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2016年1月 1日 (金)

昨年のCD購入いきさつが印象深かったCD達。

明けましておめでとうございます。
もう何年も日記を放置しているCDバカです。
しかし日記の放置期間中もバカさ加減は全く不変。
CD購入量は毎年ほぼ千枚ペース。
千枚は超えないようにセーブすることを目標に、今年も無事、923枚と目標はクリア!!
実は、ボックス物は1枚にカウントするというズルをしました。
ズルをしないと千枚を超えてしまいますので...

昨年は、聴く側も製作者側も大きくその傾向にあると思われる「CD離れ」によって、「CDが好き!!」という人には受難の時代になったとつくづく実感しました。
アルバムリリースは最初からダウンロードオンリーとか、アナログオンリーでMP3ダウンロード付とか。
CDはリリースされても300枚限定、500枚限定とか。
CDのリリースを知った時には、既に市場からは姿を消した後ということがとても多かったと思います。
それでも何とか、CD大好きなCDバカは、フィジカルCDアルバムを探して彷徨を続けています。
そんな状況なので、「CD購入時の思い出ベスト」(「購入CDのベスト」ではないです)というのを残してみようと思いました。
ベストと言いながら、ランキングではなく、入手出来た順番での記載です。

1.Los Dudes "Hipster Retirement Home"
Los_dudesアメリカン・ロックのローカルバンドを多数手掛けるプロデューサーに Eric Ambel という人がいまして、この人の作品が大好きで追いかけています。
新しいプロデュース作の存在を彼のホームページで発見し、「購入せねば!」と、ネット捜索を行いました。
それが、この Los Dudes というバンドの"Hipster Retirement Home"というアルバムです。
しかし、数年前のリリースで、このバンドのホームページ(bandcampという共同サイト)でもCD販売は終了済みで、ダウンロードのみの販売でした。
アマゾンは勿論、他の海外のネットCDショップを色々探すも、中古盤も含めて、販売しているところは発見出来ませんでした。
ダウンロード販売しかしていないバンドのホームページでしたが、コンタクト用アドレスが記載されていたので、「もしかしたら」と淡い期待を抱きながら、「どうしてもフィジカルCDでアルバムが欲しい」とメールを送りました。
そしたら、バンドのリーダーから返信があり、「住所を連絡くれたら直接送る」と言ってくれたのです。
しかも、「CDが到着したら代金を送って」と言ってくれたのです。
その代金というのも、CDアルバム一枚分どころか、送料にも不足しそうな額でした。
私はすぐに住所を返信し、Paypal という決済サイトを使って代金を送りました。
しばらくして、彼からCD発送の連絡メールがあり、更に「自分のソロプロジェクトのライブCDも同封した」と言うのです。
このバンドのリーダーのソロプロジェクトだなんて、もちろん欲しいです。
リリースされていたことすら知りませんでした。
知っていたら又探しまくっていたことでしょう。
実質送料分のみの代金で、CDアルバム2枚を快く送って頂くという本当に「神対応」でした。
更に、この同封頂いたソロプロジェクトのライブ盤が意表をついてくれました。
ソロアルバムと思っていたら、バンド編成で、しかも、ギタリストに私の大好きな80年代USインディーズバンド、The Fleshtones の中心メンバーである Keith Streng が参加していたのです。
いやあ~、本当に何重にも嬉しいことが重なったアルバムでした。

2. George Usher "The Last Day Of Winter Special Deluxe CD Edition"
George_usherGeorge Usher という人は、80年代のUSインディーズシーンで活躍していた人で、私が追いかけているロックミュージシャンの一人です。
この人が新作をリリースするという情報をたまたまネット検索で発見し、彼のホームページの販売ページから購入予約をしました。
3月初旬の頃でした。
新作のリリース日は4月7日と出ていました。
4月中には届くかなあと楽しみに待っていたのですが、4月はおろか、5月、6月と過ぎても届きません。
本当にリリースされたのかどうかも気になり、4月にホームページ記載のメールアドレス宛に問い合わせも行いました。
しかし、返信はなく「いくらなんでも遅すぎるなあ」と思いながらも、もうダメかと諦めかけてもいました。
しかし、7月も下旬になった時に、もう一度問い合わせてみようと思い、今度は Paypal の送金先のアドレスに問い合わせを行いました。
そしたら今度はすぐに George 本人から、Paypal アドレスの方から返信があり、私が4月に問い合わせたメールと、Paypal からの支払い通知のメールがスパムフォルダに入り、確認から漏れていたとのことでした。
8月に無事CDは届きました。
ホームページ記載のアドレスとは別のアドレスでコンタクトがとれたことと、George本人からメールがあったことで、とても印象に残ったアルバムです。
しかも、このアルバムですが、ホームページには演奏者のクレジット等がなく知らなかったのですが、何とプロデュースが Eric Ambel(前項記載の)だったのです!!
これまた嬉しさが幾重にも重なったアルバムでした。

3. 松田聖子のSACD「Tinkerbell」
Photo松田聖子のSACDシリーズはここの日記でも何度か話題となっていましたが、私もずっと最初のシリーズ(チクルス?)から買っていたので、全部揃えてしまおうと思っていたものです。昨年の第2シリーズ(チクルス?)の初回リリース分の2作「North Wind」「Silhouette~シルエット~」が届いたので、次の分「Canary」「Tinkerbell」も予約しようとサイトを見たら予約開始後まだ一週間程度しかたっていないのに、「Tinkerbell」は完売状態で予約不可になっていたのです。
「へっ?」というのが正直な感想です。
「何かの間違い?」「実はまだ予約開始前?」
色々疑問は浮かびましたが、その状態はずっと変わらずでした。
「発売日になれば買えるだろう」「ユニオンジャズ店なら入荷されるだろう」等、色々自分に都合の良いことを考えていたのです。
そして、ステレオサウンドからのメールマガジンで、松田聖子のSACDを発売日前に東京インターナショナルオーディオショウのブースで1日50枚ずつだけ限定販売というニュースを知りました。
「これはもう、これに賭けるしかないなあ」という思いに至りました。
それにしても一日50枚、少ないです。
なぜ「Tinkerbell」だけこんな状態なのか不思議でしょうがない。
ショウの当日は金曜の平日でしたが、もともと有休の予定で、目的は傅先生の講演会。
整理券をもらうため、開場の30分前に行けばよいかと思いながら出かけました。
「SACDは帰りにでも寄って買おう」位の気持ちでした。
しかし、会場に到着し、受付も終わってみると、なぜか、受付とは別の行列が出来ているのです。
何の行列かと思って確認してみると、ステレオサウンドの物販ブースでした。
まさかと思い、念のため私もその行列に並んでみました。
傅先生の講演会目的でしたが、ここは臨機応変。
予感は的中でした。
前に並んでいる人の買う様子を見ていると松田聖子SACDの購入者多数でした。
これは50枚の売り切れもあり得ると思い、ドキドキしながら順番を待ちました。
何人か前の人の購入する様子を見ていると、販売員の人が机の上に並べているものを渡さずに後ろの棚から取り出して渡していました。
私の直前の人は、デスクに面出しされている松田聖子のSACDを購入しています。
どういうことだろうと思いながらも、私の順番になったので、私も机の上の面出しのSACDを指そうと思ったところで気付きました。
机に面出しされているものは、発売済みのもので、今回の目的の事前販売物ではなかったのです。
危うく、前の人に釣られて既に購入済みのものを又買ってしまうところでした。
それに気づき「発売前のものはどこですか?」と聴くと販売員の方が後ろの棚から「これですか?」と取り出して見せてくれたのが「Canary」「Tinkerbell」の2枚でした。
私はホッとしながら、購入しました。
無事、この2枚は購入出来ましたが、残念ながら傅先生の講演の整理券はゲット出来ませんでした。
が、物欲が上回るCDバカとしてはこれで正解。
あとで分かったのですが、「Tinkerbell」はやはり開場1時間程度で完売したようでした。
発売日当日のサイト販売でもあっと言う間に売り切れだったようです。
臨機応変な判断で良かったとつくづく思った次第です。
それにしてもなぜ「Tinkerbell」だけがこれほどの売れ行きを見せたのかは未だにナゾです。

4. Bluefields "Pure"
Bluefields
私の大好きなバンドに、Georgia Satellites というバンドがいます。
既に解散しているのですが、バンドのフロントマンだった Dan Baird はソロでも活動継続中です。
その Dan Baird が新たなプロジェクトとして組んでいるのが、この Bluefields というバンドなのです。
私がこの情報をつかんで、バンドのホームページを見た時には既に3枚のアルバムをリリース済みで、ホームページでは2ndと3rdだけが販売中でした。
1stは完売で廃盤。入手不可能でした。
わずか4年前のリリースアルバムが入手不可能であることに、とても悲しい思いをしました。
このバンドは Dan Baird 以外のメンバーもすごいのです(私にとってですが)。
Dan はベース、メインボーカルは Royal Court Of China というギター・バンドにいた Joe Blanton、ギターが Jason & The Scorchers というカウ・パンクバンドの Warner E. Hodgesなのです。これは私にはスーパーバンドなのです。
Royal~は80年代後半に2枚のアルバムだけを残して消えていましたが、私は大好きでした。そのメンバーの名前を四半世紀振りに見たのです。興奮しました。
Warner はソロアルバムも出しているし、ゲスト参加作も含めて追いかけています。
そんな3人が組んだスーパーバンドの1stアルバムは、2ndと3rdを入手出来ているだけに尚更欲しくてたまりませんでした。
ネットで捜索して、何とか注文を受け付けているドイツのショップを発見。
在庫ありとなっていましたが、疑わしい。
料金先払いでしたがダメモトで注文しました。
しかし結局キャンセル扱い。料金が戻ってきても、CDは入手出来ないので、かえってガッカリ感が倍増です。
イギリスアマゾンで入荷予定なしでしたが、ウォントリストに登録が出来たのでそれで網を張っていたら、遂に出品者が登場。
ポンド建てと円安が合体してCD2~3枚分の値段でしたが、迷わず購入。
購入操作中に売り切れにならないかとドキドキしながらの購入でした。(以前別のサイトで、最後の確定ボタン後に「売り切れ」表示なったことがあり、それがフラッシュバックするのです)
あとは無事に届くかです。
イギリスとかドイツとかからは割と届かず終いというのがあるので、これまたドキドキです。
「出荷準備中」のステータスが一週間たっても変わらないこともドキドキでした。
ようやく「出荷済み」のステータスに変わり、約2週間後に無事入手となりました。
ドキドキが重なったアルバムでした。

5. The Baseball Project "The Broadside Ballads"
Baseball_project
このバンドもスーパーバンドです。
R.E.M. の Peter Back、Dream Syndicate の Steve Wynn、Young Fresh Fellows の Scott McCaughey が組んでいます。
3人とも、その各々のバンド、ソロアルバム、プロデュース作、ゲスト参加作と追い掛けている対象なのです。
この Baseball Project というバンドで正式リリースアルバムは3枚あり、タイトルも「1st」「2nd」「3rd」とシンプルで、全て購入出来ていました。
ある日、このメンバーの Steve Wynn のホームページで、Baseball Priject のアルバムで知らないアルバムがダウンロードオンリーでしたが掲載されていたのです。
CDバカとしては、ダウンロードオンリーアルバムには食指が働かないので、未知のアルバムでもこれはしょうがないと思っていました。
しかし、このアルバムが実は4年前に、正式1stアルバム以前のアルバムとして、しかもフィジカルCDアルバムとして販売されていたことを知ってしまったのです。
こうなると「入手せねば」の思いがつのるCDバカ。
しかし、当然のごとく、中古盤も含めて販売サイトは見つからず。
そもそも、このアルバム自体がヒットすることが稀なのです。
諦めていたある日、Steve Wynn のホームページをチェックしたら、サイトデザインが変更になっていて、物販ページもリニューアルされていました。
その時に何と、Baseball Project "The Broadside Ballads"の下にCDでショッピングカートのボタンが付いていたのです。
「えっ?」と思い、このアルバムの詳細ページを確認すると、やはり「在庫なし」状態。
「在庫なしなのに、なぜカートボタンが付いているの?」と思い、他のアルバムを見ると、やはり在庫なしのアルバムにはカートボタンはついていないのです。
「ん~、たぶんこれはサイトデザイン変更時のミスだなあ」と思いながらも、ダメモトで、カートボタンがあるんだから注文しても良いだろうと思い、代金は Paypalでの先払いだけど、キャンセルされても良いやと考えて注文しちゃいました。このとき、他にもう一枚別のアルバムもダメモトで注文したのです。
数日後にメールが届いて、やはりというか、このカートボタンは間違いだったようで、直ぐにサイトはボタン無に変更されていました。でも、この Baeball Project のアルバムは在庫があったということで、発送されたのです!!
予想通り、もう一つのアルバムの方は在庫なしでキャンセルされ、返金されました。残念です。でも、LPでは持っているので、止む無しと心の整理はついていました。
Baseball Project については、最後の一枚がたまたま発見されたような感じです。何年も在庫なしだったのですから。
それが、ミス(と思われる)とは言え、私に注文されてしまったのですから、これは運命とすら感じました。
やってみるもんですね。

6. The Riffing Cowboys "Hank 'n' Roll: A Rock 'n' Roll Tribute to Hank Williams"
The_riffing_cowboys
最後は、これまた私にとってのスーパーバンドのアルバムです。
このアルバムのジャケットを見ると、普通に Hank Williams のカバー集で、食指は動きません。
しかし、見逃せない情報があったのです。
何と、ほとんどの曲を、Bluefields のメンバー(Dan Baird、Joe Blanton、Warner E. Hodges)が演奏していて、数曲に Eric Ambel が参加し、更に Jason & The Scorchers のフロントマン Jason が参加しているのです。
これは最強のスーパーバンドです。
しかし、リリースは11年でこれまた4年前。
ネット捜索をすると、このバンドとしてのホームページが存在していて、そこでのみフィジカルCDが販売されていたようなのです。
現在ではそのホームページ自体が閉鎖済みで辿り着けません。
ダウンロード販売はいくつか見つけましたが、やはり食指は働きません。
しかし、ある意味バンドのホームページにも準ずる bandcamp のページに辿り着きました。
そこでもダウンロードでしか販売はしていません。
しかし、何とコンタクト用メールアドレスが記載されていたのです。
プロデューサーの人でした。
ダメモトで、「フィジカルCDが欲しい」とメールで訴えました。
そしたら、このCDは500枚しかプレスしていなくて、手元には17枚だけあるということで、一枚譲ってくれることになったのです。
代金は送料込みで通常のCD一枚分程度。
ラッキーでした。
カナダの人でした。
カナダからは何度もCDは購入していますが、届かないというようなことは無かったので、今度も大丈夫と自分に言い聞かせて待ちました。
発送連絡から約2週間。遂にCDが届きました。
諦めちゃいけない、ダメモトが大事とつくづく思いました。

以上です。
今年も、諦めず、ダメモトでCD購入にアタックしようと思っている次第です。

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