曲的には、Men They Couldn't Hang や Oyster Band がよりぴったりくる感じであるが、Roger の力をみなぎらせない、せつせつとした歌い方も又独特の味わいがある。
是非、バックをパワフルなロックバンド編成で、それもトラッド・ロックスタイルで固めたバージョンnで聴いてみたい。

John & Mary & The Valkyries "Peace Bridge"
John_mary_the_valkyries 好度:4
ジャンル:フォーク・ロック
感想:John & Maryは 10,000 Maniacs メンバーだったJohn Lambert と Mary Ramsey の二人が組んだフォーク・ユニット。
91年と93年に1枚ずつアルバムをリリース、その後10年振りに03年にアルバムをリリース。そしてこれ以降全く音沙汰がなかったので、とっくに活動を休止していたものと思ったいたら、なんと07年にアルバムをリリースしていたのを発見。
それがこのアルバムである。
でも、最初にこのアルバムの存在を知ったのは、MP3ダウンロードコンテンツ。
CD媒体での発売はなかったのかと色々調べてみたら、07年にリリースしていたことを発見。
こうなると、どうしてもCD媒体でのアルバムを入手したいと思うのが、名前通りの私CDバカである。
しかし色々ネットで検索するも、CD媒体での販売サイトの発見は出来ず諦めかけた時、アマゾンUKのユーズドショップで出品しているのを発見。
オーダーしてから数週間後に、ブラジルからの国際便が届き、何も注文した覚えがないなあと思いながらも封を開けたらこのCDが入っていた。
ブラジルのショップがアマゾンUKに出品していたのである。
さて、アルバム自体であるが、今回のどこかインドを思わせるジャkットから、演奏スタイルに何か変化があったかと思ったが、結果が全くの変化無し。
爽やかでクラシカルな演奏のフォーク・ロックそのもの。トレードマークのヴィオラも健在。
クラシカルなムードも健在である。
Mary の綺麗な透き通る優しい声もそのままで、この厳しい寒い季節に、部屋の中だけは春の穏やかな日差しを感じるような温かさに包まれてしまった。

Primitons "Don't Go Away: Collected Works"
Primitons 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ
感想:80年代USインディーズの重要バンドの一つ、Primitons が四半世紀を経てようやくCD化された。
しかも、フル音源集となっている。(一枚のEP、一枚のシングル、そして一枚のフルアルバムが収録されている)。
85年にMitch Easter のプロデュースのEPでデビューしていたバンドで、勿論、アナログ盤で持っていたもの。
もはやCD化ならずと諦めていただけに、今回のCD化は本当に嬉しいプレゼント。
更にこのCDでは、11曲のボーナストラックのダウンロード特典がついていて、こういうダウンロードなら嬉しい。
演奏は Mitch Easter が手がけた80年代のバンドであるだけに、R.E.M. や Connels、Guadalcanal Diary、Reivers と言ったギター・ポップバンド達に比肩するギター・ポップを聴かせる。
当然ながら80年代USインディーズそのものである。

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