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2012年10月30日 (火)

CD聴盤日記(10/30):ルーツ系です。Dinosaur Jr、Clover、Skydiggers。

Dinosaur Jr "I Bet on Sky"
Dinosaur_jr 好度:4
ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
感想:
ハードコアR.E.M. などとも評され、グランジ畑から登場したこのバンドも、作を重ねる度にサウンドに深みが増していき、ルーツ・ロックとオルタナ・ギターサウンドの狭間にいるような独特な音楽世界を確立してしまった。
強いてジャンル表現をするならば、オルタナ・フォーク、更に言うならば、ハードコア・フォーク。
同属の Buffalo Tom は先にルーツ・ロック世界の住人となって久しいが、その兄貴分とも言えるこのバンドは、まだまだルーツ・ロック世界の住人にはなりきらんぞという熱い気概を見せ付けている。
J. Mascis のボーカルは果てしなく深い。底の見えない深淵から静かに、でも熱く湧き出しているかのよう。
熱さの中に荒涼感と寂寥感を匂わせる、Mascis のワン・アンド・オンリーのボーカル世界である。

Clover "Clover / Fourty Niner"
Clover 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック~パブ・ロック
感想:
Costello のバックバンド、或いは Huei Lewis & The News の前身バンドとして知られているが、これはそのバンドの多分1stアルバム(70年作)と2nd(71年作)のカップリングCD。
この2枚のアルバムでは Huei Lewis のクレジットは未だ無い。
演奏は、ファンキーを感じさせるルーツ・ロックと、Brinsley タイプのほのぼのカントリー・ロックで構成されている。
2ndアルバムの方ではカントリー色がより前面に出ていて、如何にもパブ・ロックな雰囲気。
彼らをバックに Nick Lowe に歌って欲しいと思えるようなカントリー・ポップが楽しいアルバムである。

Skydiggers "Northern Shore"
Northern_shore 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:
カナディアン・ルーツ・ロックバンドの今年の最新作。
カナダのルーツ・ロックシーンの重要人物の一人、Chuck Angasとの親交も深い Andrew Cash の兄弟であり、後に Cash Brothers として活動する Pete Cash が在籍していたバンド。
デビューは91年で、Restless(Enigma傘下) レーベルから1stアルバムがリリースされた。
息の長い活動を続けており、アルバムも、間を空けながらではなるが、コンスタントにリリースしていて、アルバムも10枚を超えているはず。
Blue Rodeo に次ぐカナダの至宝バンドである。
この最新作でも変わらぬ和み系のルーツ・ロックを聴かせる。
ドスや重量感、ドライブ感とは無縁の、横ノリフォーク・ロックを基調とした演奏で、秋の夜長にゆったりとした心持ち誘ってくれるアルバムである。
尚、このアルバムを購入してから、何と4枚組みのデラックス・エディションの存在を知った。
バンドのHPでの発売。買わねば!!

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