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2016年1月

2016年1月 3日 (日)

年始早々届いたCDです。

P. Hux ""Live" Deluxe"
Phux昨年末頃に彼のホームページでリリースされていることを発見し購入。
おまけでサイン入りのギターピックが同封されていました。
P. Hux は80年代から活動しているアメリカのパワー・ポップのロックミュージシャンです。
ELO part2 にも参加していたように、ゴージャス感のあるパワー・ポップが楽しめます。
このアルバムは96年のレコーディングということです。
タイトルについている"Delux"は、95年にリリースされたソロアルバムの"Delux"と同じなので、このソロアルバムのリリースに合わせて行われたライブを収録したのだと思います。
お宝音源というところでしょうか。
良いタイミングで発見出来てラッキーでした。

Nikc Lowe & Los Straightjackets "The Quality Holiday Revue Live"
Nick_loweこのアルバムのリリースは知らなかったのですが、一昨年の14年にリリースされていたようです。
たまたま、このアルバムのアナログ盤が昨年の11月にレコードストアデイ ブラックフライデイとかいうイベントか何か向けでリリースされたことを知り、CDでは無いのか?と探していたら、 Yep Rock から普通にリリースされていたことを知り、レーベルから直接購入しました。
アマゾンが手軽と思ったのですが、アナログ盤もCD盤もなく、ダウンロードのみの販売でした。
発見出来て本当に良かった。

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2016年1月 2日 (土)

昨年の読書結果です。

昨年の読んだ本の冊数は55冊でした。
56冊目は読み切れず、2/3ページほど残ってしまいました。
SF、純文学、ミステリー、オーディオエッセイ、本のエッセイ、というのが主ジャンルでした。
特に多く読んだのは、高橋克彦、眉村卓、中村うさぎ でした。
本は基本的に新刊で買っているのですが、買うスピードに読むスピードが追いつけず、どうしても買ったままの積読物が繁殖してしまいます。
既読と未読を間違えないように、未読の本には書店でつけてもらったカバーをそのままにして書棚に入れます。
読み終わったらカバーを外してオリジナルの状態で書棚に入れ直すので、一目瞭然です。
そして、書店カバーがついたままで書名すらわからない状態の本の多さに呆れます。
読む順番が回ってくると同じ作家のものを集中して読むことが多くなります。
なので作家が集中しました。
それでも、昨年読んだ本が10年以上前に買ったままの本というのもかなりあり、積読にもほどがあると我ながら呆れます。
特に大ファンである眉村さんの本は、ある程度未読本が溜まってこないと読めません。
なぜなら、読んでしまうと次が無くなるからなのです。
まだ次の本があるぞ、という状態で安心して読むことが出来ます。
結果、眉村さんの本は昨年も数冊出ているのですが、未読で、前世紀の刊行物をやっと読んだのです。
なお、再刊本は安心して読めます。昔の記憶との差も面白がりながら読みました。
そんな中で面白かったと印象に残ったものを残しておきます。

先ずは高橋克彦です。
この人のものも新刊をためてから読んでいます。シリーズ物は特にためます。なので未読分がまだ数冊あります。
舫鬼九郎、バンドネオンの豹、総門谷それぞれの最後の巻分です。
これらを除いて昨年読んだのは次の5作品でした。

高橋克彦「ツリー」
Photo_2Photo_3読んで満足感を味わえた長編SF小説でした。
「竜の棺」のスピンアウト版と言っても良いかもしれない。
高橋節炸裂の文体はスピード感に溢れ心地よいリズムで読み進ませる。
善人、悪人入り乱れての戦闘の果てには、敵、味方の壁が壊れて仲間になってしまうという展開が痛快。
最後は感動!!
とても大らかなアメリカン娯楽映画とか、70年代の「ヤマト」系SFアニメのような映像感の描写で、文学的には評価されないだろうけれども、素直に涙してしまった。

高橋克彦「ジャーニー・ボーイ」
Photo_5爽やかな読後感に浸れる傑作。
実話をベースに、作者独自の解釈を加えて小説化したもの。
歴史冒険小説に分類されるかもしれない。
冒険とは言っても、日本国内なので、荒唐無稽さはない。
でもストーリーの展開にスリルがあり、作者の上手さを感じながら読み進んで行った。
半村良、隆慶一郎、宮部みゆき、そしてこの高橋克彦と、文章とストーリーテリングの上手さには職人的な見事さを感じる。
文章を読むこと自体が快感なのです。
この登場人物達と、もっとずっと一緒に旅をしていたかった。
北海道編(あるのかな?)も是非読みたい!!

高橋克彦「ドールズ 最終章 夜の誘い」
Photo_6途中から目がウルウル。「仲間」の素晴らしさを味わわせてくれた。
最初は、江戸時代の人形師の魂が幼児の中に蘇るというホラーで始まった。
そして、この人形師が日常の中に起こる事件を解き明かす短編シリーズに展開。
このままちょっとライト系なミステリで終わるのかと思ったら、大悪霊が登場し、異次元世界での戦闘物というSFに発展。
このまま大味なSFに発散してしまうのかと思っていた。
この最終章で、見事に収束させてくれた。
ドールズシリーズを頭から再読したいと思わせてくれる大団円でした。
よくぞこれだけの世界を構築してくれたもの。
感動すら覚えた、読んで良かったと思わせる最終巻の長編でした。

高橋克彦「非写真」
Photo_8最新ホラー短編集。2編は既刊単行本「たまゆらり」に収録済みなので、何となく読み覚えがあった。
他は全て初見。
さすがに上手い。
前半はほっこり系、しかし、後半は怖かった。








高橋克彦「東北蝦夷の魂」
Photo_9「風の陣」「炎立つ」「天を衝く」「火焔」の蝦夷4部作を俯瞰した歴史エッセイ。
東北への熱い思いが強く伝わってくる。










次は眉村卓です。
積読物はまだまだあるので安心して読めます。
昨年は再刊物を含めて6冊でした。
今年はもっと読みたいと思っています。

眉村卓「発想力獲得食」
Photo_1020年前の購入本。
ショートショート集なので、最後まで一気読みとはいかず、少しずつ読んでいたのが、途中で、別の長編小説とかに掛かってしまい、途中放置状態なっていたものです。
もうどれを読んだもので、どれが読んでいないのか全く分からなくなってっしまったので、最初から読み直し。
そして今度は途中浮気はせずに最後まで一気に読み切ってしまった。
面白かった。眉村本の魅力を再確認。
次はエッセイ。

眉村卓「大阪の街角」
Photo_1195年刊ですからこれも20年間積読状態でした。
エッセイながら、ショート・ショート的な面白さを感じながら読み進めました。
最後に必ずオチがありました。
いわゆるどんでん返しとしてのオチではないです。
著者の面白い角度から感想のようなもので、これが意外性があって、そう来るか、という感じなのです。
面白かったです。





「迷宮が丘 六丁目 不自然な町」
Photo_12眉村卓作品も収録された児童向けアンソロジー。
児童向けとは言いながら、中学生とか社会人も主人公になっていて、70年代の国産SF短編集の趣もある。
面白かった。









眉村卓「司政官 全短編集」
Photo_14「消滅の光輪」「引き潮の時」以外の「司政官」物の全作品を発表順ではなく司政官の世界での時間軸順に収録したもの。
「司政官」短編群は、SFマガジン掲載時や、単行本で何度も読んでいました。
しかし今回は発表順ではなく、司政官の世界の中の時間軸で読むことが出来、とても新鮮に司政官の世界を味わうことが出来ました。
黎明期から終末期までを順を追って読むことで、あたかも自分がこの司政官の世界の住人でいるかのような錯覚すら覚えました。
各時代の中で描かれる司政官達が直面する事件や問題への対面の仕方が、組織の中の個人というテーマ自体の重みや深みと重なって、現実感を伴って迫ってくるのです。
過去(この小説の世界での)の出来事を頭に入れた状態で読み進めるので、なおさらあの時代はああだったのに、この時代ではこうなってしまうのか、といった感覚でとてもリアルなのです。
司政官シリーズが単行本として刊行された当時には中学~高校生だったこともあり、このテーマの深さを実感としては味わえていなかったことを改めて認識しました。
社会の組織の中で実際に生きている今だからこそ共感も出来、理解も出来る面白さに満ちていました。

眉村卓「眉村卓コレクション異世界篇I ぬばたまの・・・」
Photo_15「ぬばたまの・・・」は高校生の時に最初に読み、その後文庫化された時に、巻末についていた著者年譜が欲しくて文庫も購入したことを今でも覚えています。
それも高校生でしたから、それ切りだったような気がします。
今回、多分30年以上たって読み返し、全く印象が違っていて驚きました。
やはり面白味が増している。感じることの出来た面白さの質が、ストーリー展開の面白さから、主人公の心情に共感出来る面白さに変化していました。
中高生の頃、夢中になった学園物に感情移入した時と同じような面白味を味わえたのです。
司政官シリーズと同様でした。
眉村作品で描かれる、組織の中の人間というテーマを実感として感じられ、共感出来るようになったということでしょう。
全ての眉村作品を読み返してみたい!!

眉村卓「カルタゴの運命」
Photo_16これは傑作の本格SF。
本当に久々に感動、面白さと言える新作のSF小説を読んだという充実感を味わえました。
まるで、70年代、80年代に読んでいた眉村ジュブナイルSFの世界を、主人公が完全な青年として登場する小説世界で味わえました。
青年を主人公とする小説だと、司政官や社会派SFなのですが、これらとは全く違った小説世界でした。
登場人物達の間に芽生える友情感と、互いに別れがたい感情が芽生える物語は、本当に眉村ジュブナイルSFの友情物語の世界なのです。
異界から現れて主人公と関わる登場人物が、ともに同じ世界と同じ時間、そして同じ事件、危機を共有しながら、友情とも言える感情が登場人物達の間に芽生えるのです。
そして終盤に訪れる別れ。
更には、再開を示唆するような爽やかな最後。
堪りません!!
又、SF的道具立てとしての時間理論も面白かった。
異世界人の語るこれまでの謎の答の説明も本当に懐かしかった。
「なぞの転校生」「未来からの挑戦」「天才はつくられる」「つくられた明日」等々の世界。
中学生の時に味わえた感動と同じ質の感動を、35年経ってからも味わえるなんて。
堪能した!!

次は中村うさぎです。
中村うさぎは爆笑買い物エッセイで好きになりました。
しかし、買い物依存から、風俗嬢、ホスト、整形と普通の人が絶対に辿らないような道をたどり、その様子を爆笑かつシビアなエッセイに綴っているのです。
ここまで自分をさらけ出して大丈夫なのかと、面白さを通り越して心配にすらなります。
爆笑エッセイから身と魂を削る純文学の世界が同居している感のある無二の世界でした。
5冊です。

中村うさぎ「さびしいまる、くるしいまる」
Photo_17なんというシビアな爆笑エッセイ。
笑いながら泣き出しそうになりました。
純文学として成立しうる魂の叫びだと思いました。










中村うさぎ「愛か、美貌か ショッピングの女王4」
Photo_18うさぎ節全開!!
遂にホストから整形へ。












中村うさぎ「美人になりたい うさぎ的整形日記」
Photo_19いつもながら度肝を抜かれる内容。笑いと深い洞察に今回も感服。











中村うさぎ「壊れたお姉さんは好きですか?」
Photo_20中村うさぎのあけっぴろげなエロテーマエッセイ。
相変わらず深い考察である。
でも笑いもタップリ。











中村うさぎ・岩井志麻子・森奈津子「最後のY談」
Photo_21ここまであけすけに語ってしまうのか、と痛快この上無い対談集。










ここからはアラカルトです。

野村あらえびす「音楽は愉し」
Photo_22コレクター魂これにあり!!
大正~昭和初期にこんなレコードコレクターが存在したとは。
自分の思いに重なるコレクター的情熱とエピソードの数々。
面白かった!!






北原 尚彦「SF奇書天外」
Photo_23ヨコジュンの「古典こてん」の後継的エッセイ。
文体まで似せた感じであったが、こなれていない感じで、ちょっとつらかった。
でも内容は面白い。
特に入手経緯は最高。
本の内容紹介よりもその入手経緯のエピソードの方に、より興味を惹かれた。






北原 尚彦「SF奇書コレクション」
Photo_24「天外」の続編。これも本を買うエピソードが面白かった。










北原尚彦「古本買いまくり漫遊記」
Photo_25ちょっとはずし感のあるくだけ文体にはやはり馴染めない。
しかし、内容的には期待通りの古本購入エッセイ。
あっという間に読み切ってしまった。









はいだしょうこ「虹色メロディー」
Photo_27NHKのおかあさんといっしょの中でも不思議系を思わせてしょうこお姉さん。
番組卒業後の数多くの民放系バラエティ番組の出演で、その独特のキャラクタを全開させた、しょうこお姉さんのエッセイ集。
宝塚時代のエピソードは爆笑もの。
文章は、正直「作文」といった感じで、まるで幼馴染の知人が書いたものを読んでいるような心地よさでした。
誠実さの伝わる内容でした。




鏡明「二十世紀から出てきたところだけれども、なんだか似たような気分」
Photo_28「本の雑誌」に連載されたエッセイの単行本化。
独特の文体で読みづらさはあったけど、SF好きには興味深い内容でした。











G.ガルシア=マルケス「百年の孤独」
Photo_29およそ35年振りに新装版で読み返したもの。
出だしで、引き込まれ、中盤はダレ、最後また引き込まれました。
やはり最後の一ページがすごい。
全てがこの最後の1ページのために書かれているということを再認識しました。
最初にこの小説を読んだ高校時代には、読むことに精一杯で面白味を味わうまでには至れていなように思います。
マルケスの世界をもっと堪能したいと思い、新潮社のマルケス全作品シリーズを一気買いしてしまいました。
マルケスは一昨年他界しているので、これらの作品を読んでしまうともう新作が読めません。
当分は積読です。

大江健三郎「宙返り(上下)」
Photo_30Photo_31上巻は、読むのが正直苦痛でした。
しかし、下巻も後半になって話が一気に展開し、読むスピードも上がりました。
過去作品の世界から主要人物達が登場し、滑稽さと懐かしさが複雑に絡む物語でした。
大江文学の集大成的な作品と思いました。
でもこのあとにさらに2作品が書かれているので、それらを今年は読もうと思っています。
大江作品は読み始めるまでに、「読むぞ」という決心が要ります。
なので未だ積読状態です。

柴野 拓美(著),牧 眞司 (編集) 「柴野拓美SF評論集 (理性と自走性――黎明より)」
Photo_32これは面白かった。正に日本SF史そのもの。
本のサブタイトルになっている「理性と自走性」のSF論は正直良く分かりませんでした。
あまりに論文チックな書き方で馴染めませんでした。
しかし、SF作品への論評は面白かった。
黎明期のSFマガジン等に掲載された短編一つずつに丁寧な論評がされていて嬉しかった。
眉村作品も多数論評されていて嬉しかった。
柴野さんの眉村評は期待値も含めてとても高かったように思えて嬉しかった。

チャーリー・ラヴェット「古書奇譚」
Photo_33面白かった。シェイクスピアの正体と、偽書(贋作物)殺人事件を絡めた展開でほぼ一気読み。
高橋克彦の浮世絵師殺人事件シリーズと共通性を感じさせる面白さでした。
しかし、シェイクスピアの正体を追及するという歴史ミステリ的な面白さは全くない。
高橋克彦の歴史小説や、伝奇小説、浮世絵シリーズでは、学術論文を小説の形式で発表しているのではないかと言っても良い位に、新たな発見の事実を積み上げているが、この本では完全なフィクションとして、エピソードを作っているよな感じなので、シェイクスピアの正体のナゾに独自の説を立てているという感じではなく、そういう歴史的なナゾを解くスリリングさはないのです。
ミステリとしての意外性も小さく、殺人事件の犯人も想定内でした。
古書薀蓄が多いわけでもないので、ストーリー展開の面白さだけで読めた感じでした。
次の作品にまでは手は出さないだろうなという感じです。

以上です。
今年も、面白く、そして感動出来る作品に出会いたいと思います。
週一冊ペースで行けると良いなあと思います。

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2016年1月 1日 (金)

昨年のCD購入いきさつが印象深かったCD達。

明けましておめでとうございます。
もう何年も日記を放置しているCDバカです。
しかし日記の放置期間中もバカさ加減は全く不変。
CD購入量は毎年ほぼ千枚ペース。
千枚は超えないようにセーブすることを目標に、今年も無事、923枚と目標はクリア!!
実は、ボックス物は1枚にカウントするというズルをしました。
ズルをしないと千枚を超えてしまいますので...

昨年は、聴く側も製作者側も大きくその傾向にあると思われる「CD離れ」によって、「CDが好き!!」という人には受難の時代になったとつくづく実感しました。
アルバムリリースは最初からダウンロードオンリーとか、アナログオンリーでMP3ダウンロード付とか。
CDはリリースされても300枚限定、500枚限定とか。
CDのリリースを知った時には、既に市場からは姿を消した後ということがとても多かったと思います。
それでも何とか、CD大好きなCDバカは、フィジカルCDアルバムを探して彷徨を続けています。
そんな状況なので、「CD購入時の思い出ベスト」(「購入CDのベスト」ではないです)というのを残してみようと思いました。
ベストと言いながら、ランキングではなく、入手出来た順番での記載です。

1.Los Dudes "Hipster Retirement Home"
Los_dudesアメリカン・ロックのローカルバンドを多数手掛けるプロデューサーに Eric Ambel という人がいまして、この人の作品が大好きで追いかけています。
新しいプロデュース作の存在を彼のホームページで発見し、「購入せねば!」と、ネット捜索を行いました。
それが、この Los Dudes というバンドの"Hipster Retirement Home"というアルバムです。
しかし、数年前のリリースで、このバンドのホームページ(bandcampという共同サイト)でもCD販売は終了済みで、ダウンロードのみの販売でした。
アマゾンは勿論、他の海外のネットCDショップを色々探すも、中古盤も含めて、販売しているところは発見出来ませんでした。
ダウンロード販売しかしていないバンドのホームページでしたが、コンタクト用アドレスが記載されていたので、「もしかしたら」と淡い期待を抱きながら、「どうしてもフィジカルCDでアルバムが欲しい」とメールを送りました。
そしたら、バンドのリーダーから返信があり、「住所を連絡くれたら直接送る」と言ってくれたのです。
しかも、「CDが到着したら代金を送って」と言ってくれたのです。
その代金というのも、CDアルバム一枚分どころか、送料にも不足しそうな額でした。
私はすぐに住所を返信し、Paypal という決済サイトを使って代金を送りました。
しばらくして、彼からCD発送の連絡メールがあり、更に「自分のソロプロジェクトのライブCDも同封した」と言うのです。
このバンドのリーダーのソロプロジェクトだなんて、もちろん欲しいです。
リリースされていたことすら知りませんでした。
知っていたら又探しまくっていたことでしょう。
実質送料分のみの代金で、CDアルバム2枚を快く送って頂くという本当に「神対応」でした。
更に、この同封頂いたソロプロジェクトのライブ盤が意表をついてくれました。
ソロアルバムと思っていたら、バンド編成で、しかも、ギタリストに私の大好きな80年代USインディーズバンド、The Fleshtones の中心メンバーである Keith Streng が参加していたのです。
いやあ~、本当に何重にも嬉しいことが重なったアルバムでした。

2. George Usher "The Last Day Of Winter Special Deluxe CD Edition"
George_usherGeorge Usher という人は、80年代のUSインディーズシーンで活躍していた人で、私が追いかけているロックミュージシャンの一人です。
この人が新作をリリースするという情報をたまたまネット検索で発見し、彼のホームページの販売ページから購入予約をしました。
3月初旬の頃でした。
新作のリリース日は4月7日と出ていました。
4月中には届くかなあと楽しみに待っていたのですが、4月はおろか、5月、6月と過ぎても届きません。
本当にリリースされたのかどうかも気になり、4月にホームページ記載のメールアドレス宛に問い合わせも行いました。
しかし、返信はなく「いくらなんでも遅すぎるなあ」と思いながらも、もうダメかと諦めかけてもいました。
しかし、7月も下旬になった時に、もう一度問い合わせてみようと思い、今度は Paypal の送金先のアドレスに問い合わせを行いました。
そしたら今度はすぐに George 本人から、Paypal アドレスの方から返信があり、私が4月に問い合わせたメールと、Paypal からの支払い通知のメールがスパムフォルダに入り、確認から漏れていたとのことでした。
8月に無事CDは届きました。
ホームページ記載のアドレスとは別のアドレスでコンタクトがとれたことと、George本人からメールがあったことで、とても印象に残ったアルバムです。
しかも、このアルバムですが、ホームページには演奏者のクレジット等がなく知らなかったのですが、何とプロデュースが Eric Ambel(前項記載の)だったのです!!
これまた嬉しさが幾重にも重なったアルバムでした。

3. 松田聖子のSACD「Tinkerbell」
Photo松田聖子のSACDシリーズはここの日記でも何度か話題となっていましたが、私もずっと最初のシリーズ(チクルス?)から買っていたので、全部揃えてしまおうと思っていたものです。昨年の第2シリーズ(チクルス?)の初回リリース分の2作「North Wind」「Silhouette~シルエット~」が届いたので、次の分「Canary」「Tinkerbell」も予約しようとサイトを見たら予約開始後まだ一週間程度しかたっていないのに、「Tinkerbell」は完売状態で予約不可になっていたのです。
「へっ?」というのが正直な感想です。
「何かの間違い?」「実はまだ予約開始前?」
色々疑問は浮かびましたが、その状態はずっと変わらずでした。
「発売日になれば買えるだろう」「ユニオンジャズ店なら入荷されるだろう」等、色々自分に都合の良いことを考えていたのです。
そして、ステレオサウンドからのメールマガジンで、松田聖子のSACDを発売日前に東京インターナショナルオーディオショウのブースで1日50枚ずつだけ限定販売というニュースを知りました。
「これはもう、これに賭けるしかないなあ」という思いに至りました。
それにしても一日50枚、少ないです。
なぜ「Tinkerbell」だけこんな状態なのか不思議でしょうがない。
ショウの当日は金曜の平日でしたが、もともと有休の予定で、目的は傅先生の講演会。
整理券をもらうため、開場の30分前に行けばよいかと思いながら出かけました。
「SACDは帰りにでも寄って買おう」位の気持ちでした。
しかし、会場に到着し、受付も終わってみると、なぜか、受付とは別の行列が出来ているのです。
何の行列かと思って確認してみると、ステレオサウンドの物販ブースでした。
まさかと思い、念のため私もその行列に並んでみました。
傅先生の講演会目的でしたが、ここは臨機応変。
予感は的中でした。
前に並んでいる人の買う様子を見ていると松田聖子SACDの購入者多数でした。
これは50枚の売り切れもあり得ると思い、ドキドキしながら順番を待ちました。
何人か前の人の購入する様子を見ていると、販売員の人が机の上に並べているものを渡さずに後ろの棚から取り出して渡していました。
私の直前の人は、デスクに面出しされている松田聖子のSACDを購入しています。
どういうことだろうと思いながらも、私の順番になったので、私も机の上の面出しのSACDを指そうと思ったところで気付きました。
机に面出しされているものは、発売済みのもので、今回の目的の事前販売物ではなかったのです。
危うく、前の人に釣られて既に購入済みのものを又買ってしまうところでした。
それに気づき「発売前のものはどこですか?」と聴くと販売員の方が後ろの棚から「これですか?」と取り出して見せてくれたのが「Canary」「Tinkerbell」の2枚でした。
私はホッとしながら、購入しました。
無事、この2枚は購入出来ましたが、残念ながら傅先生の講演の整理券はゲット出来ませんでした。
が、物欲が上回るCDバカとしてはこれで正解。
あとで分かったのですが、「Tinkerbell」はやはり開場1時間程度で完売したようでした。
発売日当日のサイト販売でもあっと言う間に売り切れだったようです。
臨機応変な判断で良かったとつくづく思った次第です。
それにしてもなぜ「Tinkerbell」だけがこれほどの売れ行きを見せたのかは未だにナゾです。

4. Bluefields "Pure"
Bluefields
私の大好きなバンドに、Georgia Satellites というバンドがいます。
既に解散しているのですが、バンドのフロントマンだった Dan Baird はソロでも活動継続中です。
その Dan Baird が新たなプロジェクトとして組んでいるのが、この Bluefields というバンドなのです。
私がこの情報をつかんで、バンドのホームページを見た時には既に3枚のアルバムをリリース済みで、ホームページでは2ndと3rdだけが販売中でした。
1stは完売で廃盤。入手不可能でした。
わずか4年前のリリースアルバムが入手不可能であることに、とても悲しい思いをしました。
このバンドは Dan Baird 以外のメンバーもすごいのです(私にとってですが)。
Dan はベース、メインボーカルは Royal Court Of China というギター・バンドにいた Joe Blanton、ギターが Jason & The Scorchers というカウ・パンクバンドの Warner E. Hodgesなのです。これは私にはスーパーバンドなのです。
Royal~は80年代後半に2枚のアルバムだけを残して消えていましたが、私は大好きでした。そのメンバーの名前を四半世紀振りに見たのです。興奮しました。
Warner はソロアルバムも出しているし、ゲスト参加作も含めて追いかけています。
そんな3人が組んだスーパーバンドの1stアルバムは、2ndと3rdを入手出来ているだけに尚更欲しくてたまりませんでした。
ネットで捜索して、何とか注文を受け付けているドイツのショップを発見。
在庫ありとなっていましたが、疑わしい。
料金先払いでしたがダメモトで注文しました。
しかし結局キャンセル扱い。料金が戻ってきても、CDは入手出来ないので、かえってガッカリ感が倍増です。
イギリスアマゾンで入荷予定なしでしたが、ウォントリストに登録が出来たのでそれで網を張っていたら、遂に出品者が登場。
ポンド建てと円安が合体してCD2~3枚分の値段でしたが、迷わず購入。
購入操作中に売り切れにならないかとドキドキしながらの購入でした。(以前別のサイトで、最後の確定ボタン後に「売り切れ」表示なったことがあり、それがフラッシュバックするのです)
あとは無事に届くかです。
イギリスとかドイツとかからは割と届かず終いというのがあるので、これまたドキドキです。
「出荷準備中」のステータスが一週間たっても変わらないこともドキドキでした。
ようやく「出荷済み」のステータスに変わり、約2週間後に無事入手となりました。
ドキドキが重なったアルバムでした。

5. The Baseball Project "The Broadside Ballads"
Baseball_project
このバンドもスーパーバンドです。
R.E.M. の Peter Back、Dream Syndicate の Steve Wynn、Young Fresh Fellows の Scott McCaughey が組んでいます。
3人とも、その各々のバンド、ソロアルバム、プロデュース作、ゲスト参加作と追い掛けている対象なのです。
この Baseball Project というバンドで正式リリースアルバムは3枚あり、タイトルも「1st」「2nd」「3rd」とシンプルで、全て購入出来ていました。
ある日、このメンバーの Steve Wynn のホームページで、Baseball Priject のアルバムで知らないアルバムがダウンロードオンリーでしたが掲載されていたのです。
CDバカとしては、ダウンロードオンリーアルバムには食指が働かないので、未知のアルバムでもこれはしょうがないと思っていました。
しかし、このアルバムが実は4年前に、正式1stアルバム以前のアルバムとして、しかもフィジカルCDアルバムとして販売されていたことを知ってしまったのです。
こうなると「入手せねば」の思いがつのるCDバカ。
しかし、当然のごとく、中古盤も含めて販売サイトは見つからず。
そもそも、このアルバム自体がヒットすることが稀なのです。
諦めていたある日、Steve Wynn のホームページをチェックしたら、サイトデザインが変更になっていて、物販ページもリニューアルされていました。
その時に何と、Baseball Project "The Broadside Ballads"の下にCDでショッピングカートのボタンが付いていたのです。
「えっ?」と思い、このアルバムの詳細ページを確認すると、やはり「在庫なし」状態。
「在庫なしなのに、なぜカートボタンが付いているの?」と思い、他のアルバムを見ると、やはり在庫なしのアルバムにはカートボタンはついていないのです。
「ん~、たぶんこれはサイトデザイン変更時のミスだなあ」と思いながらも、ダメモトで、カートボタンがあるんだから注文しても良いだろうと思い、代金は Paypalでの先払いだけど、キャンセルされても良いやと考えて注文しちゃいました。このとき、他にもう一枚別のアルバムもダメモトで注文したのです。
数日後にメールが届いて、やはりというか、このカートボタンは間違いだったようで、直ぐにサイトはボタン無に変更されていました。でも、この Baeball Project のアルバムは在庫があったということで、発送されたのです!!
予想通り、もう一つのアルバムの方は在庫なしでキャンセルされ、返金されました。残念です。でも、LPでは持っているので、止む無しと心の整理はついていました。
Baseball Project については、最後の一枚がたまたま発見されたような感じです。何年も在庫なしだったのですから。
それが、ミス(と思われる)とは言え、私に注文されてしまったのですから、これは運命とすら感じました。
やってみるもんですね。

6. The Riffing Cowboys "Hank 'n' Roll: A Rock 'n' Roll Tribute to Hank Williams"
The_riffing_cowboys
最後は、これまた私にとってのスーパーバンドのアルバムです。
このアルバムのジャケットを見ると、普通に Hank Williams のカバー集で、食指は動きません。
しかし、見逃せない情報があったのです。
何と、ほとんどの曲を、Bluefields のメンバー(Dan Baird、Joe Blanton、Warner E. Hodges)が演奏していて、数曲に Eric Ambel が参加し、更に Jason & The Scorchers のフロントマン Jason が参加しているのです。
これは最強のスーパーバンドです。
しかし、リリースは11年でこれまた4年前。
ネット捜索をすると、このバンドとしてのホームページが存在していて、そこでのみフィジカルCDが販売されていたようなのです。
現在ではそのホームページ自体が閉鎖済みで辿り着けません。
ダウンロード販売はいくつか見つけましたが、やはり食指は働きません。
しかし、ある意味バンドのホームページにも準ずる bandcamp のページに辿り着きました。
そこでもダウンロードでしか販売はしていません。
しかし、何とコンタクト用メールアドレスが記載されていたのです。
プロデューサーの人でした。
ダメモトで、「フィジカルCDが欲しい」とメールで訴えました。
そしたら、このCDは500枚しかプレスしていなくて、手元には17枚だけあるということで、一枚譲ってくれることになったのです。
代金は送料込みで通常のCD一枚分程度。
ラッキーでした。
カナダの人でした。
カナダからは何度もCDは購入していますが、届かないというようなことは無かったので、今度も大丈夫と自分に言い聞かせて待ちました。
発送連絡から約2週間。遂にCDが届きました。
諦めちゃいけない、ダメモトが大事とつくづく思いました。

以上です。
今年も、諦めず、ダメモトでCD購入にアタックしようと思っている次第です。

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