Byrds

2012年11月 5日 (月)

CD聴盤日記(11/5):ルーツ系。Rosie Flores、PETER O'BRIEN。

Rosie_flores Rosie Flores "Working Girl's Guitar"
好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:
今年の最新作は、このジャケットイメージ通りのロッキン度万点な演奏で幕開け。
更に、ガレージーさを爆発させ、激しく歪ませたギターサウンドまで導入。
勿論、しっとりアコースティックなカントリーや、ノリノリロカビリーと言った、彼女本来の演奏もしっかりと聴かせる。
ベテラン臭さをあえて排除したかのような、はじけた演奏が格好良いルーツ・ロッキンアルバムである。

PETER O'BRIEN "Small Talk, Bullshit & Lies"
Peter_obrien 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:
Byrds リスペクトバンド、Starry Eyed And Laughin の Tony Pool がプロデュースしていたアーティストの新作。
前作では Byrds 流フォーク・ロックが聴けたが、この最新作では、フォーク・ロックからカントリー・ロックに転身。
ペダルスチールの暖かい音色が心地よい演奏を聴かせてくれる。
しかし、その中で12弦リッケンバッカーの音色が登場する嬉しい演出は見事。

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2012年2月12日 (日)

CD購入&聴盤日記:こんなものが出ていたなんて!!

およそ一年振りのCD購入&聴盤日記です。
Bob Seger "Brand New Morning"
Bob_seger_brand_new_mornin 好度:4
ジャンル:アメリカン・ロック
感想:
Bob Seger オリジナルアルバムの中で最後の未CD化4thアルバム(71年)が遂にCD化された。と言っても、これは3年前の09年にリリースされていたようであるが、全く知らず、たまたま最近思い出したかのようにこのアルバムを検索してみたら、CDでヒットし、慌てて購入したもの。
このCDの前に、やはり未CD化だったアルバム"Noah"をCDで購入出来たのが09年だったので、実は同じ時期にCD化されていたことになる。
でも、09年に"Noah"を購入した時に、当然の如く、この"Brand New Morning"を検索したのであるが、その時には全くこのCDはヒットしなかったので、最後の未CD化アルバムという記憶だけが残っていた。
念願叶ってようやくBob Seger のオリジナルアルバムが全てCDで揃ったことになる。
先ずこれが嬉しい。
そして、アルバムの内容であるが、Bobのボーカルスタイルはイメージ通り。しわがれていて、切々と、でも熱く歌う。
バックは、アコギかピアノという極めてシンプルなフォーク・シンガースタイル。
でもその熱い歌には、ロックの熱気がムンムンと漂っているのである。

Roger Mcguinn -Ccd-
Roger_mcguinn_ccd_2  好度:4
ジャンル:フォーク
感想:08年のFolk Den Project 以降、スタジオ録音アルバムは出ていないと思っていたら、昨年11年に、スタジオ録音の新作をリリースしていた。全く気付いておらず、昨日たまたま都内のCDショップでこれを偶然にも発見。驚いて迷わず購入したもの。
Folk Den はシンプルなアコギでの弾き語りスタイルでのフォーク集であったが、このアルバムも、シンプルな弾き語りスタイルの船乗り歌集。
なかなか味わいがある。
弾き語りとは言え、ギター一本ではないのと、Roger Mcguinn本人の多重録音によるコーラスワークで、なかなか骨太である。
船乗り歌というのが、ユーロ・トラッド系のメロディーラインであり、これが骨太さを感じさせる一因のようである。
楽曲的には、Men They Couldn't Hang や Oyster Band がよりぴったりくる感じであるが、Roger の力をみなぎらせない、せつせつとした歌い方も又独特の味わいがある。
是非、バックをパワフルなロックバンド編成で、それもトラッド・ロックスタイルで固めたバージョンnで聴いてみたい。

John & Mary & The Valkyries "Peace Bridge"
John_mary_the_valkyries 好度:4
ジャンル:フォーク・ロック
感想:John & Maryは 10,000 Maniacs メンバーだったJohn Lambert と Mary Ramsey の二人が組んだフォーク・ユニット。
91年と93年に1枚ずつアルバムをリリース、その後10年振りに03年にアルバムをリリース。そしてこれ以降全く音沙汰がなかったので、とっくに活動を休止していたものと思ったいたら、なんと07年にアルバムをリリースしていたのを発見。
それがこのアルバムである。
でも、最初にこのアルバムの存在を知ったのは、MP3ダウンロードコンテンツ。
CD媒体での発売はなかったのかと色々調べてみたら、07年にリリースしていたことを発見。
こうなると、どうしてもCD媒体でのアルバムを入手したいと思うのが、名前通りの私CDバカである。
しかし色々ネットで検索するも、CD媒体での販売サイトの発見は出来ず諦めかけた時、アマゾンUKのユーズドショップで出品しているのを発見。
オーダーしてから数週間後に、ブラジルからの国際便が届き、何も注文した覚えがないなあと思いながらも封を開けたらこのCDが入っていた。
ブラジルのショップがアマゾンUKに出品していたのである。
さて、アルバム自体であるが、今回のどこかインドを思わせるジャkットから、演奏スタイルに何か変化があったかと思ったが、結果が全くの変化無し。
爽やかでクラシカルな演奏のフォーク・ロックそのもの。トレードマークのヴィオラも健在。
クラシカルなムードも健在である。
Mary の綺麗な透き通る優しい声もそのままで、この厳しい寒い季節に、部屋の中だけは春の穏やかな日差しを感じるような温かさに包まれてしまった。

Primitons "Don't Go Away: Collected Works"
Primitons 好度:4
ジャンル:ギター・ポップ
感想:80年代USインディーズの重要バンドの一つ、Primitons が四半世紀を経てようやくCD化された。
しかも、フル音源集となっている。(一枚のEP、一枚のシングル、そして一枚のフルアルバムが収録されている)。
85年にMitch Easter のプロデュースのEPでデビューしていたバンドで、勿論、アナログ盤で持っていたもの。
もはやCD化ならずと諦めていただけに、今回のCD化は本当に嬉しいプレゼント。
更にこのCDでは、11曲のボーナストラックのダウンロード特典がついていて、こういうダウンロードなら嬉しい。
演奏は Mitch Easter が手がけた80年代のバンドであるだけに、R.E.M. や Connels、Guadalcanal Diary、Reivers と言ったギター・ポップバンド達に比肩するギター・ポップを聴かせる。
当然ながら80年代USインディーズそのものである。

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2011年2月22日 (火)

CD聴盤日記(2/22):ルーツ系2枚です。Skid Roper、Starbyrd。

Skid Roper "Rock and Roll, Part 3"
Skid_roper 好度:4
ジャンル:オルタナ・ルーツ・ロック
感想:80年代、Mojo Nixon とコンビを組んで、小気味良いシンプルなロックンロールを聴かせてくれていた。
どちらかというと、相方の Mojo Nixon の方が「怪人」と異名を取るほどの強烈な個性の持ち主で、コンビ解散後のソロ活動も盛んでアルバムも多数リリースしている。
一方、この Skid Roper の方は、この最新作でようやく3作目。1,2作目は短いスパンで出ていたので、今回の3作目はまさか出るとは思っていなかった。20年振りのリリースである。
1,2作は、素朴とも思えるフォーク・ロックで、Mojo Nixon とのコンビで聴かせていたロックンロールとは全くの別路線。
しかし、とても魅力的なフォーク・ロックであった。
そしてこの最新作。
いやあ~、驚いた。
Mojo Nixon スタイルも取り入れたような、ガレージ風の粗さを持ったルーツ・ロックに仕上がっている。
60年代ポップス風の楽曲もあるし、結構バラエティに富んだアルバムとなっている。
Mojo Nixon もゲスト参加。Skid Roper も怪人の仲間入りをしたかようなアルバムである。

Starbyrd -Return of a Starbyrd
Starbyrd好度:4
ジャンル:フォーク・ロック
感想:Byrds フォロワー・バンドの最新作。魅惑の12弦リッケンバッカーサウンドが煌びやかに響き渡る。
そして、Roger Mcguinn 激似の鼻声ボーカルが語るように切々と歌う様は正に Byrds そのもの。それも 1st,2ndの頃の Byrds である。
しかし、楽曲はちゃんとバンドのオリジナルであるところが憎い。
Byrds ファンには堪らないアルバムである。
が、楽曲には結構バラツキがあるのが難点。

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2010年11月28日 (日)

CD聴盤日記(11/28):Byrdsなアルバム2枚(というか3枚分)です。Tabasco Flowers、Flying Burrito Brothers。

Tabasco Flowers -Unrest
Tabasco_flowers 好度:4
ジャンル:フォーク・ロック~ギター・ポップ~パワー・ポップ
感想:昨日の Bill Tucker に引き続き、Byrds スタイルのリッケンバッカーギター・サウンドを奏でるルーツ・ポップ。
これまた理解しがたいジャケットデザインで、どう見てもパンク~メタル系のおどろおどろしさ。
ジャケットを開くと、リッケンバッカーを演奏している写真があるが、その姿は長髪パーマでノースリーブで腕には刺青あり。やはりメタル系ロッカーという感じである。不思議だ。
このジャケットからなぜこうまで綺麗で爽やかなフォーク・ロック~ギター・ポップスタイルの楽曲、サウンドが出てくるのか本当に不思議で仕方が無い。
メロディーラインも素直な展開で、Bill Tucker ほどではないにしろ、すっと耳に馴染んでくる。
低域のコモリ気味の録音に素人臭さを感じるが、初期の Don Dixon や Mitc Easter プロデュース物を聴いているようである。
パワー・ポップなドライブ感に溢れた曲もストレートで格好良い。

Flying Burrito Brothers "Flying Again / Airborne"
Flying_burrit 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
感想:Byrds から派生したカントリー・ロックバンドの75年と76年のアルバムの2 in 1CD。今年のリリースでリマスタ盤である。
75年の"Flying Again"はドイツ Line 盤のCDが中古盤でも出回っているが、Line 物の音の悪さを考えるとなかなか手が出なかった。今回はリマスタ盤でしかも"Airbone"とのカップリング収録。文句なしに購入を決定。
75年の"Flying Again"はゆったりとしたのどかな雰囲気が心地よい大人のカントリー・ロック。時代を反映してか、若干のAOR臭が漂うこともあるが、さほど気にならないレベル。
76年の"Airborne"の方はさらにポップ色が高まったいて、カントリー・ロック色は後退している。
ポップな Burrito も悪くはないなあというのが素直な感想である。

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2010年11月27日 (土)

CD聴盤日記(11/27)その2:Byrds スタイルのフォーク・ロックサウンドを聴かせる Bill TuckerのCD2枚。

Bill Tucker: Big Hand
Bill_tucker_big_hand 好度:5
ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 
 
感想;以前購入した変なジャケットのアルバムが Byrds スタイルのギター・サウンド
   で爽やかでメロディアスなフォーク・ロックを聴かせてくれたので、他のアル
   バムも聴かなければということで購入したもの。
   このアルバムは08年作。前に聴いたアルバム以上に Byrds サウンドを継承
   したような、煌びやかで綺麗な響きのギター・サウンドを聴かせてくれた。
   そして特筆すべきは楽曲のメロディー。
   フォーク・ロックを基調とした爽やかで耳に残ると同時に、次のフレーズがフ
   ッと勝手に頭の中で沸いてきてしまうようなメロディーライン。
   そしてミドルテンポの心地よいノリ。
   音楽の3要素の全てにおいて完璧と言える出来である。
   又、声の質が更に Roger Mcguinn 似に磨きがかかり、まるで彼の未発表音源
   集でも聴いているような心地よさと嬉しさなのである。
   文句なしに名盤の仲間入り。

Bill Tucker: Briardale
Bill_tucker_briardale 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
感想:そしてこれは06年作。
   08年作に比べると、Byrds っぽさは薄まっており、オーソドックスなフォ
   ーク・ロックに留まっている印象である。
   何曲かでは Byrds スタイルのギター・サウンドも聴けるが、基本は普通の
   アメリカン・フォーク。ブルースっぽい曲すら登場し、ルーツ・ロック色が
   濃厚なアルバムとなっている。

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2010年11月23日 (火)

CD聴盤日記(11/23)その3:ルーツ系6枚です。The Byrds、MICHAEL CARPENTER、CHRIS MURPHY 、DWIGHT TWILLEY、Gary P Nunn、Saddle Tramps。

The Byrds -Live-
Byrds_live 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
感想:65年から70年までのライブ音源に、90年のライブ音源が加わっている。
   90年の音源では Bob Dylan との共演となっている。
   同タイトルのDVDも発売されており、テレビ番組出演の音源とのこと。
   ライブ盤というよりは、ライブ音源集という趣旨のアルバムである。
   録音年が色々なことから、録音音質もマチマチ。モノとステレオも両方。
   90年の音源では "Turn Turn Turn"と"mr. Tumbourine man"を収録。
   綺麗な12弦リッケンサウンドが堪能出来る。
   貴重な音源集である。

MICHAEL CARPENTER & CUBAN HEELS - Incomplete(2 CD
Michael_carpenter 好度:5
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
感想:オージー・パワー・ポップ職人 Michael Carpenter の新作は完全にルーツ
   ・ロックである。カントリーフレイバーが全体を覆っている大らかな演奏
   である。
   ミドルテンポのゆったりめの楽曲に、トゥワンギーなギターと、ペダルスチ
   ールのアンサンブル。
   アーシーさがあり、泥臭さを感じさせる演奏で、初期の Honey Dogs や
      Golden Smog などのネオ・ルーツ路線を思わせる。
   パワー・ポップ、ギター・ポップとしての魅力はこの新作では皆無。
   ひたすらアメリカンなルーツ・ロックを追求している。格好良い。
   そしてオマケCDであるが、これはライブ盤。しかしこれが実に素晴らしい
   ライブ録音で、オマケ物にありがちなアコギの弾き語り物のようなもので
   はなく、バンド編成でのしっかりとした演奏を聴かせてくれるもの。
   しかも、このライブでの演奏もアメリカン・ルーツ・ロック路線。
   それもそのはず、Cuban Heels という新作と同じバンド名義である。    
   スライドギターやピアノもフィーチャーされ、南部臭すら感じさせる重量感
   溢れるルーツ・ロックを聴かせるのである。
   まるで Satellites 辺りのライブを聴いているかのようなノリを楽しめる。
   John Fogerty の"Almost Satarday Night"をカバーするあたりからもこのバ
   ンドの方向性は明確である。
   全9曲という単独でのアルバム化でも不思議ではないCD-Rであった。
   
CHRIS MURPHY - Look At This/Remember That (limited)
Chris_murphy 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
感想:オージー・パワーポッパー Michael Carpenter がプロデュースを手掛けた
   アルバムは、これまたアメリカンなルーツ・ロック。
   このアルバムも又、期待を大きく裏切る泥臭さ万点の南部臭漂う、重量感
   溢れるルーツ・ロック。
   Dusters や Ken McMahan といった、Dan Baird がプロデュース物を彷彿と
   させる、ハードなルーツ・ロックである。
   しかしこの人は、パワー・ポップバンド、Murphy's Lore のメンバー。
   05年のアルバム"The Univers Conspire"では、ヨーロッパ的な爽やかな
   ギター・ポップを聴かせてくれた。
   でも、今回のソロでは、ギター・ポップやパワー・ポップっぽさは一切無し。
   妥協のないアメリカン・ロックである。
   只、ラスト一曲だけ、ヨーロッパ的な喉かな田園風景を思わせる爽やかな
   ギター・ポップを聴かせてくれた。
   尚、Chris Murphy はオーストラリアのルーツ・ロッカー。
   同姓同名で全く別ジャンルのアーティストがいるので要注意。

DWIGHT TWILLEY - Green Blimp (2010 Studio CD)
Dwight_twilley 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
感想;70年代から活躍パワー・ポッパーの今年の最新作は、骨太なルーツ・ロ
   ックンロール。
   パワー・ポップな甘いムードは影を潜め、力強く、ハードに、そして泥臭
   く攻めてくる。
   Bob Seger や Tom Petty のようなアメリカン・ロックスタイルの演奏で
   ある。

Gary P Nunn "Taking Texas to the Country"
Gary_p_nunn 好度:4
ジャンル:カントリー・ロック
 

 

 

 

 
 
感想:Dwight Yoalam かと思ってしまうようなこのジャケット。
   テキサスのカントリー系のベテランルーツ・ロッカーの今年の新作である。
   70年代~80年代はLost Gonzo Band で活躍。80年代からはソロで活躍
   している。
   この今年の最新作では、Jimmy Dale Gilmore を思わせるハートフルなカン
   トリー・ロックを聴かせてくれる。
   テキサススタイルのほのぼのとした明るい曲調と演奏が心を和ませてくれる。
   ベテランの作品にふさわしい滋味溢れるアルバムである。

Saddle Tramps "Nashville Swinger"
Saddle_tramps_nashville 好度:4
ジャンル:カウ・パンク
 

 

 

 

 
 
感想:出だしでいきなり映画サントラのようなきらびやかなオーケストレーション
   が鳴り出したので、「なんだこりゃあ!?」と腰が抜けそうになってしまった。
   「間違って買ってしまったのか!!」と落胆していたら、そのオーケストラの
   演奏は間もなくフェードアウトし、観客の歓声が聞こえ、ギターのハードな
   音とともに、トゥワンギーなでノリの良い演奏が始まった。
   どうやら演出だけのようで、やはりちゃんとした Saddle Tramps のアルバムで
   あった。
   粗削りでドライブの効いた前のめりの演奏はスタジオ盤を更に上回っている。
   Cowslingers~Whiskey Daredevil タイプのカントリーをベースにしたカウ・パ
   ンク全開の演奏であった。
   面白かったのは掛け声。途中で、「いち、にい、さん、しい」という明らかな
   日本語でのリズム取りがあってビックリしてしまった。
   「もしかして日本でのライブか?」と思い録音クレジットを確認したら、全然
   違った。
   なぜ日本語でのカウントなのかは不明なままである。

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2010年9月26日 (日)

CD聴盤日記(9/26):ルーツ系3枚(というか6枚)。Chris Hillman And Herb Pedersen、John Mellencamp、Commander Cody。

Chris Hillman And Herb Pedersen "At Edwards Barn"
Chris_hillman_and_herb_pedersen 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:元Byrdsの Chris Hillman がここ最近組んでいる Herb Pedersen とのコンビ
   でのアルバムの最新作はライブ盤。
   Byrds の名演"Turn Turn Turn"もマンドリンをメイン楽器にしたカントリー~
   ブルーグラスバージョンで聴かせる。
   アコースティックな演奏であるが、地味さや物足りなさは全くない。
   マンドリンの綺麗な音色が演奏全体を大きくリードしている。
   決してど・カントリーに堕ちないところが素晴らしいアルバムである。
  
John Mellencamp "On the Rural Route 7609 (Spec)"
John_mellencamp 好度:4
ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:これはブック(書籍)仕様のCD4枚組みのコンピレーション。
   ブックの仕様は豪華なハードカバーで写真集のような仕立て。
   収録曲には一曲ずつ丁寧な解説付き。詳細に読んでみんたいが、さすがに
   これだけの長い英文を読むには気力が足りない。いずれはチャンレンジし
   たい。
   収録されている楽曲は地味系が多い。彼の最新スタジオ盤がそうだったが、
   かなり内省的な演奏である。勿論、フルバンド編成でのロック物も収録され
   ているが、比率的には2割程度か。
   しかし構成が良いせいか、一枚に収録している楽曲も14曲程度と適度な
   曲数のせいか、最後までだれずに聴けた。
   やはり"Scarecrow"時代のアメリカン・ロックを久久にぶちかまして欲しい!!

Commander Cody "Hot Licks Cold Steel & Truckers Favorites"
Commander_cody 好度:4
ジャンル:カントリー・ロック~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 

感想:USバーバンドの代表格、Commander Cody の2ndアルバムで72年作。
   彼らの70年代のアルバムは結構録音の悪いものが多く、演奏は別にして
   古臭い印象が強いものが少ないのであるが、このアルバム(CD)は非常
   に録音も良く、音のこもり感が無い。
   スッキリとした音でごく最近の録音と同じレベルで気持ち良く音楽を楽し
   めた。
   Bill Kurchen の弾くピキピキしたギターとペダルスチールの絡みが何とも
   和める。
   演奏は聴き慣れた彼らのスタイルで、カントリー、ロカビリー、ブルース
   を基調にしたルーツ・ロックである。

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2010年9月12日 (日)

CD聴盤日記(9/12):リマスタ&紙ジャケ聴盤はRoger McGuinnソロ。

Roger McGuinn -Peace On You(紙ジャケ)
Roger_mcguinn_peace 好度:3
ジャンル:アメリカン・ロック
 

 

 

 

 
感想;これは74年リリースの2ndソロアルバムのリマスタ紙ジャケ盤(07年)。
   Byrds を思わせるような12弦リッケンサウンドはあまり登場しない。
   カントリー・ロックでもない。
   Dan Forgelberg のような70年代SSWのような、ちょっと素朴で地味な
   感じのアメリカン・ロックである。でも、メロディーが良い。
   控えめながらフィーチャーされている12弦リッケンバッカーサウンドが
   良い。
   というわけで、地味ながらところどころにキラっと光る所のあるアルバム
   である。
   このアルバムのCDは初期のバージョンで購入していたはずであるが、どう
   しても見つからないので、このリマスタ紙ジャケを機に買い直した。
   正解であった。

Roger McGuinn -Cardiff Rose(紙ジャケ)
Roger_mcguinn_cardiff 好度:4
ジャンル:アメリカン・ロック
 

 

 

 

 

感想:76年の4thソロアルバム。
   Mick Ronson がプロデュースというロックンロール路線のアルバムである。
   時にアコースティックなトラッド系の楽曲も交えながら、骨太なアメリカン
   ・ロックアルバムに仕上がっている。
   Roger McGuinn の70年代のソロアルバムの中では一番ロックしているア
   ルバムだと思う。
   このアルバムのリマスタ効果は、低音の充実と音の厚み、そして音場の広が
   り感の拡大である。

Roger McGuinn -s/t-(紙ジャケ)
Roger_mcguinn 好度:3
ジャンル:アメリカン・ロック
 

 

 

 

 

感想:出だしこそハーモニカとアコースティックギターによるフォーク
   であったが、2曲目以降は少しAOR的な都会的雰囲気が出てし
   まった。フォーキーな曲やカントリーっぽい曲もあるが、Byrds
   ライクな演奏を期待するとハズレなアルバムである。
   リマスタ効果であるが、従来盤は88年の Edsel 盤。これと比較
   すると、音質以前に、音像の左右バランスが見事に是正された。
   従来盤では音像が右よりになっていて不自然であったが、ぴった
   りとセンターにボーカルが定位するようになって気持ちが良い。
   音質的には、厚みと抜け、そして音像のクリアさの向上である。
   ボーナストラックは2曲。
   これまた文句なしに買い直し価値十分な紙ジャケであった。

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2010年8月 2日 (月)

CD聴盤日記(8/2):Byrds フォロワーバンドStarry Eyed And Laughing関連作3枚です。Iain Whitmore、Katie Humble、AURORA Sampler。

Byrds フォロワーバンド、Starry Eyed And Laughing関連作6作の聴盤も一通り完了です。
Iain Whitmore - War Cries
Iain  好度:2
 ジャンル:ポップス
 

 

 

 

 
 
 感想:この人はStarry Eyed And Laughingのメンバーで、Tony Poole がプロデュー
    スと演奏で参加している。これも勿論 Byrds タイプのフォーク・ロックを期待
    したのであるが、全く違った。古臭いシンセ音が全体を支配し、どう聴いても
    80年代を席捲したメジャー・ポップである。
    中を確認したらやはり録音は82年ということで納得。
    でも Tony Poole がついていながらこのサウンドは無いよなあとガッカリ。

Katie Humble -True To Your Soul
Katie  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:Starry Eyed And Laughing関連で購入した1枚。Tony Poole がプロデュースし、
    勿論、12弦リッケンバッカーで演奏にも参加。ベースとドラムまで担当して
    いる。
    彼女の歌の雰囲気は Marti Jones。クールさとエモーショナルさが同居した不思
    議な魅力を持っている。
    楽曲は、Byrds タイプの爽やかでメロウなフォーク・ロックから、ピアノをフィ
    ーチャーしたポップス、果てはアダルトな気だるさを感じさせるジャズ・ボーカ
    ル風まで幅広く聴かせる。
    かと思うと、Mark Knopfler が歌いだすのではと思わせるような Dire Straites
        のようなギター・サウンドも飛び出す。
    ボーカルがしっかりしていることでどんなタイプの演奏でも安心して聴くことが
    出来る。素晴らしい女性ボーカリストの発見であった。
    
AURORA Sampler Vol.1
Va  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:昨日から集中すて聴いてきた Starry Eyed And Laughing 関連CDのリリース
    元である Aurora レーベルのコンピレーションCD。全14曲中、4曲はこの
    コンピだけの収録で、Tony Poole のソロや、Sid Griffin のソロなどが収録
    されている。
    ジャケットデザインになっている12弦リッケンバッカーが正にトレードマー
    クと言える。選りすぐりの Byrds 風12弦リッケンポップ・コンピである。

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2010年8月 1日 (日)

CD聴盤日記(8/1):Byrds フォロワーバンドの聴盤です。Starry Eyed And Laughing、The Sun、The Falcons - Fallen、Peter O'brien With Tony Poole。

今日は70年代イギリス産の Byrds フォロワーバンド、Starry Eyed And Laughing関連のCDを集中聴盤です。

Starry Eyed And Laughing - That Was Now And This Is Then
Starry_eyed_and_laughing  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック~ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想:70年代前半の活動したイギリスのフォーク・ロックバンド。
    物によってはパブ・ロックとして紹介していることもあるが、演奏を聴く
    限りはパブ・ロックの要素(=アメリカーナ)は希薄。
    バンドサイトでも紹介されているように、基本は Byrds、Dylan、Beatles。
    しかし、Eggs Over Easy, Bees Make Honey and Kilburn & The High Roads
    といった名前が出る辺りは、パブ・ロックの影響も勿論受けてはいるようで
    ある。
    このCDはバンドの2枚のアルバム全曲に、ボーナストラックとして、未リ
    リース音源とシングル盤を収録したもの。CD2枚組である。
    2枚のアルバムは74年作の"Starry Eyed And Laughing"と75年作の
    "Thought Talk"。

    先ずCD1枚目は、74年のアルバムに未リリース3曲が収録された15曲。
    1stアルバムのオリジナルジャケットは次の通り。
1st
秀逸なのは、ボーナストラックの3曲。完全に、1st、2ndのByrds である。
12弦リッケンバッカーの魅惑の音色が響き渡る。
アルバム本体でも勿論12弦リッケンバッカーはフィーチャーされている。
只、アルバム全体としては、ペダルスチール(BJ Coal)がフィーチャーされるなど、カントリーっぽさもミックスされ、独特な雰囲気の演奏となっている。
又、70年代アメリカン・ロックな演奏もあり、Byrdsフォロワー以外の面も感じさせる。それにしても70年代のイギリスでこれほどにアメリカン・ロックを感じさせるバンドがいたことに驚き。嬉しい発見であった。

    2枚目のCDは75年の2ndアルバムにシングル曲3曲がカップリング。
    2ndアルバムのオリジナルジャケットは次の通り。
2nd2ndでアメリカン・ロック色が濃くなるかと思いきや、基本路線は変わらず、
Byrds 流フォーク・ロック。それを更に追求しているような感じすらある。
1stに感じたカントリーの要素は逆に無くなり、フォーク・ロック路線まっしぐらである。
12弦リッケンバッカーサウンドは控え目にしか聴こえないサウンドプロダクションなので、これが唯一残念な点。
そしてボーナストラックだあるが、これが予想外に大ハズレ。
派手なポップスサウンドで ABBA でも歌いだすかと思うような楽曲と演奏である。
ボーナス2曲目も、派手な産業ロックタイプで、これまたハズレ。
    しかし、3曲目は Byrds 流フォーク・ロックでOK。しかも、シークレット
    でライブ音源も収録。これまた Byrds 流フォーク・ロックでOK。
    実に良いバンドである。
    リーダーの Tony Poole 関連作を6枚合わせて購入しているので、これ又
    聴くのが俄然楽しみになってきた。

The Sun - Start The Countdown
The_sun  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック~ルーツ・ポップ
 

 

 

 

 
 感想:これは、Starry Eyed And Laughingのメンバー4人の内、ギター以外の3人
    が組んだバンドで09年作。
    演奏は勿論 Byrds 流フォーク・ロックであるが、これを更にポップな方向
    に進化させている。
    そのポップさと、メロウな楽曲は Alan Persons Project を思い出させてく
    れた。
    Alan Persons Project をアコースティックセットで演奏したらこんな感じ
    ではないかと思わせる楽曲と演奏である。
    勿論、12弦リッケンバッカーもタップリとフィーチャー。
    Byrds Mets Alan Persons Projecy である。

The Falcons - Fallen
Falcon  好度:4
 ジャンル:ルーツ・ロック
 

 

 

 

 
 感想:英国産の70年代の Byrds フォロワーバンド、Starry Eyed And Laughing
    のリーダー Tony Poole のソロプロジェクト。今年のリリースである。
    演奏はこれ又完全に Byrds。Tony が奏でる12弦リッケンバッカーのサウ
    ンドと、Roger McGuinn 似のひ弱なボーカルが最大の魅力。
    楽曲も、フォーク・ロック、カントリー・ロックとByrds そのもの。
    これが現在の演奏であるとはにわかには信じられないほdの古臭さなので
    ある。
    完全に「ネコにマタタビ」状態と化してしまった。

Peter O'brien With Tony Poole -Junked Cars & Beat Up Guitars
Peter  好度:4
 ジャンル:フォーク・ロック
 

 

 

 

 
 
 感想;Tony Poole が参加するこのアルバム、楽曲はオールディーズ風ながら、演奏
    は Byrds 流フォーク・ロックの世界でサウンドも楽曲もピッタリ。
    12弦リッケンバッカーのリンリンサウンドが綺麗に響き渡る。
    Peter O'brien というは、雑誌編集者のようで、これが初アルバムのようで
    ある。
    CDのバックインレイの写真では、オールディーズ・ロックンロールのよう
    な雰囲気で、ロカビリー系かと思っていたので、この直球とも言える Byrds
    サウンドは以外であった。
    和み系の楽曲が多く癒し効果も抜群。ホッと心も体も休まるような温かい演
    奏とメロディーである。

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