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2012年12月 2日 (日)

CD聴盤日記(12/1,2):80年代USインディーズ系バンドとルーツ系。The Silos、Shurman、Dan Stuart(Green On Red)、Paul KellyPatterson Hood。

The Silos "Florizona"
Silos 好度:5
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:
Walter Salas Humara 率いる80年代USインディーズの代表バンドの一つ、The Silos の2012年作。
もう何枚目になるのか。14,5枚は確実に出しており、Walter Salas Humara はソロでもアルバムも2,3枚を出している。
この最新作でも、変に穏やかになるようなこともなく、出だしから思いっきり体を熱くしてくれるような骨太なドライブ感タップリのルーツ・ロックをビシっと決めてくれる。
アコースティクでフォーキーなスロー・ナンバーですら、骨太感を維持。
揺るぎない安定感で聴かせる、これぞアメリカン・ルーツ・ロック。

Shurman "Inspiration"
Shurman 好度:5
ジャンル:オルタナ・カントリー~ルーツ・ロック
感想:
多分3作目になる。ドイツは Blue Rose からで2枚組み。
前作では、Georgia Satellites バリの重量感のある南部ロックをミックスしたようなパワフルなルーツ・ロックであったが、この新作では、Son Volt スタイルのオルタナ・カントリーである。
ネバリ感のあるボーカルスタイルまでよく似ている。
ボーナスディスクも侮れない内容で、11曲入り。
よくぞこれをボーナスディスクと呼んだと褒めてあげたい。
収録音源も、よく見られるような低音質の音源とは異なり、独立したフルアルバムとして十分に楽しめる演奏内容であった。

Dan Stuart "The Deliverance of Marlowe Billings"
Dan_stuart 好度:4
ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
感想:
80年代のUSインディーズを代表するペイズリー・アンダーグラウンドバンド Green On Red の Danの最新ソロ作。
もう何年振りになるか。
同郷の Al Perry とのコラボ作等も含めて多分 枚目になる。
同じバンド仲間の Chuck Propht のソロ作も今年初めに出ていたし、Chris Cacavas のソロも09年に出ていた。
Dan もそろそろ出さないかなあと思って検索をかけたら、今年リリースしていた。
これで残りは Jack Waterson と思っていたら、何と、この Dan のソロ作のプロデューサーに彼の名前がクレジット。
期待通りの Green On Red サウンドを聴かせてくれた。
なんとも言えない独特のささくれだったサウンド、それでいて味わい深いダミ声のボーカル。
このジャケットのような乾ききった砂漠のような情景が思い浮かぶ。
でも、なぜか、和めてしまうのだから不思議である。

Paul Kelly "Spring and Fall"
Paul_kelly 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:
オージー・ルーツ・ロッカーの最新作。
彼も又80年代から活動するインディーズ系アーティスト。
R.E.M.の活躍でインディーズ系ギター・バンドに脚光があてられた80年代には、Paul Kelly も日本で紹介され、日本盤も2枚まで出たほど。
90年代初期のバンド Messangers 時代には、Scott Lit や Steve Berlin といったアメリカン・ロッカー達との交流も盛んなルーツ・ロッカーである。
彼も又息の長い活動を続けていて、今回のアルバムで18枚か19枚目になるはず。
この最新作では、なんとも優しいメロディーのフォーク・ロック。
まるで、坂田おさむお兄さんの奏でる新作童謡すら思わせる。
このアダルトムードのジャケットとは真逆の穏やかで優しさ一杯の音楽世界である。


Patterson Hood "Heat Lightning Rumbles in the Distance"
Patterson_hood 好度:3
ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
感想:
Drive By Truckers メンバーのソロ3作目。前作ではアコースティックな地味フォーク路線であったが、この新作はバンド編成。しかし、残念ながら、前作の地味路線にバンド編成のリズム隊を付加したような演奏で、決してロッキンな演奏とは言えない。
地味なのである。

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