ギター・ポップ/パワー・ポップ

2013年3月13日 (水)

CD購入&聴盤日記(3/13):久々の聴盤です。

先週木曜から、まともにCDが聴けず、土日も出勤になってしまい、なんとか土曜の店頭買いだけは強行したものの、聴くことが出来なかった。
しかし、今日は人間ドックでこれは受診必須ということで、午後はそのまま休みにし、久々に聴盤が出来た。
今日は先週土曜の店頭買い物の7枚。

The Eddies "Twice Around The World"
Eddies 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:どうみてもガレージ系のむさいおじさん3人組。
なので今一買う気になれずにいたCDであるが、これが実はパワー・ポップだったことが判明し、購入。
結果、確かにパワー・ポップで驚き。
予想通り、ガレージっぽさもある演奏ながら、楽曲は明るくとてもポップ。
メロディーもストレートで耳馴染み良さがある。
このルックスで、この演奏、サウンドは本当にギャップ。
もしルックスがもう少しパワー・ポップ系であったら、ここまで良い感じには聴こえなかったかもしれない。
ギャップの魔力にやられてしまった。

Fledgling "s/t"
Fledgling 好度:3
ジャンル:オルタナ・ギター・ポップ
感想:80~90年代のオルタナ系レーベルTVTからの一枚。
これは完全にレーベル買い。
だいたい、子供をジャケットにしたものは結構きついパンクが多いという持論からすれば、これは完全に見逃し対象なのであるが、なぜか無性に気になってしまった。
結果は小吉。
女性ボーカルのギター・ロックで、パンキッシュというよりは、ガレージな雰囲気で悪く無い。
綺麗な響きんおギター・サウンドから一転してラウドなロックチューンに変わるのも格好良い。
只、メロディーの魅力が今ひとつの感。ちょっと残念である。

The View "Cheeky for a Reason "
The_view 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:イギリス産パワー・ポップバンドの最新作。
Posies や Jellyfish 辺りのアメリカ産バンドを思わせる演奏、楽曲群。
明るくポップで、そして勿論パワフル。
イギリス産にありがちな、暗さやヒネリ感は一切なし。
ストレートに突き進む感じで清々しい演奏である。 
 
 

Sloan "Between The Bridges"
Sloan_between_the_bridges 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:カナダが誇るパワー・ポップバンドの99年作。
実はこのバンド、あまり得意なバンドではない。
理由は、彼らの1stアルバムが普通にキツ目のパンクにしか聞こえず、とてもギター・ポップやパワー・ポップとして楽しめるものではなかったから。
なので、彼らんお2ndアルバム"Twice Removed"は未だに未購入。
しかし、3rdアルバム"One Chord to Another"は、これをパワー・ポップ好きの知人がとても良いと評していたので購入してみたことろ、確かにこれは良かった。
同じバンドとは思えないほど。
そこで、次の4thアルバム"Navy Blues"も買おうと思っていたけど、ショップの試聴機で聴いたところ、これがやはり好みの外の演奏とサウンド。オルタナ度がかなり高めで購入を見送った。
以降は買わないバンドになってしまったけど、一昨年(11年)の彼らの最新作"The Double Cross"が Yep Rock からのリリースだったので、久々と思い購入して見たら、これが実によかった。
そこで、購入を見合わせていた過去作にも改めて手を出してみようと思った次第。
今回の聴盤CDは99年作で彼らの5thアルバム。
改めて見ると、先ずジャケットが良い。
何となく古臭さを感じさせ、野暮ったいとも思えるような服装の5人組の写真である。
この古臭さと野暮ったさでオルタナ系はないだろうと勝手に期待。
結果は大吉。
甘いメロディーのパワー・ポップがひしめき合っている。
サウンドも適度なラウドさと綺麗な響きのギター・サウンドが実に良いバランスで鳴っている。
これは3rdと遜色のないアルバムである。

Sloan "Pretty Together"
Sloan_pretty_together 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:これは01年の6thアルバム。
前作(5th)との違いはジャケット、
何となく、いやな予感をさせるジャケットデザイン。
オルタナ度高めパターンか?
出だしのきついSE音で、「やっちまったか」と落胆。
しかし、それもわずか十数秒で終わり、過ぎに骨太でラウドなギター・サウンドに変身。
そしてメロディアスな楽曲が奏でられらた。
どうやら危惧に終わったようである。
でも、ハードなロックナンバーから、ストリングスを配したメロウなバラード調まで幅広い演奏を聴かせるアルバムで、そういう意味ではシンプルなギター・ポップ、パワー・ポップに徹したシンプルな楽曲構成の4thに比べると少しウェルプロデュースなアルバムと言える。
サウンド的にも結構打ち込みやシンセ臭い音が結構見え隠れしており、好みの度合いから言えばやなりちょっとマイナス。
でも、やはりこのバンド、良いバンドだなあと改めて感じた。

Sloan "4 Nights at the Palais Royale"
Sloan_4_nights_at_the_palais_royale 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:これは5thアルバムと同じ年にリリースされた2枚組ライブ盤。
オルタナ度高めと判断して購入を見送った4thアルバムの後のライブ盤だけに、果たしてどんな演奏を聴かせてくれるのか、期待と不安が半判といったところであったが、この不安の方は危惧に終わった。
彼らのライブは実にシンプルなギター・サウンドのバンドアンサンブルで、余計なSE音のようなものは一切なし。
正に本領発揮のライブ盤と言える。
そういえば、彼らの3rdアルバムはスタジオ音源とライブ音源の2枚組であったけど、印象はライブ音源の方が良かったことを思い出した。
2枚組の1枚目がよりポップな楽曲と演奏で、好みのタイプ。
2枚目は少しオルタナ度が高めの演奏ばかりを収めているように感じた。
いずれにしても全28曲の充実ライブ盤であった。

He's My Brother She's My Sister "Nobody Dances in This Town"
Hes_my_brother_shes_my_sister_2 好度:4
ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
感想:LAのフォーク・ロックバンドいう紹介文で購入したものであるが、ちょっと期待とは違った。
楽器構成等は、バイオリン、ラップスチールがフィーチャーされた確かにフォーク・ロックというかルーツ・ロック系。
しかし、どうにも雰囲気が暗く、とてもアメリカンなルーツ・ロックとは言い難い。
でも、なんとなく、この全体に暗さを持った雰囲気は、X~Knitters に似ているようにも感じるのは、男女混声ボーカルのせいだからだろうか。Jon Doe と Exene のように思えてしまうから不思議だ。
そう思って聴くとこれがなかなか味のある格好良さに思えてくる。
そう、これはXの新譜なのだと思って楽しもう!!

そして今日は2枚注文。
The Saddle Tramps "Greatest Hits: Round 2 The Later Years"
ロカビリー、ロックンロールベースのルーツ・ロックバンド物。
現在ではMP3ダウンロードでしか発売されておらず、ずっとフィジカルCDで探していたもの。
ようやくフィジカル盤の販売店を見つけ出した。

Tim Krekel & Groovebillys "World Keeps Turnin'"
カントリーベースルーツ・ロッカーの06年作。

そして到着物3枚。
Son Volt "Honky Tonk"
Son_volt オルタナ・カントリー代表バンドの新作。 
 
 
 
 
 
 
 

Dr. Feelgood "Live In London"
Dr_feelgood 英パブ・ロックバンドの90年作のリマスター&エクスパンド盤。オリジナル盤よりも8曲も追加された。 
 
 
 
 
 
 

Shooter Jennings "The Other Life"
Shooter_jennings 南部臭漂うアメリカン・ルーツロッカーの新譜。

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2013年2月27日 (水)

CD聴盤日記(2/27):今日はパワー・ポップ2枚を聴盤。THE ATOMS、REVERBDUO。

今日、先月注文していたCDの不在票が入っていた。
帰宅時間が21:00とちょっと遅めだったので受け取れず。残念。

今日の聴盤はパワー・ポップ系で2枚。

REVERBDUO "EXTRANA MALDICION"
Reverbduo 好度:
ジャンル:パワー・ポップ
感想:ジャケット写真からも分かるように、アナログレコードのシングル盤を模したデザインで、実際も4曲入りのシングル盤仕立て。
スペイン産の女性ボーカルバンドで、出だしは、爽やかで綺麗な響きのギター・サウンドの演奏で、キラキラ系ギター・ポップ。
2曲目ではカントリー・ポップナンバーを披露。
しかし、ギターは若干歪ませ、少しノイジーさを出し、ほのぼのとした中に、ひっかかり感を出している。
3曲目はフォーク・ロック調。しかし、やはりギターは軽めであるが歪ませている。
そしてラストの4曲目は、歪んだギター・サウンドを前面に出した演奏で、Camera Obsucure 辺りを思わせるギター・ポップである。

THE ATOMS “SURF DERBY”
Atoms 好度:
ジャンル:パンク~パワー・ポップ
感想:骨太というよりは、野太いという表現の方がよりピッタリな感じのガレージサウンド。
しかし、楽曲の基本はサーフで、メロディーは極めて明るく甘いバブルガム系。
Flat Duo Jets のようなガレージバンドがサーフに転向でもしたかのような演奏で面白い。
販売店の紹介文では、QUEERS、BEATNIK TERMITES、SONIC SURF CITY、HAWAII MUD BOMBERS、BARRACUDAS、RAMONES 等が引き合いに出されていたので、ポップパンク系の軽めなサウンドを想像していたので、この野太さは以外だった。
でも、メロディー、コーラスは紛れもなくサーフ。
パンクというよりは、ガレージなビーチ・ボーイズという雰囲気で楽しんだ。
でも、過去作まで遡って聴きたいかと言われたら、多分ノー。
この一枚で満腹な感じである。

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2013年2月26日 (火)

CD購入&聴盤日記(2/26):今日は1枚注文、そして3枚到着。聴盤はMOTHER'S CHILDREN 、LOS AUTONAUTAS 。

今日は一枚予約注文。
隔月で利用している海外のギター・ポップ~パワー・ポップの専門店からの案内メールで、Wanderlustの "Record Time"という12年にひっそりと自主制作されていたCDが再プレスされるので、注文したい人はメールに返信をくれとあり、勿論直ぐに返信。
店主から、OKの返信があり、まずは確保出来たと一安心。

さて、今日の到着物は次の3枚。
Paul Sanchez & the Rolling Road Show "05 May 2012 New Orleans"
Paul Sanchez & the Rolling Road Show "07 May 2011 New Orleans"
Paul Sanchez & the Rolling Road Show "25 Apr 2009 New Orleans"
Paul_sanchez_jazz_festa この3枚はJazz Fest Live シリーズで Cowboy Mouth, Susan Cowsill, The BluerunnersのCDもリリースしていているようである。
3月に入ったら要注文である。 
 
 
 
 
 
 
 

そして今日の聴盤は3枚。
パワー・ポップ物が続く。

MOTHER'S CHILDREN "THAT'S WHO!"
Mothers_children_1 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:70年代パンクの香りを感じさせる演奏であるが、シンプルなロックンロールがメインで、Hurriganes や InMates といったパブ・ロックのようなノリも聴かせる。
分厚くパワフルなサウンドながら、爽快感タップリの演奏である。 
 
 
 
 

MOTHER'S CHILDREN "ARE YOU TOUGH ENOUGH E.P."
Mothers_children_2 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:そしてこちらは、同じバンドの演奏ながら突き抜けるような青春パワー・ポップ。
時折響き渡るビブラフォンの金属音がまた清々しさを見事に演出。
ラウドでぶっといギター・サウンドに明るいメロディーが合体。
爆発的に魅力全開のパワー・ポップが生み出された。 
 
 

LOS AUTONAUTAS "LO QUE QUIERO"
Los_autonautas 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ~パワー・ポップ
感想:スペインの優良パワー・ポップレーベル Rockindiana から1stアルバムを出していたバンドの2ndアルバムで10年作。
レーベルは Rockindiana から Audio Matic とい初めて聞くレーベルに移籍してしまったようであるが、演奏はより清涼感とキラキラ感をアップさせている。
メロディーも明るくこのジャケットのような青空ギター・ポップである。

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2013年2月25日 (月)

CD聴盤日記(2/25):今日は聴盤のみ。パワー・ポップ系。The Sharks。

今日は新規注文も、到着CDも無しで、ちょっと寂しい。
というか、毎日何かしらの購入・注文か、到着がある方が異常なので、本来はどっちも無いのが多分普通。
私の場合、どちらかがあるのが普通なので、どちらも無いと妙に寂しいのである。

さて、今日の聴盤も昨日に続きパワー・ポップ系で次の1枚。

THE SHARKS "PUNKS OF BRIXTON"
Sharks 好度:
ジャンル:パワー・ポップ
感想:紙ジャケ・帯付きの日本盤という珍しいアルバム。
帯に書かれた紹介文によると、ロンドンのパンクバンドということ。
しかしこれが実に見事なパワー・ポップ。それもあまりイギリスさを感じさせない演奏で、青春パワー・ポップなのである。
疾走感溢れる演奏から、ミドルテンポのポップス調、果てはアコースティックさを前面に出したギター・ポップまで幅広く聴かせる。
正統派とも言えるギター・バンドの登場である。

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2013年2月24日 (日)

CD購入&聴盤日記(2/24):3月発売予定CDを10枚予約購入。聴盤はパワー・ポップ系で、LOS SOBERANOS、KURT BAKER、HOLLY AND THE NICE LIONS。

2月も最終週に突入。今週末は3月である。
そこで、そろそろ3月リリース予定物を予約注文しておかねばと、ネットCDショップを搜索。
次の10枚を予約購入。
38 Special "Wild-Eyed Southern Boys/Special Forces (2in1)"
 このサザン・ロックバンドのアリジナルアルバムは一通りCDで持っているけど、「リマスタ」の謳い文句に弱いCDバカとしては、この2in1CDは買わねばならない。私としては、このバンド初のリマスタ盤の購入である。

Al Staehely & The Explosives "Cadillac Cowboys Ep"
Al Staehely & 10k Hrs "Al Staehely & 10k Hrs."
  Al Staehelyという人は未知の人であるが、The Explosives は大好きなパワー・ポップバンド。
 ということで、The Explosivesが組んだ相手なら悪いわけは無いと判断して、ついでにAl Staehelyのソロも注文してしまった。

Simone Dinnerstein & Tift Merritt "Night"
 Simone Dinnersteinという人は全く知らない。目当てはTift Merritt。
 オルタナ・カントリー系の女性シンガーで、基本は出たら買うアーティストの一人。

Gurf Morlix "Gurf Morlix Finds the Present Tense"
 プロデューサーとしても有名なルーツ・ロッカーの最新作。
 ゴリっとした感触よりは、どこかホワっとしたトボけた味わいの楽曲、演奏を聴かせてくれる。
 なんとなく、US版 Nick Lowe といった感じで捉えている。 

They Might Be Giants "Nanobots"
 80年代USインディーズシーンの重要バンドの一つ。その最新作。
 おもちゃ箱をひっくり返したような良い意味での雑然とした散らかり具合が楽しい演奏を聴かせてくれている。
 この新作も楽しみ。

Gene Clark "Here Tonight: The White Light Demos"
 多分タイトル通り。普通だと、本体アルバムのデラックスエディションとかで出そうであるが、単独で出てきた。
 
Jellyfish "Stack-A-Tracks"
 90年代を代表するパワー・ポップバンドの新作で2枚組み。過去の2枚のアルバムのリミックス前のオリジナルマスターテープからのリマスターのようである。
 紹介文を見る限りはインストだけのように思える。

Emily Grace Berry "Canyon Music"
 パワー・ポッパー、ルーツ・ロッカーの両方の顔を持つ Freddy Steady が関わっているアーティストの2作目。

Mount Moriah "Miracle Temple"
 女性ボーカルを擁するオルタナ・カントリーバンドの新作。

そして今日の到着物は1枚。
Bastards of Melody "Hurry Up And Wait"
Bastards_of_melody このバンドは、前に"Fun Machine"というアルバムを購入していて、これが80年代USインディーズのギター・バンドを思わせるパワー・ポップでど・ストライクなアルバムだった。
そこで他のアルバムを探して見つけたのがこれ。
未聴盤が数十枚あるので、聴けるのは当分先になりそうであるが、早く聴いてみたい。

 
 
 
 
 

今日の聴盤は次の4枚。ギター・ポップ~パワー・ポップ系。
LOS SOBERANOS "MARATON YE-YE
Los_soberanos 好度:
ジャンル:パワー・ポップ
感想:以前購入したこのバンドのアルバム"FIESTA SIN FIN!"が60年代ポップス風の演奏で気に入っていて、もう一枚のアルバムであるこのアルバムを探していたものの、以前のアルバムの購入店も売り切れ状態。
そこでその店に特注をかけたら、ちゃんと取り寄せてくれた。
このアルバムでは更に60年代風味に磨きをかけている。
演奏、メロディー、コーラスのどれをとっても完璧と言えるほどの60年代っぷり。
ビートル・ポップにスペクター・ポップと見事なまでの時代錯誤さ。
全曲スペイン語であることで、このバンドの演奏であると認識させられる。
実にマニアックなスペイン産バンドである。

VARIOUS ARTISTS "A CHRISTMAS GIFT FOR YOU FROM ELEFANT RECORDS"
Elefant_records 好度:
ジャンル:ギター・ポップ
感想:季節はズレてしまったが、クリスマスソングであることを意識せずに楽しめるコンピレーションアルバム。
ELEFANT RECORDS はギター・ポップ界では90年代に一時代を築いたと言えるスペインのレーベル。
ラウドなサウンドが主流な現在でも、このレーベルの特徴とも言える清涼感溢れる等身大のドリーミーな味わいのギター・ポップは健在。
レーベルも運営を継続している。
そのレーベルからの嬉しいクリスマスプレゼントとも言えるアルバムである。
収録アーティストの中では、BMX Bandits, Attic Lights くらいしか知っていると認識出来るバンドはないが、全16曲どれをとっても捨て曲無し。
クリスマスなのに爽やかさと温かさに溢れた演奏ばかり。さすがである。

Kurt_baker_2 KURT BAKER "BRAND NEW BEAT"
好度:
ジャンル:パワー・ポップ
感想:Paul Collins の The Beat スタイルのロックンロール系パワー・ポップを聴かせるアーティストである。
ラウドでアップテンポな曲では、パンキッシュとも言えるような荒々しさも見せる。
少し構えた所で、一転してしっとり系のアコースティックなフォーク・ロックで油断させ、そして、メロディアスなビートル・ポップでとどめを刺してくれる。
最後は、Jamie Hoover も裸足で逃げ出しそうなホンワカした味わいのマージー・ビートで極楽浄土へと誘い、成仏させてくれるのである。

HOLLY AND THE NICE LIONS "LET'S GET WILD!"
Holly_and_the_nice_lions 好度:3
ジャンル:パワー・ポップ
感想:US産パワー・ポップバンド物。
女性ボーカルを擁する男女混合3人組。
3人組というロックバンドの最もシンプルな編成であるだけに、その演奏もシンプルそのもの。
ギター、ベース、ドラムが作り出すプリミティブなギター・ロックである。
サウンド的にはかなり粗くラウド。ガレージィで、パンキッシュ。
もう少しサンシャイン的なホンワカした雰囲気を期待していたが、残念ながらこの期待は大きく外れた。
しかし、これを最初かたガールズ・ガレージとして聴くのであれば全く抵抗感無し。
パワフルなガレージ・ロックである。

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2013年1月13日 (日)

CD聴盤日記(1/12、1/13):パワー・ポップ系。EXLOVERS、The Cast、Doctor Explosion、Honest John Plain、Sugar Stems。

EXLOVERS "MOTH"
Exlovers 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ
感想:
グラスゴー系ギター・ポップ。
Camera Obscure や Pastels そして BMX Bandits 辺りを彷彿とさせるちょっと粗めでいながらアコースティック感抜群のギター・サウンド。そして、儚げで可愛らしさ一杯の女性ボーカル。
ジャケット雰囲気から想像されるような暗さ、陰鬱さは無し。
清々しくもアノラッキーなギター・ポップである。

The Cast "Trouble Times"
The_cast 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ
感想:
まるで Gin Blossoms の新作でも聴いているかのような爽やかなギター・サウンド。
これがイギリス産のギター・バンドとは思えないほど。
元 La's メンバーのこのバンド、アルバムを数作残して活動停止してから長かった。
こんな直球勝負な新作で復帰とは何とも嬉しいアルバムである。

Doctor Explosion "Música grabada, saltos y cánticos"
Doctor_explosion 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:
スペイン産ガレージバンドの03年作。
90年代のアルバムでは、プリミティブとも言えるほどのガレージ・ロックで、パワー・ポップ色は正直感じられなかった。
しかし、09年作"Chupa here!"、11年作"Hablaban con frases hechas"は、ガレージ色のあるパワー・ポップという演奏で、ガレージよりはパワー・ポップ色の方が濃厚に感じられる演奏だった。
実際、バンドメンバーの Angel Kaplan のソロ作は12弦リッケンサウンド炸裂のフォーク・ロック。
そしてこの03年作。
このアルバムは文句無しにパワー・ポップである。
只、パワー・ポップの中でもキラキラギター・ポップ系ではなく、Paul Collins のようなロックンロール系のパワー・ポップで、時に60年代ポップス調の演奏も聴かせる。
曲によってはガレージ色を濃厚に感じさせる演奏も聴かせるが、基本は骨太なギター・サウンドを軸にしたシンプルでメロディアスなロックンロールである。

Honest John Plain & Friends "s/t"
Honest_john_plain_friends 好度:4
ジャンル:ロックンロール~パワー・ポップ
感想:
70年代パンクバンド The Boys のギタリストの96年ソロ作。
Johnny Thunders を思わせるジャケットで、バッドボーイズ系ロックンロールを期待させたが、その期待は更に良い方向で裏切られた。
バッド・ボーイズ系とは言いながら、60年代ポップスやフォーク・ロック、そしてカントリーのの味わいを追加しており、メロディアスさ全開のロックンロールである。

Sugar Stems "Can't Wait"
Sugar_stems 好度:5
ジャンル:パワー・ポップ
感想:
これぞ、バブルガム・パワー・ポップ。
前作の10年の1stアルバムでは、ガレージな雰囲気を感じさせたこのバンド、この2ndでは、完璧とも言えるパブルガム・ポップのオンパレードである。
それも、ノリの良い、青空系の青春パワー・ポップ。
憂い、哀愁、郷愁、こういった雰囲気は微塵もなし。
ひたすら青空・青春真っしぐらな演奏をご堪能あれ!!
しかしこのジャケットは何とも...
綺麗な花で囲まれたバンド名の文字、これいったい何で書いたのか。
ミミズである。
演奏、サウンドとも毒っ気など一切感じられないストレートでスウィートなものだけに、このジャケットは驚き。

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2012年12月16日 (日)

CD聴盤日記(12/16):ギター・ポップ、パワー・ポップ系。Dharma Bums、Pork Dukes、The Galileo 7

Dharma Bums "DUMB: 4-track cassette recordings(1987)"
Dharma_bums 好度:3
ジャンル:ギター・ポップ
感想:
80年代~90年代に活動していた80年代USインディーズ系のギター・バンドの2010年作。
とはいっても、活動再開での新録ではなく、87年に4トラカセットに録音していた音源なので、オクラ入り音源集である。
音質は正直ブート盤レベル。
4トラカセットとはいえ、もう少し音質が良くてもと思う。
しかし収録演奏は彼らの魅力を味わえる内容である。
ガレージバンド然とした粗めのロックから、R.E.M.を思わせるギター・ポップ、そしてンプルなロックンロールと幅広い。
このアルバムは結構前に都内ショップで見つけていたものであるが、その場で買おうとまでは思わなかったもの。
しかし、拙ブログにコメントを寄せて頂いている「茶」さんとの会話の中に登場し、「そう言えば」と思い出したもの。
久々に聴くきっかけを与えてくれた「茶」さんに感謝です。
「茶」さんが、True West~ Russ Tolman のサウンドから連想するバンドして上げて頂いたことがきっかけでした。
このオクラ入り音源集でも、全体と通して感じる印象は、彼らの正規スタジオ録音盤と同様の、アメリカのザラザラとした荒野の風景が見えてくるような True West~ Russ Tolman 系のギター・ロックである。

Al Jardine "Postcard from California"
Al_jardine 好度:4
ジャンル:ポップス~パワー・ポップ
感想:
ビーチ・ボーイズメンバーの初ソロ作。
2010年作のリイシュー(とは言ってもプレス盤としては初リリース)盤。
私は正直60年代ポップスの良きリスナーではなく、メジャー系音楽にはほとんど興味を持っていないので、ど・メジャーなビーチ・ボーイズも、洋楽に目覚めた頃の80年代のアルバム以外は、ほとんどまとももに聴いたことが無い。
Brian Wilson については、パワー・ポップ愛好家の間でも話題になることが結構あり、何枚か聴いていたけど、正直メジャー臭さを感じてしまい、あまり良い印象を持ったことが無いのである。
そんな私がこのアルバムを購入したのは、たまたま都内ショップの店内でこのアルバムがかけられていて、興味を持ったのがきっかけ。
数曲、メジャー・ポップスそのものような演奏があるものの、1タイトル曲など、サンシャイン系のギター・ポップ~パワー・ポップが主軸となっていて、買わずにいられなかった。
明るく爽やかで、温かさ一杯。正にサンシャイン・ポップスそのもの。
このアルバムを聴いて、ビーチ・ボーイズ本体も聴いてみたくなってしまった。
 

Pork Dukes "Kum Kleen !!"
Pork_dukes 好度:3
ジャンル:70'sパワー・ポップ
感想:
70年代のUSバンド。パンクバンドという触れ込みであるが、70年代のパンクは、今聴くと、パワー・ポップと区別がつかないような正統派なギター・ロックが多い。
このバンドもしかり。
しかも、メロディーはポップなので、尚更パンクというよりはパワー・ポップなのである。
このアルバムはレア音源集。しかし、ラフ音源集でないのが良い。
但し、後半のライブ音源はいかにもなチープな音質であった。

The Galileo 7 "Staring At The Sound"
The_galileo_7 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:
サイケなジャケットであるが、演奏は至ってメロディアスできらびやかさを感じさせるギター・ポップ系のパワー・ポップ。
オルガンがガレージ風味も添えているが、楽曲自体のメロディー風味は60年代ビートル・ポップ。
懐かしさ一杯のメロディーをバブルガムな甘さでコーディングした極上のポップ世界を見せてくれるアルバムである。

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2012年12月 6日 (木)

CD聴盤日記(12/6):パワー・ポップ。Button(コンピーションアルバム)、Gold Motel。

V.A. "Buttons: from Champaign to Chicago"
Buttons 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:
全19曲入りのパワー・ポップコンピ。
収録楽曲の演奏年代は、80年前後数年。
知っているバンドは The Shoes 位しかいないという超レアなローカル(シカゴ)バンドばかりという好き者心を目一杯の刺激してくれるコンピレーションである。
制作レーベルの Numero は以前にもパワー・ポップコンピをリリースしており、本当に良いマイナーバンドばかりを聴かせてくれている。
長髪巻き毛にジーンズというファッションスタイルでの演奏が思い浮かぶような曲ばかり。
ビートル・ポップを基調としたギター・オリエンテッドなパワー・ポップ満載のコンピレーションである。

Gold Motel "Gold Motel"
Gold_motel 好度:5
ジャンル:パワー・ポップ
感想:
マージービートとギター・ポップの融合、そしてノスタルジックなメロディーライン。
ボーカルは Nathalie Marchant 似の素朴さと可愛らしさが同居した、ホッとさせるタイプ・
これはもろに60年代風のメロディーが胸を打つ、ガールズボーカル・パワー・ポップである。

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2012年11月24日 (土)

CD聴盤日記(11/24):パンク~パワー・ポップ系。Zooparty、The Headlines、

Zooparty "You Must Be Joking!"
Zooparty 好度:4
ジャンル:パンク~パワー・ポップ
感想:
スウェーデン産のパンク~パワー・ポップバンド。
パンクと言っても、線の細くない豪快なノリを聴かせるバブルガム系パワー・ポップ。
ジャケットの安っぽい感じも良い。
ズンズンズンというメタリックなギター・リフの後に絡んでくる分厚いコーラスというハード・ロック系パワー・ポップの王道を聴
かせるアルバムである。

The Headlines "s/t"
Headlines 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:
これはスウェーデン産のハード・ロック系のパワー・ポップ。
中ジャケに写るメンバー写真はケバいパンクネーチャン。
しかし、演奏は骨太で、メロディーはポップ。
分厚く、ラウドというよりは、派手やかさのあるギター・サウンドが格好良い。
そしてメロディーが70年代ハードロッキーしていて、とても耳馴染みが良い。
ストレートなドライブ感の快楽に身を浸していると、ホっと和むようなミドルテンポのスロー・ナンバーが挿入される。
ベタなアルバムの曲構成であるが、この良い意味での古臭さの感じさせ方が良いのである。
250枚の限定版という表示付き。
なんというプレス数の少なさ。
売る気がないのか? という感じである。

V.A. "Hipsters 3 : Acid Jazz"
Hipsters 好度:4
ジャンル:ガレージ~パワー・ポップ
感想:
なぜかジャズレーベルからのギター・ロックコンピ。それも第三弾である。
演奏はガレージ~パワー・ポップで16バンドが収録。
骨太なガレージ・ロックは勿論、ポップ色濃厚なパワー・ポップまで幅広く楽しめるコンピレーションである。

1. Out of Control - The Riots 
2. You've Become a Witch - The Electric Mess 
3. Gonna Find You - The Snakeman 3 
4. Gone Too Long - Thee Rum Coves 
5. Perfect Crime - Wet Dog 
6. Vita Hope - The Keys 
7. Burn This City Down - The Dactyls 
8. Life Stranger - The Feathers 
9. Two Time Loser - The Get Go 
10. Simple Man - Cryssis 
11. Late Nights - The Tone Puppets 
12. London Belongs to Me - The Brights 
13. The Jean Genie - The Pages 
14. Ultra-violence - The Supernovas 
15. We Got Time - The Laynes 
16. Robin You Lie to Me - Houdini Dax 

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2012年11月20日 (火)

CD聴盤日記(11/20):パワー・ポップ。SUNDIALS、GUTS、THE POR ELLA RUNNERS、BUDOKAN、MOCKERS。

SUNDIALS "WHEN I COULDN'T BREATHE"
Sundials 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:
90年代の轟音系パワー・ポップ。
実はこのアルバム、High Dials と勘違いしての購入だった。
しかし、この勘違いは思わぬ出会いを提供してくれた。
Posies を思わせるような轟音メロディアスパワー・ポップを堪能させてくれた。
最後の方ではカントリー・ポップチューンまで披露。
アメリカン・パワー・ポップである。

GUTS "SONGS OF FREEDOM"
Guts 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:
このジャケットはどうみてもコア系パンク。
元 Queers メンバーで、Dave Parasites がプロデュースということで、「物は試し」で購入したら、これが大当り。
バブルガムな品の無いほどの甘々メロディーをハードでメタリックなギター・サウンドに乗せて聴かせるという堪らない内容である。
出だしこそ、ポップパンクな曲で始まるものの、直ぐにバブルガムが大きく膨れ上がる。
3曲目以降になると、「バブルガム・ポップ」な曲による怒涛の攻撃が始まる。
Yum Yums も裸足で逃げ出しそうな激甘ハード・ポップの集中砲火に木っ端微塵状態である。
ジャケットもっとなんとかしてくれというのが率直な感想である。

THE POR ELLA RUNNERS "SURFER POWERPOPER AUSSIE TEENAGEKICKERS"
Por_ella_runners 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:
バンド名からも分かる通り、スペインのバンドである。
轟音系パワー・ポップではなく、Beach Boys Meets Paisley Underground 的な何とも枯れた味わいのボーカルとメロディーが明るいパワー・ポップサウンドに乗せて繰り広げられる。
ここで言う Pailey Underground とは、Green On Red や、Rain Parade、Dream Syndicate、Russ Tolman といった、現在のオルタナ・カントリーの走りとも思われる枯れた味わいのギター・ロックバンド達である。
一見(というか一聴)ミスマッチとも思えるこれらインディー系ギター・バンドとBeach Boys とのサウンドコラボ。これが見事にはまったのがこのバンドである。
歌詞は全曲英語なので、スペイン語に不慣れによる違和感を持つこともなさそう。
唯一の不満点は、7曲という何とも中途半端な収録曲数。
ミニアルバムらしく、5曲程度なら諦めもつく。
しかし、ここは7曲である。
あと3曲足せば、フルアルバムではないか!!
フルアルバムにしてくれえ~!!

BUDOKAN "SPIN A LITTLE GOLD"
Budokan 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:
カナディアン・ポップ・パンクバンド BUM フロントマンの新バンド。
パワー・ポップというジャンルは、広くギター・ロック全般を包含するほどカバー範囲が広くなってしまい、パワー・ポップという言葉だけで、演奏の雰囲気を伝えることは出来ないようになってしまった。
ギター・ポップ(フォーク・ロック)系、パンク系、ロックンロール系と分けられそうである。
BUMはパンク色濃厚なスピーディーな演奏の中で、ポップなメロディーを奏でるという、パンク系であったが、この新バンドは、サウンドの要となるギター・サウンドこそ、分厚く粗めであるが、パンキッシュさはなく、骨太なロックンロールが軸となっている。
メロディーはポップで、懐かしさを感じさせる60~70年代ロックという雰囲気で、Devil Dogs を思わせたりする。
タメを効かせ、腰の座った演奏を聴かせるロックンロール系パワー・ポップバンドである。

MOCKERS "MEN OF LA MANCHA"
Mokers 好度:4
ジャンル:パワー・ポップ
感想:
スペイン産パワー・ポップバンドの新作。
以前は Mitch Easter がプロデュースしていたりして、注目のバンドである。
この新作では、パンキシュ、ギター・ポップ、60年代ポップス、そして骨太なロックンロールと、パワー・ポップ3分類を全てカバーした正にパワー・ポップの王道を聴かせている。
5曲入りのミニアルバムなだけに、曲の良さに夢中になっている内にあっという間に終わってしまうのが悲しい。
最初から直ぐに再生し直し必至のアルバムである。

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