堀江美都子

2010年3月28日 (日)

CD聴盤日記(3/28)その3:堀江美都子です。

堀江美都子 「堀江美都子 40th Encore(DVD付)」
Photo_3  昨年発売された記念ボックスと、年末にリリースされた「ミッチの独言倶楽部2009」のコンセプトを合わせたような規格アルバム。
10曲のアニメソング収録CDと、昨年の40周年記念コンサートを収めたDVDという構成。
10曲のアニメソングは全て弦楽四重奏をバックにした録音音。
残念なのは、は昨年の「ミッチの独言倶楽部2009」に収録された4曲がそのまま収録されていること。
6曲は同じコンセプトでの新録である。まあ、弦楽四重奏バックの曲を一枚に収めてくれたのは嬉しいのであるが...
 堀江美都子の歌は、シンプルな演奏をバックにますます円熟味を増し、伸びやかさには磨きが掛かっている。全く衰えの気配なしである。見事!!

 で、昨夜テレビ東京で放映された「ミューズの晩餐」の中でも、このCDと同
 じ弦楽四重奏をバックに歌を披露。弦楽四重奏の演奏者は、1stヴァイリンが
 川井郁子であることは当然であるが、チェロが、CDのレコーディングとは別
 の人であったが、2ndヴァイオリンとヴィオラはCDと同じ人であった。
 4曲をメドレー(とは言っても、ちゃんとワンフレーズずつは歌い切ったので、
 メドレーに有り勝ちな不満感は無し)で歌ったが、堀江美都子の歌は安定感抜
 群。CDでは上手いのに、テレビで歌うと音程に不安定さが見えるといったこ
 とは一切ない。余裕しゃくしゃくの伸びやかな声と歌を堪能出来た。

 この番組で良かった点は、歌以外にもう一つ。
 これまでの彼女のエッセイとか、コンサートトークでも聴いたことのないエピ
 ソードを語ってくれたこと。
 特に印象に残ったのは、「キャンディ・キャンデ」ヒットの印税の使い道。
 なんと、オーディオ装置だったのである!!
 当時のシングルレコードは確か400円だったか。私も買った口。
 100万枚突破の印税であるから、5%としても2000万円、10%なら
 4000万円であり。「土地買っておけば良かった」の発言を考えると、少な
 くとも10%は行っていたのであろう。
 で、そのオーディオ装置は、バリー・マニロウの弾くピアノの音のリアリティを
 追求するためのものだったそうで、気がついたら、印税はすっかり無くなって
 しまっていたとのこと。勿論、色々の使い道の中で一番多かったのはという
 意味でしょうけど。
 相当、装置に注ぎ込んだ様子を伺い知れた面白いエピソードであった。
 まさか、それほどのオーディオマニアであったとは。全く聞いたことのない
 エピソードであった。
 又、そこまでお金を注ぎ込んでまで聴きたいという程のバリー・マニロウ
 のファンであったということも初耳で、実に面白い番組であった。

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2010年3月 5日 (金)

CD聴盤日記(3/5):今日はキッズソングです。

ザ・ベスト 最新 こどものうた
Photo  

 

 

 

 

 

 おかあさんといっしょの新曲を神埼ゆう子お姉さん、速見けんたろうお兄さんのコンビ
 で聴けるこのシリーズの最新作。
 今回の選曲は、元気一杯の明るく賑やかな歌や、コミカルな歌の路線。
 私が好きなフォーク・ロック調のメロウでメロディアス路線の歌は残念ながら収録され
 ていなかった。
 尚、2枚構成で、2枚目の方は、テレビ主題歌関連で、こちらは尚更ストライクゾーン
 の外ばかり。
 めずらしくちょっと残念な内容であった。

堀江美都子「ミッチの独言倶楽部2009 (DVD付)」
Photo_2  

 

 

 

 

 

 デビュー40周年企画の一つ。
 CDは堀江美都子がラジオのDJ風のナレーションを入れて、40周年を振り返
 ってのコメントを話しなが曲が始まる。
 収録曲はベスト盤モノの有名曲であるが、開始4曲は新録で、クラシカルなスト
 リングスのみをバックに、明るくはつらつとした歌が聴ける。
 他6曲はオリジナルのまま。
 アニメ自体を知らなくとも、歌を歌として味わうことが出来る曲ばかり。
 特に「風の歌、星の歌、私の歌」はもう繰り返しエンドレスで聴き続けていたい
 メロディー。
 DVDの方は未見であるが、このオリジナルのVHSビデオは所有しており、
 これがDVDで見れることに感謝である。

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2010年2月19日 (金)

CD購入日記(2/19):1枚到着。

今日は1枚到着。

堀江美都子「ミッチの独言倶楽部2009 (DVD付)」
Photo デビュー40周年企画はまだまだ続いていた。昨年末にリリースされたこのアルバムは、09年新録音源が収録されたCDと、82年、83年の「ワン・ガール・コンサート」ビデオの初DVD化ディスクが収録されている。タイトルは81年にリリースされたアルバムとエッセイ集(写真集)のコラボ企画と同じもので、その09年版という意味。正にお宝アルバムである。

リリースされていたことを全く知らず、たまたま発見。良かった。更に、40周年記念ボックスの続編とも言うべきアルバムも、そのタイトルもズバリ「アンコール」で3月にリリースが予定されている。楽しみ。

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2009年8月28日 (金)

CD調盤日記(8/28):8月購入分の最後は堀江美都子「歌のあゆみ8」

今日で8月購入CDは全て聴き終えた。
最後は堀江美都子のデビュー40周年記念ボックスセットに収納された「歌の
あゆみ8」。
明日は週末で且つ月末(1日前だけど)。またCD購入日である。
あ~、早くポチッとしたい!!

3

4

5

堀江美都子「歌のあゆみ8」
 96年から今年2009年までのテレビ番組関連のキッズソング集。
 CD3枚にタップリ53曲を収録。13年分なんだから、この数倍は曲が
 あるはず。しかし、そこから厳選しての53曲。アップテンポの曲から、
 和み系のフォーク・ロック調、懐かしさ一杯のオールディーズ調、シットリ
 バラード調と、キッズソングならではのバラエティに富んだ楽曲達。
 期待通りの明るくメロディアスで懐かしさに満ちた楽曲が満載。
 堀江美都子の歌声、歌唱力に艶は増しても衰えなど微塵もない。
 これから更に10年、20年と歌い続け、「歌のあゆみ」もまた、10巻、
 20巻とリリースが続けられて欲しい!!

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2009年8月24日 (月)

CD聴盤日記(8/24):ルーツ・ロックと堀江美都子物です。

今日はルーツ系2枚と堀江美都子の最後のオリジナルアルバムを聴盤。
今月購入CDの未聴盤はあと3タイトル(5枚)のみとなった。
今週中にはちゃんと聴き終りそう。

51ogswojpol__sl500_aa240__2Chuck Mead "Journeyman's Wager"
好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック

 

感想:ロカビリー~ウェスタンバンド、BR549 のリーダーのソロ作。
   これはノリノリでパワフルなご機嫌なルーツ・ロックンロール!!
   出だしで完璧に「当たり」を確信。この曲で腰が浮きださなかったら
   ウソである。ノリノリのロカビリーで、しょっぱなから本領発揮!!
   ミドルテンポのルーツ・ロックも、アコースティックなバラード調も、
   メロディーがどこかノステルジック。「あれ、この曲誰の曲だっけ?」
   と聴き覚えがありそうでいながら、実はオリジナル曲。
   このデジャブ(?)感が又堪らない。
   ボーカルは軽いホンキートンク調。アメリカンな楽曲、演奏にピッタリ。
   ただ、全体に、あまりにオリジナル感がなく、すんなんり聴き過ぎにな
   ってしまうところで、マイナス1点で4点。

51frzozxhl__sl500_aa240_Smokestack Lightning -Heads Of Agreement-
好度:4
ジャンル:オルタナ・カントリー

 

感想:確かドイツのバンドで、演奏は完璧にアメリカーナ。
   しかし、ただのカントリー・ロックではない。
   ギターの歪ませ具合がパンキッシュで、Social Distortion とか、
       Super Suckers 等と同種の格好よさ。
   カントリー調の楽曲を歪んだギターで演奏するスタイルは正に正統
   派のオルタナ・カントリーである。
   オルタナ・カントリーとはこうあるべきと声を大にして言いたい。
   オルタナ・ギターバンドのようなネジレ感、ローファイ感はゼロ。
   ストレートな楽曲にパワフルなサウンドでアーシーなための効いた
   演奏を聴かせてくれる。これがドイツのバンドとは恐れ入った。

3

 

 

 

堀江美都子「Sing It!」
 オリジナルアルバムシリーズのラストで、86年作。このアルバムはLPだ
 けでなくCDでもリリースされ、発売時に購入している。
 ジャケットデザインの印象通り、非常に派手な感じで、当時流行りのサウン
 ドである打ち込み多用のロックアルバムとなっている。
 残念ながら、このアルバムは私にとっては、お気に入りとはならなかった。
 これでオリジナルアルバムは終了。明日からはいよいよ「うたのあゆみ8」
 に入る予定。
 96年以降のテレビ関連の音源が聴ける。楽しみ!!

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2009年8月16日 (日)

CD聴盤日記(8/16)その2:午後の部です。

今日の聴盤の午後の部はCDオンリーの7枚です。
やっぱり日曜は集中して聴けるので非常に充実感があって良い。
ハズレ物もほとんど無し。

Cdsecretpopband1 SECRET POP BAND - Pardon The Solar Interruption -
好度:4
ジャンル:パワー・ポップ

感想:ギターの音が明瞭で綺麗なパワー・ポップ。
   爽やかな曲調のミドルテンポ物と、明るく元気一杯のアップテンポ物
   が良いバランスで配置されている。
   バンド名からすと、何か有名バンドメンバーの覆面バンドかと思った
   けど、全く不明。でもPop Band であることは間違いない。
   ライナーを読んだ時には、Boston,Ceap Trick,Iron Maiden,
       Van Halen,Cars 等の名前が並んでいたので、ハードロックでニュー
   ウェーブだったら最悪じゃないかと危ぶんだが、全くの危惧に終わった。
   これらのバンドとは全く異なり、演奏はシンプル&ストレート、派手
   さの無い、人肌感の感じられる演奏である。
   このバンド名の羅列の意味はいったい何なのか、又々意味不明である。

Jdfoster Jeffrey Dean Foster -The Leaves Turn Upside Down
好度:3
ジャンル:フォーク

 

感想:これは Don Dixon 物でヒットしたものでるが、このCD自体は全く
   無関係。アコギ一本の弾き語りライブ物。一番苦手なパターンの一つ。
   メロディーによほどの魅力がないと退屈でしょうがない。
   残念ながら、これは完全に退屈物。
   で、このアーティストについて調べていたら、なんとこのCD、5年
   前に購入済みで、同じような感想を日記に残していたことが判明!!
   又やってしまったダブリ買い!!
   自己嫌悪...

CarlrosenCarl Rosen -...in case you haven't heard...
好度:3
ジャンル:ポップス

 

感想:このCDは Don Dixon 物なので購入したのだけど、音が出た瞬間
   「え~?」という疑問符が一杯。とてもDon Dixon が関わっている
   とは思えないメジャー臭さが一杯の普通のポップスサウンド。
   まあ現代のポプスではなく、70年代~80年代の Billy Joel,
   とか、Dion とか、あるいは ToTo とか、そういう感じの普通さ。
   クレジットを確認してみたら、なんと Don Dixon の他、Jim Brock,
       Jamie Hoover まで演奏に参加していた。これでここまでインディー
   っぽさがなくてメジャーっぽくなるというのは実に不思議な感じ。
   楽曲自体は、とてもメロディアスで明るく普通に「良い」感じに聴こ
   えるのだけど、やっぱりインディー好きのCDバカには綺麗すぎて
   今一なのでした。
   Don Dixon 一派の参加がなければ、試聴したとしても素通り間違い無
   しの一枚。

Cdsteepwaterband1 The Steepwater Band - Grace And Melody -
好度:3
ジャンル:オルタナ・ギター・ロック

 

感想:ん~、これはちょっときついかな?
   ギターの歪ませ方がちょっと長くしつこい。音響系のインディー物っぽい
   プロデュース。パワー・ポップ的な歪ませ方でないのがつらい。
   曲によってはシンプルなR&B系のロックンロールもあり、「こういうこ
   とが出来るんだからこの路線で行けよ!!」と言いたい。
   Mark Ford (ex.Black Crows)のプロデュースが安定していないのかも知
   れない。迷わず、Black Crows タイプで押しまくれ!!

Charlesaabed Charles Allison and Black Eyed Dog -Some Queer Raincoat
好度:4
ジャンル:ギター・ポップ

 

感想:のっけからやられた!!もう心臓のど真ん中に命中という感じである。
   一番好きなタイプの横ノリ爽やかフォーク・ロック。ギターの心地良い
   サウンドとペダルスチールの脱力感のある音色に、優しく流れるような
   メロディーが乗る。
   広々とした青い草原で爽やかな優しい風を目一杯受けているようなそん
   な光景と心地良さを与えてくれる。
   ローラがいる、ラスカルがいる、そんな古き良きアメリカの田舎の風景
   を感じることが出来る。
   Mitch Easter がミックスでクレジット。さすがである。
   しかし、2曲目で少し残念なことに。邪魔臭いムーグシンセの人工音が...
   これさえなけりゃ文句なしに5点満点。
   でも十分に満足な納得の一枚である。

001_2  

左:堀江美都子「ライブinエッグマン」
 なんとこれが初ライブ盤。85年作。
 「元気に明るく爽やかに」という堀江美都子の印象が、しっとりとした大人の
 女らしさに変ってきている感じを受けるライブ。選曲がアニメではなく、オリ
 ジナルアルバムからというせいかも知れない。一曲だけ、「キャンディ・キャ
 ンディ」を歌っていた。スタジオ盤未収録曲もある。
 ライブでは音程が怪しくなる歌手が多い中、スタジオ盤と遜色無い歌いっぷり
 に、堀江美都子の歌唱力の高さを実感させられる。
 あとは是非、「おかあさんといっしょ」系の童謡物のライブ音源も聴いて見た
 いと切に願うのであります。
 尚。ボックスの解説書の中で、歌詞に手書きの一言コメントが入っているのも
 このライブ盤のところだけ。堀江美都子本人の思いいれも深いアルバム
 なのでしょう。

右:堀江美都子「In My Heart」
 86年作。ミドルテンポで優しいメロディーのフォーク調の曲で幕を開ける。
 これは私にとってベストアルバムである「Weekend」路線。
 二曲目以降もメロウな哀愁味のある曲で構成。堀江美都子のボーカルもシット
 リと優しく情感一杯に歌い上げていて、なんら不自然感がなく、歌に聴き入る
 ことが出来る。
 ミドルテンポの曲は爽やかでゴテゴテ感がなく、シンプルなバックとピッタリ。
 一曲目の印象通り、このアルバムは「Weekend」に続くベスト物であった。

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2009年8月14日 (金)

CD聴盤日記(8/14):

今日は週末。今週購入分をようやく本格的に聴盤開始!!
今日は3枚です。

Hanksinatra Hank Sinatra -Poolhalls & Pantyhose
好度:4
ジャンル:オルタナ・カントリー~カウ・パンク

 

感想:このCDは Jamie Hoover 関連でヒットした物。しかし、アルバム
   クレジットを何度丁寧に読み直して彼の名前はどこにも現れない。
   最後にThanks 欄を見たら、そこには名前が出ていた。
   しかし、購入時の紹介文では確かに、プロデューサとエンジニアと
   して名前が出ていたはず。そこで再度紹介文を読み直したら、なんと、
   この前に別メンバーで出していた6曲入りのEP盤が彼のプロデュー
   スだった。
   又やってしまった。英文誤読。
   しかし、実際に聴いてビックリ。
   これは文句なしのオルタナ・カントリーであり、カウ・パンク。
   Eric Ambel がプロデュースしていそうなパワフルでとんがった演奏。
   カントリーが根っこにあって、ざらついて歪ませたギターが格好よい。
   Bottle Rockets,Cowslingers 等と同タイプのバンドである。
   これは嬉しい「めっけもん」だった。
   Jamie Hoover プロデュースの6曲EPも是非入手したい!!
   ちなみに、Jamie Hoover は Don Dixon の朋友で、Spongetones という
   マージービートの爽やかでメロディアスなギター・ポップバンドのリー
   ダー。

518v9gi8dnl__sl500_aa240_ Ha Ha Tonka"Novel Sounds of the Nouveau South"
好度:2
ジャンル:オルタナ・ルーツ

 

感想:Bloodshot というオルタナ・カントリー専門レーベルからの新譜とい
   うことで購入したもの。
   私の求めるオルタナ感とかは、サウンドのざらつき感、歪み感であり、
   メロディーのネジレ感ではない。
   このCDでのオルタナは残念ながらメロディーのネジレ感を表現する
   オルタナであった。メロディー自体にも何も耳に残るようなフレーズ
   もなく、単調でダラダラ。
   レーベルが Bloodshot なのでオルタナ・カントリーを期待しただけ
   に残念。

Photo 堀江美都子「素直になれなくて」

 

 前作の穏やかなニュー・ミュージック路線から一点、打ち込みを多様した
 ロック色の濃厚なアルバム。
 全体に派手な印象が強く、堀江美都子の持つナチュラルな魅力が損なわれ
 ように感じる。
 タイトル通り、「素直じゃない」印象の作品。曲調も、妙にエキゾチック
 な雰囲気を出しすぎていたり、とにかく人工臭がぷんぷんで、聴くのがつ
 らい。
 私としては非常に残念なアルバム。

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2009年8月12日 (水)

CD聴盤日記(8/12):洋物中心。Ian Hunter,Hooters 他

今日は洋物3枚と和物1枚です。

5179dhshsfl__sl500_aa240_ The Dexateens"Singlewide"
好度:3
ジャンル:オルタナ・ルーツ

 

感想:素直なオルタナ・カントリーの曲と邪魔臭いSE音が鬱陶しいオルタナサウ
   ンドが幅をきかせる曲が半々。オルタナ・カントリー路線の曲だけなら文
   句なしに4点。しかし、オルタナ丸出し物は2点。よって合わせて3点。
   ちょっと残念な一枚。

61kfngkey3l__sl500_aa240_ Ian Hunter"Man Overboard"
好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック

 

感想:John Mellencamp バンドの Andy York がプロデュースしたアルバム。
   アメリカーナではないが、アメリカン・ルーツの香りが一杯。
   ちょっと枯れた声とも相まって、最近の Bruce Springsteen にとても雰囲
   気が似ている。
   アーシーな大人の演奏で、安定感が堪らない。
 
61hc9egndl__sl500_aa240_ Rick Shea"Shelter Valley Blues"
好度:4
ジャンル:カントリー

 

感想:これは完全にベーカーズフィールド・カントリー。
   のどかに演奏されるペダルスチールやアコーディオン。
   派手さは無いが、軽やかで陽気な音色を聴かせてくれる。
   ボーカルは軽いホンキー・トンク調。
   「オルタナ」とか、「ロッキン」とか、そんな形容詞は全く不要。
   でも、なぜか、「ど・カントリー」というコテコテ感が感じられないのは
   妙に派手なアレンジが一切なく、手作り感が際立つシンプルな演奏故か。
   素朴で味わい深いくせに、ふんふんと軽快に聴き流せてしまうのである。

41u45jbgfwl__sl500_aa240_ The Hooters"Both Sides Live"
好度:5
ジャンル:ルーツ・ロック~トラッド・ロック

 

感想:80年代にヒットを飛ばしたバンドが昨年復活。
   今回はライブ盤とアコースティックセットのスタジオ盤の2枚組みで登場。
   ライブ盤の方は、非常にパワフル。元気一杯で明るい演奏がぶっ通し。
   ギター、ベース、ドラム以外に、マンドリン、ドブロ、メロディカ、アコー
   ディオン、バンジョー、リコーダー、ハーモニカといったアコースティック
   系の楽器をふんだんに操り、終始陽気でパワフルな演奏を披露している。
   リコーダーがフィーチャーされた曲は、アメリカンというよりは、ユーロ・ト
   ラッドの色合いが濃く出ていて、Men They Couldn't Hang を彷彿とさせる。
   迷いが一切ない、吹っ切れた演奏の快感を堪能できるライブ盤である。
   スタジオ録音のアコースティックセットでは更に楽器にバイオリンが加わる。
   演奏はアコースティックセットと言いながら、ドラムの入ったバンド編成で、
   力強いアコースティクロックを披露している。
   ライブ盤のような前のめり感はないものの、こちらも元気一杯の演奏である。

006 堀江美都子「ウィーク・エンド」

 

 

これは83年作。このアルバムで堀江美都子は大きな変化を遂げてしまった!!
どんな変化か。それはなんと「激太り」。何があったのか、それは分からない。
しかし、本人も認める人生最大の「太り期」だったとのこと。
ではアルバム自体はどうか。
答えは、「少し大人になって再始動」的な内容。
楽曲は穏やかでメロウなフォーク調が多くなり、前作で聴かせたような激しい
ロック調は影を潜めている。
又、ファーストやセカンドでの明るく元気一杯で爽やかという雰囲気ではなく、
哀愁味のある、どことなく物悲しいメロディー展開がほとんど。
これまでのアルバムをアニメの「主題歌集」とするなら、このアルバムはさしずめ
「挿入歌集」。
堀江美都子の歌唱力とぴったりと合い、自然と最初からの持ち歌のような自然さ
で耳に馴染んでくる。
彼女のオリジナルアルバム全9枚でどれがベストかと聞かれたら、私はこのアル
バムを上げるだろう。

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2009年8月11日 (火)

聴盤日記(8/11):堀江美都子、林寛子、浦部雅美 他

今日は和物を中心に聴盤です。
堀江美都子の40周年BOXからオリジナルアルバムを4枚と、林寛子、そして浦部
雅美一枚ずつです。
洋物は1枚です。

先ずは和物。

Photo_3    

上段左:堀江美都子「EMOTION」
 初めてのアニメ以外のオリジナルアルバム。80年作です。
 この頃は、キャンディー・キャンディーがヒットし、NHK教育テレビの「歌って
 ゴー」などのお姉さん役もこなし、マスコミへの露出が最も高かった時期だったと
 思います。
 その勢いに乗っての非アニメアルバムのリリースということで、当時高校生の私も
 発売日にLPを購入したことを覚えています。
 都会的なニュー・ミュージック風の明るい曲調が多く、堀江美都子も思いっきり歌
 っている感じが伝わってきました。
 その一方で、アニメ歌手から更に大きく成長したいという思いも伝わり、どこか無
 理をしている感じも否めない、そんなファーストアルバムとなっています。

上段真中:堀江美都子「IMAGE」
 ファーストの「EMOTION」が好評だったようで、翌年81年にオリジナルセカンド
 アルバムとして発売されました。勿論、これも発売日に購入です。
 このセカンドの路線は基本的にファーストと同じ、ニュー・ミュージック路線。
 しかし、堀江美都子の歌は大きく変わりました。ファーストに感じた無理さは一
 切感じられず、自然体で非アニメソングを歌っています。
 楽曲側もより自然な感じの曲が多く、フォーキーな感じすらします。
 この2枚続けての成功で、堀江美都子の歌手としてのキャリアは大きく幅を広げ
 本人も歌手として大きな自信を持てたのではないかと思いました。

上段右:堀江美都子「ミッチの独言倶楽部」
 これは異色アルバムです。曲はわずか5曲。あとの時間は誰かに宛てた手紙を情
 感タップリに読み上げるというドラマ仕立ての構成です。81年作です。
 実は、このアルバムと同タイトルの初エッセイ本も出版され、コラボ企画だった
 と思います。
 エッセイは、写真集の体裁もとられ、アイドル的な扱いになっていました。
 このアルバム自体は音楽アルバムとして聴くとやはり何か食い足りない印象があ
 ります。

下段左:堀江美都子「レディ・マドンナ」
 ファースト、セカンドの爽やか路線から一点、激しいロックな楽曲で幕開けです。
 82年作です。
 これは完全にロックかと思ったら、メロウなバラードや、原由子の曲など、ロッ
 ク~ニューミュージックを幅広く歌い上げています。
 オリジナルアルバムの先ずは第一期を締めくくる位置づけにあると思います。

下段真中:林寛子「乙女」
 これは74年のファーストアルバム。正に正統派アイドル歌謡。でも時代は70
 年代で現在とは全く違った楽曲。派手さのない、フォーク調のメロディーとバッ
 クサウンドが実に耳に心地良い。
 歌はかなり上手い。音程は安定しているし、安心して聴いていられる。
 楽曲がなんとも魅力的。せつないフレーズが随所に登場し、繰り返し何度も
 聴きたくなる曲が多い。
 これはサード、フォースも必買か。

下段右:浦部雅美「ふるさとは春です」
 「爽やかな低音と圧倒的な歌唱力が魅力」というあおり文。
 「爽やかな低音」という意味が不明であったが、実際に聴いて納得。
 低音が爽やかなのではなく、彼女の声が非常に太く、アイドルしていない。
 天地真理や五輪真弓のような声のタイプ。そして歌い方が何とも自然で、力みの
 ない伸びやかな歌い声なのである。音程の安定感は抜群。楽曲もフォーク調で爽
 やか。これはどう聴いてもアイドル歌謡ではない。
 スター誕生出身とということであるが、中のライナーで本人の弁として触れられ
 ている通り、彼女はヤマハのポプコンからデビューすべきであったと素直に思う。
 ニュー・ミュージック系のベテラン歌手のような風格と落ち着き感のある歌いっ
 ぷりである。

そして洋物一枚。

61aobv0msgl__sl500_aa240_ Pontus Snibb"Admiral Street Recordings"
好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック

 

 感想:rootsy.nu というヨーロッパのレーベルから。このレーベル物は出れば一通
   り購入することにしているが、これまでの購入物は、割とストレートなカン
   トリー物かフォーク物が多く、ロッキン物は少なかった。 
   Jason Ringenbergが参加ということで、オルタナ・カントリーを予想
   &期待したが、この予想はものの見事に裏切られた。しかし、マイナスでは
   ない。あくまで方向の違いである。
   南部臭さプンプンのルーツ・ロックで、Jason よりは Dan Baird が合い
   そう。Satellites バリのワイルドなロックンロールもパワフルでドライ
   ブ感があって格好よい。
   こういうパターンがrooty.nu にあるとは以外。
   どっしりとした重量感ある大人のルーツ・ロックである。
   ボーカルはしわがれていて、柳ジョージにそっくり。
   Jason がゲスト参加した曲はさすがに、カントリーフレイバータップリの
   田舎臭さにむせ返りそうな演奏であった。

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2009年8月 5日 (水)

CD購入日記(8/5):堀江美都子デビュー40周年記念BOX「歌のあゆみ」

7月にアマゾンに予約注文していた、アニソンの女王、堀江美都子
のデビュー40周年記念CDボックスセットが届きました。
実は、今月の注文CDを物色しているとき、7月はちょっと買いす
ぎたので8月はその分控えめにしなければと思っていたのですが,
その7月購入分にボックスセットをカウントし忘れていたことに気
付きました。
8月の購入枚数を抑え、なんとか7月超過分の帳尻を合わせたつも
りが、結局10枚分超過してしまったのでした。
ああ~、今月のカード請求額が..と落ち込みながらも、予約した
ボックスセットが無事に届いたことの喜びの方が大きく勝っている
CDバカなのでした。

Photo_2 堀江美都子デビュー40周年記念BOX「歌のあゆみ」

ボックス表面です。大きいです。LPサイズです。

 正に狂喜乱舞物です。

これが「無事に」届いたボックスセットです。
堀江美都子はこれまで「歌のあゆみ」シリーズを7巻までリリース
していて、この7巻が96年に出たまま8巻がで出ずに10数年が
経過してしまいました。
その第8巻目がこのボックスセットであり、又、彼女の歌手として
のキャリアの中でリリースしたアニメ関連ではないポップス、ロッ
クのオリジナルアルバム9枚がCD化(うち5枚は初CD化)され、
「うたのあゆみ8」を入れて合計10タイトルをまとめたボックス
セットなのです。ちなみに「うたのあゆみ」は3枚組です。
このボックスセットはたったの1000セット限定販売で、発売を
知った時点で既に発表から数ヶ月が経過していて、発売元のコロン
ビアのサイトでは予約受付完了になっていたのです。
グーグルで色々検索しても、予約完了ステータスのサイトが多く、
こりゃやばいと思っていたら、アマゾンで予約を受け付けていたの
です。
でも、予約は確実な商品入手を保障するものではないという何とも
不安を煽るようなコメントもあり、実際入手出来るのか本当に心配
していました。
予約をあと数点だけ受付ていた別のサイトにも保険の意味で注文し
ていたほどでした。
でも、本当に無事入手できてホッとしています。

001 ボックス内です。
左上がブックレットで、この下にDVDが入っ
ています。
右上がオリジナルアルバムのCDで9枚入って
います。
真ん中下が「うたのあゆみ8」で3枚組ボック
スです。

Photo_5 Photo_6

左の写真がDVDとブックレットの開き、そして「うたのあゆみ8」です。

右側はオリジナルアルバムのCD9枚です。

あ~く聴くのが楽しみ!!

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