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2012年4月 1日 (日)

CD聴盤日記:ルーツ系です。The Plastic Pals、Bruce Springsteen、Chuck Mead、Bob Woodruff、Hannah Cranna、Fred Eaglesmith、Todd Snider、Demolition String Band、Diamond Dogs、Daniel Hutchens、Justin Townes Earle、Ray Wylie Hubbard。

The Plastic Pals -Good Karma Cafe(Chris Cacavas (Green On Red) makes a guest appearance )
Plastic_pals 好度:
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:Chris Cacavas のゲスト参加に惹かれて購入したもの。
しかし、これは期待以上の演奏。
ソウルフルなボーカルに、ルーツィーサウンドが良く似合う。
エレクトリックスタイルのルーツ・ロックであるが、決してカントリーっぽさを感じさせない。
購入サイトの紹介では、ガレージ・ポップ~パワー・ポップと表現されていた。
しかし、これはやはりドライブ感にあふれた骨太なルーツ・ロック~ロックンロールである。

Bruce Springsteen "Wrecking Ball"
Bruce_springsteen 好度:
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:ザ・ボスの新作は、ルーツ・ロックながら、モロにユーロ・トラッドな曲を披露し、まるで Dire Straits のアルバムのような雰囲気を持っている。
そう言えば、Dropkick murphysのアルバムにもゲスト参加していたので、その辺にもユーロ・トラッドへの接近のきっかけがあったのかも知れない。
勿論、ボスならではの豪快なアメリカン・ロックも健在。
パワフルでスケール感の大きなルーツ・ロックである。

Chuck Mead "Back at the Quonset Hut"
Chuck_mead 好度:
ジャンル:ヒルビリー
感想:BR5-49フロントマンの今年のソロ作。
これはかなりディープにルーツを追求したアルバムになっている。
ロックと言えないレベルのヒルビリーもの。
伝統音楽そのものである。
録音もそれを狙ったものかも知れない。かなりローファイ。
全体的なアルバムコンセプトは、多分 Knitters。
しかし、Knitters の方には、どこかLAパンクを思わせるとんがった雰囲気を感じさせるものがあった。
しかしこのアルバムはタップリと丸まり切った感じ。
まるで、50年代のカントリーを聴いているのような雰囲気である。
と思いながら聴き進んでいくと、後半からはノリの良いロッキンな演奏に変化。
ルーツ・ロックな魅力全開の演奏を聴かせてくれた。

Bob Woodruff -The Lost Kerosene Tapes, 1999
Bob_woodruff 好度:
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:Bob Woodruff はネオ・トラディッショナルスタイルのカントリー・ロッカー。
94年と97年にアルバムを一枚ずつ出しているが、97年の方は、ネオ・トラディッショナルスタイルから脱却。
オルタナ・カントリーに接近したロッキンサウンドを展開して見せた。
しかしその後アルバムのリリースはなく、とっくに足を洗ったものと思っていたら、思わぬところから新譜がリリースされた。
とは言ってもこれはタイトル通り、98年の音源のようなので、彼の現在の活動を伝えるものではない。
しかしこの99年作は、12弦リッケン・サウンドを大きくフィーチャーしたカントリー・ロック。
Derailers や Kennedys を思わせる爽やかなサウンドを聴かせる。
なぜこんなアルバムをオクラ入りにしてしまったのか本当にもったいない。
逆によくぞこの音源を発掘してくれたと、リリース元の Sound Asleep には心から拍手を送りたい。
只、録音レベルが低く、おそらく、マスターの状態はあまり良くなかったものと想像する。
ライナーで確認したら、なるほど、カセットテープがマスター音源。納得。
最後に、クレジットを確認したら、何と、ギターとレコーディング、そしてプロデュースは Ray Kennedy だった。
納得のサウンドである。

Hannah Cranna -A Real Nice Parade
Hannah_cranna 好度:
ジャンル:ネオ・ルーツ
感想:90年代に2枚のアルバムをリリース後活動を停止していたように思えたが、遂に新譜をリリース。
Byrds 風ギター・サウンドで聴かせるネオ・ルーツ路線は変わらず。
シンプルなギター・サウンドの爽やかで素朴なフォーク・ロックを基調としたルーツ・ロックである。
地味さはなく、逆に優しい明るさを感じさせる楽曲とメロディーが心地よい。祝復活!!

Fred Eaglesmith "6 Volts"
Fred_eaglesmith 好度:
ジャンル:オルタナ・カントリー
感想:この人、とにかく地味になる一方。
このアルバムではトラドッショナル路線とも思える土着臭プンプンな百姓フォークを効かせる。
もはやカントリーというジャンルさえ飛び越えてもっとディープにルーツ(土の中)探求の道に入ってしまったようである。
録音もモノラル録音で、音質もまるでカセットで宅録でもしたかのようなロー・ファイさ、
私の好み(スッキリ、シャッキリで、泥臭い)の方向とは違った方向へ進んでしまったようである。残念。

Todd Snider "Agnostic Hymns & Stoner Fables"
Todd_snider 好度:
ジャンル:ルーツ・ロック~オルタナ・カントリー
感想:この可愛らしいジャケットとは裏腹な骨太でザラツキ感一杯のオルタナ・ルーツサウンドが押し寄せて来る。
バイオリン等のアコースティック系楽器がフィーチャーされていながら、そのバックでは常に歪み感タップリのエレキ・ギターが奏でられていて、そのアンバランスなサウンドが尚一層のオルタナなロッキン度を高めていて格好良い。
楽曲はミドルテンポの落ち着き感のあるものが多く、どっしりと腰の座った演奏を聴かせている。

Demolition String Band "Gracious Days"
Demolition_string_band 好度:
ジャンル:ルーツ・ロック~オルタナ・カントリー
感想:Elena Skye という女性ボーカリストを擁するバンドであるが、実は気付いていなかった。
Demolition String Band というバンド名の方は、以前 Eric Ambel プロデュース物で購入していて数枚持っていた。
今回はそのバンドの新譜ということで購入したもの。
しかし、他に買い逃し分が無いかと検索したら、実は Elena Skye のバンドであることに気付いた次第。
気付いたからどうのこうのということは無いが、何か、そうだったのかというサッパリした気持になったのは確か。
さて、演奏は、バンド名通り、アコースティック感タップリのヒルビリー系ルーツ・ロックである。
しかし、ここはさすがにかつて Eric Ambel が手を出したバンドだけのことはあり、ロッキンな魂を感じさせるどこかザラついた肌合いを感じさせるサウンドを聴かせる。
バンジョー、マンドリン、フィドルのアコースティック楽器が乾いた響きのオルタナサウンドを見事に生み出しているのである。

Diamond Dogs "Set Fire to It All"
Diamond_dogs 好度:
ジャンル:ロックンロール
感想:Dogs 復活!!
前作でアコースティックなカントリーを披露した Dogs であるが、やっぱり彼らの本領は、このルーズさとタフさ、ブルージーに迫るDr. Feelgood~InMates に通じる黒っぽいR&Bテイスト、そして力みなぎる圧巻のドライブ感にある。
勿論、カントリー・ルーツな演奏も味わいがあって良いのであるが、その路線は他のバンドに任せよう。
Dogs はバッドボーイズな、或いはパブ・ロッキーなロックンロール真っしぐらなのである。

Daniel Hutchens -Love Songs For Losers-
Daniel_hutchens 好度:
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:どういう経歴の持ち主かは知らないが、ストレートなアメリカン・ルーツ・ロックをアコースティックな肌合いで聴かせてくれる。しかもパワフル。
調べてみたら、Widespread Panic に結構参加しているようで、何となく納得。
しかし、Widespread のようなファンキーさはなく、Ryan Adams辺りに通じるルーツ・ロックである。

Justin Townes Earle "Nothing's Gonna Change the Way You Feel"
Justin_townes_earle 好度:
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:これは渋い。Steve Earle の息子であるが、正直、オヤジの方が弾けたルーツ・ロックを聴かせる。
こちら息子の方はジャジーなムードでよりアダルトで熟成された味わいの演奏になっている。
残念ながら渋みまで感じることが出来ないのはやはり声質の若さか。
サウンド的には、オルタナ・カントリーなザラついた味わいがああるだけに、このサウンドでロッキン度を上げてくれれば、オヤジ譲りのルーツ・ロックになること間違いなし。
Eric Ambel とか Dan Baird 辺りにプロデュースを手掛けさえてみたい!!

Ray Wylie Hubbard "Grifter's Hymnal"
Ray_wylie_hubbard 好度:
ジャンル:オルタナ・カントリー~ルーツ・ロック
感想:早いペースでリリースされた今年の新作。前作が昨年の夏だったから、わずか半年というペース。
ドラムにRick Richards が全面参加。
渋みとパワフルなロッキンさが見事にブレンドしたルーツ・ロックである。。
ベテランの深みと、Son Volt タイプのザラついたオルタナ・カントリーサウンドの味わい、そして重量感溢れるロッキンなノリを感じさせてくれるアルバムである。

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