ロカビリー~カウ・パンク

2013年1月14日 (月)

CD聴盤日記(1/14):パブ・ロックです。Billy Bremner、Trouble Boys、Teddy & The Tigers。

Billy Bremner "Billy Bremners Rock Files"
Billy_bremner 好度:5
ジャンル:パブ・ロック~ロックンロール
感想:
Rockpile は健在!!
Refreshments の面々をバックに従え、腰軽ロックンロールを飄々と決める。
独特なムギムギギターも心地よく、金太郎飴ロックンロールパーティである。
しかし、このアルバムでは、金太郎飴が少し変わった。
三曲目で、バラード調が登場してしまった。
何という変化!!
しかし変化はこれだけ。
以降はこれまで通りの彼のロックンロールである。
永遠のパブ・ロックンローラーである。

Trouble Boys "Bad Trouble"
Trouble_boys_1 好度:4
ジャンル:パブ・ロック
感想:
スウェーデン産の3人組バンド。
このアルバムは11年作で、Billy Bremner、Sean Tyla をゲストというか、メンバー的に迎えて製作されている。
Billy がメインボーカルをとっているようで、このスタイルで思い浮かぶのが、同じスウェーデン産パブ・ロックバンドの The Refreshments。
Billy が以前組んでいた伝説的なパブ・ロックバンド Rockpile を彷彿とさせるというか、そのものとしか言えないようなご機嫌な演奏を聴かせてくれている。
今回のこの Trouble Boys は果たして。
結果は、このゲスト(?)陣で期待した通りのパブ・ロックンロールを披露!!
Rockpile 色濃厚な演奏で、どこまでも軽快で尻軽で能天気とも思えるパブ・ロックンロールの嵐!!
いつまでも何曲でも聴き続けていたい金太郎飴ロックンロールアルバムである。

Trouble Boys "We Keep the Drapes Alive"
Trouble_boys_2 好度:4
ジャンル:パブ・ロック~ロカビリー
感想:
こちらは12年作。
トリオでの演奏で、今回は Billy や Sean 等のゲスト参加は無し。
しかし、Rockpile 系ロックンロールは健在。
只、彼らの本来のスタイルであろうロカビリー色がより前面に出ており、カントリー調も披露。
ノリの良さは前作同様で、軽快なロックンロールを堪能出来るアルバムである。

Teddy & The Tigers "Golden Years"
Teddy_and_the_tigers 好度:4
ジャンル:ネオ・ロカ
感想:
フィンランドの80年代のネオ・ロカバンドのコンピレーションCD2枚組みで、全42曲入り。
初物バンドであるが、このジャケット雰囲気にやられた。
オーセンティック系ではないポップ・ロカビリー。
明るいメロディーと気持良いノリのネオ・ロカ。
アメリカ産のような泥臭さはないけど、決してオシャレじゃない。
60年代ポップスのエッセンスも十分でオールディーズ風味の効いた演奏が切なさを感じさせてくれる、Shakin Stevens 系のネオ・ロカである。

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2012年12月16日 (日)

CD聴盤日記(12/16):ルーツ系。Jason Isbell、The Decemberists、Steve Forbert。

Jason Isbell & The 400 Unit "Live from Alabama"
Jason_isbell 好度:4
ジャンル:オルタナ・カントリー
感想:
Drive-By Truckers メンバーのソロ作第5弾。
同僚(バンドメンバー)の Patterson Hood のソロ作は内省的な傾向にあるのに対し、こちらは至って外向的。
パワフルでルーツ・ロッキンなノリを持ったオルタナ・カントリーで、直球勝負な演奏が楽しめる。
このアルバムは今年12年の8月のライブ演奏の音源である。
スタジオ音源に劣らない明瞭な音質で、スタジオライブのようである。
演奏も通常のライブにありがちなどこか調子が外れたり、音程が不安定になったりということも一切無し。
さすがである。
揺るぎない安定感とパワフルさで、これぞアメリカン・ロックと楽しめるアルバムである。

The Decemberists "Long Live the King"
The_decemberists 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:
アメリカーナな演奏を聴かせるルーツ・ロックバンドの11年作。
これは同年リリースのフルアルバム"King Is Dead"と同時期に録音されていた音源のようである。
全6曲のアコースティックセット。
地味な雰囲気を漂わせながらも、全くそんな気配もなく、フルバンド編成でのパワフルなカントリー、フォークに根ざしたアコースティックロックである。

Steve Forbert "Down In Flames"
Steve_forbert 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:
これはとんでもないCDを発見してしまった。
彼のアルバムは全てCD化されていると思っていたのであるが、とんでもない間違いであったことが判明した。
スタジオ録音盤では3枚もの未CD化アルバムが存在していたのである。
80年の"Little Stevie Orbit"(3rd)、82年の"Steve Forbert"(4th)、そして84年の"Down In Flames"(5th)。
この内、"Little Stevie Orbit"というアルバムはアナログLPで所有しているが、実はこれをオリジナル盤ではなく、編集盤と思
っていた。実は未CD化アルバムだったとは。
そして、今回紹介するこの"Down In Flames"。
これは実はオクラ入りアルバムで、発売されなかったのである。
プロデュースは Neil Giraldo である。
よくぞ、こんなきちっとしたアルバムをリリースせずに眠らせてしまったものである。
この未発売アルバムが何と、アルバム用オリジナル音源にプラス、ボーナスディスクを2枚も付け、計3枚物でリリースされていたのである。
リリースは09年。
全く知らなかった。
彼のHPのみで発売されていたようである。
たまたま昨日、都内の某CDショップで発見し、見慣れないジャケットであることから、てっきり編集盤と思っていた。
裏を見て、3枚組みであることが分かり、レア音源が2枚もついているなら編集盤でも良いやと思い購入したのである。
念のためネットでこのCDを検索し、結果 Steve Forbert のHPにたどり着き、上記の事実に辿りついた次第。
本当にラッキーである。
でなければ、未CD化アルバムの存在を知らずにずっといるところで、しかも、あと何年かしたら、これらのCDも発売完了で入手
不可になっていたかも知れない。
本当にこのCDの出会に感謝である。
さてさて、前置きが長くなってしまったが、このアルバムの内容である。
先ず、アルバム本体のディスク1。
プロデューサーのNeil Giraldoの影響と思われるが、結構都会的なロックサウンドに仕上がっている。
84年と言えば、世はブリティッシュインベンション吹き荒れるMTV時代で、打ち込み系のゴタゴタした派手なサウンドの全盛期。そんな影響を受けているかと危惧されながらも、全くそんな気配はなかった。
オクラ入りの理由はこの時代への逆行性のせいかもしれない。
インディーズレーベルならいざ知らず、メジャーでは許されないと思われる非売れ線サウンドなのである。
しかし、これが良い。
この都会的とも思える少しだけ洗練されたルーツ・ロックサウンドが実に新鮮。
1st、2ndで聴いていた地味なフォーク・ロック路線とは一線を画す出来。
この後の Garry Talent プロデュース作や、Pete Anderson プロデュース作、そしてそれ以降のパワフルなアメリカン・ルーツ・ロックスタイルの原点と思える演奏内容である。
ディスク2は、83年~85年のスタジオ録音でのデモ音源集で14曲。
ディスク3は、やはり83年~85年のライブ音源集で12曲。
いずれも軽快でルーツ・ロッキンなアメリカン・ロック。
貴重な音源集で、Steve ファンには堪らないお宝アルバムとなっている。

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2012年11月10日 (土)

CD聴盤日記(11/10):ギター・ポップ~カウ・パンク。R.E.M.、Thee Waltons。

R.E.M "Fables Of The Reconstruction 25th Anniversary"
Rem 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ
感想:
ザ・モンスター・オブ・インディーズバンド "R.E.M."の3rdアルバムの箱入りCD2枚組みのデラックスバージョン。
25周年記念のデラックスバージョンシリーズはこの3rdアルバムから単なる2枚組み仕様からボックス仕様に変更。より所有欲を

掻き立てる商品となっている。
このCD自体は2010年に出ていたのであるが、プロデューサーが Joe Boyd で、彼らのアルバムの中では一番地味な印象があり
、1st、2nd、4thとデラックス版を購入しながら、この3rdだけ買い控えしてしまっていた。
しかし、今年の5thのデラックス版の登場で、この3rdのデラックス版もやっぱり買おうと思い、同時に購入した。
結果であるが、これが実に良かった。
何が良かったか、オリジナルのアルバム自身の良さを再認識できた。
なぜ1st、2ndに対して地味な印象を持ってしまったかであるが、これが全く分からない。
楽曲雰囲気、サウンドともに R.E.M.としての魅力を十分に発揮したアルバムであることに疑問の余地はない。
不思議だ。Joe Boyd=フォーク=地味 という連想をしてしまっていたのかもしれない。
いやいや、オリジナル版はやはり地味な印象だったのかも、と思い、オリジナル版を引っ張り出して聴き直してみたがやはり特にマ
イナスイメージになるような印象は全く受けなかった。
今回のデラックス版でのリマスタは、音量レベルが上がっていることが一番の違い。1stや2ndで感じた「丸で別物」的な大きな違
いを感じることはなかった。
勿論、スッキリ感はあるが、もともとが1st、2ndのような独特な雰囲気が無い分、ノーマルなサウンドの印象が強いので、リマス
タ効果としての大きな違いには感じられなかった。
今回のデラックス版の目玉はやはりディスク2。
これまでは、オリジナルアルバム発売と同じ時期に録音されたライブ音源であったが、この3rdでは、オリジナルアルバムのデモ音
源集。
これが侮れない録音の良さ。
普通デモ音源というと、自宅でカセットで録音したものとか、音質的に問題のあるものが多いが、今回は違うようである。
スタジオ録音のような音質で、さらに、デモである分余計な音のいじりの無い、まるでスタジオライブのようなライブ感を味わうこ
とが出来る。
音質も最終音源のオリジナルアルバムにひけをとらない出来で大満足なオマケCDであった。

R.E.M "Document (25th Anniversary Deluxe Edition)"
Rem_document 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ
感想:
メジャー移籍第一弾となった5thアルバム。
4thアルバムの時にプロデューサーの Don Gheman から、「言葉ははっきり歌え」と怒られて以降は、サウンドもボーカルもスッキ
リ系に変貌を遂げているので、このメジャー第一弾は尚更スッキリ系サウンドに仕上がっている。
リマスタ効果は、音量レベルのアップが顕著なこと以外はさほど感じられなかった。
やはり目玉はボーナスディスク。
20曲入りのライブ盤で87年の音源。
もっとも勢いのある時期の演奏がしっかりと味わえる一枚。
Documentからの曲を中心に、過去のアルバムからの選曲を加えたベスト盤的な演奏内容で、単独アルバムとしてリリースされていな
いのが不思議なライブ音源。
このボーナスディスクだけでも十分な価値のデラックス版である。

Thee Waltons "Carry On Yippin"
Waltons 好度:4
ジャンル:カウ・パンク
感想:
なんと17年振りのニューアルバム。
演奏スタイルは変わらぬパンキッシュなカウ・パンク。
カウ・パンクと銘打っているわけだから、パンクなのは当たり前なのであるが、このバンドのサウンドは、普通のカウ・パンクバン
ドにありがちな、ただの速弾きカントリーとは違う。
フィドル、マンドリン、ハーモニカ、そしてウッシュボードといった、カントリー御用達のアコースティック系楽器をフィーチャーしながら、ちゃんとした(というのも変な表現であるが)パンクサウンド(ギターの歪み具合と、サウンドの荒々しさ)でカントリーを聴かせるのである。
初期の Jason & The Scorchers をコミカルな雰囲気にまとめ上げた感じとでも言おうか。
この荒々しいパンクサウンドも、カントリーとミックスすると、実にほのぼのとした雰囲気になるから面白い。
荒々しいがトゲトゲしさのない、ほのぼのパンクである。

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2012年3月 6日 (火)

CD聴盤日記:ロカビリー系2枚です。Ravenna & The Magnetics とBear Family のロカビリーコンピレーションです。

Ravenna & The Magnetics "Rockabilly Fools/Tennessee​ & Texas"
Ravenna_the_magnetics 好度:
ジャンル:ロカビリー
感想:このCDが出ることを知ってすぐに注文したのは昨年の2月だったか3月だったか。
しかし、発売日到来と同時に、在庫無しの表示に変わり、以降注文受付不可となったっきり。
いくつかのサイトで注文を受け付けているところで注文するも、一向に現物に会える気配もなく、ほぼ1年が経過しました。
今年の1月、なぜか、ドイツアマゾンでだけ、予約注文の受付が開始され、すかさず注文。
今度はちゃんと発売されたようで、ほどなくして出荷すみのメールが届き、ようやく入手出来ると喜んでいたものの、一ヶ月たっても届かずという状態に。
さすが、ドイツ、やっぱり届かないのかと半分諦めていた時、イギリスのロカビリー専門店でこのCDを発見。
ダブっても、入手出来ないよりは良い!!と強く思い、注文。
そしたらその一週間後に、両方から無事に届いてしまいました。
さて、前置きが長くなりましたが、Rollin' Rock から出ていたアルバム2枚を収めたこのCD、The Blasters のRollin' Rock盤"Anerican Music"を思わせる演奏とサウンド。泥臭くも、明るくノリノリなロカビリーのオンパレードで自然と腰が浮いてくる。
Blasters ファン、Rollin' Rock ファンなら買いの一枚である。

V.A. -Hultsfreed hayride:10 years Of Wild Savage Rock'N'Roll-
Hultsfreed_hayride 好度:
ジャンル:ロカビリー
感想:Bear Family からリリースの現代バンドによるロカビリーコンピレーション。
それにしても、なぜジャケットがハワイなのか。演奏に、ハワイアンなコンセプトは感じられないので、意味不明。
オーセンティック物から、ネオ・ロカ、パブ・ロッキーなロックンロールまで幅広いスタイルのバンドがセレクトされたコンピレーションで十分に楽しめるアルバムである。
世界各国からのセレクトで、US、UK、スウェーデン、ドイツ等。スウェーデンが多いのが興味深い。

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2011年3月 9日 (水)

CD購入&聴盤日記(3/9):先週土曜の店頭購入物の聴盤が完了。ロカビリー系2枚。The Booze Bombs、Grizzly Family。

The Booze Bombs -Hang Over Blues-
Booze_bombs 好度:4
ジャンル:ロカビリー
感想;ハープ、サックス、ピアノがフィーチャーされたR&Bテイスト濃厚なロカビリー~ロックンロールを演奏。
Feelgood のようなパブ・ロッキーな黒っぽさがひたすら格好良いアルバムである。

 

 

Grizzly Family -The Spirit Of The Mountains-
Grizzly_family 好度:4
ジャンル:ロカビリー~オルタナ・カントリー
感想:このバンド名とジャケットから、結構ハードなロカビリーを期待して購入したのであるが、この期待は良い方向に裏切られた。
ロカビリーを基本にした演奏であるが、カントリー、ヒルビリー風味が目一杯に効かせてある。
ピキピキとしたトゥワンギーギターの音色に、マンドリン、ラップスチール等のカントリー系楽器が絡む演奏はどう聴いてもアメリカーナ。
しかし、Cowslingers 等の歪み感を持ったパワフルさはなく、カウ・パンクとは明らかに異なる演奏である。
これがなんとフランスのバンドであった。驚き。
ノリノリで軽快な演奏が気持ちよいアルバムである。

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2011年2月26日 (土)

CD聴盤日記(2/26):カウ・パンク~オルタナ・カントリー系5枚です。Speedbuggy USA、Eddie Spaghetti、

今日は土曜ですが、先週とにかく買いすぎ。なので、出かけはしたものの、購入はグッと我慢して帰宅。なので、今日は店頭購入物の聴盤はなく、先週到着物です。
Speedbuggy USA "Six Shooter"
Speedbuggy_usa_six_shooter 好度:4
ジャンル:カウ・パンク~オルタナ・カントリー
感想:このアルバムは、Speedbuggy USAとBlack Monday という2つのバンドの合体CD。それぞれ6曲ずつ収録されている。
Speedbuggy USAの方は、荒々しいガレージ・パンクサウンドとカントリーのミックス。歪み感タップリのギターにマンドリンやペダ
ルスチールの緩やかな音が絡む。ハイスピードでドライブ感万点の演奏が格好良い。
このバンドのCDは3枚持っていたが、調べたらアルバムを6枚リリースしていることが分かり、未購入の3枚を探して慌てて購入

このアルバムは03年作で3作目にあたる。
同時収録のもう一つのバンドであるが、Black Monday というこのバンドは完全に初物。
Speedbuggy USA を少しダークにしたような演奏であるが、カントリーサウンドを所々に散りばめていてこれ又格好良い。
只、Speedbuggy USAよりはパンク寄りの演奏が多い。
このバンドの他のアルバムを調べてみたが、不明。でもあれば聴いてみたい。

Speedbuggy USA "Round Up"
Speedbuggy_usa_round_up 好度:4
ジャンル:オルタナ・カントリー
感想:カウ・パンクバンドの02年リリースの2ndアルバム。但しこれは6曲入りのミニアルバム。
このアルバムではカウ・パンクといった雰囲気は完全に封印され、アコースティック感が際立つオルタナ・カントリーに仕上がって
いる。
楽曲もミドルテンポからスロー・バラードと言えるものばかりで構成され、癒し感と爽やかさに包まれている。
しかし、綺麗なサウンドに徹しているわけではなく、泥臭いブルース・ハープや、ザラツキ感を持ったギター・サウンドを絡め、オ
ルタナ・カントリーとしての魅力を与えている。

Speedbuggy USA "City That God Forgot"
Speedbuggy_usa_city_that 好度:4
ジャンル:カウ・パンク
感想:これは06年作で5作目。ハイスピードなカウ・パンクサウンドが楽しめる。
ロカビリー~カントリーとパンクの融合である。
適度に歪ませたギターと、アコースティック楽器のアンサンブルの格好良さが堪らない。
Cowslingers、Jason & The Scorchers 等と同じスタイルの明るくノリの良い演奏が楽しめるアルバムである。

Eddie Spaghetti "Sundowner"
Eddie_spaghetti 好度:4
ジャンル:オルタナ・カントリー
感想:カウ・パンクバンド Supersuckers のフロントマンのソロ3作目。
のどかさすら感じさせるカントリーであるが、そこはカウ・パンクバンドのフロントマン。
只のカントリ-ではなく、ざらつき感を全体に漂わせ、乾いた感じのオルタナ・カントリーに仕立て上げている。
Son Volt のようなネバリ感はなく、サラっとして、ザラっとした肌触り。
楽曲自体は至ってノーマル。しかし、演奏にはどこかドスが効いていて、パンク・ロッカーとしてのアイデンティは失っていない。
Cowslingers、Jason & The Scorchers、Steve Earle、Dan Baird 等のファンには堪らない演奏となっている。

Hayes Carll "Kmag Yoyo"
Hayes_carll 好度:4
ジャンル:オルタナ・カントリー
感想:02年にデビューし、これが4作目。プロデュースは Brad Jones。何かクセがあるかと思ったが、至極真っ当なオルタナ・
カントリーである。
全体に漂うゆったりとした南部臭さと、ドブロ、バンジョー、マンドリン、ペダルスチール等の楽器の貧乏臭い響きが、何とも言え
ない、心地よいアメリカの田舎臭さを一杯に感じさせてくれる。
パワフルなルーツ・ロックも勿論披露。
Lost Highway からのリリース。

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2011年2月21日 (月)

CD聴盤日記(2/21):今日は先週到着のロカビリーもの2枚です。Booze Bombs、Mad Tubes。

Booze Bombs "Rockin' Off The Grid"
Booze_bombs 好度:4
ジャンル:ロカビリー~ルーツ・ロック
感想:以前購入した06年作が格好良い内容で気に入り、この09年作を購入した。
ドイツのバンドであるが、泥臭いハーモニカもフィーチャーされ、ブルージーな味わいもある。
ボーカルは女性であるが野太い声で迫力満点。トゥワンギー・ギターとウッドベースによるロカビリーはハードでウェスタン調のアメリカン・スタイル。
ヨーロッパ産ネオ・ロカとか一線を画す泥臭さ一杯の演奏である。

Mad Tubes "Rockin' Roots"
Mad_tubes 好度:4
ジャンル:ロカビリー~ルーツ・ロック
感想:ウッドベースのロカビリー・トリオ。スラッピンベースがカッチカッチと決るオーセンティックスタイルのロカビリーである。しかし、演奏はパワフルで、スカスカしたチープ感は無し。このアルバムが多分デビュー・アルバムで昨年のリリース。
骨太でハードロッキンな演奏を聴かせてくれる。
ギターはトゥワンギスタイルだけではなく、ブルージーに鋼の音色を響かせるタイプでも聴かせる。スライドギターのフィーチャーも泥臭さがあって格好良い。
スペインのロカビリーレーベル El Toro からのリリースなので、スペインのバンドかと思ったら、何と珍しいイタリアのバンドであった。
歌が全曲英語であることも手伝って、普通にアメリカンなロカビリーとしか聞こえない。
Billy Bacon、Paladins 辺りを思い起こさせる、ルーツ・ロッキンな演奏である。

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2011年2月20日 (日)

CD購入&聴盤日記(2/20):昨日の店頭購入物からロカビリー系2枚です。Hellbound Glory、The Modern Don Juans。

Hellbound Glory -Old Highs New Lows-
Hellbound_glory 好度:4
ジャンル:カウパンク~オルタナ・カントリー~ルーツ・ロック
感想:Supersuckers タイプの良い意味で荒れてやさぐれた雰囲気を一杯に漂わせた演奏を聴かせてくれるバンドである。
さすがアメリカ出身バンド。08年にアルバムを1枚出していて、これも格好良いカウ・パンク系のルーツ・ロックであった。
今回の10年作は Rusty Knuckles というレーベルからで、このレーベル、かなり良い感じのバンドが他いもいるようで要チェック

演奏はトゥワンギー・ギターを核に、ペダルスチール、バンジョー、フィドル等の楽器をふんだんに絡め、スピーディーな演奏を繰
り広げている。Jason & The Scorchers、Cowslingers、Whisky Daredevils等のバンドを彷彿とさせる演奏で実に格好良い。
時に入る、ノンビリしたカントリー・バラードが実に良い味。
西部の場末の安酒場でのんだくれ相手に豪快な演奏をぶちかましている、そんな光景が浮かんでくる演奏である。

The Modern Don Juans -s/t-
Modern_don_juans 好度:4
ジャンル:ロカビリー~ルーツ・ロック
感想:Eddie Angel を擁するルーツ・ロック・レーベル Spinout Records からのリリースもの。
このアルバムには Eddie の関わりは無いようであるが、演奏はロカビリーをベースにしたトゥワンギーなルーツ・ロックでこれ又
格好良い。
プロデュースは、High Noon のShaun Young である。
後期 High Noon の演奏に近いサウンドで、オーセンティックな味わいもありながらスカスカしたチープ感の無いロカビリーである。

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2011年2月 9日 (水)

CD聴盤日記(2/5)その6:ロカビリー~ロックンロール系2枚。Billy Riley、The Level Spirits。

先週の土曜に店頭購入したCDも今日で聴盤完了。
明日からは又ネット購入の到着分の聴盤開始です。
未聴CDが結構たまってしまった。う~、早く聴きたい!!
とか言いながら、実は大物ボックスセットを購入していた。
これです。
The Carpenters -カーペンターズ・ボックス~40周年記念コレクターズ・エディション(DVD付) [CD+DVD, Limited Edition] -

The_carpenters SHM-CDでの見開き仕様紙ジャケのオリジナルアルバム14枚に、コレクションCD1枚、そしてDVD1枚の計16枚ボックスです。
これは他のボックス同様、どこかでまとめて聴く予定。当分は未聴状態が続く。苦しい!!早く聴きたい!!
 
 
 
 

Billy Riley -The Mojo Albums, Plus-
Billy_riley_2 好度:4
ジャンル:ロカビリー~ルーツ・ロック
感想:大ベテランロカビリアンの10年リリースの最新作は、Mojo Records というレーベルに残した全29曲の音源集。
80年のアルバム"Vintage"10曲(録音は78年)、81年のアルバム"Southen Soul Recorded Live At The Brave-Falcon"1
2曲(録音は66年)、未発表音源4曲(66年録音)、60年録音のシングル2曲。
演奏は、60年代ものも、70年代ものも、古臭さを感じさせないもので、ノリノリのロッキンもの。
録音的にも不満のない高音質である。
解説も丁寧なドイツの好き者レーベル Bear Family から。

The Level Spirits -Double Crosser-
Level_spirits 好度:4
ジャンル:ロカビリー~ルーツ・ロック
感想:オーストラリア代表するガレージ~パワー・ポップの Stems のギタリスト、Julian Mathews を擁するロックンロールバンドのデビューアルバム。レコーディングエンジニアとして、オーストラリアのガレージシーンの多くのバンドで名前を見る Wayne Connoly、そしてRadio Birdman の Rob Younger である。
このバンドは女性ボーカルながら、骨太でドスの効いた迫力のロックンロールを聴かせる。
ロカビリー、ガレージ、R&B,そしてロオックンロール!!
彼らのHPの紹介文で引き合い出されているアーティストは次の通り。
Link Wray, Gene Vincent, Wanda Jackson, Etta James, The Yardbirds, Big Star, The Meteors, Lonnie Mack...
正にこの通りの演奏であった。

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2011年2月 8日 (火)

CD購入&聴盤日記(2/5)その5:一昨日の店頭購入物からロカビリー2枚。The Sewer Rats、Peggy Sugarhill。

The Sewer Rats -Drunken Calling-
Sewer_rats 好度:4
ジャンル:ロカビリー
感想:アメリカン・スタイルの泥臭いハード・ロカビリー。
ノリノリでドライブ感タップリな演奏が格好良い。
全6曲は曲数が足りなすぎ。
最後の曲ではウェスタン調の和み系も披露。
しかし、これがドイツ産。
侮れない。 

Peggy Sugarhill -Rockabilly Music Is Bad Bad Ba-
Peggy_sugarhill 好度:4
ジャンル:ロカビリー
感想:これまたハード・ドライヴィンスタイルのロカビリー。
パワフルな女性ボーカルが激しくシャウトする。
どこかオールディーズの香りも感じさせる骨太なロカビリー~ルーツ・ロックである。
ブルージー、ジャジー、カントリー、そしてロックンロールと、音楽性は完璧にアメリカーナ。
そして、ノリノリなオールディーズ・ロックンロールも。
しかしこれ又ドイツのアーティスト。これがデビュー盤のようである。
レーベルは再発の名門、Bear Familyであるから驚き。
こんなバリバリの新録作をリリースするとは。10年ものである。

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