邦盤90年代以降

2011年2月13日 (日)

CD聴盤日記(2/13)その2:和物聴盤の続きです。藤田恵美、沢田聖子。

藤田恵美/Le Couple「BEST」
Photo_10 オーディオ愛好家から優秀録音盤の定番アーティストという認識の彼女であるが、今回はSACD盤ではなく通常CD盤。
収録されている楽曲は、「カモミール」シリーズで聴いていたものとは全く異なる雰囲気で、アメリカン・インディーズのフォーク・ロック系ギター・ポップに近いもの。非常に好感であった、
演奏のクレジットが無いので詳細な楽器構成は不明であるが、とくに12弦リッケンバッカーをフィーチャーしたかのようなフォーク・ロックも登場する。結構ロッキンな演奏があり、「カモミールシリーズ」と「「ひだまりの詩」しか知らなかった身には、リズム隊がロックバンドのように入った楽曲が実に新鮮で以外な感じ。でもこれが良かった。
「カモミール」以外のアルバムも正直聴いてみたくなった。

沢田聖子「宝物」
Photo_11 もう何枚目のアルバムになるか。70年代から活動を続けるSSWの昨年リリースの最新作である。
彼女のアルバムはサウンド的には結構電子音が入ったり、歌唱法が少し飾り気味だったりという印象があるのだが、この最新作は本当にアナチュラル。
このジャケットイメージ通りのノスタルジーに溢れた作品に仕上がっている。
演奏はバンド編成で、ギター、ベース、ドラム、そして時々ピアノが入る程度で、至ってシンプル。アコースティックで貫かれている。
歌詞やメロディーはさだまさし、それも70年代のそれに近いイメージで、物語性があって、清清しく。そして優しい。
新たな境地に立ったかのような印象のアルバムである。
素晴らしい。タイトルの「宝物」は、家族への色々な思いや思い出を綴った歌詞の全てに通じるコンセプトを表現したものであると思うが、私にとっては正にこのアルバム自体が「宝物」になりそうである。

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2010年2月17日 (水)

CD聴盤日記(2/17):最後は和物「スピッツ」です。

今日の最後の聴盤です。

スピッツ「さざなみCD」
Photo_2  

 

 

 

 

 

 「魔法のチカラ」という曲をたまたまFM放送で聴いて気に入り、その収録アルバム
 を購入してみた。
 この日本のバンドについては、シングルヒットレベルのものを耳にしたことはあるが
 まともにアルバムとして聴くのは初めて。
 Byrds を彷彿とさせるフォーク・ロック調のギター・サウンドに日本のフォーク歌謡
 を思わせる耳馴染み良いメロディー。
 歌詞自体にはあまり関心は向かないが、ギター・サウンドとメロディーラインに関し
 ては、欧米のギター・ポップ~パワー・ポップバンドに引けをとらないクオリティ。
 ただ、唯一残念な点は、バックにオーケストラが入ること。
 日本のギター・ポップと呼ばれるバンドにありがちな弱点である。
 プロデューサーの問題であると思うが、残念。
 バンドアンサンブルだけで十分に勝負出来ると思えるだけに尚更である。
 Teenage Fanclub 等のグラゴー勢や、Gin Blossoms 等のUSインディーズ、そして
 Spongetones や Holsapple & Stamey、Mitch Easter プロデュースワークのパワー・
 ポップ勢と十分に張り合える。プロデューサーを欧米のパワー・ポップ系の人物に変
 えてみたら面白いと思う。

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2009年11月25日 (水)

CD聴盤日記(11/25)その2:和物です。

今日の聴盤最後は、先週購入の和物から。

村瀬由衣「幸せのスケッチ」
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 非常にナチュラル感のある素朴な雰囲気のジャケットに誘われて購入した
 もの。期待したのは沢田聖子や、あみん(岡村孝子)のパターン。
 大きくは外してはいなかったものの、ちょっとおしゃれな雰囲気が強すぎ。
 いわゆるシティー・ポップ路線。演奏にアコースティック系の人肌感のあ
 るものがなく、全て電子加工品の印象。
 楽曲、メロディー自体は悪くないので、アコースティックバージョンで聴
 きたいと思う。
 声は少しザラツキ感があって、透明度が足りない。場末感が漂っているの
 がマイナス。
 他のアルバムに手を出す勇気はない。残念。

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