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2021年1月 2日 (土)

昨年の総括

昨年の購入CDは、624枚でした。

まあまあ、抑えの効いた購入状況だったかなと思っています。

しかし、その反動か、本の購入冊数がちょっと増えてしまい、518冊でした。

勿論、その一割も読めていません。

読んだ冊数は49冊でした。

今年はせめて週に一冊、通年では52冊は読みたいなあと思っています。

「好度」を5点満点でつけていますが、満点の5点を付けたベストCD42枚ありました。

次の通りです。

1.Theatre Royal "Singles 2010-18"

 これはすさまじいまでの Spongetones も真っ青になりそうなほどの美メロパワー・ポップ。

2.Various Artists "For The Record - A Tribute To John Wicks"

 Jamie Hoover が全体プロデュースで、Don Dixon まで参加。

 他、Bill Berry, Peter Case, Carla Olson, Paul Collins など。

3.Randy Franklin "Coastlines"

 とにもかくにも Jamie Hoover 。完璧でした。

4.Jimmer "The Would-Be Plans"

 カントリーフレーバーと清涼感に溢れ、そしてノスタルジックなメロディーが心を撫でるルーツ・ロック。

 ルーツ・ロックバンド、Rave-Ups のリーダーのソロ作、さすがでした。

5.Tom Baker "Dirty Snakes"

 Dirty Truckers リーダーのソロ第二弾。

 豪快で軽快なカントリーフレイバーをかませながら、ラウドなロックンロールをぶちかましている、暴走と郷愁の融合。

 Jason & The Scorchers や Eric Ambel 物を彷彿とさせる演奏とサウンドである。

6.Rob Martinez "Maybe Miss America"

 ビートリッシュじゃないけど、なんともオールディーズ風味を感じさせるギター・ドリブンなパワー・ポップ。

 とにかくメロディーが秀逸で、そのメロディーを覆うサウンドがノスタルジックで、思わず泣けてくる。

7.Various "Hole In The Wall 20th Anniversary Live!"

 Doug Sahm、Leroi Bros 等が一同に会したテキサンルーツ・ロックパーティーで、ご機嫌なロックンロールのオンパレード・ライブ。

8.Blue Angel "Blue Angel"

 シンディー・ローパーが無名時代に在籍していたバンドのアルバム。

 オールディーズ風味がタップリと効いたロカビリーなのである。

9.Overtures "Onceinaworld"

 「formerly of The Jetz, and more importantly, The Pencils!」 ということで購入したもの。

 期待以上に爽やかでメロディアスなマージー・ビート・ポップ~フォーク・ロックで、ビートリッシュであり、Byrdsィーな演奏サウンド。

10.Dropkick "The Scenic Route"

 「Byrds ポップ、ここに極まれり」な、極上のエレクトリックフォークロックの世界。超優良レーベルSound Asleepもの。

11.Jimmy Haber "Blue Palms"

 明るくサンシャイン系なパワー・ポップで幕開け。2曲目以降も、ノリのよいラウドなパワフルサウンドにストレートなネジレ感の無いメロディーを乗せた極上のロックンロール系パワー・ポップを聴かせる。

12.The Floor Models "Esprit de Floor"

 ギターのアルペジオが実に心地よい Byrds 系フォーク・ロック。

13.Cupid's Carnival "Color-Blind"

 サウンドばかりか、曲調までもビートリッシュ。

14.Red Skylark "Collection"

 Byrdsィーなギターサウンドのメロディアスなキラキラ系パワー・ポップ。

15.Dave Kuchler "It's Pronounced..."

 激甘メロディーの洪水な Jerry Fish meets Byrds & Beatle なパワー・ポップ。

16.Travel Lanes "On"

 Buzz Zeemer メンバーのバンド。Costello 系のメロディーにボーカルとルーツィーな演奏がグッドマッチ。

17.Michael Oliver & The Sacred Band "Yin & Yanxiety"

 ルーツ・ロックからビートル・ポップまでは幅広く聴かせる。ベースになっているのはルーツ・ロック。

 しかもその演奏とサウンドがとても Eric Ambel プロデュース物系なのである。

18.Gerry Devine and the Hi-Beams "Fire Lane (Remastered with Bonus Tracks)"

 Gear Daddies 等のUSインディーズロックからカントリー色を抜き取ったようなギター・サウンドのギター・ポップ。

 どことなく漂うルーツ感が実に心地よいアメリカン・インディーズ・ロック。

 E.I.E.I.O. 等と同じ肌合いを感じる優良バンドである。

19.Gary Ritchie "Head on a Swivel"

 ビートリッシュで、Byrdsイーなギター・サウンドの洪水。時速200Kクラスのど・直球なパワー・ポップ。

20.The Amplifier Heads "Loudah"

 Dave Edmunds や Billy Bremner をラウドにしたようなシンプルなパブロッキーロックンロールをぶちかます。

21.Mike Stinson "Hell & Half of Georgia"

 名プロデューサーのR.S. Field がプロデュースし、テキサスルーツ・ロッカーのJesse Dayton、Dave Gonzales が参加している。

 おそらくテキサス産ルーツ・ロッカー。

 このレコーディングクレジットで期待させる演奏とサウンドは正に期待通り。

 テキサス魂溢れる泥臭いルーツ・ロック。

22.Dr Boogie "Gotta Get Back To New York City"

 名は体を表す通りの、最高のご機嫌ロックンロールである。

23.The Corner Laughers "Temsecal Telegraph"

 完璧なまでの 10,000 Maniacs~John & Mary 路線の爽やかで可愛らしいフォーク・ポップ。

 KC Bowman(Bye Bye Blackbirds)の全面参加とレコーディング参加。

 気持ちの良いキラキラしたアコースティックサウンドの要はマンドリンと思っていたら、なんとウクレレだった。

24.Kingbees  "Steppin Out 'N' Going"

 Blasters に輪をかけたノリノリさがたまらない。驚愕のスウェディッシュバンドである。

25.Dana Countryman "Come Into My Studio"

 日本の60年代~70年代の歌謡曲のような何とも切ないメロディーを縦横無尽に聴かせてくれる。

26.Billy Bremner "Cocktaol Of The Year"

 Rockpile は生きていた!!

27.Linda Gail Lewis "Hard Rockin' Woman"

 Jerry Lee の妹。これは良い。完璧なアメリカン・ロックンロール。まるで Blasters である。

28.V.A. "Surrender To The Rhythm The London Pub Rock Scene Of The Seventies"

 良い。とにかく良い。演奏が良い、サウンドが良い、録音が良い。

 未知なバンドも多数で良い。

29.Tad Overbaugh "Open Road & Blue Sky"

 ルーツ・ロックバンドKickbacksのリーダーのソロ最新作。

30.The Explorers Club "To Sing And Be Born Again"

 これぞ、サンシャイン・ポップ。

 シンフォニックさを出さずに、キラキラ感とゴウジャス感と、カラっとした乾いた空気感を見事に成り立たせている。

31.Spygenius "Man On The Sea"

 Byrds 系のアルペジオ・エレキ・ギターサウンドが心地よいパワー・ポップ。

 楽曲的にもネジレ感やオルタナ感は無し。シンプルでストレートなメロディーと演奏が心地よかった。

32.The Foreign Films "Ocean Moon (New Songs and Hidden Gems)"

 とてもドリーミーでソフトな演奏のパワー・ポップ。楽曲自体はとてもビートリッシュ。

33.Nite Sobs "Do The Sob!"

 Blow Pops を彷彿とさせる演奏、綺麗なエレキギター・サウンドで、60年代ポップスを継承するメロディーである。

34.The Successful Failures "Pack Up Your Shadows"

 カントリー色を濃厚に出し、まるで Eric Ambel 物のような感触で格好良い。

35.Harmed Brothers "Across the Waves"

 まるで初期の John Wesley Harding や Costello を思わせる抜群のポップセンスで聴かせる。

36.Geoff Palmer & Lucy Elli "Your Face Is Weird"

 スタルジー感タップリなメロディーのパワー・ポップ。

37.Garfields Birthday "Typically Stereo"

 R.E.M. 、Smithereens、Connells 等の80年代名バンドの名前が次々と浮かんでくるようなギターサウンド。

 楽曲もどこかフォーキーな香りがする。正に80年代USインディーズの正統継承者であった。

38.Jesse Dayton "BANJO & SULLIVAN THE LOST TAPES CD's"

 てっきり、ローファイで地味なレア音源集と思っていたので、ちゃんとしたプレス盤で、完璧なまでのバンド編成でしかも録音は完璧なハイファイで驚いた。

 これが限定販売とは実にもったいないCDである。

39.KELLY'S LOT "ANOTHER SKY"

 ボーカルは女性で、初期の頃の Lucinda Williams を彷彿とさせる。

 サウンドはもろに、Rom Russell なのである。実に心地よい。

40.The Palisades "Almost Night (2CD)"

 直球な Replacements 系ギター・ロック。しかし、メロディーが良すぎるので、パワー・ポップなのである。

41.Kurt Baker "After Party"

 これは驚いた。いつもの、パンキッシュでラウドなパワー・ポップサウンドを完全封印。

 今作はビーチ・ボーイズも驚きの見事なまでのキラキラサンシャイン・ポップで攻めまくり。

 うきうき、ノホホンで陽気なサンシャイン・ポップが格好良い。

42.V.A. " STRUM & THRUM: THE AMERICAN JANGLE UNDERGROUND 1983-1987"

 Mitch Easter がラベルシールに長文のコメントを寄せているのがすべてを物語っている。

 とてつもない神のようなラインナップのコンピレーションである。80’s USインディーズの宝箱である。

そして、印象に残った本は次の7冊でした。

1.碧野 圭「書店ガール5~7」

 第一巻は所詮ラノベ的な雰囲気で書店も本も道具扱いにしか見えなかったこのシリーズ。

 3巻目から本気を出したなという感じ。最終巻まで一気読みになってしまった。

 面白かった。

2.広瀬正「エロス」

 時間物というか、パラレル・ワールド物のSFであった。

 現在の物語に対し、もしあのとき、ああだったらというもしもの過去を語る並行物語。

 そして、最後には、語られていた現在こそが、現実世界から見たパラレルワールドだったというオチ。

 素直に面白かった。

 そして、小松左京の解説も見事であった。

3.高橋克彦「鬼九郎孤月剣」

 さすがである、ここまで娯楽性を持たせながら、とても複雑な入り組んだストーリーで2転3転どころの転がり具合では済まさない。

 そして、敵味方入り乱れての大団円。唸ってしまった。

4.原田宗典「こんなものを買った」

 中村うさぎ系列の買いモノ日記を期待して買った本。面白かった。横田順彌と中村うさぎが合体したような内容と文章だった。 

 読みやすく、軽妙。オチもちゃんとあった。

 この本以降、原田宗典のエッセイは見つけると買い続け、結局、6冊読んでしまった。まだまだ読みたい。

5.榎本憲男「巡査長 真行寺弘道」シリーズ

 一昨年、オーディオが登場する小説としてオーディオ雑誌に紹介されていて、読んだもの。

 このシリーズにはまってしまった。

 文章もストーリーも文句無しで、そのストーリーのアイディアはとても社会的でSF的なのも良い。

 最初はミステリーかと思ったが、いわゆるトリッキーな謎解きに終わらず、社会的なナゾに踏み込んでいるのが良かった。

 半村良や高橋克彦のSF物を思わせてくれた。

6.ロバート・チャールズ・ウィルスン「クロノリス 時の碑」

 面白かったが、グロテスクな描写、登場人物達の不幸な結末の多さ、そして救いの無い結末で読後感の気持ち良さは無かった。

 最後まで取っ散らかることなく、きちんとストーリー上の謎も回収されているのは良かった。

 クロノリスは未来の誰が作ったものなのか、ちゃんと解き明かされ、その以外な正体はいかにも時間SFな循環系のオチになっていた。

 只、最大のナゾである「クイン」の正体の最後のさらし方がたった一行の事実で済ませてしまったのは、ご都合主義的で残念であった。

 でも、文章、ストーリーとも上手かった。

7.里見蘭「古書カフェすみれ屋と本のソムリエ」、「古書カフェすみれ屋と悩める書店員」

 日常ミステリ物。文章や表現が実に上手い。

 新たな書き手を発見出来たうれしさを感じた。

 本が、日常に生じたふとしたナゾを解くカギになるという、ご近所ミステリでなかなか面白かった。

今年も色々なCD、本に出合いたいと思っています。

以上

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