Replacements

2010年12月 1日 (水)

CD聴盤日記(12/1):Paul Westerberg のサントラアルバム。

Paul Westerberg "Open Season"
Paul_westerberg 好度:4
ジャンル:ギター・ロック
感想:サントラとのことであるが、全12曲中、Paul の演奏が8曲もあり、実質彼のソロアルバムといっても良いほど。
06年に Lost Highway からリリースされていたが、全く気付かなかった。
Paul の楽曲は、サントラ的な雰囲気は全くなく、後期Replacements や彼のソロの世界そのままの楽曲と演奏が楽しめる。
但し、Paul 以外のアーティストの楽曲では、やはりどこかサントラ臭いもので完全に今一。
どうでも良い4曲を飛ばして聴けば文句なしである。

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2010年9月10日 (金)

CD聴盤日記(9/10):Replacements リマスタ盤の聴盤完了。

The Replacements -Don't Tell a Soul-
2010_0815_082901replacements_dont_t 好度:5
ジャンル:ギター・ロック
 

 

 

 

 

感想:89年の7作目で、実は Paul Westerberg のソロアルバムとして作成された
   らしいが、バンドの新作としてリリースされたといういわく付きのアルバム。
   (もしかしたら、次のラストアルバムだったかも知れない)
   しかし、これが個人的には最も好きなアルバムで、全体を覆うアコースティ
   ック感と、楽曲自体の持つ攻撃性が見事に溶け合い独特な魅力を放つアルバ
   ムとして何度も繰り返し聴いていたたもの。
   改めて従来盤から聴いてみたが、前作までと違い、アコースティクさが全体
   を覆っているせいか、取り立てて古臭さ等を感じず、リマスタの必要性は無
   いではないかと思ったほど。
   そして今回のリマスタ盤に切り替え、出だしのアコースティックギターの音
   が出た瞬間に、「やっぱりリマスタは必要でした」と完全敗北を認めてしま
   った。ギターの響きの余韻が全く違う。脱帽である。
   ボーナストラックは7曲。
   これは残念ながらかなりラフな演奏に聴こえる。これまでのボーナストラッ
   クよりは、如何にもデモとかアウトテイクといった感じに聴こえる。
   今回は所詮オマケという感じであった。

The Replacements -All Shook Down-
2010_0815_082841replacements_all_sh 好度:4
ジャンル:ギター・ロック
 

 

 

 

 

感想:90年の8thアルバムにしてラストアルバム。
   以降メンバーはソロ活動や別プロジェクトを始動。
   前作の"Don't Tell A Soul"の世界に繋がる演奏を聴かせてくれた。
   プロデューサーには Scott Litt を向かえ、ゲストには Steve Berlin が参加
   するなど、アメリカン・ロック~ルーツ・ロック指向の演奏を聴かせている。
   どう聴いても音楽性が最も高く充実した演奏を聴かせているこの時期になぜ
   解散しなければならなかったのか、本当に残念。
   アコースティック感と、ロッキンなドライブ感が見事に融合し、メロディー、
   演奏とも本当に文句なしの捨て曲無しのアルバムである。
   ボーナストラックは怒涛の11曲。
   いかにもデモテイクなラフな音源もあるが、半分近くはそのまま正規音源と
   して発表し不思議ではないクオリティである。
   リマスタ効果は音像の明確化。この時代のCDはそれなりに技術もこなれて
   いるせいか、これまでのCDと違って、音調レベルでの大きな違いは感じら
   れず、音像焦点がよりコンパクトになり、明瞭感とリアル感のアップである。
   そういう意味ではオーディオ的には一つ次元の高いレベルでの効果と言える。

アルバム全8枚のリマスタ盤を聴いてきたが、リマスタリングの効果は絶大。
ボーナストラックも全体的に質が高く、CD既所有者も買い直す価値十分なCDであった。

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2010年9月 9日 (木)

CD聴盤日記(9/9):Replacements リマスタ盤の聴盤その2です。

The Replacements -Hootenanny-
2010_0815_082951replacements_hooten 好度:2
ジャンル:ハードコア・パンク
 

 

 

 

 

感想:1,2曲目は完全に1st、2ndと同じ路線のコアなパンク。とても音楽と
   して楽しめるものではない。
   しかし、3曲目でメロディーラインのしっかりとした楽曲が登場。
   ここでメロディアスなギター・ロックに転進か?とちょっと期待したが、
   やはり基本はコアなパンク。
   でも、ところどころで、「おっ」と思わせるメロディーが登場したり、
   パンクな歪みが皆無の綺麗なギターサウンドを聴かせる曲が登場したりと、
   一本調子なパンクからは確実に脱却を始めたように思えるアルバムである。
   ここでわずかながら聴かせてくれたメロディーラインの確かさが、次の
   4thアルバムで開花するのである。
   ボーナストラックは7曲。5曲は普通にパンクであるが、ラスト2曲は
   穏やかでアコースティックな楽曲で以降のバンドの路線を暗示しているか
   のよう。
   そしてリマスタ効果であるが、これは完璧に音像のクリア感。
   オリジナルCDに比べ、圧倒的に音像の輪郭が明確で、音像そのものも
   クリア。ベールを数枚剥いだような見通しの良さが味わえる。

The Replacements -Let It Be-
2010_0815_082520replacements_let_it 好度:4
ジャンル:ギター・ロック
 

 

 

 

 

感想:いやあー、久久に1tsから通して聴いたきたけど、この4thアルバムは改めて
   このバンドの記念碑的アルバムであることを実感した。
   これまではこの4thアルバム以降のアルバムの印象が Replacements であり、
   R.E.M. や Smithereens、Reivers といったギター・ポップの範疇で語るべき
   バンドという認識である。
   しかし、彼らの紹介文等を読むと必ず、ハードコア・パンクシーンから登場
   というフレーズが出てきて、確かに R.E.M. とかに比べれば、パンキッシュで
   あるのは事実という風に捉えていたが、そこまでパンクじゃないだろうと思
   っていた。
   しかし今回何年ぶりかで初期アルバムを聴いてみたが、なるほどこりゃコアな
   パンクだと完全に納得してしまった。
   この4thアルバム以降が私にとっての Replacements であるので、ようやく聴
   きなれた彼らに会うことが出来たという感じである。
   特に幕開けの曲のポップさは驚くばかり。マンドリン何かもフィーチャーされ
   アコースティク感も心地よい。
    しかし、2曲目以降ではこれまでのハードな路線も顔を出す。でも、ハード・
   コアという雰囲気ではない。骨太なギター・ロックという風貌である。
      メロディーの良さが開花し始めたアルバムである。
   ボーナストラックは6曲。
   アルバム本体と同じ雰囲気の画曲と演奏で、違和感無し。
   リマスタ効果は低域の充実感。より骨太感の増したサウンドが楽しめるように
   なった。

The Replacements -Tim-
2010_0815_082740replacements_tim 好度:4
ジャンル:ギター・ロック
 

 

 

 

 

感想:この5thアルバムからインディーの Twin/Tone を離れ、メジャーのSireに移籍。
   楽曲はよりポップさをまし、サウンドはソリッドなギター・ロックに。
   アコースティックな味わいの楽曲もj含め、彼らの魅力もいよいよ全開体制であ
   る。
   もはやコアなパンクとは誰も思わないアルバムである。
   どこかカントリー風味すら感じさせる演奏や、南国風味を感じさせる和み系の
   演奏もあり、幅を広げてきた。
   ボーナストラックは6曲。アルバム本体と同じ路線の楽曲である。
   リマスタ効果は高域の明瞭さ。音の明るさが増し、見通しが良くなった。
   勿論低域の充実も素晴らしい。
   抜けが良く、ボリュームをどこまでも上げてしまいたくなる。

The Replacements -Please To Meet Me-
2010_0815_082609the_replacements_le 好度:4
ジャンル:ギター・ロック
 

 

 

 

 

感想:遂に魅力全開!!
   プロデューサーに Jim Dickinson が起用され、ソリッドなギターサウンドを
   核にしたロックンロールアルバムに仕上がった。
   甘さもハードさも無い、研ぎ澄まされた鋼のような魅力を持つ演奏である。
   楽曲はR&Bの香りを漂わせ、骨太で男臭さプンプン。
   Dr. Feelgood や InMates が若返ったような演奏である。
   ボーナストラックは思いっきり11曲。
   アルバム本体と同じレベルの楽曲と演奏が並ぶ。単発販売できるはず。
   リマスタ効果は音抜け。従来盤では音がこもったように聴こえてしょうがない
   ほど。
   又音場の広がりも拡大。解放感が気持ちよいサウンドになった。
   自然とボリュームの位置が上がってしまう。

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2010年9月 8日 (水)

CD聴盤日記(9/7):リマスタ買い直し聴盤シリーズの今日は The Replacementsで1st、2ndの2枚です。

Replacements のリマスタ盤は、90年の8thアルバムまでが、08年にまとめて再発された。
大量のボーナストラックが付いていることも大きなも魅力。
Replacements "Sorry Ma Forgot to Take Out the Trash (Reis) (Dlx)"
Replacements_sorry_ma 好度:2
ジャンル:ハードコア・パンク
 

 

 

 

 

感想:今では考えられない Replacements のデビュー盤はハードコア・パンク。
   R.E.M.の Peter Buck が客演した4thアルバム以降、ハード・コア
   路線から、ソリッドなギター・サウンドを核にしたギター・バンドに転身。
   Jim Dickinson プロデュース物以降はルーツ色すら身にまとい、とてもパ
   ンクバンドから出発したとは思えない演奏を聴かせている。
   しかし、今回のリマシタ&大量ボーナストラック付シリーズが出たおかげ
   で、一通りの買い直しをし、改めて発表順に聴き直してみた。     
   この1stは本当にコアなパンクバンドで、スラッシュ系の演奏すら登場す
   る、なかなか聴くのがつらい内容であった。
   さて、ボーナストラックであるが、デモ音源と、アウトテイクがメインで
   13曲も収録されていて、アルバム本体との曲のダブリは2曲だけ。
   曲数的にもアルバム1枚分である。
   しかも、このデモ音源のサウンドが生々しくて、格好良いのである。
   正規録音の音源よりも、ライブ感があり、演奏に勢いが感じられる。
   まあ、演奏と楽曲は所詮コア系のパンクなので、やはり聴くのがつらいの
   は変わらず。
   しかし、最後の曲に、アコースティックなカントリー物を収録。
   粋な計らいである。
   Replacements ファンならやはり買うべきシリーズである。 

The Replacements -Stink-
2010_0815_083040replacements_stink 好度:2
ジャンル:ハードコア・パンク
 

 

 

 

 

感想:これは82年リリースの2nd。オリジナル盤では8曲いりのミニアルバムで
   あるが、このリマスタ&ボーナストラック盤では4曲追加されている。
   この2ndもまだまだコアなパンク路線は一緒。しかし、ブルージーなハーモ
   ニカも登場し、わずかではあるが、ルーツへの足がかりが見えた。
   そして、ボーナストラックの最後の曲で、今度はアコースティックなフォー
   キーソングを披露。Paul Westerberg のソロに通じるような曲である。
   リマスタ効果は音像の明確化。クリア度の明らかなアップである。

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