書籍・雑誌

2016年11月 6日 (日)

神田古本まつりの成果です。

神保町の古本まつり。
先週は行けなかったので昨日行ってきました。
最終日の一日前ということで、めぼしい本は無くなっているだろうなあと思いながらも、「残り物は...」という期待も込めての参戦でした。
それにしてもまあ、人の多いこと。
普通の週末の何倍もの人出の多さに正直辟易。
通行さえままならない状況でした。
出店棚の前はどこも人の壁で、なかなかじっくりと本を探すことは出来ません。
却ってストレスがたまりそうです。
それでも人垣の隙を見つけては入り込んで何か出物は無いかと一通り全店を眺め渡し、結局出店からの戦利品はゼロ。
まあ、おまつりなので、人出そのものを楽しむのが良いのでしょう。
とは言いながらも何も買わないのもつまらないので、普通のお店も見て回り、結果2冊だけ購入しました。
一冊は堀晃「漂流物体X」。
理系ハードSFは苦手な部類と思って堀晃さんの作品には手を出していなかったのですが、たまたま短編集「太陽風交点」でその認識を新たにしたところでした。
なので、せっかく見つけたこの本を購入。
おまつりのおかげか、付いていた価格の半額で購入出来ました。
そしてもう一冊は眉村卓「ながいながい午睡」。
「ながいながい午睡」だけはなぜか文庫化も再版もされていません(私の知る限り)。
収録されている作品の一部は他のタイトルの文庫に収録されていますが、全作を読むにはこのオリジナル本を読む以外に手は無いのですね。
この本は既に持っているのですが、帯無し本です。
今回見つけたのは帯付き本なので、ならばと思い購入しました。
実は半年ほど前に発見していたのですが、値段が結構行っていたので購入をずっと見送っていました。
実質、帯だけを買うのと一緒なので。
この帯付き本はしばらくするとその書店の棚からは無くなっていて、無くなると無性に「やっぱり買っておけばよかったかな」と少し後悔していたのです。
それが昨日再び目の前に現れたので、「これはもう買え」という神のお告げだな、と思い素直にそのお告げに従いました。
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ついでに、「本迷宮」で私が購入した3種のカバーです。
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2009年9月13日 (日)

読書日記(9/12):恩蔵茂「FM雑誌と僕らの80年代 『FMステーション』青春記」

恩蔵茂「FM雑誌と僕らの80年代 『FMステーション』青春記」

001
懐かしい、FM雑誌の4誌にまつわる色々なエピソードをその内側にいた
人間の側から書いたエッセイ本。
タイトルにもある通り、FMステーションの元編集長が書いている。
雑誌の創刊から廃刊までおよそ30年の時間の流れの中で、FM放送の
開始の歴史から始まり、FMエアチェックのブーム、レンタルレコードの
隆盛、CDメディアの登場、FM局の多局化 等々の環境変化との関わり
が興味深く綴られている。
勿論、雑誌編集そのものに関わるエピソードとして、取材アーティストと
の関わりや、エアチェックのメディアとしてのカセットテープのこと、
FM4誌のそれぞれの特徴と最後発誌としてFMステーションの位置づけ
など、内部でその編集を直接行なって来た人間の生の声は非常に興味深か
った。
そして何と言っても、FMステーションを実際に買って、読んで、切り取
ってカセットテープライブラリ作りに励んでいた世代には、FM放送と音
楽という側面から捉えた80年代の青春グラフィティとして、ドンピシャ
な内容が一杯詰まっている。
237ページで文字もビッシリと詰まった本であるにも関わらず、今日の
夕方に書店で見つけて購入し、夕食後に音楽を聴きながら一気に読みきっ
てしまった。
この手の回顧物にありがちな自慢臭は皆無。あるのは、FM雑誌という
モノ作りに夢中になって取り組んだ人間の熱い思い。
タミヤ模型の社長の半生を記述した本を読んだ時にも感じた「モノ作り
っていいなあ」という感想を素直に持てた本でした。

002
これは懐かしく引っ張り出して来たカセットテープです。
左上は正に、この本でも語られていた、FMステーションの番組表を
そのままカセットのレーベルにしたもの。
右上と左下はは、FMならではの楽しみ、アーティストのライブ放送。
FM雑誌の番組記事では、オリジナルの番組カセットレーベルが付いて
いました。懐かしい、John Caffrty と Smithereens のライブ放送です。
勿論、現在でもCDとかレコードでは聴けない基調な音源です。
右下は、FMステーションの特色、鈴木英人のイラストレーベルがつい
ていて、これまた大きな魅力でした。

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2009年8月20日 (木)

雑誌「ステレオ」9月号(今月号)はまるでアキュフェーズアンプ特集!!

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今月の「ステレオ」誌9月号は、アキュフェーズユーザ、又はアキュフェーズ愛好家
には読み応え十分な内容となっていました。
先ずメインの特集記事は、「磨け! 低音表現力」と題して、低音にポイントを絞っ
てスピーカー、アンプ、セッティング、スピーカーケーブル、電源ケーブル、インコ
ネケーブルというそれぞれの観点毎に記事を独立させ、低音の表現力の引き出し方に
各評論家が迫っています。
この中のアンプ編では、AクラスとABクラスの表現力の違いという観点で、
P-7100とA-65の比較を行なっています。
更に価格差によってどう変るかという観点で、A-65とA-35の比較を行なって
います。

そして、新製品ズームアップという記事では、A-65とA-35の開発者にインタ
ビューが行なわれ、非常に興味深い開発話が掲載されています。これまでのいくつか
のオーディオ雑誌で取り上げられているようなありきたりの話ではなく、本当に開発
現場での開発者の生の声、製品に掛ける思い、興味深いエピソードが語られています。
「へ~」連発間違いなしです。
このインタビュー記事で丸8ページ、更に、使用レポートとして、評論家、山之内氏
の記事が丸1ページ掲載されています。

そして、そして、福田氏の連載記事「現代オーディオ術開講」という使いこなし講座
の記事では、「新規購入製品の使い方を知る」と題して、パワー・アンプA-65の
セッティング(ラック、ボード、床、カーペット等の各パターン)の違いによる音の
変化、電源ケーブル交換による音の変化、更には、機能の設定として、ゲインの選択
の違いによる変化、最後には空き端子の処置の仕方による変化まで、まあ、微に入り、
細に入り、丸4ページに渡る報告レポートが掲載されています。

合計で、実に15ページ分ものアキュフェーズアンプ(特にA-65)の関連記事と
なっていました。
各記事とも単なる紹介記事、カタログの延長的な記事ではなく、実際に触って使って
聴いてという内容なので、ユーザにも直接参考になるような内容が一杯でした。

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