Journey

2011年1月 9日 (日)

CD聴盤日記(1/9):Journey/Steve Perry 紙ジャケ・リマスタ盤の集中聴盤です。

購入してずっと未聴だった Journey/Steve Perry の紙ジャケ・リマスタ盤をようやく集中して聴盤出来た。
Journey の Escpae よりも前のアルバムはそもそも聴いたことが無かったので、新鮮に聴けた。
Escape 以降は旧盤との比較でリマスタ効果も確認が出来た。
Journey はアメリカン・ハード・ロックの中でも売れ線の産業ロックの代表的な言われ方をされていたけど、今回聴き返して思ったのは、アメリカン・ロックだなあということ。
思ったほどハード・ロックではなかったし、Escape 以前は売れ線というほど、ポップでもなかった。
Departure で芽が出て、Escape で一気にメロディーの花が咲いたというような印象である。
たまにはメジャーものも良いものだなあと新鮮な気持ちで楽しめた。

Journey "Infinity"(紙ジャケ)
Journey_infinity 好度:3
ジャンル:ハード・ロック
感想:78年の Steve Perry 加入後の最初のアルバム。
Steve の伸びやかなハイトーン・ボーカルはこの最初のアルバムから全開であったことを始めて認識。
バックの演奏もいわゆるハード・ロック調とじゃ異なる、ボーカルを盛り上げる役割に徹するかのような演奏である。
このアルバム出馴染みのある曲は一曲だけ"Wheel in the Sky"である。
他の曲は初めて聴く曲ばかりで、正直あまり耳に残るよう曲ではなく、シンングルヒット向きではないようである。
しかし、Steve 加入の1stアルバムとしては彼のボーカルを十分に堪能出来る内容となっており、十分bに満足のいくアルアムである。

Journey "Evolution"(紙ジャケ)
Journey_evolution 好度:3
ジャンル:ハード・ロック
感想:まるでボストンを思わせる綺麗なアコースティックギターと重厚なメタリックサウンドの融合で始まる。
その壮大なイントロに続いて、Steve のどこまでも伸び切るようなハイトーン・ヴォーカルをフィーチャーしたバラードが始まる。
正に Journey の真骨頂よも言える楽曲展開である。
しかし、このアルバム、"Escape" で聴かせるようなキャッチーな曲がなく、全て重厚なバラードばかり。
ちょっと疲れてしまうアルバムであった。

Journey -Dream After Dream(紙ジャケ)
Journey_dream 好度:2
ジャンル:ハード・ロック
感想:映画サントラということであったが、普通にオリジナル・アルバムとして楽しめるものであることを期待したもの。
しかし、結果は残念ながら本当に映画サントラとしてのアルバムであった。
インストが長く、歌は少し。
オリジナル・アルバムとは完全に一線を画す代物。
コアなジャーニーファン以外は素直に楽しむことが難しいアルバムというのが正直な感想。

JOURNEY -DEPARTURE(紙ジャケ)
Journey_dep 好度:3
ジャンル:ハード・ロック
感想:フジテレビ朝8:00の「とくだね」のオープニングにも使用されているキャッチーでど・ポップな邦題「お気に召すまま」で幕開け。
以降も、バラードとポップな曲が程よいバランスで配置され、名作"Escape"への導火線となるアルバムであることを認識。
サウンド的にも、シンセの導入が行われ、いわゆる売れ線のポップなハード・ロックという新たな(?)ジャンルの開拓者的な位置付けともなっている。
只、泥臭いハーモニカや、ブギー調のピアノがフィーチャーされる辺りには、アメリカン・ロック的な魅力も感じさせる。
80年のアルバムとして大ヒットしたことがうなずけるアルバムであることは間違いない。

JOURNEY -CAPTURED(ライヴ・エナジー)(紙ジャケ)
Journey_captured 好度:3
ジャンル:ハード・ロック
感想:81年リリースのライブ盤。"DEPARTURE"までのアルバムからの選曲なので、まだあまり目立ったシングルヒットがなく、そういう意味では少し地味な感じは拭えない。しかし、演奏力という意味では、さすがとしか言いようのない安定感で聴かせる。
特に Steve のボーカルの出来は凄まじいほど。
スタジオ盤以上の安定感と伸びは圧巻。Escape 以降のヒット曲も是非ライブで聴きたいと思った。

JOURNEY -ESCAPE(紙ジャケ)
Journey_escape 好度:4
ジャンル:ハード・ロック
感想:バンドを代表する81年の大ヒットアルバム。このアルバムは旧盤でも持っているので、リマスタ効果を確認出来た。
一言で言って、これは完全に脱帽。
実は、アルバム同士の聴き比べをするまでもなく、これまでずっとジャーニーの紙ジャケ盤を聴いてきた耳で、Escape の旧盤を聴いたら、音のコモリが気になってしょうがないほど。勿論、音像や音場の表現は問題外。
本格オーディオ装置とラジカセの違い位の差を感じしまった。
そこで、この紙ジャケ盤のEscapeに替えると、一気にベールがはがされ、クリアな音像と広い音場が広がり、音が一気に解放されたかのような感覚に陥ってしまった。リマスタ盤買い直し大正解である。
演奏はもはや説明の要もないほど有名なバラード"Open Arms"を含む大ヒットもの。
ハード・ロックではあるのだが、Steve Perry のボーカルを生かすためか、ポップでシンプルな楽曲が多く、ポップスとして楽しめるアルバムに仕上がっている。
何度も聴き返せる名盤である。
更に、ボ^ナストラックには、"Don't Stop Belieaving"、"Open Armes"のライブ音源が収録されている。
是非ライブ音源で聴きたかった曲であり、Steve のボーカル力を堪能出来た。

Journey -Frontiers(紙ジャケ)-
Journey_frontiers 好度:4
ジャンル:ハード・ロック
感想:83年の大ヒットアルバムの紙ジャケ・リマスタ盤。
演奏や楽曲はいまさらの感があるので、ここはやはりリマスタ効果についての感想。
一言で言って、これまたリマスタ効果大。
音が出た瞬間に旧盤との違いは歴然。
SN感、高域の抜け、伸び、響き、低域の力強さ、全てが違う。
そして、音像、特にボーカルの迫り具合が素晴らしい。3メートルの距離で聴いていて、1メートル位前身しているような感覚になる。
ボーナス・トラックには、オリジナルアルバムには未収録のシングルヒット"Only The Young"が収録されているのが嬉しい。
買い直し必須のリマスタ盤である。

JOURNEY -RAISED ON RADIO(紙ジャケ)
Journey_raised 好度:4
ジャンル:ハード・ロック
感想:86年のアルバムで、Journey はこの後一度解散する。そういう意味では最後のアルバムとなる。
時代を象徴するシンセサウンドがこれまで以上に導入され、ハード・ロックというよりは、メインストリームのアメリカン・ポップスという雰囲気の演奏とサウンドに仕上がっている。
しかし、Steve Perry のボーカルの威力は一切色あせず、損なわれることはない。
シングルヒットも多数排出したこのアルバムは Journey 最高のポップスアルバムと言えるかも知れない。
尚、リマスタ効果であるが、これは Escape や Frontiers ほどではないが、それでもやはり旧盤と聴き比べると違いは明らか。
買い直し価値十分な出来である。

JOURNEY -TRIAL BY FIRE(紙ジャケ)
Journey_trial 好度:3
ジャンル:ハード・ロック
感想:96年にリリースされた、10年振りの再結成アルバム。
10年前と何が変わったか。
サウンド面ではシンセ導入量が減少し、ハード・ロッキーなギター・サウンドが増量。
そういう意味では、Escape 以前のJourney サウンドに戻ったかのような演奏で、ポップ度よりもロック度アップのアルバムとなっている。
それにしても Steve Perry のボーカルの力は健在。
しかし、このアルバムを最後に Steve は完全にバンドと袂を分ったのである。残念。
このアルバムのリマスタ効果であるが、さすがに96年ものになると、基本の音質がディジタル時代に対応しており、旧盤とは言え、SN感や音抜けでの不満感は無い。しかし、聴き比べるとやはり違いはあった。それは音場の広さ。これはリマスタ盤に完全に軍配が上がる。

Steve Perry -Street Talk(紙ジャケ)
Steve_perry_street_talk 好度:4
ジャンル:アメリカン・ロック
感想:84年リリースのSteve の初ソロ作。シングルヒットも多数排出した大ヒットアルバムである。
昔の印象では、Journey のアルバムと何が違うのかわからなかったが、今回、リマスタ盤購入をきっかけに彼の参加アルバムを通して聴いてみて、初めてソロ作の位置付けが分かったような気がする。
違いは一言で言ってしまえば、楽曲のキャッチーさ、ポップさである。
Journey はやはり複数の個性が集まったバンドであり、Steve のボーカルの魅力を引き出していることには間違いないのであるが、それでも彼のボーカルは一つのパートに過ぎない。
しかし、このソロ作では彼のボーカルが全面的に味わえるようなキャッチーでポップな楽曲で固められ、バックの演奏はバックに徹していて、前面に出ることは無い。
Steve がバンドを離れたわけも分かるような気がする。
彼の魅力を示すのに、Journey という看板は不要、或いは足枷にすらなっていたのかも知れない。
逆に、バンドには彼のボーカルが必要だったようで、彼に良く似た声質のボーカリストを採用して活動を再開したくらい。
Steve は96年の2nd以降はオリジナルアルバムの発売はなく、今は何をしていることやら。久々に彼の新譜も聴いてみたい。
尚、このリマスタ盤には5曲のボーナストラックが収録。
5曲ともスタジオ録音もので、レア音源等で濁していないのが良い。
しかも、うち一曲は実にフォーキーでメロウな楽曲。こういう曲も味があるなあと感心。
彼のボーカルで、フォーク~カントリーも聴いてみたいと思わせてくれた。

リマスタ効果であるが、これは84年ということもあり、明確。音の響き、余韻の深さが全く違う。音場の広さも、SN感も。さすが、リマスタ盤と納得。

STEVE PERRY -FOR THE LOVE PF STRANGE MEDICINE(紙ジャケ)
Steve_perry_for_the_love 好度:4
ジャンル:アメリカン・ロック
感想:前作から10年振り94年の2nd。以降、現在までオリジナル新譜は無い。
この2ndは更にポップ度が増し、バックは派手に煌びやかにという雰囲気になっている。
AORと言っても過言ではないが、派手なエレキギターサウンドが絡む辺りには、Steve のロックボーカリストとしてのこだわりがあるのかも知れない。
リマスタ効果であるが、音の響きの余韻の深さと、低域のズシっとした厚みに明らかな違いが感じられた。

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